今週のアイドルソングを聴こうのコーナー

6月27日発売のシングル。
真野ちゃんは回避の方向で。
今回も3曲。


Z女戦争/ももいろクローバー
個人的には『行くぜっ! 怪盗少女』以来の当たりって感じの曲。
ももクロって「どや!面白いやろ!」と言うのが先行して、
やりたい事って言うのが、全く見えない感じだったのですが、
この曲のやりたい事って言うのは分かり易くて良い。
たぶん、現場が盛り上がる様な曲が作りたいんだろって言うのが分かる。
それが、この生音アレンジがしやすそうな曲の構成だったり、
7分も盛り上がりが継続する曲の長さだったりに表れている。
しかも、そんな方向性の曲だったら、
一般的ももクロファンの求めそうな曲のイメージと差異がないので、
非常に分かり易いと感じました。
しかも、ここで重要なのは、
この構成で7分も在って分かり易いと言う結論に成っている事。
今のももクロだから出来る事ですね。
そして、この1曲にかけるバジェットの多さも、
今のももクロだから出来る事ですね。
そう言うのを、このタイミングで確り作ってくるのも評価高しです。


親不孝ベイベー/恵比寿マスカッツ
これをアイドル入れるかって言うのは悩む所ですが、
今週は、そんなに曲が無いので書きます。
今までと比べると、えらいちゃんとしている曲だなと感じます。
ブラスアレンジも気持ち良く聞けて良いですよ。
普通に良いと思いますよ。
まあ、なんか余所余所しいのは、メンバーの事を良く知らない
って言う、アイドル好きらしい所が在るからでしょうね。
たぶん、普通の人は、親よりも彼女達の事を
知っていたりするんでしょうけど。
で、単純に曲だけ聞いて、曲が良いですよ。
って、評価をしている事が間違っているのも分かっていますよ。


RISE/Tokyo Cheer②Party
難しい曲だよね。
前作のオールドスクール娘。ノリを継承しつつ、
スパガ的な努力の押し売りを入れて来たって感じの曲ですか。
インディーズで頑張っているのは分かるんですが、
安さがチラチラみえるのが悲しい感じですよね。
あと、意外と工夫はしているんですけど、
結果、単調な感じに成ってしまっているのが残念ですよね。
今のアイドルソングって異様に凝っていますからね。
でも、今までよりも売れてんでしょ?
そこは良かったんじゃないんでしょうか。

今週発売のアイドルソングを聴こう!のコーナー

6月20日発売のシングル。
超HAPPY SONGはDIARYでやる方向で。
今回は3曲。


君は僕だ/前田敦子
前作『Flower』のお葬式みたいな感じから考えると、
相当、攻めた感じなのでしょうか?
まあ、前回は映画の挿入歌って言うのも、
あの感じをプラスしていた様な気しますが、
実際、あのタイアップって、
デビューするからねじ込んだ感じでしたので、
そう言う訳では無いのでしょう。
映画も見ているのですが、
実に無駄なシーンで使われていたので、
本当に、ねじ込んだってニュアンスが強いのでしょう。
で、今回もタイアップ的には、ねじ込んだ感の強いものですが、
まあ、これは、映画の力を借りたい方と、
前田敦子の力を借りたい方が居ると言う感じなので、
普通のタイアップなのかな?とも思います。
曲のクオリティとしては、
まあ、お葬式と比べると相当良いのですが、
全体から漂う柴咲コウ感は、どうコメントして良いのか悩みます。
悪くは無いけど、良くも無い、そんな曲です。


流星のくちづけ9nine
今年が勝負!って顔に書いてあるのが、
どうにも微妙な9nineなのですが、
まあ、勝負して無いよりはマシな感じもします。
でも、必死な感じって遠目で見ていると、
引いてしまいますよね。
難しいバランスですね。
そして、バランスの難しい曲。
勝負曲なので、確り作ってあるのですが、
無難な感じで面白味が1ミリも無いくて、
なんか、退屈な感じがしてしまいます。
そして、5分と言う長さ。
本当にバランスって難しい問題ですね。


ガラゲッチャ〜GOTTA GETCHA〜bump.y
面白い曲ですね。
カバー曲なんでしょ?聞く話によると。
まあ、bump.yお得意のK-POPなので、
リアクションが取り辛い所も在るのですが、
それでも、ここまでゴリゴリで作らなくても良いだろうと。
誰が何をしたくて、ここまでK-POPなのか
って言うのが見えて来ない
って言うのも面白いですよね。
でも、まあ、良く分からないのは売れるのでしょうか?
ま、売れないんでしょうね。
でも、良い曲だと思いますよ。
今週の曲だったら、これが聞く価値ありです。

