暇潰しに書いた日記

 リア充にはおもしろいblogは書けないって誰かが言っていた。本当だと思う。昨日,太宰を読んで思った。最近は生活が充実していて何かこうblogに書きとどめておきたい心のうねりみたいなものがない。生活が充実していると馬鹿になると感じた。まぁそれでもいい。最近は自分の生活に割と満足している。特にここ数日は,やらないといけないことから逃げつつ,ずっと阿呆のように寝たり本を読んだりしている。なんだか病人のよう。


 やるべきことはわりとたくさんある。卒論とか,FE試験も申し込んだのに何もやってないし,あとやるべきことではないかもしれないけど,体力作りもしないとなぁと思ったり。でもそんなことは一切しないで,何故か,ラテン語を勉強している。ラテン語は教養の塊だ。勉強していてこんなにも楽しいものとは思わなかった。ラテン語を読めるようになったら,西洋美術を見るのがまた一層楽しいだろうなぁと思いながら。


 要するに,暇なのだ。

「過去にこだわるものは、未来を失う。」

 先週,ちょうど先週ですね,彼女と別れました。5年と1ヶ月と1週間と4日…でしょうか。1865日くらいになるんですか。長かったですね。終わってしまいました。
 ほんの1ヶ月ちょっと前には,5周年を祝ってTDL行ったりなんかしていてですね。なんでも終わりというのはあっけないものです。終わらないだろうと思っていたものも,突然,終わるわけです。きっと,世界の終わりなんていうのもそんなもんでしょう。
 まぁ,いろいろあって,いろいろ考える機会がありまして,将来について本気で考えたんですね。自分のことと,二人のことを。そうしたときに,あぁ,無理かも知れないな,と思ってしまった。何が無理かっていうのは,ここには書きませんけども,この人と別れるのは時間の問題だ,と確信してしまった。相手はそんなことないようだったけれど,僕自身がそう思ってしまった。僕は重要な決断に関しては本当に慎重に考えるのだけど,慎重に慎重を期して考えるだけに,基本的にそこで下した決断は揺るがない。僕と彼女はあっけなく別れました。メール一往復と,電話一本で。


 本当にあっけなかったけど,それだけに,別れ方は綺麗だった。美しかったと思う。彼女は最後まで美しかった。っていうと,死んだみたいですが。あぁ,この人は本当にいい女だなぁと思いながら電話を切りました。ずっと我が儘ばかりで僕を困惑させることも多かったけれど,最初で最後にして最大の僕の我が儘を受け入れる器を彼女は持っていた。


 決して「ごめんね」を言わずに,「ありがとう」とだけ。5年間,楽しかった。ありがとう。

「10%OFF」と「1人無料」どっちがおトクか

 ご無沙汰しております。


 わりと飲み会の幹事をやることなんかもちょくちょくあるので,なんとなくぐるなびやらホットペッパーを見ていてふと思ったんですけど,選べるタイプのクーポンっていつもどれ使うかちょっと迷いますよね。まぁだいたいその時の状況で使えるクーポンって限られてきたりするのであまり感じたことない人もいるかもしれないですけど,たとえば,「お会計10%OFF!」というクーポンと「幹事様無料!」とか「○名以上でお一人様無料!」というクーポン,どっちがお得なんだろうなーとか思ったわけですよ。で,まぁ簡単な計算だと思ってやってみたらちょっとおもしろい結果だったので紹介します。


 「10%OFF」vs「お一人無料」 


 1.人数を x(>0) とします。
 2.トータルの料金を y(>0) とします。
 3.「10%OFF」の場合の一人当たり料金は, 0.9y/x となります。
 4.「お一人無料」の場合の一人当たり料金は, (y-y/x)/x となります*1
 5.3と4を比べます。


 まぁあとは各自計算してもらえば簡単に求められます。というのも,3式も4式もy/xでくくれてしまうので,(不)等式立てたときにyがキャンセルアウトされて,xだけの式になっちゃうんですね。
 そして結論をいってしまうと,


  分岐点は x=10
   宴会人数が10人より多ければ,「10%OFF」の方がおトク
   宴会人数が10人より少なければ,「お一人無料」の方がおトク


 と言えます。
 まぁ,ほんと結果的には単純でふーんってかんじの結果ですけど,おもしろいと思ったのはトータルの料金は関係ないってことですね。当初は(というか直感的には)xとyの関係式とか出てくるかなーとか思ったんですけど。
 そういうわけで,この二つの種類のクーポンを比べる限りは,幹事さんは宴会参加人数だけを気にすればよいということになりますね。


