ごっちん活動再開と映画雑誌「ジャッピー!」

ごっちんがエイベックスに移籍して活動再開という嬉しいニュースがはいってきていたのに、なかなか更新できなかったのは、また懲りずにミニコミ誌などをつくっているせいなのだ。「ファンが語る99の後藤真希」から約四年。4〜5年の周期でこういうことを無性にしたくなってしまうという悲しい性を今確認しているところです。残念ながら後藤さんに関してのものではなくて、自分が後藤さんやモーニング娘。や、ハローにはまる前に好きだったことに再び戻って、という感じのものなのですが。
その代わり、〜というのもなんですが、つい最近発行された映画雑誌「ジャッピー!25号」(喜怒哀楽社)に「後藤真希ゴダール」というイラスト&文章を書いています。これは、「キャスティングあそび」という企画のもので、“意外な配役で夢の映画を考えてください”という依頼に副って書かせてもらったものです。こんな個人的な趣味の原稿にOKを下さった編集部の皆さまには本当に感謝しています。でも、まぁ、「映画的」な文章で(実はちょっとパロディ的な意味合いを含めた映画的文章なのですが、きっと誰も気付きませんね)書きましたので、映画ファン、ジャッピーファンの方にもちゃんと読んでいただけるものにはなっていると思っています。
この原稿を書いたのは、ちょっと前のことになるのですが、このタイミングで発行されるというのは、「運命的なものを感じます」(by新井選手)。


さて、「ジャッピー25号」ですが、今回の特集は「日本映画はやっぱり面白い」で、いつものようにそれはそれはぎっしりと中身のつまった読み応えのあるものになっています。中でも山本浩司柄本佑の若手二人のインタビューがめちゃくちゃ面白いです。


是非とも手にとって、ご高覧ください。手にとるだけでなく、ご購入いただけるともっと嬉しゅうございます。

ジャッピー!http://www.geocities.jp/jappyweb/jappyweb/top.html
(まだ25号の告知は載っていませんが、販売店一覧が掲載されています)

5月10日は後藤の日。おめでとうございます。・・・と毎年いいながら、「おめでとうございます」はなんかちょっとへんなようなと思いながらも、ごっちんのお誕生日やデビュー記念日などに必ず更新するわけでもないのに、なぜか、ごとーの日だけは「おめでとうございます」と書かずにはいられないのは、いったい・・・。
というわけで久しぶりの更新です。
先日、私は本屋さんでうろうろしていた。本屋でうろうろするのは毎日の習慣となっており、平積みにされた文芸書の新刊などをざっと眺めていた。その中で目についた本が一冊。「実験4号 伊坂幸太郎×山下敦弘」という箱入りの単行本だった。その日たまたま新聞に広告が出ていたのをみていたので、手にとって眺めてみる。帯には「新作小説と新作映画がコラボ! 熱狂的人気を誇る二人が場所やキャラクターをリンクさせた奇跡のコラボレーション作品集 Theピーズの名曲「実験4号」に捧げる、青春と友情と感動の物語!」とある。これはちょっと面白そう。とはいえ、定価2800円はいささか高い。山下敦弘のDVDがついているのだから格安ととれなくもないけど、この作品が一体何分くらいの作品なのかは、どこにもかいてないっぽいし、と手にとったまま、迷っていた、その時、箱の中に納められていたDVDと小説「実験4号」のタイトルに目がはいった。DVDのタイトルは「I'ts a small world」というものだったが、小説のタイトルは「後藤を待ちながら」。「後藤をまちながら」! いや、勿論、あの有名な戯曲だかなんだかのもじりであることはわかっているけども、「後藤をまちながら」ってあなた、これほど、今の私の気持ちをずばりと代弁してくれているタイトルはないのではないか!と思った私はその本をさっとレジに持っていったのだった。

