chocolate melts with music

行ったライブメモ

jun togawa birthday live 2024

f:id:chocochocochip:20240331191303j:image

純ちゃんお誕生日おめでとう&今年もバースデーライブありがとうございます!

純ちゃんが元気で嬉しい!初っ端ヴィールスから立ち上がって声も出てて、そこから3曲続けてアガるやつ。それいけロリータはセトリにあると嬉しい好きな曲。そしてバースデー恒例の108号も。

いわゆる緊張するレベルの良席だったんですが、やっぱり何も遮るものなく目の前に歌う純ちゃんが見られるのは至福ですね。歌の世界にグーッと引き込まれる。プシガンガやFool Girlの切なさ(と一言で言えるものじゃないけど)が迫ってくる。Fool Girl久しぶりに聴けて嬉しい。オーロラBも久しぶりかな。さらにレア曲サンプルA。すごく良かったなー。この歌詞の主人公結構怖いよね…純ちゃんきれいに歌っていたけど最後のほうで怖さも出ていてとても良かったです。

後半は憂悶の戯画から始まり。玉姫様以来ライブでやったことないって言ってたけど最近聴いたような…って思ったらあれはおおくぼけいさんとでバンドではやってなかったですね。アンビエントに始まってだんだん形ができていくみたいな感じで良かった。ドラムが効いてたなぁ。

その後もライブでほとんどやったことない曲続きのコーナー。エンジェルベイビー、ギターの一音めからもう美しくて、バンドの生演奏ゴージャス〜。またやりたいとのこと、是非。リズム運動でちょっと踊る純ちゃんもかわいかった。

高円寺のタウン誌でdipのヤマジさんが表紙を飾った話(ヤマジさん照れてたw)から、ヤマジさん作曲のおしゃれババア。バースデープレゼントにいただいたオリジナルのリストバンド(赤地に黒で「純」の刺繍)をつけて気合いを入れて、ここから怒涛の流れ。赤い戦車にもリストバンドが映えてましたね。最後の絶唱が力強かった。

翌日にJeff Millsさんのイベント出演(一日仕事)を控えて、しかしそのために今日は手を抜くなんてできないし、抜いたと思われたくない純ちゃん。もちろん最後まで出し切るような歌唱ですごかった!

本編最後の曲をちょっと久しぶりに電車でGOにしようかと思ったけどそれでは手を抜いたと思われるかもとレーダーマンにするつもりだった、けどそれをMCで話したら電車のウケが良かったので急遽電車でGOに差し替え。笛忘れて痛恨(笑)でも腕上げて楽しかったー。最前列で立ちづらいと思ったけど、アンコールパンむしは結局立っちゃいました。結構みんな立ってたし。立ったらますます目の前に純ちゃんで夢中になったー。最高でした。

あとバンドメンバーもみんなよく見えてカッコよかった。特に今回は矢壁さんと中原さん。矢壁さんの叩いてるときの表情とか、目を瞑って叩いてるのとか、あと一曲終わって指を伸ばしてるのとか、純ちゃんのお話に笑ってるのとかも見えて良かった。中原さんも楽しそうに弾くなーとか、目合わせいいなとか、アンプに足かけるのカッコイイとか、音がいい&でかいのはいつもだけどさらに感じられた。話し声もバッチリ聞こえて楽しかったです。

 

  1. ヴィールス
  2. 肉屋のように
  3. それいけロリータ危機一髪
  4. ロリータ108号
  5. 諦念プシガンガ
  6. 金星
  7. Fool Girl
  8. オーロラB
  9. サンプルA
  10. フリートーキング
    (休憩)
  11. 憂悶の戯画
  12. 蛹化の女
  13. エンジェルベイビー
  14. リズム運動
  15. おしゃれババア
  16. 赤い戦車
  17. 母子受精
  18. 好き好き大好き
  19. バーバラセクサロイド
  20. 電車でGO
  21. (en)パンク蛹化の女

 

