TOP

初めましてcloudiaです。

関東のポケモンプレイヤーで、シングル63をメインにオフ会やオンラインの大会によく出場しております。

このブログでは使った構築の紹介やポケモンの考察などをしていきます。

twitter:https://twitter.com/cloudia_ruin
channel:https://www.youtube.com/channel/UCD9pQukaf7EJzrDtUr-KAoA


過去構築
スカーレット/バイオレット
火炎玉ヘラクロス軸
雨イルカマン+雪ガブリアス
龍舞キングドラ

第4回アシパオフ4位構築「龍舞キングドラ」

第4回アシパオフ 4位(32名)
さざなみバトルマッチ#22 2位(29名)
第4回杜のヨウカン2-3 落ち

天候やフィールドなどが多く使われている環境に触発され、過去に愛用していた雨構築を使いたいと考えた。しかしすいすいのポケモンの多くは、すいすい時に[+1]ハバタクカミやテツノツツミを抜けないことが問題であった。

そこでS上昇の積み技を覚えたすいすいアタッカーなら上記を解決できると考え、竜の舞を覚えたキングドラを採用した。

Sにほぼ振らなくともすいすい+竜の舞で[+1]テツノツツミに加えて一般的な軽業オオニューラのラインまで抜くことができる。

またキングドラはウェーブタックルを習得しており、過去の物理型の弱点であった火力不足を解消していることも追い風だ。

では次に考えるべきは基本選出である。

雨始動のパターンとして「ニョロトノ」「ペリッパー」「手動雨乞い」がある。

今は雨が永続ではない上にキングドラが積み技から抜き体制に入ることから湿った岩でターンを伸ばさなければ話にならない。そうすると脱出ボタンを持たせられないため、キングドラをスムーズに場に出す手段は限られる。そのため上記の手段を持たないニョロトノは除外。

次に手動雨乞いを試したが、挑発や叩き落とすを打たれるなど再現性がとれない状況があったり、技を打つために1ターン消費するため雨を再度降らせる展開がとても取り辛い。

以上からとんぼがえりを持たせたペリッパーを雨要因とした。ペリッパーキングドラと並べる3体目を次に考える。

雨+龍舞を積んだキングドラが止まるポケモンの多くが気合の襷とマルチスケイルであることから、ステロ撒きと組ませたい。またステロが撒けなくとも1体+αを持っていく性能が必要である。

そこで頑丈ジャポのみブリジュラスを採用。雨構築に入れることで相手にエレクトロビームの可能性を示唆できるという付加価値もある。

 

ブリジュラス+ペリッパーキングドラを基本選出として、次に裏選出を考える。

ブリジュラスが初手で非常に腐りにくい性能であることから、ブリジュラス+2で選出できるような並びが望ましい。

裏選出の最低条件として「相手のブリジュラスに強い」ことがあった、採用率の高いポケモン(BIG~と呼ばれるものたち)の一員でそれ一匹でキングドラが完全に止まってしまうため、裏選出はそれに非常に強くする必要があった。

始めは霊獣ランドロスを採用してみたが、クリアチャームアイススピナーカイリューの増加を感じて見送った。次にステロとの親和性がある欠伸ガチグマを採用したら手に馴染んだためこちらも本採用とした。

ブリジュラス+ガチグマと並べるポケモンとして、ステロ欠伸で削れた相手を一掃できる高速アタッカーが相性がいい。そこでブエナハバタクカミを採用した。ハバタクカミはとても性能が高く、採用の余地がある場合は積極的に採用したい。

上記の5体である程度完結したため、6体目は特定構築へのメタに特化してよいと考えた。そこで受けループ系統に強くなれるジャローダを採用した。

上記の流れで6体を決定した。その結果特殊ポケモンが非常に多い並びとなり、相手の特殊受けを選出誘導してキングドラの物理技の刺さりをよくすることができた。

 

以下個別解説。

 

1.ペリッパー 湿った岩 のんき 雨降らし テラス草
暴風 ウェザーボール とんぼがえり 羽休め
H167(252) A70 B167(252+) C115 D91(4) S63(-0)

