#24「激情のレクイエム!」

んーと、残り1話で一体なにが気になるかというと「今、誰のなにが誰のどこに入ってんの一体」ということに尽きるわけですが、ミキちゃんが一旦“異物”に貫かれて死んだあとの内臓は卵お姉さん(呼び方を昇格させてみた)の好意の人工物かなんかで。
お嬢様も同じ目に遭うかもしれないからとハニーちゃんの装置を分捕って(しかし結局首に付けてたハートのだったら別に首切らなくてもいいような)。
そして死んでしまったハニーちゃんを生き返らせるために、さらにミキちゃんが身体を犠牲にってミキちゃんの身体は卵姉さんの用意した分に過ぎないのでは?
とか突っ込んじゃ駄目なんでしょうか、いや、自分のことを仇と狙い。
確かに大事に思っているハニーちゃんの首をかっ飛ばしたお嬢様のことまで考えようとするミキちゃんの姿には確かに感動するものがないでもなかったんですが、ちょっとほら、お腹に手を当てて自分の状況を考えてみたほうが、と言いたかったです。


そして魚屋夫婦に改造手術を任せ、代わりに洗脳されたお嬢様はさっくりと暴走した挙げ句に世界征服、みたいなことを言い出してます。まあ、≪パンサークロー≫を丸ごと乗っ取って規模をちょっとずつ拡大していくのはそう不可能でもないんでしょうが、正直、え、そんな趣味があったの?? とかぽかんとしてしまいました。
そしてぶっちゃけて現在服装倒錯まっしぐらの多重人格が邪魔臭い、なんか幹部の黒服も復活してきてましたが、まあこっちはいいです、何回かに一回は出てこないと落ち着かないもんねw という程度の顔見せだと思っとこう。
ハニーちゃんは復活するのか、ミキちゃんはどうなるのか、そしてお嬢様は反省するのか(そこかよ)、ということを気にしつつ次回最終回っす。

#23「カレ・トノ・オモイデ」

クラスメートだ友人だ、といっても家族ならともかく(双子ちゃんたちはほとんどお互いのことを忘れなかったですしねぇ)、そうそう四六時中覚えているわけにも行かず。
それでも違和感みたいなものはちゃんとあったみたいだし、案外「忘れていた」ということ自体を知らされればきっかけもぽちぽち出てくるのが自然かなぁ、と思いますよ、記憶は自分のものと共有してるんだし、短くはない付き合いですもんね。
そして、かなり唐突に正体を現した“彼女”は皆が忘れていたことを責め。
きっかけを経て、徐々に思い出されていくことに動揺していたわけなのですが。


それって要するに愛を試しているってことなのかなぁ?
というかあれだよね、ネギ先生ってなんも悪いことしてないよねぇ、他のクラスメートがそれこそ騙されて疑うこと自体はわからないでもないんですが、なんでそれを仕掛けた当人があんなに本気で怒るんだろう。その辺がよくわからない(演技だけじゃなくてわりとずっと怒り続けてたよねぇ、なんか)。
ネギ先生が魔法使いだって隠していたこと自体を怒っているとかそんな?
えー、あと、わりと展開そのものはシビアで、ネギ先生が捉えられて石化の魔法が掛けられている中でクラスメートは正体を隠していた彼のことを信じきれずに割れているよ、という状態みたいなんですが、その解決が先生との今までの付き合いを思い出そうよ! という極めてシンプルっていうか、ぶっちゃけてどうでもいい展開だった気はします。
うんまあ、ここで変に凝られても困るんですが、そしてサブタイトルを見てここに来て色恋沙汰が絡むのかしら(吸血鬼のお嬢ちゃんみたいに)、とか勘違いした私は悪くないです。そしてまたなんでネギ先生の捕まったシーンとか割愛されたかが謎です。なぜだ。

#23「お父様からの贈り物!」

な、なんだったまたお嬢様の義理の両親が?! と思ってしまったんですが(すっごい割り切って上手くいかなくなった娘の変わりに新しい子で家族ごっこをしているのかと;)、あー、もともと用意してあったってことなんですかそうなんですか、、、ミキちゃんじゃありませんけど、微妙なことすんなぁ。
あくまで幸せな家族の風景と、対比するように進む、お嬢様がハニーちゃんの身体を分捕っている様子(そしてハニーちゃんに頼まれたミキちゃんのこと覚えているのかどうかも怪しい)に、その後の≪パンサークロー≫側の争奪戦だったわけですが。
でも結局、前者が完全に偽物だってわかってるから、対比の意味あったかなぁ?
どこで壊れるのかなー、ということをわりとわくわくしながら見ていたような気もします、話というか展開としては面白かったですが思ったより大人しく終わって残念。