Jeff Millsさんからのお花、なんとなく宇宙っぽい。

f:id:chocochocochip:20240331234322j:image

2024年 春の航海

f:id:chocochocochip:20240331134822j:image

ツアー初日。
ピープルの歴史の新旧いろんな部分が織り交ぜられたセトリ、今の3人の演奏でシームレスに繋がって繰り広げられる世界。だいぶ懐かしい曲が嬉しいのはもちろんあるけど、ほんとに演奏がアップデートされててカッコいいのが良かったなぁ。

オーケン春の弾き語りツアー2024

f:id:chocochocochip:20240331140015j:image

オーケンのツアーにエディがゲストの回。最初にエディソロ、ついでオーケンソロ、そして二人での演奏。二人でやるライブは初めて?少なくとも私が見るのは初めてかな。コロナ直前にやろうということになっていたけど、ちょうど大変になってきた頃で流れたそう。エディのお話によれば、その頃エディは新聞もテレビも見てなくてコロナを知らなかったそうで、オーケンマネージャーの永井さんから「こんなご時世なので…」と言われても分からず、ただオーケンがやりたくないのかと思って不機嫌に電話を切ってしまったとか(笑)それから新聞をとることにしたそうです。

 

そのオーケンとエディのデュオ、すごい良かったー!感動した…
旅の理由、13才の刺客、ハンマーはトントン、と特撮のエディ作曲の中からやったけど、ピアノだけになるとより曲のドラマチックさが際立って、さらに歌の物語も強くなるというか。終わったあとなんだか朗読劇を聴いたかのような感じだった。

そしてキノコパワー!ピアノソロで聴いていても歌が聞こえてくるようだったけど、それを本当に生で聴けた!わー!さらにテレパシーにGuru…素晴らしかった…
生で聴くエディのグランドピアノの強さがすごいんだけど、それに引っ張られてオーケンの歌も、伝わり方が何か違うんだなぁ…良かった。

 

エディソロではタルカスが聴けて嬉しかった。夜歩くも良かった。
オーケンソロではノゾミカナエタマエが!ものすごく良かった!これもちょっと感動した…

オーケンソロは、あのさぁ、プカプカ、ゾロ目、タカトビ、ノゾミカナエタマエ、かな?足りない?おやすみ〜Endもやったんだったかな…
エディソロは、黎明第二稿、(金鶴の曲、タイトル覚えられず)、fantasy on the night beach、是政行進曲、love of my life、タルカス、夜歩く、かな。

東京国際バリトンサックスフェスティバル2024 <Kick-off Special Concert>

f:id:chocochocochip:20240210230729j:image

グレゴワ・タテュー

東京国際バリトンサックスフェスティバルの「国際」を一手に引き受けてベルギーから来日のグレッグさん。第一回のバリサクフェスで見てた。すごく大きな人で、一本のサックスですごいいろんな音を出す…という記憶。今回は一人でステージに立ち、まず30分にも及ぶ循環呼吸による即興演奏。それもほんと、一人で一本のサックスを吹いているとは思えない、いろんな音が重層的に聞こえてくる。楽器本体にもマイクを付けて、通常は聞こえないノイズ的な音や、息づかい、パッドの音、さらに楽器を叩いたり、声が入ったり、どうやって出しているのかわからない音もあったり、でもそれらがみんな合わさって音楽になっている…。いやーすごかった。来日中に別のコンサートで短波ラジオを演奏する人(?)との共演が予定されているそうなんだけど、グレッグさん一人でもノイズの向こうに聞こえる感じがちょっとラジオっぽい印象もあったから面白そうだな、と思った。

そしてその次にはバリトンサックスのマウスピースとネックの部分(で合ってるかな…?)を外して床に置き、本体の管の入り口に直接口を当てて吹き始める。いわゆるフルートの吹き方になるのかな?音も全然違う高い音が出て、やっぱりちょっとフルートとか横笛的な音。あんなふうに音が出せるのか!とびっくり。面白かったー。

