最近みた映画

十三人の刺客」、「悪人」、「トイ・ストーリー3」、「ベンハー」(午前10時の映画祭で)、で以上かな?

「ベンハー」はなんで今まで見てなかったんだろう?と考えると、ビデオ2本組でいつも躊躇した。+昔の名作と言えども今の時代から見たらつまらないかもという考えがあった。何本かそういう作品見てイマイチだったから、昔の作品=つまらない、と避けて通ってきてしまった。。。大間違い。大反省。CGとかない時代だから、特撮も味があるし、アクションもかなりの部分が俳優の身体能力にかかってるし、スタントもすごい。大画面で見れて良かった。

トイ・ストーリー3」は、私はシリーズの中で一番好きかも。子供向け映画だけど途中でイイ人になったりしない完全なヒールが出てくるのがイイ。拷問シーンがウケる。

「悪人」。私は泣かなかったけど、相方さんは号泣してたらしい。泣かなかったけど、良かった。近年数少ないちゃんとした日本映画だった、と思う。ヒール役の二人がホントに嫌な奴に見えて、ヤルなー。私はヒールが好きなんですね。見に来てるお客さんが、いつも自分たちが見る映画の時より明らかに若い子(20代前半〜)が多く来てて、この子たち(「悪人」の当事者たちと同世代)はどう思いながら見てるんだろー?と思いながら見た。身近にありそうな事柄でいつ自分のまわりで起こってもおかしくないようなことでもあり、考えさせられる。たくさんの人が見に行ったらいいなと思う。

十三人の刺客」。三池崇史監督作、は苦手のハズなのに(食わず嫌い)今回はそこまで過激過ぎるとこがなくって、私は全編通して楽しめた。背景で鳴ってる水の音とか遊郭の音とか、「音」が良かった。初めのシーンにしても「音」でもうぐいぐい持ってかれた。顔に半分しか光が当たってないようなシーンとか「光」の具合も艶っぽかった。
役者たちは、なんでこの人が十三人の中に加わったのか、という理由がイマイチわからない人もいて、そこら辺描き方が足りないかなーと思ったが、上位数名の活躍ぶりは私は好きだった。チャンバラシーンのたっぷり感も嫌いじゃなかった。
まあ、そしてゴローちゃんのヒールっぷりが。一度お縄をちょうだいしたことのある人のキレざまは凄みがあるなあ。相方さんとも話したけど、この役は他の人にはできないんじゃ?というくらいナイス抜擢だった。ジャニーズ事務所はよくOK出したな。そうでなくちゃ。

もう10月。今年のマイベスト10考えてるんだけど、最近わりといいのばっかりで順番がまだまだ入れ替わって、決められないー。まだ面白いのやるかなー?

タイ検定の結果キタ

合格〜。91点で2977人中241位。90点台でかろうじて1割に入るくらいなんだー。猛者多し。

タイ検定 公式サイトの結果報告。最高得点は97点、平均点は78.5点。

正答率の低かった問題11問があげられてたけど、私が間違えたのも全部この中の問題だわ(笑)。日本の将棋もわからないのにタイの将棋はわからないよー。でも、これ公式テキストに書いてあったのね。。。まさかこれは出まいと思ったのか、読んだはずだけど記憶にとどまらなかった。。。

まー、今回は久しぶりに勉強して楽しかった。アジア通貨危機って?みたいな私でしたがこれを機に勉強し直して、好きな国のことだから、今やっと歴史が頭に入ってきたカンジ。

タイ行きたい熱が高まってるー。2年くらい行ってないからな。そんなことより、、ベランダ菜園はどうなんだ?と。。猛暑ですっかり体力奪われ、毎朝の水やりがせいいっぱい、な日々が続き、やっと涼しくなったかと思えば仕事が忙しくなり、、息抜きに映画見に行っちゃうし、、
あーもう、秋蒔きの時期なのにー。伸び放題のバジルなど最後の収穫して土のリサイクルしなきゃ。

タイ検定終了。

お疲れさまでした。
タイ好きを自称してたけど、歴史とか文化、政治、ちゃんと理解してなくて、この機会に勉強できて良かった。
クーデター関連、超勉強したのに出なかったな。シャレにならない進行中の問題だからか‥。。でも、タイ舞踊の衣装を着る順番より、赤服とかの状況の方がここ最近の時事問題として少しあっても良かったと思うけど。
タイの飲酒解禁年齢、18歳からなんだー(販売は20歳から?ややこしい)。午前零時過ぎは酒類販売規制、は知ってたけど、昼間、14〜17時も規制があったとは知らなかった。この問題はさんざん迷ってどれに丸したか忘れた。。。
タイ検定予想問題サイトにはお世話になりました。こちらにバナー貼ってあってこんなのがあるんだと知った↓