ふーん、魚屋のおばちゃんはお嬢様の言うこときちんと聞いてくれるのか。
ええとその、女装に引き続いてのおば様のハニーちゃん姿でしたが、ぶっちゃけて女装よりも若干私の精神に負担があったような気もしますが、見事なお胸だと思います(魚武器等々の詰め物だったような気もする)。
あと、多重人格は元に戻るんでしょうか、辛いよぅ。せめて似合う格好してよー。
そして「空中元素固定装置」の移植というのが一体どんなものなのかと思ったらば、首の飾りのことだったんかい、今までのさんざん身体を弄繰り回していたのはなんだったんだ! 一番大手術だとばっかり思ってたのに! という突っ込みを入れられて楽しいです、なんでそんな細々とした部分まで期待を裏切ってくるんでしょうね。
ところで探偵は話にどんな役割をもたらすんでしょうか、てか何者ーっ?!

#22 トランザム

すごく正直、この前の回くらいまではわりと楽しかったんですが、新しい三人組が出てきて以降の展開のスピードがあんまり早く、だんだんなんだか「内輪揉め」を見ている気分になってしまったのですが。まあよく考えたら、ほとんどの主要登場人物が所属を超えて顔を合わせていたり知り合いだったりする状況ってもうとっくにそうだったのかもしれず。
今まではそのことを直接感じなかったというだけのことかもしれません。


地球側は三人組の登場ののちに量産型のガンダム同性能機が与えられ、どういう目的なのか≪ソレスタル・ビーイング≫の頭脳部に侵入した国連職員がガンダムへのエネルギー供給を切り離してしまい(ところであの少年何者じゃ)(興味をそそられるかというとそういう意味じゃありません、どっちかというとなんかうっとおしい)(三人組の登場のほうが唐突だったけどそこまで思いません)、そのことを幾つかの傾向から予測していた戦略予報士さんが対抗措置を行なっていて、という状況下で。
地球軍に三人組の位置情報が流され、それに呼応した刹那の昔馴染み傭兵が動き、二人までやられてしまったところで刹那が戦場に乱入。刹那と傭兵との戦闘になったところまで。
そして、まるで行きがかりの駄賃かなにかのように無造作に殺されてしまったジャーナリストの姉の死体を見て、一般人代表の日本系の少年が自分のガールフレンドが襲撃されて唯一の生き残りになってしまったことと重ね合わせ、ガンダムを全て一括りに憎悪を燃やす、というところで幕。
(でも極端な情報規制を行なっていたことを考えると、その流れ自体は妥当ではないかと思うんですけどね、意地の悪い展開になるんだろうなぁと漠然と思いました、ガールフレンドの事件までは普通に同情できたんだけど、ちと惜しいかも。)

#22「アルヨ・ノ・デキゴト」

双子ちゃんの一人学園外の外壁に触れて倒れてしまい、今度はなにか治癒能力があるらしい理事長の娘さんがネギ先生との“契約”を。戦闘能力では女子高生の標準は軽くぶっち切っている(休業中とはいえプロレスラーと基礎体力争って普通に対等なんだしなぁ;)明日菜ちゃんですが、敵や「なにが起こっているか」というところから判然としないこの現状で役に立つことはそりゃないよなぁ。
ところで双子の片割れに対して吸血鬼の子が満足したか? と言っていたんですが、深読みをすべきなのかしら、正直自信ない。
しかし今までの明日菜ちゃんの戦闘も図書館の女の子のも結構面白いというか、可愛らしかったんですが、お嬢さんの治癒能力の表現は微妙w 扇子ってところはいいと思うんですが、ダンスかなんかの経験がなきゃそりゃ様にならないよなぁ。
(明日菜ちゃんはどっからどう見ても中の人が身体能力高いだろう、ありゃ。)


