和歌山旅行 4

3日目

 

いよいよ最終日。まずは腹ごしらえでスタートでございます。

朝食ブッフェを堪能する。スムージーもみかんジュースもパンもフルーツもおいしい!f:id:cho-ko:20240313213557j:image

奥にちょこんと置かれてるチーズがおいしかった。
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オーダーシートに記入して渡したら出来上がったオムレツを持ってきてくれるのです。わーい、出来立ておいしい!奥にあるのは出来立てを配ってたクロワッサンのクリームパン。おいしゅうございました。
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ヨーグルトにフルーツのコンポートをイン。おいしい…。
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どうしてもフォーが食べたくて最後に食べる。おいしい。
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とにかく腹いっぱい目一杯食べまくる。でもでも本当はもっと食べたかったんだよー。パンも本当は全種類食べたかったのに半分も食べれなかったし地元のジャムは食べれなかったしカレーとナンも食べたかったし和食コーナーは手つかずだしさー。等と欲望は上げたらキリがない。何食べてもおいしかったなあ。食べられなかったものは次回への課題としたい。

お腹いっぱいでチェックアウトしてアドベンチャーワールドへ行く。

同じ雨でも初日とは違い、冷たい雨。屋内になるべくいたいという想いが強く、気がついたらペンギン見に行っていた我々。3回見に行ってますね。f:id:cho-ko:20240314000845j:image
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ペンギンパラダイスだよ!楽しい、ひたすら楽しい。全然飽きない。楽しすぎる。アドベンチャーワールドといえばパンダだけど他の希少動物もとても上手に飼育&繁殖しててすごいとこなんですよ。それはペンギンも一緒。エンペラーペンギンの繁殖にも成功しててすごい。

こちら次女の推しペンギンのヒゲペンギン。
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ヒゲペンギンは国内で飼育してるとこが少なくてこの他には名古屋港水族館長崎ペンギン水族館の3施設のみ。ちなみにエンペラーペンギンは国内ではアドベンチャーワールド名古屋港水族館の2施設のみで見れます。名古屋は観光する場所がないとかいうけど、エンペラーペンギンとヒゲペンギンというとても貴重なペンギンが見れるペンギン好きとしては外せない場所だったりするのです。

パンダももちろん見に行きましたよ。朝一は並んでたから先にペンギン見に行ってそのあとにパンダ。そしたら寝てましたね…ああ、だから皆さん朝一で見に行ったのかと。諦めずにもう1ヶ所の方見に行ったら起きてた!
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かわいい、かわいいよ、彩浜。元気いっぱいもぐもぐタイムしてたよ。

その後、閉園前に再度入り口近くのパンダ見に行ったら起きてるのが見れてよかった!
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混雑せずにパンダ見れるのがアドベンチャーワールドのいいとこですね。

バードホール好きな長女が行きたいというので行ってみたら鳥インフルエンザ対策で閉鎖中でしょんぼり。仕方ないですね。

こちらはバードホールの前でたむろするマーラ。
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エサやり体験ができるというのでやってみる。
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上にいたのを降りてきて我々を見つめるチンパンジー
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チンパンジー教室を長女が見たいというので一緒に行ってきたがいやーよかったです。飼育員さんが説明をしてくれるんだけど、その途中で扉をどんどん叩いたかと思うとぐるぐる走り回り始めるチンパンジー。途中でガラスをどんどん叩いたりと中々にアグレッシブな姿を見せてくれました。飼育員さんいわく、「自分は強いんだぞ」というのをアピールするのにこういった行動をするのだとか。こんなに動き回るチンパンジー初めて見たよ。見に行ってよかった。あまりにインパクトがすごすぎて長女は今回の旅行の思い出が全てチンパンジーで上書きされてしまったというくらいすごかったです。大変盛り上がってました。チンパンジーは賢い動物なので人間とコミュニケーションをとることもできるそうです。「ご飯ちょうだい」のサインをすることもあるとか。

あとはケニア号乗ってサファリゾーンを見たり。晴れてたらウォークサファリやサイクリングもしてみたかったが如何せん雨が冷たくてね…仕方ないね。アニマルショーが楽しかったな。

朝めちゃんこ食べたのでお腹が空かず、16時前にパンダまん食べただけで十分だった。食べ過ぎですね。
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バイバイ、アドベンチャーワールド。またねだよ。久々行ったけど楽しかった!