梅田に出なくても、AMAZONに注文しなくても、普通に近所の本屋においてあったので買う。

ぼくは散歩と雑学が好きだった。 小西康陽のコラム1993-2008

ぼくは散歩と雑学が好きだった。 小西康陽のコラム1993-2008

豊中の珈琲屋さんtipogarafiaに行って、早速開いて「あなたのオーディオ装置は正しく接続されていますか?」を読む。

このページを読んでいる人なら誰でもみな、大好きなアーティストの大好きな曲、というものがあるでしょう。

それではいまから、あなたの頭の中で、その曲を最初から最後まで再生してみてください。

勿論、後藤真希スクランブル」をイントロから再生する。

(中略)あなたの頭の中で、あなたのいちばん好きな人の声を再生してみてください。

あなたのいちばん好きな人=大好きなアーティストとしか連想できないので、またまた後藤真希さんの声を再生。

テープレコーダーなどを使って、はじめて聴いてみた自分の声を、たったいま頭の中で再生することができますか?

はい。思い出したくもありませんが。

それではいま聴いたあなたの声と、あなたのいちばん好きな人の声とで、さきほどのあなたのお気に入りの曲を、ふたりでいっしょに歌っているのを聴くことができますか?

出来るわけないじゃないですか! あの美しい声と私のだみ声がかぶさるなんてそんな恐ろしいこと…

最後のオーディオチェックのとき、うまく再生できなかったり、涙が溢れたり、胸が痛んだりしたときは、あなたの再生装置は特別な、とてもデリケートな状態にあると思われます。何かあなたの好きな音楽を聴いて、リラックスしてみてください。

別に涙は流れないわけですが…。せっかくなので、最近一番よく聞いている音楽をかけるよ。

ホープ (紙ジャケット仕様)

ホープ (紙ジャケット仕様)

偶然にもこのかたも510さんですね。
あとね、「小西康陽小西康陽になるために100冊の本」というのがあって、これは真似してみようと思う。今、とりあえず、思いつくのを20冊ほどノートに書き留めた。

自分でこれをやるんだと決めて、なかなか思うようにはいかないながらも、えっちらおっちらとやっていることとか、これをやってみませんかと声をかけてもらって、やらせてもらっていることとか、そいういうことで手一杯になってしまい、以前のように、この日記を更新することが生活の中心だったような暮らしはさすがに出来なくなってしまった。
思えば数年前にみなさんの協力を得て作ったファンジン「ファンが語る99の後藤真希」も、今なら出来る、でもこの機会を逃したらもう出来ないという確信みたいなものがあって、あの判断は正しかったなぁなどと妙に懐古的になってしまっている今日この頃なのだが(早く言えば単にその時暇だっただけだが)、でもやっぱりここをなくしてしまう気はまだなくて、そして、ちゃんとここに感想を書かなければ、なにもかもが進まないのだということを今通説に感じている。相変わらず、自分にとって後藤真希って大きな存在なのだなということを改めて実感するのだ。
とまぁ、なにやら大袈裟な書き方になってしまったが、なんの感想かといえば、勿論先日観た「後藤真希LIVE TOUR 2007 G −Emotion II 〜How to use SEXY〜」大阪公演(昼の部)の感想だ。なにしろ今回は、生れて初めての最前席ほぼ中央でごっちんを堪能してきたので、一人で思い出しては、むふふふと気持ち悪く笑っていたり、時々、ぽわわ〜〜と気を失ってしまったりしていたのだが、やはり、文字にしておくべきであろうと今、パソコンの前に座っているのである。
当日、ごっちんが、大阪の観客に向かって、「(去年に比べて)みんな大人になったね」といういろんな意味に取れる発言をしていたが、これはひとえに私が最前にいて、見た目の平均年齢を上げていたせいである。ごめんなさいね、最前で、もうごっちんと目があいまくりでぇ、ほんっと申し訳ないわぁ〜、うははははは〜〜(死ね!)