最遅HB

とんぼがえりは確定で、物理相手とのタイマンでごり押しの効く羽休め採用。
攻撃技は暴風・ウェザーボール・冷凍ビームから選択である。


テラスはキノガッサモロバレル用に草にしたが、テラス頻度は低い。

2.キングドラ フィラのみ 意地っ張り すいすい テラス水
ウェーブタックル テラバースト 竜の舞 身代わり
H180(236) A161(252) B116(4) D117(12) S106(4)

HP3n調整
DL調整B<D
S[+1]で最速霊獣ランドロス抜き
[雨下]S[+1]で最速テツノツツミ抜き軽業オオニューラを余裕をもって抜き
HP1からフィラ発動後、204カイリューの神速を12/16耐え
153-107くらいの水テラスハバタクカミを[雨][+1][テラス]ウェーブタックルで確定1

 

5世代の頃からキングドラはなぜか特殊の警戒が強く、竜の舞を積む隙を与えられやすい。

基本的には竜の舞+ウェーブタックルで完結しているが、拘り眼鏡の印象から状態異常技を打つことを躊躇われないため、身代わりの価値が高いと感じ採用した。

4つ目の技について

HP管理がとても繊細で、常にウェーブタックルを打っていると消耗して先制技の圏内に入ってしまう、また接触技のためゴツゴツメットも痛い。

それを抑えるためにテラバースト水を採用した。逆鱗やスケイルショットを持たせたところでドラゴン相手に択だらけなので、水技のみに特化する方針としたが正解だった。

竜技を切ることで完全に勝てなくなるのが水オーガポンだけで、そこは割り切ることにした。

雨構築の個人的な解釈として「基本選出である雨は頻繁に出せるわけではないが、刺さる相手に対してイージーウィンする」というのを目指したい。そのため広く出すことよりも強みを伸ばす方向で考えた。

 

絶対出せないパターン→水オーガポン、ヘイラッシャ、ブリジュラスがいるとき

タケルライコも怪しいが迅雷vs身代わりの択に勝つ覚悟を持って選出することもあった。

テラス率はほぼ100%。

 

3.ブリジュラス ジャポのみ 臆病 頑丈 テラス水
流星群 ラスターカノン ステルスロック 吠える
H165 B150 C177(252) D86(4) S150(252+)

CS

 

ほぼジャポブリジュラスのテンプレートだが、ミラーコートを採用すると
・パオジアンに流星群を打つ必要があり1割のリスクを負う
・有名になりすぎて身代わり、欠伸などでごまかされそう
などのデメリットが気になった。そのためラスターカノンを代わりに採用している。

テラス頻度は0、鋼やドラゴンでもいいまである。

 

4.ガチグマ赫 オボンのみ 図太い 心眼 テラス虫
ブラッドムーン 大地の力 あくび 月の光
H220(252) B165(76+) C155 D108(180) S72

187ハバタクカミのムーンフォース2耐え

 

コンセプトの欠伸、ブリジュラスへの打点で大地の力、特別な理由が無い限り外すべきでないと考えているブラッドムーンの3つが決まり、ラストの枠で悩んでいた。

始めは瞑想だったが、対戦を重ねる内にガチグマの場持ちが勝率に結びついているように感じたため瞑想から月の光に変更した。

耐久に振ったガチグマを2発で倒せるポケモンは限られるため、月の光がとても生きやすい。また、高すぎる数値から欠伸+回復で嵌めて行く様は7世代のカビゴンを彷彿とさせる。

持ち物はジャローダと残飯の取り合いになった結果、受けループと戦う時の方が残飯が生きやすいと考えて代替案のオボンのみを持たせた。

 

テラスタイプについてだが、ブリジュラスと並べた時に地面技の一貫が気になり毒にするのを躊躇していた。しかも相手の霊獣ランドロスは草結びを打ってくるため水も怪しい、ハバタクカミと重複するフェアリーも考え物だ。

そこで虫テラスであれば、条件を全て満たせると考えた。虫タイプは強いタイプではないというのが一般的な認知であるが、雨の並びで炎タイプを抑制していることから、岩と飛行だけを気にしておけばよい。しかし岩飛行の高火力技は

・岩オーガポンの蔦棍棒
カイリューの飛行テラバースト
・飛行テラストドロクツキのアクロバット

など打つ相手がかなり解りやすい。霊獣ランドロスの飛行テラバーストに関してはブリジュラスの流星群でのダメージ量で特殊受けが判明した時点で切ることが出来る。

実際ガチグマのテラス率は9割以上だったが、虫で弱かったと感じることはあまりなかった。環境によっては十分選択肢になるテラスタイプだと感じた。

 

