カウンセリング

[うつ]カウンセリングを始める


今年に入り、意を決してカウンセリングを受けることにした。


1回目は顔合わせと、「トラウマ面接」とよばれる資料をもとに

自分が今まで経験してきた辛い思い出を、できるだけたくさん書き出したものと

思いつくままに辛かったこと、悲しかったこと、腹がたったことなど

ストレスと思われることを時間一杯しゃべって終了した。



2回目はカウンセラーの先生が、前回のことをまとめてきてくれて、

さらにまだまだある問題点を洗い出し、

どういった方法でカウンセリングを進めていくのが一番いいのか

話しあった。



過去のことを洗い出し、それは今の現実ではない、と思えるようになることと

現在の職場や家庭で起こるさまざまなストレスにどうやって立ち向かい

スルーしていけるようになれるか、と言うことを同時進行で進める事となった。


本来はICレコーダー等を使い、反復的にその状況を思い起こして対応していくのだけれど

自分的に、書く方が考えながらではあるけれど、向いていると思えたので

記述式という変則的な方法をとらせてもらうことと決まった。



辛くて苦しい作業ではあるけれど、月に2回、やれるところまでやってみようと思う。



そんな日常については


http://ameblo.jp/mayu12679/

こちらのブログに綴っていこうと思っています。


ここも閉鎖はしませんが、ハンドルネームを変更しているとはいえ
あまり知られたくないことでもありますから・・・・・




[息子]泥棒したらしい


旦那の財布から現金が消えていた、と言う事件がおきました。

どう考えても犯人は息子しかありえません。

追及して追い詰めると、パニックを起こしてひきつけをおこすのではないかとおもうほど

泣いて泣いてどうしようもなくなるので、ひとつずつ、少しずつゆっくりと質問をしました。



結局「拾った」の一点張り。足りなくなったのと同じ額の現金が彼の財布に隠されていたので

ひとまず没収して、そっと旦那に返しました。


その上で、夫婦で話しあっていると

「信じていたのに、凄くショックで悲しい」と言われ、

質問する私も辛かったのに、と思っていると

「せっかく1回目の時はママに内緒にしておいてあげたのに」というのでその言葉にびっくり。



「1回目って何?なんで私には話してくれなかったの?」とたずねると

「そのときは被害がうちだけじゃなく、おじいちゃんのところでも現金が無くなったから」

「ママはしんどそうでおばあちゃんのところにあんまりよりつかなかった時だったし」


私は母親なのに、どうして教えてくれなかったんだろう。

その時のことを知っていたら、もっと対処が出来ていたかもしれないのに。

やっぱり私は家族の一員として認められているわけじゃなくて

単なる「母親」と言う名前のできそこないの「嫁」だから

大事な話には入れてもらえないのか、と孤独感を感じ、涙した夜なのでした。

新年になっても・・・・・・

[うつ]主治医からのクリスマスプレゼント

去年はあっという間に過ぎ去っていった。

息子がアスペルガー症候群と診断されたり

職場では本来自由にしていいはずの 4週6休の休みに制限をかけられたり

周囲の出来事に振り回されているのか、自分の勝手な被害妄想なのか

とにかく調子がいいとはいい切れない1年だった。




自分のケアに当てる時間も減ってきて、心身ともに疲れやストレスが溜まり
年内最後の心療内科受診の折には、久しぶりに手紙を携えて行った。


主治医は手紙を読み、いつもより長い時間考え込んだのち、

「これは提案なんですけれど」と前置きをした上で


認知行動療法を受けてみませんか」


と話し始めた。



PTSDとよばれる症状を持つ人たちに行うことが多いのですが、
あなたの場合、PTSDと呼べるほどの大きな傷は見られない。
でも、長い期間にわたり、あまりにも傷つきすぎている。
少し辛い作業になるかもしれませんが、一度うけてみませんか」


とのこと。

信頼している主治医医から言われたことなので、ひとまずやってみることにしようと思う。

馬鹿ばっかり

[仕事]トラブル


昨日、いろんな部署のメンバーが集められて、ある方に関するトラブルの話があった。
始まりは些細なことだったのだけれども、
「自分は間違っていないはず」という思い込みから
どんどん事態は悪い方向へと発展していき、収集がつけられない状態になってしまった。



どこで何を間違えたのか、どう対処すればよかったのか、自分はどうあるべきだったのか
仕事をなめていると同じ事故が絶対おきるぞ、と言われていたけれど
指名されて意見を言う人が少ないのにはおどろいてしまった。
その場にいなくても、やらなければならないことぐらい私にもわかる。