先週発売のアイドルソングを聴こう!のコーナー

6月13日発売のシングル。
北原沙弥香はスルーの方向で。
今回は3曲。


えれぴょん小野恵令奈
俺の理論的には、
作詞をするとアイドルソングでは無い
と言うのは在るのですが、
まあ、これがアイドルソングじゃなかったら
何なのか分からないので、書いておきます。
脱獄してから良いとこどりのソロデビューなのですが、
3分程度の軽めな曲で聞き易い。
最初は、くどい味付けのエフェクトが、
ジャミングに成るのですが、
オチサビでドライな感じに成っているのに気付くと、
意外と確り作っている感が感じられて好感が持てます。
AKB的なジャミングを取り除けば、
聞く価値のある曲だと思いますよ。


Next Flight/ぱすぽ☆
音は凄い厚いのですが、ボーカルが薄い。
と言うか、アイドルで、ここまでやっちゃうと、
そう成りますよね。って感じです。
実力派の3人組グループとかだったら、
この音でも耐えられると思うのですが、
大所帯だと、こうなってしまうよね。と思います。
音の厚みと言う所に重点を置いて聞く人は、
大満足の曲だと思います。
本気は見えます。そこは評価したいですよね。
まあ、売れないと本気の分だけ損をするので残念ですよね。
そして、ドンドン気が無くなるのですよね。
悪循環本家ぱすぽ☆の悪い所が出てこなければ良いのですけどね。


禁断無敵のだーりん/アフィリア・サーガ・イースト
意味分かんない本家のアフィリア・サーガ・イースト
一生意味の分からないままで終わるんでしょうね。
てか、つんく先生はクビなんですかね?

サマーナイトタウン

「しゃべくり007」と言うバライティ番組に
ももいろクローバーと言うアイドルグループが出た話。
 
アイドルも色物に成ったなと仕事をしながら適当に見て思った。
うちのパフォーマンス集団の方々も
お笑いさんに囲まれると、あぁなってしまうのかな?と思った。
アイドルの特技披露って珍しくないけど(ベリだとポッキーの番組とか)
一発芸披露って凄いなと思った。
 
しかし、あの方程式って昔のハロって言うか、
娘。だったら「うたばん」と全く同じ方程式の番組の形式なんだよな。
面だろうが何だろうが弄われるだけ弄われて笑われて100点
って言うのは「うたばん」と全く変わらない。
 
当時は石橋貴明って言う絶対的存在に弄われる
って言うのは新しい音楽番組の形式だったんだよな。
その後、そんな音楽番組は増えたし。
でも、今は音楽番組自体無い。
在るのは深夜の時間埋めか
アーティストを掘る様な敷居の高い客を選ぶ番組ぐらい。
 
いつの間に音楽番組って言うのが変化して行ったのか考えたら、
ネット環境が当たり前に成って音楽的飢餓が無くなってから。
そして、視聴層が若干変わってから。
って言う2つの変化が在ると思う。
 
視聴層の変化って言うのは、
一般層の音楽好きがネットを使う様に成って、
テレビを見るのはファンだけに成ったって感じ。
それまで、茶の間に向けて放送して視聴率を取っていた番組が、
その人のファンを動かして視聴率を取る事を優先しだしたって感じ。
 
それによってアイドルを扱う時には、雑味の無い番組が増えた。
ファンは出る事に意味が在るだけで内容は見ていないからだ。
なので、石橋貴明は今の音楽番組には必要無く成ってしまったんだよな。
 
それによっての良し悪しは専門家じゃないので分からないが、
アイドルはアイドル様で在ると言う面と色物歌手で在るって言う面が在る。
求めるもの。伝えたいもの。受けるもの。出てくるもの。
どこで誰が見ていて、どこに重きを置いても、どこも大事なので、
よく分かんない話だよな。
 
まあ、それが、ももクロとハロの違い。
あえて足すとAKBとの違いを考えていて出た結論。
途中で思考が変わって結論も変わっている!
途中までは、そこを考えていたんですけどね。
「うたばん」が出た辺りから、ちょん曲がっちゃいました。

いきまっしょい!