5.ハバタクカミ ブーストエナジー 臆病 古代活性 テラスステラ
シャドーボール ムーンフォース 身代わり 瞑想
H131(4) B75 C187(252) D155 S205(252+)

CS

 

終盤に削れた相手へのスイーパーとして選出するため電磁波祟り目やドレインキッスではなくシャドボムンフォが確定、ミラーに対して「まだまし」である最速CSを採用した。
タケルライコに強くしたかったため残りは瞑想身代わりとした。

 

テラス頻度は低い。

 

6.ジャローダ 残飯 臆病 天邪鬼 テラス岩

リーフストーム テラバースト 挑発 光合成

H161(84) B115 C119(188) D115 S179(236+)

こちらの配分を使用させて頂きました、ありがとうございます!

【SV S14 最終3位】宇宙最強カイリュー - Multimags

 

水ウーラオス、特に火力強化アイテム持ちが辛いためそれらの選出を抑制する効果も期待している。
受けループ系統には非常に有効に働いてくれた。ただし受けループに高速アタッカーを採用しているパターンに何回か当たったので、そのようなパターンへの立ち回りを確立する必要があった。

選出率は低いものの、選出したときはテラス頻度100%。

 

 

個別解説は以上です。

 

●選出

①ブリジュラス+ペリッパーキングドラ
基本選出

②ブリジュラス+ガチグマ+ハバタクカミ
一番選出率が多い

ペリッパーキングドラ+ハバタクカミ
ステロを撒かなくてもよく雨が刺さるとき

ジャローダ+2
対受けループ、グライオンがいるときはガチグマを出しにくい

 

●欠点

・雨選出をしたときカイリューブリジュラス対面の初手テラス+スケイルショット
・HB水テラス悪だくみサーフゴー
ペリッパーと積み技持ちが対面してとんぼがえりのターンに展開される。


噛み合いゲーミング要素が強く、長期間使うのには限界を感じたのでここで気分を一新して公開することにした。

 

 

解説は以上となります。


3月はオフの予定が多いため、忙しくも楽しい日々が送れそうです。
では今回はこの辺で

 

ガチグマのテラスについて毒でも成立すると長文アドバイスをくれたしざよちゃんねるさん

すいませんでした。

 

-追伸-

 

この度、第6回真皇杯を開催することが決定いたしました。

真皇杯は7世代までオフライン形式で5回、8世代にオンライン形式で1回開催している非公式の全国大会です。

全国で行われる予選で、上位に入賞した方が本戦への出場権利が与えられ、そこで優勝することで第6回真皇の座を手に入れることができます。

長年運営としてもプレイヤーとしても、この大会に向き合ってきました。

多くのプレイヤーが同じ場所を目指しながら全国の地に足を運び、真剣勝負を繰り広げる様は何にも代えられない魅力があります。

この魅力を新しい世代に伝えたい、かつプレイヤーとして真皇の座を目指したい、2つの強い思いから開催を決意しました。

ポケモン対戦に真剣に取り組んでいるプレイヤーは、全国各地に数えきれない程存在します。そのようなプレイヤーの方々に、真皇杯に参加して頂けたら幸いです。

誰でもチャンスがあります。ぜひ、目指してみませんか。

第2回アシストパワーオフ使用構築

第2回アシストパワーオフ(35名) 準優勝

 

使いたい個体を詰め込んだだけで構築としての煮詰めが足りないので簡単に記載します。

ガチグマの処理方法を考えていて、地面技が打たれない対面で眼鏡サーフゴーを後出し→ゴールドラッシュという流れを試したいことからDに特化した眼鏡サーフゴーを使う所から構築をスタート。

サーフゴーを後出しするための浮遊枠としてカイリューを選択し、カイリューサーフゴー@1で選出できるよう残りを組んだ。

以下個別解説。

 

1.カイリュー 食べ残し 呑気 テラス水
エアスラッシュ 神速 羽休め 黒い霧
H189(180) A154 B161(252+) C130(76) D120 S90(-0)
エアスラッシュ+神速でASウーラオス確定2

