「俺からちゃんと話をさせてください。それが当然だし、その権利はあるでしょう」


「わかったわかった」


だけどあいつは嘘を吐いた。


「じゃあ、あなたはもう降りていいよ」

「は?」

「あとは事情はこっちから聞くから」


「こっちからって、俺もこれから行って、あなた達に説明しますよ」

「いやでも、いいから」


その後、あいつに「そんな奴は、おかしいんだ」と彼は言った。

「おかしい?」

おかしいだと?


俺には説明する義務があるのに、他人なんかじゃないのに、
むりやり引き離された。

罵声を浴びせてパトカーのガラスを殴った。

悔しくて持っていたipodを走っていくパトカーに叩きつけた。
何事もなかったかのように走り去っていった。


半分に切り裂かれた胸。
だけど、変わらない。変わらないものがここにある。

恥ずかしいことなんて何もない。何もなかった。照れることも。

苦しい。

予定。

これまで時々自分にとって転機みたいなことがあると日記を
やり直したりしてきたけどまた新しく作るかもしれない


この「赤」と「黒」と「ゼロ」と「ダンス」はひとつひとつ意味があって
大事だったんだけど。


夜から部屋掃除をしていたけれど、むしょうに不安で一睡もできなかった。
昼ころになってダメもとで薬局に行って睡眠ナントカ剤ドリエルを買ってきて
飲んでみたらすごく落ち着けてきた。


なんとかなる。じゃなくてなんとかしなきゃいけないんだ。
というほど強気にはなれないかもしれないけど、
きっと今よりもいいことがある。必ず今よりも近くにある。
そう信じたから新しく始めよう。

未定。


前から書いていたとおり日記を書いたりインターネットに接続は
しばらくできなくなる。


今度戻ってくるときは、メモライズにいたころのような気持ちを
思い出しながら書いていけたらいい。