学研 タイ語・インドネシア語三昧DS

学研 タイ語・インドネシア語三昧DS

久しぶりに勉強して新鮮だったので、、次は…ポーホックでも、、のんびりペースでチャレンジしてみるかな〜。タイにいた時、文字は挫折したんだよな〜。ま、DSソフト買って、楽しみながらゆっくり。。


追記
タイのクーデター関連、興味深かった記事、リンクmemo。

「タイ政治社会の潮流」タイ研究の草分け的存在、赤木攻氏(大阪外国語大学名誉教授)による連載コラム 記事一覧

その中から個別項目pick up
「赤服」の言い分—民主化闘争—(2010/2/11)

おさらい:対立の基本的流れ(2010/4/22)

ギア・ワーン(ニュートラル)(2010/5/6)

>>以下は個人の方のブログ(日付の古い順)

タイのクーデターとタクシン前首相(2006/10/13)

スワンナプーム国際空港 占拠・閉鎖レポート(2008/11/25の記録)

タイ空港占拠問題、雑感: 極東ブログ(2008/12/02)

タイの政治的混乱の背景を探る(2009/4/12)

赤シャツデモの総まとめ(2010/5/21)

「カラフル」見てきた

今週は会社帰りに映画三昧したー。
『カラフル』、『ぼくのエリ 200歳の少女』、『ヒックとドラゴン』、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』。
いやー、お腹いっぱい。特筆すべきは2本。

『カラフル』。良かった。。。。。

クレヨンしんちゃん』の『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』 (2001)と『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』(2002)が最高で、それ以来、大ファンになった原恵一監督作。

特に『河童のクゥと夏休み』(2007)は大好きで、姪っ子や甥っ子が(まだ幼稚園生なので)もう少し大きくなったら是非見せてあげたい作品で、この時は上原家の飼い犬の“オッサン”にノックアウトされて涙涙。
今回の『カラフル』は、期待も大きかっただけに、どうなのどうなの?ノレるかなー?とはじめ少し入っていくのに違和感?あったけど、途中から急に主人公、真(まこと)の友人の“早乙女くん”にノックアウトされた。

そこからはずっと涙腺全開。。ココロの柔らかい部分を突つかれた、っていうか、もう、ぞうきんしぼりされた、というカンジ。カラダの中の毒素がしょっぱい水に溶けてどっとあふれ出てデトックスした。帰りの電車でも思い出し泣き。
なんの大きなクライマックスもないんだけど、小津映画のような、、、巧いなー。お兄ちゃんの眼鏡が曇るとことか芸が細かい!また今回も“揺さぶられて”しまった。これも姪たちに推薦映画リスト入りだ。

そして、もうひとつ。

ぼくのエリ 200歳の少女』。200歳の〜っていう副題を知らず、ぼくのエリ、というタイトルから、『猫が行方不明』みたいな癒し系映画かと思って見てた。
透けてしまいそうな金髪の少年と、少女なんだけど大人びても見えるエキゾチックな女の子。風景はどうやら北欧のよう。絵的にはかわいいんだけど、いっこうにそんなほんわかした雰囲気にならない。
だんだん見ていくうちに、ぜ、全然そんな映画じゃないことがわかっていく。。
予想と大幅に違ったけど、、、強烈な印象を残して終わる。うーん、すごい。子役の子たち雰囲気あるなぁ。引き込まれちゃったよ。やるなぁ。。スウェーデン映画見たのはじめてかも。余韻残りまくりで、その後、同じ日にハシゴして見に行った『ヒックとドラゴン』がかすんでしまった。

ヒックとドラゴン』は、相方さんはよくできたエンターテインメントだ!やってしまいがちなミスを犯さずにやるべきことをきちんとやってる最近マレな作品。とべた褒めしてたが...自分は悪くもないけどまあまあだった。