エアスラッシュと食べ残しを見た時点で神速が警戒されず、数多のウーラオスを屠ることができた。
後出しから展開阻止をしたいこと、ラス1の相手にも有効にするため黒い霧を採用。

選出率高

 

2.サーフゴー 拘り眼鏡 穏やか テラス鋼
ゴールドラッシュ シャドーボール 10万ボルト トリック

H173(84) B116(4) C166(100) D154(228+) S116(92)
最速ガチグマ(赫)抜き抜き
205ノーマルテラスアカツキの珠ブラッドムーン+真空波 最高乱数×2以外耐え
176テツノツツミのハイドロポンプ2耐え
=水テラス眼鏡ハイドロポンプ耐え

Dにかなり割いた眼鏡サーフゴー、ここまで割くとテツノツツミに役割を持てる。
またサーフゴーにテラスタルを切る前提ならハバタクカミにも強い。
(切らなくてもC170なら[+1]シャドーボールを12/16で耐える)

選出率高

 

3.霊獣ランドロス オボンのみ 意地っ張り テラス水
地震 撃ち落とす とんぼがえり 剣の舞
H196(252) A181(+0) B111(4) D132(252) S111
HDぶっぱ

ブエナハバタクカミには強いが眼鏡ハバタクカミを舐めてるので型は少し再考したい。

選出率高

 

4.ウーラオス一撃 黒い眼鏡 陽気 テラス悪
暗黒強打 不意打ち 身代わり 剣の舞
H175 A182(252) B120 D81(4) S163(252+)
ASぶっぱ

崩しが足りないと感じたため採用、イーユイ入りに選出して悪技で拘った際に起点にする。

選出率中

 

5.オーガポン かまどのめん 陽気 テラス炎
棍棒 ウッドホーン 日本晴れ アンコール
H155 A172(252) B105(4) D116 S178(252+)
ASぶっぱ

アローラキュウコンにランクバトルで多く当たったので、日本晴れを試験的に採用したが結局打たなかった。

選出率低

 

6.ハバタクカミ 拘りスカーフ 控え目 テラス水
シャドーボール ムーンフォース マジカルフレイム パワージェム
H159(228) B107(252) C171(+4) D156(4) S158(20)
最速霊獣ランドロス抜き

日本晴れを利用してみたかったのでブエナではなくスカーフ。

選出率低

 


個別解説は以上です。

 

選出はカイリューサーフゴーランドロスがとても多かったですが、Sが不足しているので眼鏡or鉢巻のちょい速い相手がとても辛かったです。

 

 

運営の皆様楽しい場をありがとうございました。

短いですがこの辺で。

 

白いハーブテツノカイナ

テツノカイナ 白いハーブ 意地っ張り テラス:鋼

インファイト ワイルドボルト アイアンヘッドorヘビーボンバー 身代わり

H229 A211(252) B129(4) D120(252) S70

B151キョジオーンにインファイトが188~224
B200キョジオーンにインファイトが144~170
A204カイリューの[+1]地震+1/16ダメ耐え

 

甘えるハバタクカミ対策として白いハーブを強く使えるポケモンを考えていた。

甘えるや威嚇でしか持ち物が発動しないのは汎用性に著しく欠ける、そこでインファイトを持たせたテツノカイナに白いハーブを持たせることで、1回だけインファイトをリスクなく打てるようにした。

テツノカイナのような低速高耐久はインファイトと相性が悪く、格闘打点はドレインパンチという先入観がある。それを覆すことができたのが強かった。

技はワイルドボルトインファイトは確定で、ハバタクカミへの打点のアイアンヘッド(ヘビボンと選択)と、欠伸や塩漬けを防ぐことができる身代わりを選択した。

(電気+格闘の範囲はテラス後のカイリューに強い)

テラスタイプはハバタクカミのムーンフォースを半減出来て、タイプ一致抜群技でHBハバタクカミを倒せるように鋼を選択した。

 

実績
ランクバトル1000-2000位

 

単体考察は以上です。

 

これだけだと記事として短いので7,8月に開催されて自分が参加予定のオフの宣伝をさせてください。

●出張!富山ポケモンオフ in 東京 (7/15)

note.com

普段北陸でがれきん(@ImGarekiN)さんが主催をされているオフが東京で開催されます!シングルとダブルの部があり片方もしくは両方出場を選択することができます。

 

