「フェイクシティ」

エルロイ分の不足を補うべく「フェイクシティ」を観に行った。評判が悪い作品だけどエルロイが原作・脚本ってだけでジャンクフードもご馳走に見える。たとえ劇場に私のほかは客が一人でも、エルロイってだけでアッパーなテンションで最後まで鑑賞できた。しまいにはキアヌの顔ばっかりな画面も慣れた。
んで、つまりこれは「ジェイムズ・エルロイ/著、アカデミー出版/刊」の「超訳」なんだよ、うん…。ハイパーダイジェストなんだよ。きっと。
なんかクーンツの「インテンシティ」が超訳になったときの虚脱感を思い出した…。けど今は、「フェイクシティ」ですら許容範囲になるくらいエルロイ分が足りません。短編でもいいです。エッセイでもいいです。新刊を…、新作を。

このぐるぐる感がたまらん。

TOKYO YEAR ZERO

TOKYO YEAR ZERO

発売と同時に買って一気読みしたけど、解説は蛇足くない?
冒頭の「鏡」のくだりで詐称にピンときてしまい、全体の構造はつかめたんだけど細部がわからない。
後追いで泉鏡花上田秋成を読めばわかるんだろうけど、日本人がみんな古典に精通してると思うなよー(棒読み)。
まああとで読むけどね、上記の古典。だってわかんないとキモチワルイから。
あと警察内でお互いを「●●刑事」って呼び合うのが違和感。

とはいえ。
久々のピースの新刊。反復多くてぐるぐるで。
久々にのめりこむように読んで翻弄されて。
幸せ!

かわいいんだから仕事選んだほうがいい。

図書館に行ったら、予約取り置き棚にこれが置いてあった。

恋空〈上〉―切ナイ恋物語

恋空〈上〉―切ナイ恋物語

恋空〈下〉―切ナイ恋物語

恋空〈下〉―切ナイ恋物語

そこのお取り置き棚って「ユークリッドなんたら」だの「ワイマールなんたら」だの「なんちゃら全集」だの難そうな本を見かけることが多くて、眺めながら「知らない世界だー」と思ってたのに、いきなり『恋空』って意表をつかれた。気になった。

本屋でパラ見してみた。
とてもまんがチック。字面が。
空白行が多いのと、文字がカラーなのは、漫画の「間白」と「カラーページ」を連想させる。
カラーなのに冒頭一ページにでっかく一行モノローグのみでキラキラした効果がびしばし飛んでる、とか。
そんなイメージ。
 
「間白」と「空白行」は読者の脳内時間コントロールという点が似てる。
前者はコマ間の空白でそれを表現し、後者は携帯画面のスクロールによってそれを可能にしてる。
そういう使い方があるのか、と唸らされた。これも「知らない世界」だ。
 
一人称である点も展開が早い点も、全てそのまま即漫画化できそう。
と思ったらあった。

恋空~切ナイ恋物語~ 1 (ジュールコミックス COMIC魔法のiらんどシリーズ)

恋空~切ナイ恋物語~ 1 (ジュールコミックス COMIC魔法のiらんどシリーズ)

 
あとガッキーはかわいいんだからもう少し仕事選んだほうがいい。

 

メモリを増やしたら折れた。

2GBほど増設したんだけど、前に入れてた分がなっかなか取れなくて、ぐいってやったらマザボについてたメモリ取り外し用のプラスチックのストッパー(名前がわかんねー)が折れた。油断して力任せにやりすぎた。まあいいや、動いてるし。もう取り外さないし。コミスタのペンの遅延がかなり改善。でもペインター6が1GBメモリ問題にひっかかって起動しなかった。知ってたから諦めてたんだけど。仕方ないので削除して、他のPCに入れた。なんでメモリ制限があるんだろう。不思議。

『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』を見てきた(ねたばれるよ)。

予告で期待しまくって本編見ると、「がっかり」と「よっしゃあ!!」の両端に激しく分かれると思うんだけど、今回は後者だった。映画的教養のない私みたいな人間でも知ってるようなパロディが散見されるのに、今まで見たことない独自世界が展開されていて「でかい画面で見てよかった」と心から思った。撃たれたり殴られたりがほんとに痛そうで苦しそうななか、香川@保安官の「生ける屍」っぷりがポイント高い。主人公とライバルは補正かかってて銃弾の雨の中でも死なんつーのはよくあるが、そのでたらめ補正を極めちゃうと保安官になるのか。背中から真っ二つでも死なないのかよ!石橋@弁慶VS伊勢谷@義経もかなりおもろい。どこまでもクールな義経があそこまで気持ち悪そうな「いやああ!来ないでーっ!!」って顔になるのが特にいいな。佐藤@清盛は意外とがたいがいいんだな。日本で一番ガトリングガンが似合う中年。あと衣装とか建物のデザインが素敵。決着があっという間につくのがいい。伊藤@ガンマンだけが西部劇してるのもいいな。あとサブちゃんさいこー!賑やかでごちゃまぜでチープを突き抜けたサーカスみたいな映画。おもしろかった!
 

あついっつーの。

ブーツ買う気にならない。ファー素材のバッグの出番がない。スーパーでおでん特集やってても素通り。会社の引き出しで眠り続けるカップスープライス(チキントマト味)の出番がない。髪をおろせないのでアップのまま。つーかあれですよ、女子な職場なのに、クーラーかけても誰一人寒がらないオフィスって時点でどうなのよ。各自の机に団扇が常備だよ未だに。早く寒くならんか。

ポリリズム待ち。→来た。

明日届くってメールが来た。わーい。(注:ゆーべ日記書き始めて日付変わってたの気づいてなかったけど、10日にメールが来て11日に着くって意味で「明日届く」だったですよ。)関係ないけど、初音ミクPerfumeは相性がいいなあ。ミクは合唱系とも相性いいし、無表情なテクノ声と、合唱にはなんか共通点があるのかな?なんだろう。アドリブ利かないとことか?個人の声の突出を許さないとか、そんな感じかな。

追記
仕事帰りに貰ってきた!さっそくおめめぱっちり側を表にしてジャケをセット。えんえんとループ再生中。インスト版だけでも聴けるなこれ。聴いててきもちいい。/ジブンドリのあーちゃんが従妹に似てる。チョコディスのジャケが一番似てるんだけど。かしゆかちゃんのリップの色がちょっとなー。若干ブルーがかったピンクに見える。もちっとオレンジよりのほうがかわいいと個人的には思う。のっちみたいなヌードベージュが無難。/13日はYAHOOライブトーク忘れないようにね→自分。

ポリリズム(初回限定盤)(DVD付)

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サインはなかった…。なくても別にいいけどこの寂寥感はいったい。