特攻野郎Aチーム THE MOVIE』もジャンルがまったく違うから他の作品と比べるべくもないんだけど、、、まあ、これもまあまあ。『96時間』以来、リーアム・ニーソンは良い。真面目で思慮深い大人の男、な芸風しか知らなかったから、タフガイぶりが意外でウケる。
けど『ハングオーバー』が良かったブラッドリー・クーパーは、、、腹筋割れてるとこ見れてアリガトウだけど、この人らしさが出きってなかったかなー、、ちょい無理にアホしてる、というか。。なんて。勝手に知ったふうな感想を言ってみる。今後の活躍に期待しとりますよ。

ハングオーバー見てきた

お腹がよじれるほど笑った。
日本で上映にこぎつけるまでなどもろもろ関連記事。もしかして有楽町では今週金曜まで。オススメ!

http://hangoverjp.web.fc2.com/

http://blog.movie.nifty.com/blog/2010/07/post-585c.html

http://newsweekjapan.jp/column/machiyama/2009/12/post-98.php

http://nobuyasu.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-e37a.html


ヒューマントラストシネマ 有楽町
上映スケジュール
http://www.ttcg.jp/human_yurakucho/schedule/20100819/20100819#week

カノムチン レシピmemo

前の記事でレビュー書いた「10分で本格タイごはん」(講談社)。買う決め手になったのは、「カノムチン」のレシピが載っていること!
カノムチンとは、、タイ屋台料理で、魚のすり身入りのカレーのようなソース?スープ?の入った大きい鍋がいくつもおいてあって、その中からどれか選んで、“そうめん”みたいな麺にかけて野菜たっぷり乗せて食べるもの。
テーブルにキャベツの千切りとか、高菜とか、もやしとかインゲンがざるに山ほど入ってるのが置いてあって野菜が取り放題!テーブルに野菜のザルがのってたら、あ、カノムチン屋台だ!というカンジ。良い写真持ってなくて、ネットで探したらみなさん素敵にUPしてらっしゃいます。

大きい鍋と屋台のおばちゃんたちの笑顔が最高によいです。

野菜取り放題、まさにこんなカンジ!のっけて混ぜ混ぜして食べます。同じ記事内のバンコクの大学生の卒業式の様子(動画)もおもしろい(笑)。

タイに行ったら必ず食べる大好物で、でもなぜか日本のタイ料理屋でみかけたことがなく、(日本のお茶漬けみたいなカンジで)あまりに庶民的すぎてお店で出すほどのものでもないのか?と勝手に想像。タイ料理屋に入るたびに探しはするんだけど、レシピ本に載ってたのは超うれしい。自分の家で作れるー。

カノムチン ナムヤー ガティ(魚のピリ辛そうめん)

サバの水煮缶と、ココナツミルクレッドカレーペースト、などなど入れる。本にはレッドカレーペースト 30gと書いてあったけど、ちょっとビビって自分は50g入りのペースト、4分の1だけ入れる。辛さ、これで自分はちょうど良かった。2回作ったのでペースト残り半分。

材料ミキサーで混ぜてコトコト煮るだけ!まさに屋台で食べた味!屋台のもソースけっこう辛いので、いつも「一番辛くないやつは?」と聞いて選ぶ。それでもそれなりに辛い。辛いのをのっけた野菜の甘みや水分で中和しながらハフハフ食べる。

友達にも好評。野菜は、パクチー、インゲン、キャベツ千切り、バジル、きゅうりの細切りを今回は用意。

ネットにもレシピ出てるかな?と探してみたら、本のとは違うけどカノムチンのソースってすごいたくさん種類あるんですね。参考レシピ、いくつかメモ。

「イサーンのカノムチンナムヤーレシピ 」ガティ(ココナツミルク)が入らないすまし汁タイプ。

「レッドカレーとカノムチン」。魚が入ってないのもあるんですね。野菜たっぷりで美味しそう。

「カノムチン ナムニョウ」。こちらは豚ひき肉バージョン。盛りつけがキレイです。

タイごはん レシピmemo

ここ1-2年、不景気のあおりか、お気に入りのタイ料理屋さんが何店か閉店しちゃって、今までなんちゃってヤムカイダオしか作ったことなかったんだけど、こんなに暑いと、タイごはん食べたい!
仕事は忙しかったけど、美味しいもの食べないとやってられない、ってことで家で作るタイ料理に目覚めてキタこの頃。それを助けてくれる素敵な本を発見。