3日目の夕方に初めて太陽を拝めてわーいとなったのでちょっとだけ白浜ドライブをする。f:id:cho-ko:20240314025328j:image

白良浜きれいー。前回は夏に行ったから海水浴したんだよなあと懐かしく海を見る。
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夕方の円月島。
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バイバイ、白浜。またねだよー。あれだけ雨に降られた後なので太陽見れるのがうれしくてうれしくてちょっとはしゃいでしまった。

晩ごはんはSAで和歌山ラーメン。
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お土産たち。
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この他に娘たちはぬいぐるみを合計5個購入している。いくつになってもぬいぐるみ好きである。もちろん名前も決まっている。

前回和歌山旅行に行ったのは娘が小学生の時。今は大学生である。大学生になっても同じテンションでいるとは夢にも思わなかったよね…。わかんないものですね。

前回は反時計回り、今回は時計回りに紀伊半島を一周したわけだけど高速道路の建設が進んで思ったより移動に時間がかからなかったなあと感じました。全部つながるともうちょい楽になるだろうなあ。やっぱりどうしても移動に時間がかかるのがネックなのでね。

行く先々で「わー素敵!」「また行きたい!」と思うと同時にここに来るのはもしかしたら最後なのかもなあと思ったりもしました。前回はそんなこと全然考えなかったのにね。前回は30代、今回は40代での旅というのも大きいんだろうけどコロナ禍を経験したことも影響はしてる気がしてる。人生の折り返しを過ぎてあと何回旅行ができるのか、体力的にはどうなのかとか色々考えちゃってね。人生は一期一会。コロナは色んなものを変えてしまったね。見える世界が変わってしまった。そういうセンチメンタルな気分になりつつも楽しいことがたくさんあったのはよかったなあと思う。そういうことを大事に抱きしめながら生きていきたいな。

 

和歌山旅行 3

今回の旅行のメインというかきっかけのくじらの博物館へ。かわいい青色のクジラのポストがお出迎え。
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クジラの生態についてやクジラ漁についての展示を見てからクジラショーを見に行く。こちらもまた、中国人観光客の方々も楽しんでいた。

シロナガスクジラ骨格標本。クジラの大きさ半端ない。
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クジラのエサやり体験ができるというので雨の隙間にやってみる。次女は手摺がないのが怖いと不参加。
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桟橋を渡るとクジラたちがお口をあけて大きな声でアピールをして待っていた。オキゴンドウかわいい。
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こちらは珍しいアルビノハナゴンドウ
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晴れてたらカヤックにも乗りたかったが天気が不安定なので断念。こればっかりは仕方ない。

海洋水族館のイルカたち。珍しいアルビノバンドウイルカがいます。
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串本へ行く途中、橋杭岩を通る。和歌山はこういった大自然が作る絶景が素晴らしいですね。例によって長女が「ちょっとここも見ていきたい」というので立ち寄る。
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お昼ごはんは萬口のカツオ茶漬け。
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まずはごはんを6割とカツオとノリを半量ずつよそい、そこにタレをスプーン2杯入れてカツオ丼として頂きます。
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お次は残りをよそってそこにお茶をかけてお茶漬けとして頂きます。
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とってもおいしゅうございました。おうちでも真似したいなー。秘伝のタレはないのであれだけど。

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お腹いっぱいになったとこで串本海中公園へ。窓口にて海中観光船だけでなく、海中展望搭も閉鎖と聞く。海中観光船はこの天気では無理かもなあと思ってたが海中展望塔までもとは思ってなかったよ。海が荒れてて見えないのが理由だろう。それ言われたらまあ諦めるしかないよね…。だって海こんな感じだったんだもん、仕方ないね。
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午前中は大丈夫だったけどと言われて後日にしますかと聞かれたけど日程的にここしかなかったので納得して入館する。
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珊瑚きれい!まったりしてそれはそれで楽しかったです。ウミガメにエサがやれると言うのでやってみたり。楽しいね。

ちょいと雨も止んできたので天神崎へ。日本のウユニ塩湖とも呼ばれ絶景スポットだからと長女が見に行きたいというので行ってきたけど、ちょっとタイミング外してましたね。
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雨降ってなかっただけマシだったのかもね。ベストタイミングでいくとこんな感じらしいです。そりゃまあ、映えるから若者に人気出てくるよね。

天神崎の絶景 – 和歌山県 田辺観光協会 (tanabe-kanko.jp)

2日目の宿にチェックイン。部屋でボーッとしてから晩ごはんへGo。ネーミングがオサレ感増し増しな感じでひゃーとなる我々。普段オサレから遠いとこにいるからね…。

フォアグラのコポーと紀州純米吟醸酒粕チュロス。オサレな味がしました。
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串本産マグロのミキュイ季節野菜と共に 湯浅のひしおと有田みかんの2種ソースで
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パン、ふわっとしていておいしい。f:id:cho-ko:20240313212843j:image

