☆翡翠城市を読む

 再読です。

 最初に読んだ時は図書館でしたが、あまりにも良かったので買いました。

bqsfgame.hatenablog.com

 すぐにも再読したいと思う程でしたが、二段組600ページは手に取りにくさも十分なのです。

 わずか6日間しか作品世界の中にいなかったのですが、最大の激戦区アームピット地区、その東側にある港湾地区のジャンルーンで一番美味いイカダンゴを出すヒロの愛するトゥワイスラッキーとか、港から西を眺めると丘の上に建つ無峰会の教育機関コール・ドゥシュロン学園とか。

 もうすっかりジャンルーンの街は自分の第二の故郷になっています。

 本書は例によって三部作の頭なのですが、三年半前の時点で既に出ていた第二作は未だに訳されません。それどころか完結編第三作も出てしまいました。

 早川書房には事態の早急な打開を望みます。

 訳者の大谷さんは、レディアストロノート3の訳などさせずに、本シリーズを訳させるべきであったと筆者は声を大にして叫びます。

 ノーモア・レディアストロノート

 ジェイドトライオロジー、ASAP!

ちびまる子ちゃん最後の放送

 24日の日曜日に1時間特番が組まれ名作選3作+新作1の4本を放映しているのを見ました。個人的には、あまり見たことがなかったのですが、名作選はなるほど面白いものが揃っていて見応えありました。特に「知らない親戚がやってくる話し」で、誰もが面倒がって家にいないようにしようとするのには笑ってしまいました。親戚あるあるですね。

 結婚式や葬式でしか会わない親戚と言うのが日常生活のスケジュールの中で会いに来るという時点で、「一体、何のために来るのだろう?」と思うのは無理ありません。この話しでおかしいのは、家族の誰一人として来るおじさんを知らないことです。お姉ちゃんは、「別に思い出もないし、会わなくて良い」とはっきりしているのですが、おじさんからお小遣いをもらった途端に豹変し、「お寿司を取らなくちゃ」、「まさか、並じゃないよね」とまる子と二人でお母さんに圧力を掛けるのには笑ってしまいました。

ブーディカをソロプレイする

 和訳も作ったのでソロプレイしてみました。

 BGGの記録によれば、10年半ぶりの2回目です(笑)。

 改めて、フルマップ1枚に遊弋するスタックの密度の低いこと低いこと。

 ブリトン側は、イケニ族と、トリノヴァンテス族だけでスタートします。

 セットアップ時にドルイド二人をどこかの部族に送り込めるので、コリエンタウヴィ族と、カツベラウニ族に送り込みました。

 ローマ軍は第9レギオンと、第20レギオンで開始します。第2か第14のいずれかを投入できますので、総計3個レギオンです。しかし、レギオンの攻撃力と耐久力は圧倒的なので充分。

 イケニ族とトリノヴァンテス族は、カムロンディニウム(現在のコルチェスター)方面へとローマの行政官を襲います。

 これに対応するために、ローマ側は第9レギオンを南下させます。

 この程度で第1ターンは終わってしまいます。稼働スタックが2個ずつしかなく、1スタックは2回しか機動できないので、OPカードが両軍ともに余りまくります。

 ドルイドによる説得で、コリエンタヴィ族、カツベラウニ族が反乱に参加。さらに、第2ターンに引いた自発的反乱イベントで、南西部に位置するシルレス族も反乱開始。

 ローマ側は強行軍イベントを引いたので、これを使って第9レギオンで、襲撃後街道上に留まっていたトリノヴァンテス族を攻撃し全滅させます。

 イケニ族は、報復のため、カムロンディニウムを襲ってローマの補助部隊を撃破します。

 これを受けて第9レギオンは一旦、ロンディニウムへ退きます。

 第20レギオンは、カツベラウニ族を第9と挟撃するべく東へ街道を走ります。

 カツベラウニ族は、挟撃を回避すべくワトリング街道に乗って北へ脱出。

 こんな所で第2ターンが終了です。

 ゲームは全部で6ターンしかないので、もう二頑張りくらいすると終りまで出来そうなのですが、家庭の事情によりここまでにして片付けました。

 なんと言うか、古代戦特有のゆったりした互いの機動の雰囲気を思い出すことができて、個人的には満足しました。

☆民族でわかる世界史を読む

 出張先でコンビニに入ったら面白そうなムックが。

 帰宅して地元のコンビニを探しても見つけられなかったので、amazonプライムしました。
 なるほど、欧州の民族構成は、ラテン、ゲルマン、スラヴに大別できるのですね。
なるほど。アングロサクソンは、ゲルマンの一派であることも認識できました。
 ムスリムも、イラン民族、アラブ民族、トルコ民族に大別できるのですね。これはまったく新しい認識でした。
民族の十字路、帝国の墓場と言われるアフガニスタンのポジション。
 少し大胆過ぎやしないかと思うほどバッサリと整理していて、これはこれで非常に判りやすい。

グレイトギフトを見る

 とうとう終りました。全9回はちょっと短い。

 でも、二転三転する物語で非常に長く感じました。

 真犯人については、前回最後に出た明日海りお説はダミーで、ネットで予想されていた小野花梨でした。

 ただ、最後のCM明けに全体を一つの臨床実験として結果報告書を受け取る指輪の女性が登場しました。これも既にネットで指輪から倉科カナと推定されています。一応、シーズン2を作れるように線を引いて置いたという感じでしょうか。実現するかどうかは様々な巡り合わせ次第なので、なんとも言えません。

 波留は、久しぶりに大いに活躍したという気がします。反町は、イメージにない役を演じて頑張った気がしますが、基本設定がへたれ系なのでぼちぼち。最後に、彼がへたれなのが明鏡大学が臨床実験場に選ばれた理由だという話しが出てきて、彼の責任がまた揶揄されるのは気の毒な感じもしました。

 倉科カナは、「黒革の手帳」を思わせる暗躍ぶりを見せました。この役を誰に任せるかは大いにスタッフの中でも議論があったと思いますが、まぁ良かったと思います。これを吉瀬にやらせると「ブラッディマンデイ」になってしまうし、米倉涼子にやらせると黒革そのものになってしまいますし。そういうイメージがない人に敢えてやらせるとすれば、木南晴夏倉科カナと言うのが有力候補でしょうか。

☆影武者 八巻卯之吉を読む

 四か月ぶりの大富豪同心、図書館です。

 今回の影武者は、TVのシーズン2の元ネタです。

 先の将軍のご落胤が江戸へ。そっくりの卯之吉がその影武者となるのですが、このご落胤が冒険好きで、卯之吉の身代わりに同心を勤めてしまいます。

 相手役は、例の清少将です。

 いつも通りの快適なリーダビリティ。TVでネタは割れていても、それなりに楽しく読めました。

ブーディカの和訳を作成する

 発掘してきたブーディカをやろうと思ったら、和訳が付いていない。そりゃそうです、この頃は直接ATOから買っていましたから。

 しかし、正味5ページくらいしかないので、旅の疲れに鞭を打って夜なべして作成しました。