さて、前回のライブツアー「G−Emotion」を私は”香港映画”を例えにだして検討してみたが、今回は“祭り”に例えてみようと思う。過去のごまコンが“参加型の祭り”に該当するものだったとしたら、今回は「観る、観られる」の要素が濃い“祇園祭”的なものといえるのではないだろうか。祇園祭といえば、京都の夏を彩る伝統的な祭りとして名高い。7月1日から始まって一ヶ月続く祭りなのだが、7月17日の山鉾巡行が祭りのハイライトとしてよく知られており、32基の山鉾が、豪華絢爛な懸想品をつけ、約4時間に渡って町を巡行する。それら懸想品は、各山や、鉾が、我こそが一番と、京都の伝統的な美術品以外にも、19世紀イスファハン(イラン)製絨毯や、17世紀中国明朝の刺繍やら、16世紀ベルギー製のゴブラン織や、インド刺繍や、ムガール帝国産の胴懸やら、とここぞと集めてきた美術品を掲げ、観ている方はすっかりそれらに魅せられてしまう。祭りに集まってきた人々は徹底して観る立場におかれて、その観るという行為にぞくぞくとした興奮をかきたてられるのだ。
「G−Emotion II」はまさにそのような祭りといっていいのではないか?! 今回の衣装などは、そういう意味で、これまでとうってかわって、観せる(魅せる)、観られることにこだわったものになっている。とりわけ、王朝貴族風の華やかな衣装で、ごっちんと女性ダンサーさんが現れた時などは、観客から驚きのざわめきが起こったほどである。
曲ごとに繰り出されるそのステージ作りが、一つ一つの曲ごとに工夫を凝らした作りになっている様子は、まさに豪華絢爛な山鉾を眺めているような、そんな気分にさせてくれる。まぁ、そんなことを思っているのは私だけだろうが、派手だとか、ショー的だという意味合いではなくて、それほどインパクトがあり、一つの山鉾を見送っては次の山鉾を見るために首を伸ばしているような、そんなわくわく感で溢れているということなのだ。


エキゾなDISCO」の王朝貴族風のコスチュームについては、ニニンさんがsparkleの9月26日付のエントリーで、

「溢れちゃう…BE IN LOVE」が終わったところでいったん幕が降り、衣装をガラッと変えてここでごっちんとダンサーは全員が宮廷風ドレスに身を包んで登場。下世話なダンスビートにごっちんのウィスパー・ヴォイス、口元を扇で隠して妖しく微笑むごっちん(ここでさすがのぼくも失神寸前に)。男子2名の強制腕立てふせを眺める姿は、その衣装と相俟ってソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』さながら。

 と既に鮮やかに指摘されているが、実は私もこのシーンには映画『マリー・アントワネット』を連想してしまっていた(いや、ほんと)。従って、ここでのごっちんを「マリー・アントワネっちん」と呼ばせていただく次第である(みなさんも既にそうよんでいるのでしょうか?)。
エキゾなDISCO」では、女友だちと戯れる、贅沢三昧の華やかな王女であったごっちんが、その次の曲では一人取り残されて、「ねえ 寂しくて」をせつなく歌い上げる。その姿は、キルステン・ダンスト扮するマリー・アントワネットが宮殿を一人泣きながら歩いてくるあのシーンみたいじゃないか! 


エキゾなDISCO」と「ねえ 寂しくて」の二つの楽曲に描かれるシチュエーションというか、ステージに展開される世界観の落差はかなりのものがあると思うのだが、それが落差というのではなく、違和感のない後藤真希の世界として伝わってくる。この二つの曲の展開は後藤真希というアーティストのふり幅をよくとらえていると思う。華やかさと孤独が背中合わせという状況がなんとよく似合うのか。


また、どの楽曲でだったか、すっかり失念してしまったのだが、ダンサーさん二組がカップルとなって、ごっちんだけが、あぶれてしまうというコメディタッチな演出がある。実際のところは、このようなことは絶対ありえない設定なのだが、そんな寂しい後藤さんには、僕がついているよと観るものに思わせるような、そんなアイドルチックな夢を与えてくれるようなサービス(とよんでいいのか?)も面白く、またもや私はにやにやと気持ち悪く笑ってしまうのであった。


ライブについて書くとなるとどうしても、セットリストや演出に関心がいきがちだし、自分もそういう外枠について、あれやこれや書いてみたけれど、でもでも、今回、一番目をみはったのは、後藤真希の圧倒的な存在感だった。進歩とか進化という言葉でも表現できないような、大袈裟かもしれないけど、圧倒的な後藤真希の圧倒的な輝き、それを見ることができたことが本当に嬉しかった。


さて、そんな「G II」もあと残すところ10月28日の二公演のみとなってしまった。私は影ながら成功を祈ることしか出来ないのだけれど、素晴らしいファイナルになるよう心から願っています!