状況は幽霊の女の子が平行世界のアダルト先生組から情報を持ってきてくれたことと、図書館の本の解読で世界樹に原因があることが判明、一週間世界が維持されたままだとその状況が固定されてしまうこと。世界樹の力を解除する呪文までがわかったところまでかな。
犯人がクラス内にいる、ということも教えられましたが。
まあ、世界樹の力を利用して、というところがわかったので犯人探しは後回しに。この回の後半くらいから次回に掛けて、「なぜ自分たちに黙っていたのか」ということが生徒たちの中で問題にはなっているんですが、、、全体的な状況から妥当かなぁ。
ところでなんでお嬢様は“パクティーオー”のこと知ってたんでしょうかw
同室ってのはわかりましたが、いくらなんでもだだ漏れすぎないか。

#22「最後のお願い!」

自分と全く同じ立場にいるはずの少女の死を見ても、自分が死にたくない、ということと、ハニーちゃんの身体を手に入れて改造すれば、というあくまで自分のことのみを考えるお嬢様と。そんな相手であることもわかった上で博士の本性を「知らせたくない」と言ったまま息を引き取ってしまうミキちゃん。
いや、うん、どっかでどっちかに半端さ、というか変な言い訳めいた態度が見えていたらかなり気分が悪かったのではないかと思いますが、ここまで突っ走られるとどっちも清々しくていいよね! ところで変身少女モノに一応括られると思うんですが、三人で協力して、という様子が見られたのがせいぜい1話かよくて2話だった上。
その時点ですでに狂ったお嬢様が敵幹部とはいえ惨殺していた後だし。
そのまま、ハニーちゃんを殺して内部部品を取ろうという前提のまま、特に揉めるようなこともなく、それどころかそのことを直接告げてもハニーちゃんがにっこり笑い、ミキちゃんのことだけはお願い、と言うだけというその容赦のなさとかいいよなぁ。
ハニーちゃんの態度もなにも、度の過ぎた善意というより容赦のない展開でしかない。


というところに、まあ、ミキちゃんを一番気に入っていた女幹部とか(まあ美しいとは思うんだけど;)、相変わらず壊れたまんまの多重人格とか、魚屋夫婦とかそんなところが絡んでくるわけですがむしろ彼らは一体何者なんでしょうね。
今はもう敵がどうとかいうよりは、技術力として頼みにされる相手なんだけどさ。
(しかし頼んだところで信用出来るのかとか気になりますよねぇ、ミキちゃんを生き返らせるために女幹部に頼ってたのとかはまあともかく。)
あと残り3話、どんな方向に進むんでしょうか、さっぱりわからん。

#21 滅びの道

えーと、エンジンが擬似(だからどこが違うの?)なだけで基本的にガンダムと同性能機が世界に30機、各割り当てが10機ずつで編成を組み、今までさんざん煮え湯を飲まされた≪ソレスタル・ビーイング≫に対して向かって来ることになり。
その真っ最中に≪ヴェーダ≫への侵入者が彼ら4機への動力を切りました。
んにゃ、動力は中にあるんだっけ? システムが切られたのかな、で、そのことすら予測していた戦略予報士さんはさらに独自システムの切り替えをしたものの、ティエリアの機体のみ反応が遅れ、そのことに気付いたロックオン兄ちゃんが彼を庇いました、というような話だったわけですが。
まあ、実に彼らしい展開ではないかと思います。
でも多分刹那(最年少)のほうがもっと早く気付いたよなー、と思わないでもない、諦めるような性格でもないしね。正直、ティエリアが動かない、という場合に彼のプライドのせい? ということもちょっと考えちゃうのよね、作中では多重人格が同じようなこと言ってましたよね、「なにやってんだ」みたいな。


ところで≪トリニティ≫が出てきた端から見捨てられ。
もともとの≪ソレスタル・ビーイング≫もこんなことになって、各国にはさらに強力な機体、というこの全てが一連の計画であるのだとしたら目的はどこなんでしょうね?
木星どうこうって言ってたから最低どっかの国レベルの計画でしょうが。
てか、国連職員「天使、天使」ってうぜぇ、一度でいいだろ!
んで、一体どこからどこまでが一つの駒なんだろう、多分国連職員も自分の意思じゃなくて誘導されただけだよね、あの少年って何者なんだろう?