●アシストパワーオフ (8/5)

medicham-jp.hateblo.jp

初開催のオフで、オフの運営としてもプレイヤーとしても積極的に活動されているめーぜん(@medicham_jp)さんが主催されます。オフの運営陣を公募して、運営のノウハウを広めていきたいという試みがあるとのこと。

 

●第7回ちょくおふ (8/12)

tyokl-off.blog.jp

ポケモンだけでなくDTMやラップバトルなど多才なちょくる(@tyokL)さんが主催されます。対戦+クイズという全く新しい形式のオフとなっており、幅広いポケモンへの知識が試されます。

 

興味が沸いたらぜひぜひ上記のオフに御参加ください!!!

 

第6回東雲杯優勝構築「火炎玉ヘラクロス軸」

(注)ランクバトルの実績はありません

普段から仲良くさせて頂いている颯さん主催の第6回東雲杯に参加してきました。

結果は電気ブロック2位抜けからの優勝することができました。

今回はそのとき使用した構築の記事となります。

以下解説。

あくびに対して後出しができて高火力を押し付けられる「こんじょう+火炎玉」の組み合わせに着目した。
それに加えて「性能が強いがタイプが不遇のポケモンのテラスタルは強い」という考えから今回はヘラクロスを軸とした。

ヘラクロスの使い方については、トリックルームアタッカーという択も存在するが、先制技や守るを持った物理受けが蔓延している今の環境では刺さらない。そこで物理受けに繰り出して崩し、裏の一貫を作る役割とした。

物理受けを誘導するために、初手に行動保証があるが崩しをしづらい見た目(★)のポケモンを置きたい。そこで襷セグレイブを採用。
3匹目にはセグレイブと同様に、(★)の性能を持ったポケモンが欲しいため、昔から信頼を置いているミミッキュを採用。
ヘラクロスがSが高いポケモンに弱いので、先制技を持っているセグレイブとミミッキュは相性がよい。

上記の3匹を基本選出として、残りを下記のように決定した。

・壁や起点構築などのギミックへの対抗策としてスカーフトリックサーフゴー

・基本選出が辛いS97以上のポケモンが多い相手に対して繰り出す眼鏡ハバタクカミ

・初手にセグレイブやミミッキュを出さないときに交換できるクッションが必要になるため、タイプ相性を考えてオボン水ロトム

以下個別解説。

1.セグレイブ 気合の襷 陽気 テラス:氷
きょけんとつげき 氷柱針 地震 氷の礫
H191(4) A197(252) B112 D116 S152(252)
ASぶっぱ

ヘラクロスにテラスタルを切るので、突撃チョッキ型ではなくテラスタルへの依存度が低い気合の襷型を選択。
ラスタルは切らないのでなんでもよいと思ってたが、ハッサムが非常に重いので鋼半減にした方がよい。

2.ヘラクロス 火炎玉 意地っ張り テラス:水
テラバースト インファイト 身代わり 剣の舞
H175(156) A176(116) B113(140) D125(76) S108(20)
ラスタル時身代わりが121ウェーブタックル15/16耐え
257-149ヘイラッシャに対してこんじょうインファイトが120~142
(きょけんとつげき+インファイト×2で食べ残し5回の回復込み高乱数3発)
無振りロトム意識S振り
H:16n-1
A:11n

ヘイラッシャ、キョジオーン、カバルドンなどの物理受けに繰り出してそこから崩していく。
インファイトに対してゴーストを後出しされることが多々あったため、様子見の1手を打つことができる身代わりを採用した。これによりヘイラッシャ対面で得られるアドバンテージが増えて安定感が増した。
またテラスタイプを水にすることでテツノツツミ、サーフゴー、ラウドボーン、テツノドクガ、ウルガモスなどに役割を持てるようになる。

3.ミミッキュ 命の珠 陽気 テラス:ノーマル
じゃれつく シャドークロー 影打ち 剣の舞
H131(4) A142(252) B100 D125 S162(252)
ASぶっぱ

いつもの構成だが試験的にテラスタルをノーマルにしてみた。
ミミッキュのノーマルテラスは警戒されにくく、ミラー、ハバタクカミ、サーフゴーに対して大きいアドバンテージをとることができた。ヘラクロスを選出してないとき、かつ相手に上の3体がいるときはミミッキュにテラスタルを切ってアドバンテージをとることを優先的なプランとしたい。