 

東京中低域+ワークショッパーズ

11人フルメンバーの東京中低域、定番ナンバー中心に。最初のソロで前に出てきた鈴木さんが早速グレッグさんの真似してネックを外して吹こうとして、それ見て東さんとかもやろうとして、でも音出なくて可笑しかった。鈴木さんは最後マウスピース+ネックの方だけで吹いたり。奏者には刺激的だったんですね。

ステージには向かって右側にドラムや椅子などが最初からセッティングされていたためちょっと狭くて、11人でもいつもよりきゅっと詰まって並んでいて、いつも端にいる鬼頭さんが真ん中で吹く感じになってた。そこへ。途中からさらに人数が増える。客席後方から続々と、ワークショッパーズの皆さんが。17~8人?数えてないそうですが…。東京中低域メンバーと合わせるとなんと30名近く。30本近くのバリトンサックスがステージに並ぶという壮観!楽器屋さんでもこんなに集まることない、とか言ってた(笑)

ワークショッパーズを見るのは初めてだったけど、老若男女いろいろ、皆さんバリトンサックスを持っている人ということで、毎年参加している人もいるのかしら。それぞれレベルでパートを分けたりしているのだろうけど、結構しっかりした演奏という印象でした。Iwashita's New Gingerではワークショッパーズによるソロ回し(4人一組くらいで)もあり。講師役でステージ前に出ていた永田こーせーさんが赤い旗を振ったら交代。こーせーさんが先に曲の解説をしてくださったりもして、いつもとまた違って面白かったです。最後の「欲することは可能なことである」は、各パートで一つのフレーズとロングトーンがあって、それぞれが好きなだけ繰り返して吹いて、全員がロングトーンになったら終わりという形だそうで(言われてみればなるほど)、それを30人でやるとどうなるの?と思ったけど、まぁそれなりでちゃんと終結してた。それにしても音の厚みすごかったー…30本!

 

B.L.O. feat. 戸川純

B.L.O.はバリトニック・ラブ・オーケストラ。「清く正しく美しく…というプラトニック・ラブに対して、バリトニック・ラブは深く重く熱く鈍い…怒濤の恋愛」ということで水谷さんが命名したよう。ドラムのイトケンさん、ベースの岩崎なおみさんに、水谷さんはギター、東京中低域からは最初井出崎さんとこーせーさんがいて、曲が進むにつれて人数が増え、ワークショッパーズの皆さんも加わって「彼が殴るの」では30本がまた勢揃い。純ちゃんはステージの一番前で椅子に座っていて、振り返ると人数が増えているので驚いたりしていた。

  1. クーラー
  2. 夢見る約束
  3. 怒濤の恋愛
  4. コールドターキー(こんなに恥ずかしいポーズよ)
  5. 彼が殴るの
  6. ラブ
  7. 固い握り(水谷さんVo.)

最初にクーラーでちょっとびっくり!久しぶりに純ちゃんの生ボーカルで聞けてうれしい!今回はけっこう近くで見られたので、表情豊かに演じる純ちゃんが見られてとても良かった。夢見る約束と怒濤の恋愛は、12月に東京中低域の演奏を聴いていたけど、そこにちゃんと純ちゃんボーカルが乗ったのを聴けてこれも良かったー。

そしてコールドターキー!これこそ、純ちゃんのボーカルで聴けるの何年ぶりなの?!って感じで。これをバンドとバリサク従えて歌う純ちゃんかっこいいんだー。歌詞は水谷さんの日本語詞。3番は水谷さんが歌って、前と少し歌詞を変えていて

ドイツ人はテクノで イギリス人はクラブで アメリカ人はフォークで 日本人はパンクで

*1

この最後の日本人のところで前に座っている純ちゃんのほうを示す感じで、純ちゃんもわかって笑ってたりしてた。

そしてさらにまた人数増えての「彼が殴るの」で、これももちろん大迫力でかっこよかったわけですが、そのワークショッパーズさんたちがステージに整列している間には水谷さんから昔話もあって、純ちゃんと初めて会ったのは20代の頃の焼き肉店だったとかって話も。