なんたん蜜姫のポタージュ ヨーグルトクリームでf:id:cho-ko:20240313212817j:image

金山寺味噌を纏わせた鰆のペルシャード風 ベアルネーズソース
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国産豚バラ肉の白ワイン煮込み マスタードのグラチネ マデラソースとフルーツビネガーのガストリックf:id:cho-ko:20240313213212j:image

肉ってこんなに柔らかくできるものなの?プロすごい…という当たり前の感想を持つ。おいしかった!

南高梅の香るベイクドチーズ バニラアイスのシェル仕立てf:id:cho-ko:20240313213333j:image

当たり前のようにおいしいオサレデザート。キュンキュンする。

晩ごはん後に温泉入りに行ってから就寝。温泉とおいしいご飯のサンドイッチは旅の醍醐味ですね。

 

和歌山旅行 2

観光を終えて宿にチェックイン。こちらも二度目ましてである。ただし、リニューアルしてるので前回とは色々違うけど。船に乗って行くので乗船前にチェックインをする。

宿について早々にお茶をする。f:id:cho-ko:20240308003829j:image

リニューアル後にラウンジでお茶を楽しめるようになっていた。ちなみに夜は梅酒バーである。

とりま早速温泉に行く。露天風呂用にワンピース型の湯浴み着がありそちらを着用する。こちらもリニューアル後に導入されたものである。海を見ながらの露天風呂最高!と言いたかったが残念ながら雨だったのでそこだけがね、うん。でもでもよいお風呂でした。アイスが置いてあって風呂上がりにどうぞだったのでありがたく頂く。

お楽しみのごはんタイム。どれもおいしかったなあ。

竜神椎茸と柿の白和え、蟹寿司蕪巻き、食前酒の梅酒。
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お造り。漁港がすぐだから新鮮でおいしい。
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活鮑と蓮根山芋のとろろ蒸し。f:id:cho-ko:20240310223131j:image

和歌山といえばみかんなのでみかん酒を追加。飲みやすくておいしかった。f:id:cho-ko:20240311001105j:image

鍋をどーん!鏑がおいしかったなー。f:id:cho-ko:20240311001214j:image

左から順に熊野牛、伊賀牛、松阪牛。しゃぶしゃぶで頂きました。f:id:cho-ko:20240311001320j:image

追加でもうひとつ。こちらは旅館からのサービスという形。おいしい…。f:id:cho-ko:20240311001441j:image

クエ幽庵焼きとブリヒラ西京焼き。f:id:cho-ko:20240311001536j:image

炊き込みご飯は熊野地鶏入り。留め椀は湯葉入り。どちらもおかわり可だったので頂いちゃいました。だっておいしかったんだもの。f:id:cho-ko:20240311001828j:image

デザートは大内山バニラアイス、苺、蒸かし安納いも。熱々の安納いもにバニラアイスを入れて食べるのがおすすめと聞いて試してみたがまあおいしいの何のって。たまらない。f:id:cho-ko:20240311002006j:image

お腹いっぱいになったとこで部屋に帰る前に梅酒バーに立ち寄る。f:id:cho-ko:20240311002124j:image

席がいっぱいだったのでテラス席で飲むことにしたのだが全然寒くないことに驚く。2月ですよ?しかも我々風呂上がりで浴衣だったのに。雨は降ってはいたものの、暖かかったことに救われる。
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せっかく空気がきれいなとこに来たのに星空見えなかったのが残念。

 

2日目

 

部屋からの景色。オーシャンビューだよ。
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早速朝風呂に行く。朝は雨が踏み止まってくれたおかげでやっと露天風呂を普通に堪能できた。いいお風呂でございました。

朝ごはんはセットされてるものに加えてミニブッフェ付き。マグロ、ヨーグルト、梅干し、フルーツ、みかんジュース、パン、豆腐を追加。みかんジュースおいしいー。
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こちら離島の旅館で島内に遊歩道があって足湯があったり釣りができたりもするのですよ。しかしお風呂あがった後に雨ががっつり降ってきたのであえなく断念。仕方ないね。

こちらの旅館はリニューアルで部屋数を減らして大きく方向転換をしたのだけど、とってもよかったです。前は前でよかったからこそ、また泊まりたいと思って再訪したわけだけどその時以上によかったです。ここに泊りに来ることを目的として旅行したいくらい好き。