4.サーフゴー 拘りスカーフ 臆病 テラス:ノーマル
シャドーボール ゴールドラッシュ トリック リフレクター
H163(4) B115 C185(252) D111 S149(252)
CSぶっぱ

一般的なスカーフサーフゴーにリフレクターを持たせた。
サーフゴーに対して撃たれる地面、悪技に対してリフレクター→ヘラクロス交代をすることが目的。
サーフゴーは5世代のラティオスを彷彿とさせて型を考えているときがとても楽しい。
構築全体で電気の一貫があり飛行テラスタルを採用したくなかったので、消去法でノーマル。

5.ハバタクカミ 拘り眼鏡 臆病 テラス:フェアリー
シャドーボール ムーンフォース マジカルフレイム サイコショック
H131(4) B75 C187(252) D155 S205(252)
CSぶっぱ
最近は耐久に振った個体が多いため逆張りで最速CS。
最初の3つの技は固定だと考えていて、ラストはテツノドクガ意識でサイコショックとした。
ミミッキュのテラスタルを守りのテラスタルにしたので、こちらは攻めのテラスタルを採用したいと思いテラスタルはフェアリー。

6.水ロトム オボンのみ 図太い テラス:鋼
ハイドロポンプ ボルトチェンジ イカサマ 電磁波
H157(252) B174(252) C125 D128(4) S106
HBぶっぱ 

とんぼルチェン持ちのクッションは何匹かいるが、ヘイラッシャに強いことや地面の一貫が切れる点が評価が高い。アーマーガアも上記を満たすが、ヘラクロスと並べると炎が一貫してしまうため今回は水ロトムを採用。
耐久に振ったロトムは、セグレイブに強い駒となれる鋼テラスタルの評価が非常に高い。ただしセグレイブに打点がないと意味がないのでイカサマは持たせたい。
電磁波はヘラクロスを活かすためにいれたが、鬼火を打ちたい場面が多かったため要検討。

 

個別解説は以上です。

 

●選出

①セグレイブ+ヘラクロス+ミミッキュ
基本選出、対面的に動く。

②セグレイブ+ヘラクロス+ハバタクカミ
セグレイブミミッキュより速い面子が多いときに出す。

ヘラクロスorサーフゴーorハバタクカミ+水ロトム+1
アタッカー2匹+クッションの選出。

④サーフゴー+2
オーロンゲやデカヌチャン入りに初手出しする。

 

●弱点
ハッサムバレットパンチの通りがよすぎる)
ドドゲザン(刺さってないヘラクロスを強要されてしまう)
身代わりヘイラッシャ(みがまもでヘラクロスが削れてしまう)
---------------------------------------------------------------------------------

 

解説は以上です。

 

次はシングル厨に向けてレギュCの考察を進めていきたいと思います。そろそろランクバトルも頑張りたいですね。

では今回はこの辺で。

第37回シングル厨のつどいベスト4構築「雨イルカマン+雪ガブリアス」

(注)ランクバトルの実績はありません

 

ポケモンソルジャー様の主催された「第37回シングル厨のつどい」で使用した構築です。

オフの詳細についてはこちら↓↓

【ポケモンSV】『第37回シングル厨のつどい』【チーム対戦オフ】 | ポケモンソルジャー【ポケソル】

 

また最後に宣伝があるので目を通して頂けたら嬉しいです。

 

以下解説。

「雪天候で氷タイプの防御が1段階上昇する」
この仕様を利用するところから構築を組んだ。

その際元々氷タイプのポケモンをタイプ一致テラスタルさせるパターンと氷タイプでないポケモンをタイプ不一致テラスタルさせるパターンが存在するが、今回は後者を選択した。

後者は本来のタイプへの有効技を半減で受ける=1ターンを買うことができる性質があり、防御を上げるという受けることが前提の発想と相性がいいと思ったからだ。

そのため氷タイプが半減することができる氷技を最も被弾しやすいポケモンであるガブリアスを今回はエースとして選択した。カイリューボーマンダステルスロックのダメージが大きく耐久が無駄になってしまうため不採用とした。