そう言えば、最近(と言っても1年くらい前から)、
仕事関係でもツイッターとかUstとか、
そんなのと連動しよう!みたいな動きが在る。
正直、どれを使っても宣伝にも話題にも成らないのを知っているが、
そう言うのに詳しいキャラなので頑張る担当にされたりする。
 
俺自身、ハロ関係のそんなんを見ていて楽しいと思った事が無いので、
何をフィードバックさせたら正解になるのか
って言うのは分からないまま、そんなんしていたりする。
まあ、そんな分野なんで
何をしても責任が無いので良いちゃ良いんですけどね。
 
でも、流行っているからやりましょうよ!
って言うのは本当に無駄な行為で、
何を何でするかなんて言うのは何でも良いので在って、
純度の高さと方向性が確りしているコンテンツの方が
愛されたりするのは知っている。
だって、DIARYを書いている人だから。
 
しかし、仕事でのネット連動で欲しいのは
ネットの爆発力で在って人では無いんだよな。
個人的にネットで必要だと思っている、
続けるのが大事。
そして、でもやるんだよ精神。
そんなのはネットには皆は、いらんもんだと思っているんだろうな。
 
ちゃんとやっていれば、見てくれる人も居るし、好いてくれる人も居る。
それが人の集うサイトってもんだ。
対人に向けたコンテンツしか無いのがネットなんだけどな。
大人はモンハンを見てゲームだと思う。
でも、実はゲームって言うよりコミュニケーションツールなんだよな。
そんなのに似ていると思う。

ラーメンレボリューション2010

ラーメン屋の話。
都内で24時間営業と言う事も在って仕事帰りに食べに行っていた店。
最初は2人居た店員が1人に成った。
更に、しばらくして24時間営業をやめて朝11時から営業し始めた。
だろうな、夜中に入っても俺以外の客居なかったし。
 
営業時間が変わって、その店には行かなくなった。
だって、そんなに旨く無かったから。
俺にとっては夜に早朝に食べられる所以外の利点は無かったから。
で、そんな店が最近潰れた。
あぁ、やっぱり潰れたかぁと納得してしまった。
 
しかし、その店は出来て1年くらいしか経ってなかった店。
都内で飲食店を経営するって言うのが、どれだけ大変かって話。
しかし、潰れるのは、何となく読めていたんだよね。
だって、1年前は、そこに喫茶店が在って行っていたから。
そりゃ、そこに作っても潰れるよな。
でも、少し哀しい気持には成った。

ブギートレイン'03

自宅近くの駅で小学生の駅見学の感想文が張って在ったので見た。
基本は切符の買い方や駅の豆知識を教えてくれてありがとうございます
と言う様な内容だったのだが、中によく書けている物も在ったので、
少しメモをしておく。
 
最初はベタに分かり易いモノ。
質問とアンサーの流れが書いてあり、
確り構成出来ている物が在った。
切符はどう買うの?駅に在る黄色の凸凹は何?など。
質問には?を付けて分かり易くして在る所に文章を書くセンスを感じた。
 
次は自分が上手く出ている感想文。
全体の作りは他の物と差異は無いのだが、
駅員さんの話を聞いていてワクワクしました。
と言う自分の感情を表現している上手い文章。
他の感想文とは違い、書き手が見えてくる所に上手さを感じた。
 
最後は1番良いと思ったモノ。
駅員さん色々教えてくれてありがとうございます。
駅はパパも仕事に行くのに使っています。
毎日お疲れ様です。
みんな自分の事しか書いていないのに、
この子だけパパと言う単語が入っていた。
それによって、この子の背景が見えて来る立体的な文章に成っている。
駅員に向けての御礼状としても
今日も頑張って行こう!と思ってしまう完璧な内容。
 
これの重要な所は小学2年生が書いたと言う所。
この3つともセンスで文章を書いているのだ。
文才と言う物は年齢で開花するものでは無いのですね。
でも普通の文章を書いている子でも、
まだまだ伸び代は在るだって小学2年生だもん。
 
まずは文章を書くテクニック。
?や、ですますや、口述筆記なんかは
本でも読んでいたら身に着きます。
そして行動力。
例えばこの感想文の中に教わった後に
切符を買ってみました
と言う様なのが在ったら他の文との差は明確だろう。
しかも人間は行動をする事で経験が溜まって自分が出来てきます。
 
それによって自分のパーソナリティが
入った文章を書ける様に成る筈です。
更にプライドも必要です。
この程度の作文は何を書いても提出すれば及第点です。
しかし、その程度のモノにも
自分だから書ける文章を書きたい
と言うプライドを持つ様な人間で在る事が
重要なのでは無いかなと思います。
 
そんなものが合わされば
センスの在る人よりも面白いモノが書けたり
作れたりするのではと考えたのでメモしておきました。
希望に満ち溢れる若人の文章を見て
陰鬱に成って書き始めた訳では在りません。