船に乗ってバイバイ!またね!また泊まりに行きたいなー。
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和歌山旅行 1

先月、久々に和歌山へ行ってきました。間を空けた二度めましての旅は色んな発見もあって面白かったです。前回は紀伊半島を反時計回りに一周したが今回は時計回りに一周の旅である。

1日目

朝早くに出発。早速雨に降られるの巻。SAで見た景色。思いっきり霧がかかっている。
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春のような陽気が続いた後の真冬の梅雨のような天気の中、出発。いやー天気悪いっすわー。霧が出てて視界が悪いの何のって。それでも愉快に旅に出るのです。

最初の目的地、鬼ヶ城に到着。
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鬼ヶ城は微妙に雨が降ったり止んだりする中行ってきました。大自然ってすごいなとなってるうちにちょっとテンション上がっておかしなポージングの写真を娘に撮ってもらったとこで、「もっと普通でいい」と言われました。

ドライブを続けた先でこんにちはな獅子岩。奥が霧で霞むくらいには天気に嫌われております。
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続いて花の窟神社へ。日本書紀にも登場する最古の神社。
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御神体はこちらの巨岩。故にお社がないのです。
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体の悪いとこを治してくれるというのでお祈りする我々。
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おみくじも引いたがまずまずの結果であった。こちらは二度めましてであったが娘たちもその事を覚えていた。ちょっと意外。

2度目ましてといえばこちらも。ウミガメ公園にも行きました。途中通りかかったら長女が「行きたい」というのでね。
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お散歩中の亀。まったりした場所でした。
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お昼は那智勝浦でマグロかつ。
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1泊目に予約した宿が色々観光案内を送ってくれていてその中から選びました。おいしかった!

お腹がいっぱいになったとこでお次は熊野那智大社
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がっつり雨が降っていて霧がかかってた。
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本来ならばいい景色なんだろうけど霧で何にも見えなかったという。仕方ないね。f:id:cho-ko:20240308001200j:imagef:id:cho-ko:20240308001346j:image

『光る君へ』視聴なので「おおおっ!」とテンションが上がる。
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前回もあったはずなのに全く記憶にないあたり、人は見たいようにしか世界を見ないし記憶もしないんだろうなあと改めて思う。前回の旅行記読むと『平清盛』に夢中でしたね。和歌山にも清盛関連のがあるんですよ。一人清盛紀行気分でした。

めっちゃ雨の三重塔。

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この後、降っていって那智の滝まで行く予定だったんだけど古の石段が滑って危ないなあというので切り上げることにしました。無理して滑って骨折とかしたら目も当てられないしね。無理はしない。前にも来たことあるし悪天候で無理することがよいとも思わないというので意見が一致したので駐車場へと引き返しました。

お次ははじめましての熊野本宮大社f:id:cho-ko:20240308002332j:image

着いた時は雨がヤバくて車から外出たくない程だったけどせっかく来たしねと階段を158段えいやと登ってお参りしてきました。外国人観光客の方も多く、熊野古道世界遺産になったことは思ってる以上に大きいんだなあと感じました。熊野本宮大社は決してアクセスがいいとは言えない場所なのに悪天候な中、こんなにも人が訪れるなんてねえ。

参拝後、大斎原へ。f:id:cho-ko:20240308002713j:image

元々はこちらにあったんだけど明治の水害で現在の場所に移転したそう。

前回は熊野那智大社・熊野速玉大社は行けたけど熊野本宮大社だけは時間的に無理で行けなかったからやっと行くことができてよかった。熊野三社をやっとコンプリートだよ。

2024年2月の読書

2024年2月の読書まとめ

読んだ本:7冊

読んだページ:2324ページ

ナイス:210ナイス

#読書メーター

https://bookmeter.com/users/709153/summary/monthly/2024/2

2月は思った程には読書が進まなかった。疲れてたり色々あって言う程には読書に向き合えなかった気がする。旅行にも行ったのだがその間に読もうと持っていった本も疲れて全く読むことができなかったし。何をするにも体力大事ですね。

2月は何といっても柚木麻子『とりあえずお湯をわかせ』がよかった。柚木さんのエッセイを初めて読んだがもっともっと色々書いて欲しいし小説も更に好きになった。

2024年1月の読書

2024年1月の読書まとめ

読んだ本:10冊

読んだページ:3223ページ

ナイス:361ナイス

#読書メーター

https://bookmeter.com/users/709153/summary/monthly/2024/1

1月に読めたのは10冊。休みがあったこと思うともう少し読んでいたかった気もするがまずまず読めたということにしときたい。2024年もたくさんの面白い本との出会いがあるといいなと思う。

