今日買った本(@ブックオフ

入門経済学
法学入門
民事訴訟法入門
口語 商法
行政法入門
ミクロ経済学
中国の鳥人椎名誠
大地の子全4巻(山崎豊子

 これだけ買って3000円以下。レジの人に社学の人かと思われたと思う。正直そこまで興味ないんだけど、公民の教師を選択肢に入れている限り逃げられない。と言って、社学の講義ばかりとっている暇もないわけで。まぁ時間かけてじっくり勉強していこう。
 中国の鳥人は映画を、大地の子はドラマを小・中時代観た記憶があったので買った。あの時はまだキャラメルボックスが好きだった。
 東野圭吾の本がなかなか100円コーナーに落ちてこない。やっぱ人気あるなー。久しぶりにミステリー読んでいるけど、ミステリーはもし自分や家族や友人が巻き込めれたらどうしようと余計に考えてしまうから苦手。おもしろいんだけど、どうしてもずっと読む気にはなれない。

海の向こうで戦争が始まる

海の向こうで戦争が始まる

作品の特徴上場面転換が急なのでどこかで一息つくことができず、そのまま読み終わってしまった。

群青の夜の羽毛布 (幻冬舎文庫)

群青の夜の羽毛布 (幻冬舎文庫)

 すべてを自分の思い通りに進めようとする暴力的な母、それに従う姉、母に反抗する活発な妹、そして家族によって廃人にされた父。これだけで十分恐ろしい小説になるであろうが、更に姉と表向きフツーの学生の恋愛を通して「家族」というものを描いていて、ただただ「女」というものの恐ろしさを感じる小説だった。
 崩壊しきっていながら、それでもなおいびつな形で成立している家族、というのはこの類の小説の王道な気はするが、ここまで震え上がらせられたのは初めてだった。確実に他人事なのであるが、どこか嘘とはいいきれない、そんな危険性を平凡な家族すらも現代は持っているのではないか。