レコード紹介第二十一弾 KENNY BURRELL 「MIDNIGHT BLUE」
今回紹介するレコードは、jazz guitarのケニーバレルの「ミッドナイトブルー」
バレルのブルースフィーリング溢れるギターが堪能できる一枚で、
サックスのスタンリータレンタインの好サポートも光ります。
店では男性客、一人で来られてたりするとこのレコードをさりげなく流したりします。
真夜中の都会の路地裏の雰囲気が似合うアルバム堂々の第一位です!!笑
日本人がみそ汁を飲んで「あ〜身にしみるわ〜」という似たような感覚が、このレコードにはあります。
聴いてるうちにjazzとbluesのニクいかっこよさがじわじわと身にしみてきますよ。
では今夜はこのレコードの一曲目に収録されている、「チトリンス コン カーネ」を紹介します。
レコード紹介第十九弾 BOBBI HUMPHREY 「BLACKS and BLUES」
今回紹介するのは女性フルート奏者のボビーハンフリー。
トランぺッターのディジーガレスピーに見いだされ、デュークエリントンと共演したこともあるフルート奏者です。
彼女の一番有名なレコードは、なんといってもこの1973年録音の「BLACKS and BLUES」
ラリー&フォンス・マイゼル兄弟がプロデューサーとして加わったレコードです。
彼らが作り出す曲は都会的で洗礼されたサウンド、ポピュラーで聴きやすいのですが、根底には泥臭いファンクフィーリングが感じとれます。
今回はこのレコードの2曲目に収録されている「Harlem River Drive」を紹介します。
僕のこの曲のイメージは写真の通りです。
ニューヨーク、ハーレムの高速道路をアクセル全開で駆け抜ける!そんなイメージです。
東京、香港、ロンドンでもなく、この曲が似合う都会はニューヨークなんです!!
この曲のイメージの写真を撮るためっといってもさすがにニューヨークまでいけないので、別の都市の道路での撮影になってしまいましたが笑。
レコード紹介第十八弾 DONALD BYRD 「a new perspective」
今回紹介するレコードはトランぺッターのドナルドバードの「a new perspective」
マーティンルサーキングの葬儀でも使用されたという伝説のレコードです。
まずジャケットがかっこいいですよね。
今から50年前にしてこのセンス!!
ブルーノートレコードのジャケットは本当見ていてあきません。
ジャズはジャケットありき!!
ジャケットの雰囲気がジャズを「JAZZ」らしくしているのではないでしょうか。
今回紹介する曲は「a new perspective」 の一曲目に収録されている「ELIJAH」
ゴスペルとジャズロックが融合したような曲です。
この壮大な曲はJAZZがもつエキサイティング部分もビシビシ感じます!
レコード紹介第十五弾 ロバート グラスパー「in my element」
今回紹介するのは、ピアニストのロバート グラスパー。
ヒップホップとジャズを同時にあやつるピアニストです。
それまでは、ジャズのピアニストがヒップホップのビートを導入した曲やアルバムはありましたが、
ヒップホップ畑から現れたジャズピアニストというのは、この人が初めてじゃないでしょうか。
今もっともニューヨークで注目されているアーティストの一人です。
今回紹介するのはアルバム「in my element」の3曲目に収録されている、「F.T.B」という曲です。
大都会の間をぬうように流れる川。
みずみずしく流れる夜の川を見つめている。
ピンと張りつめていた心の緊張感が徐々に溶けていくようだ。
そして夜はこの曲とともに更けていく。