1月は何と言っても宇野碧『レペゼン母』が面白かった。予想以上の面白さであった。小説でラップ、しかも母息子でラップバトルとか面白そうと思って手に取ってみたらそこからぐんと遠くまで連れていってくれる本だった。初読み作家さんたが他の著作を読むのも楽しみだ。

柚木麻子『ついでにジェントルマン』も好きな本である。私はこういう風に女子をエンパワーメントする物語が好きなのだ。元気でたよ。

三宅香帆『女の子の謎を解く』もよかった。しばらく積ん読してたのだがいいタイミングで読めたと思う。三宅さんは小説はもちろんのこと、宝塚や女性アイドルにも造詣が深いから物語的に読み解くこともできるんだなあ。

2023年の読書

https://bookmeter.com/users/709153/summary/yearly/2023

2023年は139冊読了で内21冊が漫画なので本は118冊読了になります。月平均10冊弱なのでまあまあかなというとこですかね。年間100冊読了を目標にしてるので昨年も達成できてよかった。

2023年マイベストテンについて考えてみました。順不同で10作を上げてます。

 

綿矢りさ『嫌いなら呼ぶなよ』

綿矢さんはずっと面白いなあ。というか年齢重ねて更にキレが増しててよいですね。若い頃も好きだったが今はもっと好き。年齢重ねることによって「おおっこっちに切り込んでいきますか」みたいなのがあるから若くしてデビューした作家さんは面白いなあと思う。好きです。

 

チョン・アウン『主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら 15冊から読み解く家事労働と資本主義の過去・現在・未来』

Twitterで見て面白そうだと思って即買いに行った本。根強い家父長制に悩まされてきたという意味では日本と韓国は似てるので参考になった。ケア労働は労働にカウントされず経済の外側に追いやられてきた。でもケア労働があるからこそ、経済活動できるのは間違いないわけで。そこを含めてどう考えていくかが大事なんだと思う。

 

チョ・ナムジュ『私たちが記したもの』

ここ数年、韓国の小説が面白いなあと思っている。小学生から高齢者まで色んな年代の女性たちを描いた短編集なのだが、どれもこれも私たちの物語として寄り添ってくれるのがすごくいいなあと思った。

 

三宅香帆『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない自分の言葉でつくるオタク文章術』

自分の言葉で語るにはどうしたらいいのかをずっと考えててその答えの内のひとつがここにあった。言語化大事、そのためには細分化大事。神は細部に宿るという話ですね。推しを愛でながら自分を愛でれたらよいですね。

 

加納朋子『空を超えて七星のかなた』

大好き、ずっと大好きな加納さんの本がまた読める幸せよ。短編を紡いでいった先に見えた景色にグッとくる。うまいなあ。

 

若林正恭『ナナメの夕暮れ』

長らく積んでいたのをだが情熱があるで引っ張り出してきて読んだのだが若林の文章好きだなあと改めて感じた。自己受容していく過程を読むのが面白かった。また若林の本が読みたいなあ。

 

姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』

めちゃくちゃ怒ってるんだなあと思った。くそったれみたいな現実をどうするのか。作家としてできることは何かといえば伝えることなんだろうなあ、だからこの物語を描いたのだろうなと思った。こういうくそったれ事件が二度と起こって欲しくない。

 

近藤史恵『シャルロットのアルバイト』

近藤さんはシリーズものを数多く手掛けるが連作短編集も多い。シャルロットシリーズもそのうちのひとつだがぎゅっと胸の奥をつかまれる話があって面白いんだけどしんどい。夫からも息子からも召使扱いされる女性の話がしんどい。これが物語の中だけではなく、現実と地続きな話なだけにしんどいね。

 

上間陽子『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』

100分deフェミニズムに出演されていたのをきっかけに手に取ったがしんどい現実に打ちのめされた。本来は行政の仕事なのだがそういってる間に困っている少女たちがほっとけなくて動いたのが上間さん。負のスパイラルから抜け出し自立できる少女もいるがそれは誰もができることではない。

 

柚木麻子『ランタン』

現時点の柚木さんの集大成的な本。大河ドラマにいかがでしょうか。有名人そろいだしちょうどよいと思うのですが。今年は平安大河、来年は江戸文化人大河。戦国時代と幕末の反復横跳びの合間にいかがでしょうか。描かれたのは明治~昭和なのだが今を感じる1冊である。

2024年も本との良き出会いに恵まれますように。