&最後になりましたが、大阪公演でお会いできた支援班長さん(id:Stage-MK)、りヴぁ。さん(id:River14)、お付き合いいただき本当にありがとうございました。

ブログっちんでは最近、ごっちんが、久しぶりに映画の話題を展開していて、そういえば、以前、ラジオや雑誌の発言などから、後藤さんが観たという映画のリストを作っていた時もあったなぁなんて思い出していたのだけれど(どうも、根がマメでないので、途中で挫折してしまった)、それにしても、ごっちんが好む映画と、私が好む映画は見事に重ならないよなぁ。
私の日々の生活での二大関心ごとは、「後藤真希」と「映画」であるというのに、私の好きな映画には後藤さんは見向きもしてくれない。ちなみに最近私が観た映画は「サッドヴァケイション」と「天然コケッコー」(3回観た)だ。
もし、私が20代の男性で、ごっちんとお見合いすることになっても、
「趣味はなんですか?」
「最近はなんか映画をよく観ますね」
「あ、僕も映画が大好きなんですよ!」
「そうなんですか。この前、ギャングスターズってDVD観ました」
「(ギャングスターズ?しまったチェック漏れだ)ええっと、ええと、僕が最近観たDVDは・・・成瀬巳喜男の「驟雨」です。最後に、原節子が、まるでバレーボールの鬼コーチみたいに、庭にたっていて、紙風船をたたきつけるのが、最高に笑えました。」
「・・・」
とすぐに会話はとぎれてしまうだろう。ごっちんがお見合いなどするわけがないが。


それにしても、ごっちんは、アイドルの女の子がよくあげそうな作品は、絶対あげない。まぁ、ジブリとかディズニーだとかをあげる人はいるだろうけど、ちょっとオシャレな文化系女子アイドルなら「アメリ」とか、そんな作品をあげるのだ。でも、ごっちんからは、なにか、いつも意外なタイトルが出てきて「自称映画ファン」の私は、そのたびにええっと、ええっと、その作品は〜〜、とあたふたしてしまうのだ。

後藤真希さん、22歳のお誕生日おめでとうございます!
そして本日の聖誕コンが大成功のうちに終了したと伝え聞きました。重ねがさねおめでとうございます!! 参加されたファンの皆さんもお疲れ様でした!!
 


さて、フラゲして以来、ごっちんの4thアルバム「HOW TO USE SEXY」を聴きまくっているわけだが、「WOW素敵!」が素晴らしすぎてどうしましょ!
従来のごっちんらしい曲といってもよく、一方、このアルバムの中ではむしろ「異端」といえなくもないこの「WOW素敵!」を真っ先に賞賛するということは、アルバム自体を否定しているようにとられるかもしれないけど、勿論そんなことはなくて、「3rd」の時みたいに「エキゾ」と「シンガポール・トランジット」だけを繰り返し聴いていたのと違い、一曲目から通して何度も何度も聴きたくなってしまうのだった。8曲目でこの曲が流れてくるのが実に気持ちよいというか。なんだろうなぁ・・・相変わらず音楽的言語に乏しいのでうまく表現できないけど、このアルバムにはやりたいことがはっきりしているトータル感っていうのがあって、その中で、一つ一つの楽曲が相乗効果でどんどん魅力的な曲として、こちらの耳に飛び込んでくるっていう感じがあって、そのへんのことをもうちょっとちゃんと言葉にしたいと思っていたのだけど、このままではいつまでも更新できそうになかったので、とりあえず、大いに楽しませてもらっているということだけを書き留めておく。


そして、本日、「後藤真希ライブツアー2007 G-EmotionII〜How to use SEXY〜」の大阪公演(10月7日)の昼の部のチケットが届いた。で、その座席が・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!一年に一公演のためだけにファンクラブにはいってるのもなぁ、もう更新はやめようというこちらの意向をよみとったかのような。
ああああああ早く観たい! 10月7日、日曜日が待ち遠しい!!

