面白いものが見れるに違いない!!

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3月25日(金)/26日(土)/27日(日)
テアトロ・マクナイマ ダンス公演
カルメンミランダ 大野一雄へのオマージュ」


BankArt HP(主催)
http://www.h7.dion.ne.jp/~bankart/whatsnew/


ヨコハマ経済新聞 HP(report)
http://www.hamakei.com/headlinedata/headline_news.cgi?num=634


会場:BankART Studio NYK 特設野外ステージ (雨天の場合はNYKホールにて行います)
料金:一般席 前売3,000円 当日3,500円(全席自由) 
予約・問い合わせ:
BankART1929 info@bankart1929.com Tel:045-663-2812 /Fax:045-663-2813

3月25日(金)  21:00開演
3月26日(土)  17:00開演 / 21:00開演
3月27日(日)  17:00開演


20世紀ブラジルの最も著名な歌手、映画俳優のカルメンミランダを、女性ダンサーたちによって、少女のカルメン・若いカルメン・中年のカルメン・老いたカルメンがそれぞれ演じられる。帽子、花、靴、道化。カルメンミランダの鏡に映るカズオオオノ。ファドとカーニバル音楽に縁取られたブラジル発ダンスシアター。

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私の知らないブラジル、私にとって未知の存在大野一雄、なんだかわかんないけど凄そうです。どの回に見に行こうかなー!

予測不可能、とてつもないエネルギーの予感。
主催であるのBankArtで仕事をしているお友達も大絶賛しています。

ブラジル好き、踊り好き、不思議好き、いろいろなひとに見に行ってほしいな!そしてそれぞれの感想が聞きたいな。

「MPB LIVE」

3/27の「MPB LIVE」というブラジル音楽イベントに呼んで頂き、
パフォーマンスすることになりました。
http://mpblive.com/index.asp?lg=jp&prod=4#

オーガナイザーが日系ブラジリアンの方で、
お客さんもブラジルっこが多そうなので盛り上がりそう!

先々週の「E BRASIL」に引き続き、楽しいイベント
に呼んで頂けて嬉しい限りです!!


[MPB LIVE]
2005.3.27 (SUN) 18〜23時
港区六本木3-8-15 日拓ビル2F
チャージ:2000円 w/1drink

バランス取れてるような取れてないような2冊

『趣都誕生 萌えるアキハバラ』森川 嘉一郎
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344002873/qid=1109760130/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/250-1234410-1399461

『ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね』岡崎京子
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582832121/qid%3D1090302402/249-4942672-6933151

宇野千代 『雨の音』

『雨の音』 宇野千代
講談社学芸文庫
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061960466/qid=1085118345/sr=1-10/ref=sr_1_10_10/249-2753125-9497126


文庫になっててその辺で買える宇野千代の本は大体読んだつもりになっていたが、重要なのを見過ごしていた。
老年の(98歳で亡くなったのでその期間はとても長い)の作品の多くは、エッセーや自伝的小説。内容が似過ぎているものも多いが、ついつい読んでしまう。
そして、この『雨の音』は、そのなかでも、鋭さや正直さ、切実さが溢れたものだと思う。
元祖ポジティブ・シンカーのような宇野千代だが、元気、独立心、孤独、寂しさ、楽しさ、面白さが全部同居した生きざまは、面白おかしいようで、深く考えると切ないような、苦しいような気持ちにすらなってしまう。
「その人(相手の男性)のためを思ってやっていたように思い込んでいましたが、本当は自分が面白いからやっていただけなのでした。」
とさらっと過去の自分を振り返る。

明治に生まれ、昭和、大正と男性達と渡り合った(?)訳だが、その時代の男の人達ってどうだったのだろう?
宇野千代の話からは、「男尊女卑」みたい匂いが全くしてこないのも興味深い。誰かに行動を制限された、みたいな話も出てこない。

やりたいことをやっちゃったらしい。
それを嫌がらないひとを呼び寄せていたのか、嫌がっていたことに気づかなかったのか、多分どっちもだったんだろうなあ。
不幸なのか幸福なのか誰にもわかんないなあ。

その全てが魅力に転んでいることが偉大なのだと思う。

そして、掛け値なく素晴らしいのがその文章。
生き生きとして、すんすん入ってくるリズム。
文章に対しては、いつも正直で厳しい姿勢。自分自身のために挑んでいる。
一歩間違うと単なる“本能の人”にも見えかねない生き様だが、
見事に尊厳に包まれている。

どうやら、そのヒミツは、仕事(文学)に対しては何があっても
真摯であり続けたことにあるみたいだ。
そういうのこそが、その人の「芯」というものなんだ、としみじみ思った。

姉妹イベント

先日、福岡の姉が仕事で東京にやってきたので、久々に会合。
待ち合わせのプランタン銀座に行くと、姉は待ち時間の数分のうちにすでに靴を購入していた。さすが・・・。

8時の待ち合わせだったのだが、8時5分きっかりに母から電話。
「今日そっちで会うんでしょー」って、何故か時間まで感知していてちょっとびびる。


母のあと、父まで電話に出てきた。
どうやら、遠隔地で姉妹が再会しているというイベントが何とはなしに楽しそうなので
ちょこっと参加したかったらしい。

単にヒマなんじゃないかと思うけど、とにかく
楽しいこと、嬉しいことは、ちっちゃくてもこどもっぽくても好き、というこの家族の体質は誇るべきだ。

その後、姉に奢って貰う気まんまんで事前に予約しておいた
『春秋』でご飯を食べた。美味しかった!