その後はバリサクの皆さんは退場。中には純ちゃんとグータッチしていくワークショッパーさんも。鈴木さんも純ちゃーんって手を振っていった(笑)。少人数になって、ジョンレノンのラブ(日本語詞)。これも純ちゃんで久しぶりに聞けてよかったな。

純ちゃんはここまで。ラストに水谷さんボーカルで「固い握り」。欲を言えばもっと水谷さんの歌も聴きたかったな。でもまぁ、今日は盛りだくさん(人数的に、というかバリサク本数的に・笑)だから仕方ないか。

 

アンコールは東京中低域のいつもの。手拍子で楽しく終わりました。

今年で10年目のフェス、これからも続いて、また純ちゃんとの共演もありますように。

(あと、トリコミが見たいなー…)

*1:

ちなみに元の歌詞は

ドイツ人はドイツで イギリス人はインドで アメリカ人はアラブで 日本人はチャイナで こんなに恥ずかしいポーズよ

オーケン生誕祭ライブ58

f:id:chocochocochip:20240207005441j:image

オーケンバースデー!おめでとうございます♪今年も楽しい生誕祭でありました!

4曲で40分の弾き語り(笑)から、後半バンドになったらお喋りほぼなしで(途中ちょっと喋ったのはヘイユーブルースの語りに回収)、音楽のグルーヴだけで盛り上がって感動したよー!オケミスの1枚目からが一番多かったかと思うけど他にも、タンゴ(ソロ、カバー)、香奈(筋少)、企画物AVの女、テレパシー(特撮)、お別れの背景(電車)など、盛りだくさん。お別れの背景聴いたらベラさんに会いたくなった…。タンゴや、最後のオンリーユーは、バンド演奏で聴くのだいぶ久しぶりな気が。オケミスメンバーの演奏はどれも素敵だった。

プレジャープレジャーの椅子席で、アンコールで最後にみんな立って聴いてって言われて立って、猫のリンナでクラップして、オンリーユーもレトロポップ感あって、で、なんだか昭和っぽいエンディング、楽しかったです。2階席から、一階のお客さんも含めてよく見えてたのがまた良かった。

 

マチダ地蔵尊

f:id:chocochocochip:20240331141213j:image

今年のライブ初めはマチダ地蔵尊町田康&中村JIZO敬治)。ありがたや〜。
今日はなんだか楽しいおしゃべり多めでした。横浜に行った話など。あばずれって今時なかなか聞かない言葉よねぇ(笑)

名前の歌、定番になるのかな?自分の名前もたぶん呼ばれた気が。ジロキチの予約に名前書くから、そのリストを読んでいるなかも?とちょっと思ってる…

jun togawa “X’mas” live 2023

f:id:chocochocochip:20231218200702j:image

プレジャープレジャーの純ちゃんライブで最後立てたの久しぶりで良かったな。今日は後半盛り上がる曲でじわじわと席から立ち上がる人が増えて。前半はわりと静かな曲多いかなとも思ったんだけど。労働慰安唱歌とか激レアもあった!

  1. ある晴れた日に
  2. ヴィールス
  3. 肉屋のように
  4. シャルロット・セクサロイドの憂鬱
  5. いじめ
  6. 労働慰安唱歌
  7. 無題
  8. 諦念プシガンガ
  9. ヒステリヤ
  10. 少年A
  11. フリートーキング
    (休憩)
  12. おしゃれババア
  13. 赤い花の満開の下
  14. 箱に入った八月
  15. 金星
  16. 蛹化の女
  17. 赤い戦車
  18. NOT DEAD LUNA
  19. バーバラ・セクサロイド
  20. 母子受精
  21. 好き好き大好き
  22. レーダーマン
  23. (en)パンク蛹化の女