chori2007-09-05

私が近所のブックフアーストで「ローゼンメイデン」の4巻と5巻と、「涼宮ハルヒの陰謀」「涼宮ハルヒの憤慨」、「デトロイト・メタル・シティー」を買ってきたら、息子が「お母さん、よくそんなの恥ずかしがらずに買えるね〜」とか言うので「あんたが買ってきてってゆったんやないの!」と言い返すと、「だって、恥ずかしいやん、レジに持っていくの」というので、「そんな恥ずかしいものを読まなきゃ良いではないか」と返すと、「お母さんはなんで平気なの?」というので、「そりゃあ、長年、ハロプロのどうしようもない恥ずかしいジャケットをレジに持って行ってるからね、今では何も怖くないわ。まぁ、お母さんぐらいの年になれば、いかにも子どもに頼まれてきました、私自身は何もわかりませんみたいに装うことも出来るからね。CD屋の店員さんも、このおばさんが自分のために後藤真希を買ってるとは思ってないでしょう」、「いや、山本さんにはばれてると思うわ」「お母さんもそう思う」と実にくだらない会話をしていたのであった。ちなみに山本さんはうちの近所のCDショップの店員さんである…念のため。


最近はめっきりハロプロのCDに触れる機会も減ってしまったので、今でもハロプロのCDジャケットが、レジに持っていくのに勇気がいるものであるのかは判断がつきかねるのだが、ここにきて、極私的にハロプロ作品史上、最もレジにもっていくのに勇気が要らないアルバムが近々発売されるのだ!!!

そう、それは、もうみなさんご存知でしょうが、後藤真希4thアルバム「How to use SEXY」の初回生産限定盤のことですよ〜〜。
以前私は、この日記で、顔写真どアップのジャケットは買いにくい!と主張したことがあるのだが、全面的に訂正する。やはり、女性ボーカルのアルバムジャケットは顔どアップよね〜。顔アップせんでどうするの。綺麗な女性の顔はどアップで!!! 


それにしても、何、このクオリティーの高さは?? 噂によるとこのデザインにはごっちん自身の意見が随分ととりいれられているという。黙っていたら、下着姿での撮影とか紐バンとか、わけのわからないことをやらされてしまいそうなので、ついにセルフプロデュースに乗り出したのか。っていうか、どんな世界でもある程度セルフプロデュースできる人だけが生き残っていくのだと思う。
というわけで、今から、近所のCDショップで買う気まんまんである。Amazonで購入する方が安いが、やはり、これは堂々と胸をはってレジに持っていける代物であると思うから、近所のショップで買うのだ(勿論オリコン加盟店で)!!!

さて、先日、今度は娘が「おおきく振りかぶって」の7巻と8巻、「キングダムハーツ?」の2巻が近所の本屋にないから買ってきてくれというので、街に出たついでに某コミック専門店に行ってきた。「キングダムハーツ?」がどこにあるのかわからなかったので、娘が書いたメモをみせて店員さんに聞くと、親切にも走ってとりにいってくれた。ここの店員さんは、よく勉強していてとても親切な人が多い。店員さんは、メモをお返ししますといって会計を始めた。その顔が「お母さんが頼まれてきたんやな〜」という表情をしていたことは言うまでもない。そんな中、ふと前をみると、そこには“ご自由におとりください”と書かれた、少年少女のイラストが描かれている栞がおかれていた。おお、これは「キョン!」、「涼宮ハルヒ」シリーズのキョンではないのか、と手にとると、それは見たこともないライトノベルのキャラクターだった。でもとりあえず、娘に持って帰ってやろうと、いそいそと自分の財布の中に入れていたら、それをみとめた店員さんの態度が微妙に変化したように感じられた。「このおばさんが自分のために買いにきたのか、ふ…」。ち、ちがう、コレは本当に娘に頼まれたんだからね。ほ、ほんとにほんとなんだからね! と声に出さずに心の中で必死で弁明をする私であったが、それが店員さんに伝わるはずもないのであった。
まぁ、「おおきく振りかぶって」は私も読むんだけどね。