「テクニカルDTP」第1回勉強会

20日に名古屋にあるDTP組版などの業務をされている
株式会社ニューキャスト http://www.xmldo.net/
セミナールームで行われた「テクニカルDTP」という勉強会に行ってきました。


テクニカルDTPとは何かというと、情報処理的なアプローチで組版DTP)という作業に取り組んでいくというような意味があり、今回はそのための知識や手法をみんなでいろいろと出し合って検証して行こうという試みをする第一回目の勉強会でした。
参加された方はほとんどがプログラマシステムエンジニアの方でしたが、その人たちがみんな印刷会社や出版社に関わりのあるという人たちというのはテクニカル系の勉強会の中でもちょっと特殊なのかもしれません。


主な内容は、レポートが主催された株式会社ニューキャストの社長の川原さんのブログに書かれています。


「テクニカルDTP」第1回勉強会
http://mkawablog.blogspot.com/2010/03/dtp1.html


テーマは決めずにそれぞれが今行っている取り組みについてネタがある人が発表していくという形で行われました。


かなり専門的な用語や手法も紹介されましたが私の知識ではちょっと全部を理解して説明するのは無理そうです、ごめんなさい...。


その後の懇親会にも参加して、
その時に川原社長とお話し現在進行中のプロジェクトを見せながら説明していくというその姿勢と、業界を盛り上げていきたいという熱意が伝わってきて珍しくかなり飲んで喋ってしまいました。
今回プログラムをされた大島さんと話したときにプログラミングについて聞いたとき印象的だった言葉は、
「(いままでの積み重ねがあるので)何行ものプログラムを書いても新しいことをしている1行だけ調べればいい」というようなことを言われたことで、何事もそういう日毎の積み重ねの上なりったているというのが改めて実感できました。
敷居の低いところからでも続けていくことがまずは大切なのだと思います。
導師もそばに居られたのですが年甲斐もなく緊張してしまい、今回はお話しする機会がなく残念でした。


多言語翻訳DTPに関してはいろいろと質問されたのですが、あまり上手く説明できなかったのが少し残念です。

時々はこんな勉強会に参加して新しい知識や情報を仕入れるのは良いかもしれません。

Quiet Nights of Quiet Stars

今年も残すところあと僅か。この時期なると一年を振り返っては色々と思うことしきり...。
ひたすら只管に情報を追っていたような気がします。
来年は身につける年かな。


今年は大阪名古屋DTPの勉強会へ参加して、
たけうちとおるさん浅田さんの話を聞けたのは大きな収穫でした。


公開されている自動組版のはじめの一歩の資料を見たときは
それを書かれた背景にあるスキルと、そのボリュームと、
それを無償で公開していることに本当に驚いてしまって、
それ以来、喉の奥に刺さった小骨のように気になっています。
個人的に僕の導師(グル)とさせていただきそのお言葉の意味を理解できるよう
精進したいと思っています。
http://psychocat.net/note/ScriptTextBook/


それからせうぞーさんの名もないテクノ手にも
いつもいろんな情報をもらいました。
最近の【正規表現】のe-Learningとかもそうですが、
イデアの豊富さとその更新の頻度とボリュームと内容は
ブログを書いたことがある人にはわかると思いますが
なかなか真似できることではありません。
個人的に僕の師匠とさせていただきその技に近づくべく
日々何がしかをなすようになりたいと思っています。


Antonio Carlos Jobim - Quiet Nights of Quiet Stars

Jumpin’Jack Flash

せうぞーさんちを覗くとなにかしら新しい試みやら熱の伝わるレポートやら業界への愛に満ちた辛口のコラムが読めていつも元気をもらいます。今回の正規表現のe-Learningの試みもそんなひとつです。
【正規表現01】日付の表現
【【正規表現02】電話番号の再フォーマット
この試みの深いところには僕みたいにすぐ見切っちゃってひとりでさっさといっちゃう薄情者には真似の出来ない何かコツンとあたるものがあります。
急な引っ越しでものすごくバタバタしたり、僕より若い人がリストラされたり、新しい試みに対する消極的な会社の姿勢とかで最近までだいぶ腐ってましたがこのエントリーを読んでて少し元気になりました。
初めてのプログラミングもう一度読みなおそうかな。

The Rolling Stones - Jumpin' Jack Flash

つぎの駅はパラダイス

プレゼン対策の1ヵ月もあっという間に過ぎてしまった。
あまり力にはなれなかったけどメンバーの皆さん、ご苦労様でした。


気が付けばもう次の「DTP Booster Vol.4」が開催される。
DTP Booster 004


DTP Booster
デジタルクリエイターズ

中山うり - Que Sera

平凡にして非凡なる日常

せうぞーさんのブログに「DTP Booster Vol.2」のレポートがあがっている。


鷹野雅弘は放火魔だ。という書出しのせうぞーさんのリズムでレポートが始まる。
鷹野さんの周囲は少しだけ温度が高くて、その放射熱で周りの人まで微熱を帯びてしまう。
という、せうぞーさんだって十分に援護射撃をしている。


> プログラミングに必要なのは「モチベーション」であって、積極的なモチベーションさえあれば、別に「簡単」でなくてもいいのだ。モチベーションを喚起させる魔法はない。


プログラムに限らずに言えることだと思った。
止まってしまうと動き出すまでがまた時間がかかるから日々少しずつでも転がってるほうがまだよいか。


> けれど、彼(と彼に放火された人々)が持つ熱の意味と作用にこれかも注目していきたい。 彼がぼくらと同じフィールドにいるのを感謝します。
デジクリも息が長いしがんばってるなぁ。


あぁ、こういう人たちがいる間はもう少しDTPで何かやっていこうと思う。


DTP Booster Vol.3


DTP Booster
デジタルクリエイターズ

EGO-WRAPPIN' - BLUE SPEAKER

ちょっと後退

次期大型案件の作業予定で現状ではまだXMLに対応するのは難しいということで、
よほどの効率アップが望めない限りInDesign CS4の使用は見送りになるかも。
まぁ、めげずに一人でぼちぼち続けよう...。

これからのワークフロー...

多言語のページ数の多いマニュアル、カタログを
とりあえず様々な現時点での技術的なスキルや環境を抜きにして
どういう風にしていくかを考えてみる。

日本語のInDesignデータを貰う -> スタイルの統一、構造化 -> XML書出し ->
XMLDB登録 -> CMSを利用して日本語をベースに本文を多言語に置き換え ->
レイアウトに入る前にDB上で [用語統一・現地のベースの翻訳チェックバック反映] ->
XML書出し -> InDesignでレイアウト修正、出力、校正などの作業 ->
XML書出し -> XMLDB登録

もう少し何とか出来そうだけどとりあえずこんなイメージ。

現在ページ数の多いものを扱うときに問題になっているのは納期の問題で
どうしても外部スタッフも入っての多人数で作業することになるので、
担当オペレータによっての差が作業ページに出ることがひとつ。

印刷された物をみれば差がないのでオーケーという人もいるが、
同じレイアウトなのに各ページでやり方が違うのは他の人が
そのページを修正するときに普通に作業できるならよいけど
なんじゃコリャというような仕方で作ってあるとそれだけで
滅入ってしまうこともあるので。
まぁ、提供される日本語データがそのような作り方なのでそれを
そのまま展開するとそうなるのだけど、何千ページも扱う作業ではかなり重要。
なので基本フォーマットが出来あがっていてそれを基に作業をするのは
大変重要だと思う。

今日は大阪DTPの勉強会へ出席の予定。