さいきんの

村上春樹神の子どもたちはみな踊る
吉本ばなな『N・P』『TUGUMI
 いずれも再読、『神の子どもたちはみな踊る』は最初に読んだのがずいぶん前なので内容をほとんど忘れていた、タイトルだけはよく覚えていた「かえるくん東京を救う」ってこんなかなしい話だったっけとびっくりしたくらい。『N・P』『TUGUMI』は暑くなると読みたくなるのでほぼ毎夏読んでる気がする。特に意図したわけではないけど、三冊とも焚き火をする場面が出てくる本だった。

村田沙耶香さん初めて読んだ

貴方はヒトではない、と皆は言いますが、貴方と出会うまで、ヒトでないのは私のほうでした。少なくとも、上手に人間ができる人間ではありませんでした。

再読

アムリタ (上)

アムリタ (上)

誰かのために自分の本当に楽しいことを削って、あの子のせいでつまらない思いをしているのを見せつけるより、きれいで幸せでいた方が、結局はあの子のためだと思う。

読んだ本

愛里ちゃんほんとに良い子だな。物語の進み方がゆっくりで心地いい。

長女、次女と初対面

 「妹」に初めて会った長女はおっかなびっくりといった様子で、触ってみる? と誘導してみたけど手は出さず、じいっと見つめていた。二日ぶりに私と対面した時の第一声は「おかあさん、抱っこ」だったけれど、おかあさんまだ抱っこできないからごめんね、と言うとおとなしく手を下ろした。家にいる時よりだいぶ聞き分けがいいように感じたのは、おとうさんやおばあちゃんと一緒に来たからか、初めて来る場所だったからか、「これまでと違う日々」が始まるのをなんとなく感じたからか。全部かな。