そして肝心の雪起動要因として脱出ボタンユキノオーを採用し、ユキノオーガブリアス+1の選出を考えた。

ここで9世代最強枠であるカイリューが選出されているときのことを考える。
今世代からアンコールを習得したカイリュー対面ではガブリアスが積み技を使えないため、カイリューの対面を拒否する枠+ユキノオーガブリアスという選出をしたい。

そこで次に最速呪いミミッキュを採用。初手に出しやすく後発を強制されるユキノオーガブリアスを相性がいい。

また
①氷技を刺すために竜を誘導する
②基本軸が弱い天然に強い裏選出
としてペリッパー+イルカマンと組ませた。

最後の補完枠として受けへのごまかし、ゴールドラッシュへの後出し、ボルトチェンジから脱出ノオーに繋ぐ、などを満たせるロトムを採用した。

以下個別解説。

 

1.ペリッパー ゴツゴツメット 図太い テラス:草
暴風 波乗り とんぼがえり 羽休め
H167(252) A63 B167(252) C115 D91(4) S85

HBぶっぱ

 

基本的なペリッパーだが、ドドゲザンに役割を持たせるため冷や水ではなく波乗り(まけんき対策)、先制するために図太いを選択した。

またヘイラッシャをごまかす枠でもあるので、ヘイラッシャ入りには優先的に選出する。

ラスタルは電気技を半減できるタイプがいいが地面だとヘイラッシャのウェーブタックルが受けれなくなるので草。

 

2.イルカマン 拘り鉢巻 陽気 テラス:水
ウェーブタックル ジェットパンチ クイックターン 冷凍パンチ
ナイーブ:H175 A122(252) B92 D83(4) S167(252)
マナティ:H175 A212(252) B117 D108(4) S167(252)

ASぶっぱ
[雨][水テラス][鉢巻]ウェーブタックルが[水技等倍にテラスタルした]207-200キョジオーンを確定1
サザンドラに先制したいので陽気。


キョジオーン、ラウドボーンに強い必要があるため鉢巻を採用した。

立ち回りで気を付けるべきはウェーブタックルによる消耗である、相手の構築に先制技持ちがいるときは圏内に入ってしまっているかどうかを常に気にする。

ヘイラッシャもそこまで不利ではない、ペリッパーでいなしながらウェーブタックルの圏内に入れる。ちなみにアマガドオーは普通にきつい。

脱出ボタンユキノオーとも相性がよく、イルカマン+ユキノオーの選出で汎用性が崩れない。

3.ユキノオー 脱出ボタン 慎重 テラス:水
瓦割 氷の礫 宿り木の種 オーロラベール
H197(252) A112 B96(4) D150(252) S80

HDぶっぱ
186サーフゴーのゴールドラッシュ高乱数耐え


正直持ち物以外まだ正解が解っていない枠。
5世代の脱出ボタンニョロトノを彷彿とさせるが、こちらは脱出ボタンを消費しても戦えるスペックがあるので技構成は汎用性を落とし過ぎない方がいい。

今回は欲張って半端な型になってしまったが、3ウエポン+オーロラベール1ウエポン+やどみがまもなどの型の方がいいと思った。

ラスタルはほぼ切らないが、弱点の補完を考えて水。拘った神速をメタった霊でもよいかも。

 

4.ガブリアス 食べ残し 陽気 テラス:氷
テラバースト 地震 空元気 剣の舞
H209(204) A161(84) B116(4) C90 D106(4) S163(212)

最速ミミッキュ抜き
HP16n+1
[雪下]204カイリューの[+1][鋭い嘴]テラバースト飛行が96~114
[雪下]178マスカーニャのトリックフラワーが61~73
203サーフゴーのシャドーボールが87~103

 

ラスタルを切ることで、防御+1に加えて地面+氷の最強の範囲を手に入れる。

地震のタイミングで飛行テラスタルをされることが嫌だったので、基本的に剣の舞から入る立ち回りが出来るよう耐久に振った。

空元気の枠は自由枠のため、瓦割、身代わり、竜技、岩石封じなどから選択、ただし瓦割を入れる場合は鋼テラスサザンドラ意識でSに振りたい。

また雪状態でなくともセグレイブに対して展開できるガブリアスというのは価値があると感じた。

5.ミミッキュ 命の珠 陽気 テラス:霊
じゃれつく シャドークロー 影打ち 呪い
H131(4) A142(252) B100 D125 S162(252)

ASぶっぱ

 