バンコク「そうざい屋台」食べつくし

バンコク「そうざい屋台」食べつくし

これはレシピ本じゃないんだけど、ひたすらバンコクのお総菜を買ってきて撮影してまとめあげた力作。日本語でタイ料理のお総菜がこんなに網羅されてる本は、そりゃ買わなきゃでしょう。「おそうざい」だから麺類とかカバーしてない部分もあるけど、食べたことない地方のお総菜とかあって、“何と何をナンプラーオイスターソースで炒めた物”みたいに細かい分量はないけど素材が書いてあるのでなんか作る時のヒントになりそう。料理名見て、ネットで検索すると誰かがUPしててくれたり。見てるだけで楽しい。

10分で本格タイごはん

10分で本格タイごはん

これは超わかりやすい。買ってから活躍しまくりの本。タイ料理のレシピ本って、カーとかキンとか食材がタイ語(カタカナ)で書いてあるやつは、まぁ気分はアガるけど、ナンキョウと生姜って書いてくれないと作る前につまづいちゃう。ナンキョウとかってどこでも売ってるワケじゃないし。この本は、日本のスーパーで手に入る材料・調味料で代用してくれてて(ex.タオチオ=赤味噌 パッカナー→チンゲン菜)、あと揃えるのはナンプラーとココナッツミルクとペースト(トムヤムペーストとかレッドカレーペースト)だけ。

ナンプラーはおいしいのを使った方がよい!イマイチなのだとしょっぱいだけだったりするので。私のお気に入りはオイスター印のナンプラー。この画像の瓶は使い切ってしまったので、今はタイフェスで買ったでかい700mlのを使用。

タイごはん本見て作ったものいくつか。

ガイ パット ガパオ ラート カオ(鶏肉のバジル炒め 目玉焼きのせ)
写真がへたくそで色がイマイチですが…うちで採れたバジルも使えて美味しかったです。今回はひき肉じゃなくて胸肉があったのでそれで。

カオマンガイ(タイ風チキンライス=海南鶏飯)→wiki
胸肉で。つけるタレが絶妙!余ったら小瓶に入れて他のレシピにも使っちゃう。

気に入って、再び。もも肉で。週末ランチにワンプレートでちょうどイイ。ビールにぴったり。昼からビール。

ゲーン ジュード マラ サイ ムー(ゴーヤの肉詰めスープ)
ゴーヤが安くて、タイで食べたゴーヤのスープを食べたくなって。これは本に載ってなかったので、ネットで探したのに少しアレンジ。→参考レシピ
(二人分)ゴーヤ20cmくらい(5cm×4つ)。豚ひき肉で。ニンニクはおろしニンニク、おろし生姜も少し追加。ニンジンはなし。シーイゥカオはないのでナンプラーを小さじ1。たっぷりパクチー添える。最後にレモン汁少したらす。
ゴーヤは煮ると苦みが増すのかなー?苦いの大好きなので“大人のあじー”って感じで、これまた夏にぴったり。リピート確定。

ヤムママー(さっぱりラーメンサラダ)
これは自己流。“ママー”はタイのインスタントラーメンのブランドの1つなんだけど、いつからかインスタントラーメンの“総称”になってて、このインスタントラーメンを使った料理?(ママーパット=ママー炒め、ヤムママー=ママー和えなど)がタイの屋台でも普通にメニューにあったりする。で、今回はママーがないのでサッポロ一番塩ラーメンでアレンジ。

こないだ作ったセビーチェに似てる。タイのヤムママーはトマトとか入れないかも。あくまで自分の夏れしぴ。

材料(一人分)
A:トマト1個/きゅうり半分/パクチー4-5本/ナンプラー、レモン汁各小さじ1くらい
しゃぶしゃぶ用豚肉50-80gくらい
インスタントラーメン(塩味)

野菜はさいの目に切ってAを和えておく。

お湯を沸かして、豚肉をアクをとりながら茹でて火が通ったらあげておく。そのお湯でインスタントラーメンを3分ゆでる。

ゆでてる間、器に添付の粉末スープ(半分〜お好み)入れ、ゆで汁をお玉1杯くらい入れ溶かす。

ラーメンがゆであがったら、ざるでお湯を切って器にあける。

和えておいたAとしゃぶしゃぶした肉をのっけてできあがり。

かなりジャンクなレシピなので、健康おたくの相方さんには食べさせられないが…自分ひとりでビール片手に夏の夜にはたまらない。粉末スープは全部入れるとけっこう味が濃いので、加減して。