個人攻撃をするわけではないけれど、実際にトラブルを起こしてしまった人に対して
「おまえはこういう点でミスをおかしてしまっているんや」
と全体に聞こえるように話し、全員に気を引き締めよ、と言っているのだな、と感じていたが
特に謝罪の言葉があったわけでもなく、終了後は曖昧な笑顔で帰って行ってしまった。


こんなことが起こると思うから、いろんなことを想定して相談したり、意見を言っているのに。



今の状況に慣れ切ってしまって、当たり前だと思ったらだめなんだって、どうしてわからないんだろう?
Dr.の発言に驚かされる日々もあるけれど、
みんなどこかおかしくなっているように思う。


本当におかしいのは私なのかもしれないけれど・・・・・

心の中の涙

[息子]理解されないもどかしさ


先日、息子が祖父母の家でしんどくて寝ていた日のこと。
塾に行く時間が迫ってきたので、出かけようと思ったが、祖父母宅のカギを持っていない。
万が一のことを考えて、同じ町内のお宅に預けてあるといわれていたので
訪ねて行ってみたけれど、誰も出てこない。
そこのお宅と祖父母宅は一直線で、見通しが利くため、鍵をかけずに家を出ても対処できる。


だけど、自宅にある鍵をとってくるためには、少なくとも大きな角を2つは曲がらなければならず、
しかもどう頑張っても往復で数分はかかる。
もし、その間に祖父母宅に何かあったらどうしよう。
携帯も家に忘れてきたし、誰にも連絡が取れない。
おばあちゃんのところの電話帳を見て、おじいちゃんやおばあちゃんの携帯にかけてみるけどつながらないし
どうしていいのか途方に暮れていた模様。



塾にも電話はできないし、とりあえず誰かが帰ってくるまで待つしかない。
そう考えて、祖父母宅から動けなくなった息子。
職場に電話をかけてきたのは、塾も終わろうか、というような時間になってからのこと。


息子も悪いが、鍵がないので家を空けられない、という状況で息子を置いて出かけた義父母にも腹が立つ。
とりあえず息子には、予定が決まっているときは対処できるように考えて動くように話し、
そのうえで、鍵がなかったので家を出られなかった旨を伝えなさい、と指示をした。


しばらくすると、メールが来て
「あんたはこの状況になるのを待っていた」といわれた

とのこと。
どういうことかと思って、本人に電話をしてみると
「おばあちゃんが帰ってきたから、説明したら、
『あんたは(怠けたいために)こういう状況になるのを待ってたんやろ』
と言われた」という。
  


そんなわけないのに。
よしんば、そんな気持ちがあったとしても、口に出して言うような言葉じゃないと思うし。
即行で義母に電話を入れ、抗議した。


義母 「私かってな、出かけたいから、早く帰ってほしいって言ったけどあかんかってん」
私  「息子の言うことだから、どれぐらいの信ぴょう性があるか、わからないけど
    鍵がなかったことは事実だし、彼なりに頭の中でいっぱい考えて、行動したけど
    うまくいかなかったからパニック起こしているのに、あんな言い方はないと思う」
私  「甘えた言い分かもしれないけど、帰ってほしいと思っていたんなら
    せめて『送って行くから』ぐらいのことを言ってやってほしい。
    一人で帰る自信がなかったのかもしれないし、『送ってくれるなら』と
    素直に帰ったかもしれないのに」
義母 「確かに『送っていく』という発想はなかったわ。鍵のことはおじいちゃんと相談するわ」



とまあ、ちょっと険悪なムードでの電話のやり取りになってしまったけれど
息子を守るためだもの、頑張らないと。
 

その晩は布団の中で息子と話し合い。
「その話題には触れられたくない」
という息子に対して
「今ちゃんと話しておかないと、同じことを繰り返してしまうよ。
 そのたびに怒られるのはもっと嫌だと思うから、話しよう。」
そう言って、怒られたこと、心配かけたこと、みんなが息子のことを大切に思っていること、などを話して聞かせた。
息子は頭から布団をかぶって一言も口を利かずに黙っていた。
こういう態度をとるときは、わかっているけど納得できない、と悩んでいるときなので
「一人にしましょうか?」と尋ねると
「お願いします」と返ってきたので、
隣のベッドルームでマンガを読んで過ごしているとふいにドアが開いて、
「とりあえずおばあちゃんのことは許せてないけど、自分の中で消化できたと思うので、戻ってきてください」
そういって、二人で布団の中で手をつないで休んだ。



そんなこんなを、旦那に話してみたら
「それは、そう思われても仕方がないことをしてきてるから、弁解の余地がないね」
あっさりそう言われた。



どうしてそんな風に言えるんだろう。
どうしてそういう行動に出てしまうのか、そういう思考にはまってしまうのか
それもこれも周囲の大人が《普通であるべきこと》を強要したからじゃないの。
ゆっくり考えたらもう少しましな返事が返ってきtもよさそうなものなのに。