カイリューに元のタイプがそこそこ強く、テラスタルを切られて展開されても呪いで阻止できる。
カイリューに出す=サーフゴーがいても出せる、ということで補助技に依存してない型でないといけず、シャドークローも切れなかったためこのような型となった。

 

6.炎ロトム 拘りスカーフ 臆病 テラス:電
オーバーヒート 10万ボルト ボルトチェンジ トリック
H125 B127 C157(252) D128(4) S151(252)

CSぶっぱ


補完で入れたが数値が低すぎたためほとんど出さなかった。
また放送席で出したらぼこぼこにされた。
後悔枠。

 

個別解説は以上です。

 

●選出

①雪

ユキノオーガブリアス+1

②雨

イルカマン+ペリッパー+1

③その他

ギミックが通せないと判断したら

ノオー、ペリッパー→クッション

ガブ、イルカマン→エース

ロトムミミッキュ→初手要因
と解釈して柔軟に選出。

 

●雑感

カイリュー+耐久サーフゴー+1のような相手には強い

ガチガチの受けや、ジェットパンチが一貫しにくいガブリアスより速い駒が多い構築には弱い

シングル厨では上記の構築が多く勝つことができた。

強さよりアイデア寄りの構築かもしれないが、偶然でも好みな構築で上位に行けたことがとても嬉しかった。

 

解説は以上になります。

 

 

改めて一緒にチームを組んでくれた@コさんとれいちぇる、オフの運営の方々、オフ中に絡んで頂いた皆様ありがとうございました。

 

新しくパラドックス環境が始まりましたが今月はダブルにも手をだしつつランクマを頑張っていこうと思います。

 

(宣伝)

第11回あめおふ!を開催します★
前回出て頂いた方も、まだ出た事がないという方も軽い気持ちで申請して頂けたら嬉しいです。
*要項やマナーは守ってね

9世代はオフを盛り上げていきたいので出場も開催も積極的にしていきたいです。

 

 

それでは今回はこの辺で。

 

脱出パックルンパッパ

お久しぶりです、色々あってしばらく更新を止めていました。

今回は8世代最後ということで簡易ですが発想を書き留めておこうと思います。

 

ルンパッパ 脱出パック 穏やか マイペース

濁流 リーフストーム かわらわり アンコール

H187(252) A81 B119(228) C110 D136(28) S90

砂ダメ×2 + 156ウオノラゴンの頑丈顎先制エラがみ3耐え 
244ザシアンの[+1]じゃれつく耐え
216霊獣ランドロスの鉢巻とんぼがえり耐え
202カイオーガの雨しおふき×2 + 雷耐え
リーフストームが207-161カイオーガの瞑想×2後の身代わりを15/16で破壊
Sに下降補正をかけるとKPの高いポリゴン2ラグラージに対して抜いているかどうかが解らない状態となってしまうので穏やか

 

使用した大会
第5回東雲杯使用(禁伝2体、DMありルール)→ 準優勝
第2回時渡り使用(禁伝1体、DMなしルール)→ ベスト8

 

とんぼがえり・ボルトチェンジ等の対面操作技を覚えるカイオーガ受けが欲しくなり思いついた型。

水技とリーフストームは確定として、残りの技は脱出パック消費後に起点にならないようにするアンコールと、対面よりの構築が苦手とする壁の対策としてかわらわりとした。

理想ムーブの1つとして、身代わり瞑想カイオーガに後出しして補助技をアンコール→リーフストームから裏に繋いで起点にする。

また交代→アンコールに対して瞑想→雷と動かれたときに倒されてしまうので裏に剣舞ランドロスを置いていた。

 

水技として濁流を選択した理由は、ゴチルゼルにキャッチされたときにスカーフトリックに対して濁流連打で抜けるためである。凍える風の方が確実だが範囲も欲しかったので欲張りな選択をした。

 

余談だが、始めは襷ミラーコートラグラージに対してリフスト→イベルタル降臨というムーブを決めたくてしょうがなかったがそのような生き物はとっくに絶滅していたので決まることはなかった。

 

解説は以上になります。

 

もうすぐ9世代が始まりますが、ぼちぼちブログ活動も再開していきます。

またyoutubeチャンネルもあるので生放送などにも手を出せたらいいなと思っています。

cloudia【Game】 - YouTube

 

では今回はこの辺で