 さて,最後に,これを書くきっかけとなった千年の宴 田町駅前店のホットペッパーのクーポンページのリンクだけ貼っておきますね(笑)
http://www.hotpepper.jp/strJ000010108/map/
 

*1:トータル料金yから単純な一人当たり料金y/xを差し引いた料金が「お一人無料」のクーポン使用後トータル料金。それを元の人数xで割ればよい。

現実逃避エントリ

 大学の試験の過去問が公表されてる科目があるので、それの模範解答でも作ろうかとPCをつけてインターネッツにかまけてるのが僕です。
 昼間に生協の書籍部でなんとなく本買いたいなーと思いながら経済関連の棚眺めていたのだけど、まぁここで買うよりはamazonで買った方が安かったりするし、そもそも今それどころじゃないよなー、他にも読みたい本いっぱいあるし、とか思いながら何も買わずに帰ってきて、結局何も読まないでPCにかまけてるんです。こういう時間を読書に使えていればもっと楽しいだろうなーと思いながら僕はtwitterに張り付くわけです。
 やりたいことはいっぱいあるんです。もうちょっとExcel使いこなしたいし、というか正確には統計とかをちゃんと自分で運用できるようになりたいというのかな。それからIFRSについて勉強しようとか、税法についてちゃんとやろう、とか。卒論のテーマの候補としていくつか考えていて、とりあえずはその周辺の本読まなきゃなーって思うんですけどね。
 結局根は怠惰な人間だから駄目なんです。まぁ会計士試験は頑張りましたけど、それはいわばドーピングのようなもので、基本的に面倒なことは嫌いです。ただボーッとテレビ見たりインターネットやるのがすごく幸せ。でも、勉強して新しい知識を習得していくあの感じがたまらなく好きなのもまた事実で、でも勉強自体は面倒なんです。わかるでしょ?


 まぁ、特に伝えたいこともなにもない、ただの暇つぶしエントリでした。

信念とか環境適応とかに関する寝言

 信念とか信条とかを貫き通すことと環境適応することとは必ずしも両立しないこともあると思うんだけど、そういうときにどちらを選ぶかというのは究極の選択の一つなのかも知れない。個人レベルで考えたときに、たとえば、よくわからないけれど、武士の精神というかなんというか、それを貫こうとしたがために明治維新前後の日本の大きな変化に対応できずに居場所を失った人とかもいそう。わりとイメージで話しているけれど。でも、環境に適応することって、ことによると信念を曲げることになる場合だってあるだろうから、程度の差はあれ、常につきまとう問題なのかもしれない。
 個人のレベルであれば、まぁ当人がどう考えるかというところで、社会的にはそんな大きな問題ではないかもしれない。ただ、ことが企業とか比較的大きな組織となると話が変わってくる。環境適応できなければ滅びる。企業で言えば、潰れる。企業の社会的影響力は、もちろん大小様々だけれど、少なくともある特定の個人が一人死ぬなどしていなくなってしまうよりは大きいだろう。*1そうなってくると、むやみに信条を貫くことを是とするのは危険かも知れない。個人レベルでも共通して言えることだけれど、競争で優位に立つためには環境に適応しなければならない。信条を貫くことによって環境適応が不十分になるのであれば、そこで信条を貫くことは競争から降りることになると言えるだろう。これは、個人レベルでは許されるだろう。ただ、企業とかのレベルでは、その存在意義からして、競争から降りることは基本的に考えられない。そう考えると、時には信条を曲げることだって必要なんじゃないか。信条を貫くことで競争に負けるというのは、本末転倒ではないか。
 もちろん、その信念とか信条とかの中に、環境適応することが包含されていれば、一番良いのかも知れない。というか、そうあるべきなんじゃないか。組織の理念みたいなものは、自慰的なものであっては駄目で、それが組織を取り巻く環境になじむものでなければ駄目なんじゃないか。


 寝る前の寝言です。

*1:もっとも、その個人が現任の米国大統領であるとかいう特殊な場合にはわからないけれど。