そう考えただけで涙があふれてくる。
私だって、息子が全く悪くない、なんて思ってない。
だけど、心を鬼にしてでもルールを教えようと思うから
同じことを繰り返し繰り返し言い続けてるんじゃない。



いろんな思いが頭の中を交錯して涙になる。

[仕事]忙しい日々


春から企業健診だの、個人健診だのといった大きな波が過ぎ、
ようやく一息つけるかと思っていたら、自分の職場の検診がやってきた・・・・・


責任者が、何事もギリギリまで自分だけがわかっていて、直前になってから急に
あれをやれ、これをやれ、というような人で、去年大変な思いをしているため
今年は少し早めに準備を進めてきたのだけれども、GOサインが出るまでが遅い。


交代制の仕事で部署もたくさん分かれているし、他人任せな人が多いので
ちっとも先に進まない。



そんな状況なのに、普段より日常の仕事量も増えている。
毎日のように、時間のかかる仕事が舞い込んできて、
自分はおろか、息子の診察にまで支障をきたしているような状態。



帰宅したら、とりあえず横になりたい衝動が。
でも食事にはいかないといけないし。
食べた後、おばあちゃんはウォーキングに出かけてしまうので、
食器を洗って、拭いて、しまっておかなければならない。



家ではできないことを無理してしているので、倒れこむように布団に入る日々。
だんだん疲れが蓄積されて、何もかもが鬱陶しく、投げ出したくなる。


それでも時間は動き続ける。

勇気がない

[家族]学校が怖い


もうじき一泊移住の予定がある息子。
行ってみたい気持ちもあるけど、ずっと学校に行っていないのにそれだけ行ってもいいのか
ゆうべは一晩中悩んで悩んで「学校怖い」ともだえ苦しむ姿はとても切ない。


「今頃来たのか」
「今までどうしてたんや」
なんて言われたらどうしよう。



「待ってるで」
「心配してるで」
本当にそう思って、気持ちよく受け入れてくれるだろうか。



いじめられたら?
嫌われたら?
のけ者にされたら?


そんなことを考えると
頭の中が爆発しそう


だから、前の日は「学校に行ってみようかな」と思うけど
当日になってみたら勇気が出ない。



学校って怖いんだもの

[うつ]全部受け止めないこと


手元に薬が充分ある状態だったけど、気分のもやもやが一向に晴れる様子じゃなかったので、
金曜日に診察に行きました。
連休中の出来事や、自分の体調、息子の行動や言動をきいてもらい、一番心の枷になっているであろう先日の口げんかの話もしました。


主治医は
「世の中にはいろんな人がいますねん。たまたまその人との相性が悪かったうえに、相手が頑固だったんでしょうね。大勢の中で仕事をしている以上、ある程度は避けられないことですし、特に無勢に多勢ではしんどい思いをすると思いますよ。そやからね、全部を受け止めたらだめです。聞いてるふりをしてやり過ごすことも必要です。これは自分の精神状態を保つための護身法だと思ってくださいね。


息子さんとの関係もうまくいっているし、おかあさんとしても十分役割を果たせていますから、自信を持って進みましょう」


そう言って診察は終了し、なんとなく気が楽になった。




[家族]息子の診察


続いて月曜日は息子の児童精神科の診察日。
前回、「頭痛も腹痛も学校を休む理由にはならない」と言われてへこんでいた息子は腹痛をおこし、
家をでられないようなことを言っていたが、そこはちょっと1発かましてクリニックへ。
私が用足しでちょっと席をはずしている間に診察に呼ばれており、あわてて後から入る。


いやなことを言われていたせいか、「あの先生からは黒いオーラが出ている。悪どいことを考えている」
などといっていたが、私が同席しない時間があったために、自分で質問に答えざるを得ない、と思ったようで


・学校は要塞みたいで恐ろしくて近寄れない
・みんなの通学路の途中に自分の家があるので、なかなか家を出られない
・いつ、何時、だれに会うかわからないので、その辺一帯は「デス・ロード」とか「フロりアン・トライアングル」などとよんでいる。


といったことを相談していた。
息子の主治医は


「要塞ってどんなイメージ?」
「攻略するにはどうすればいいと思う?」


と話を進めてゆき
「攻略するためにはね、内部のことをよく知らないといけないんだよ」

「だからね、学校が要塞のように感じられるなら、なおさら学校の中のことをよく知っておく必要があるんだよ」

「でもまあ、とりあえずは今のペースでいったらいいんじゃないかな」


と本人が納得いくように話を進めてくれ、
帰り道に聞いてみたら


「思い切って気持ちを打ち明けることにしたら、今日の先生は千手観音のように輝いて見えた」


そうです………