友崎2#13

 文学少女ちゃんとくっついてEND。えーっ、そういう話なの?という困惑強し。ポニテちゃんは主人公と文学少女ちゃんがくっつくべきと思っていて、当の文学少女ちゃんは主人公とメインヒロインがくっつくべきだと思っているだけでなく、メインヒロインが「中身空っぽの人間」と認識してて、そしてメインヒロインは自分の恋愛には興味が無くて相変わらず他人を駒としてしか見ておらず…みたいな感じ。ラストの文学少女ちゃんのセリフを聞いて思ったのは、彼女は主人公がリア充を目指して努力して変わったけど、もう背伸びしてリア充を目指す必要なんかないと言ってると聞こえてしまって、今までの主人公の努力を一刀両断www。何?、今までの話全否定?。
 視聴後に思い出したのは、TV版エヴァンゲリオンのラスト、主人公のシンジが周囲にオメデトーとか言われて彼自身を肯定するシーンだったのだけども、あれは直前のコスプレ実写少女のシーンを入れていたように、基本的にはオタクをバカにする「ホラ、オマエら人間に対する深い洞察なんて受け入れないんだろ?。こういう単純な結末が欲しいだけなんだろ」みたいな感覚があって視聴後もなんか小バカにされたような後味の悪さがある。
 そもそも商業作家なんて、何度も何度も出版社に持ち込んで編集者にダメ出しされたり、文学賞に応募して何度も船外になるなんて言う経験を繰り返して、それでも多くの強豪作家とのしのぎの削り合いをして商業作家としての地位をつかみ取るのがアタリマエの実力主義の世界で生きてる人たちなので、そんなマニュアル通りに行動すればうまく行きました…なんてのを心の底から信じてるなんてちょっと思えないので、やっぱり個人的にはこの結末はアニメオリジナルというのでない限り、原作者がふんだんにアイロニーを込めているという風に考えちゃうんだよな…。
 なんというか、こう何度も言ってる通り、主人公が彼自身のリア充化のために他者を自分の成長の糧と言えば聞こえがいいが、体よく自分が成り上がるための踏み台にしてきただけなんで、その結果利用された人の何人かは深く傷つき、そして他者を利用した主人公自身は決して傷つかないで、他人を助ける役割を演じてエエトコ取りしかしてない。ほんでもって最後には自分にとってのベターハーフを手に入れてメデタシメデタシなんだから、いくら今ドキの読者がストレス過多の物語を嫌うにしても、これほど主人公にとって都合のよい物語ってなろうでもないのに…といった感じ。ただ、原作はまだ続いているようなので、この結末がシリーズ全体の結末ではなく、あくまで暫定的なキャラのポジショニングであって、今後いくらでも主人公が困難な目に遭うとかいろんなトラブルに巻き込まれるということなのかもしれないのでそのへんはなんとも。
 というわけで、評価はちょっと難しい。作者自体がこの展開を肯定的に提示してるとは限らない…というか、割と問題提起的な提示をしてるように思うし、そういった意味では真意を測りかねるといったところ。個人的には(これが現代的な世相を正確に表しているかどうかは別にしても)、いろんなイシューについてあれこれ考えるのが楽しかったといえば楽しかったので、気分はスッキリしないけどこれはこれで全然アリといった感じ。

外科エリ#12

 病因がわかり、手術は成功、医師試験にも合格したが、勝負は先延ばしで俺たちの戦いはまだまだこれからだEND。チャンバラシーンとか、答案の検討会議とか陳腐そのもので、やっぱりドラマ部分はアカンなという感じだが、前回からの持越し案件である、病因の特定、結局手術して胸を開けなければわからなかった…とか、開けた当初はわからず、かといって病因を特定するために内臓をあれこれいじくりまわすわけにもいかず、執刀医としては難しい判断を迫られるとか、そういう切迫感とか焦燥感とかはよく表現できていた。さすがに毒がどうのは原因じゃないだろうというのはそうなんだけども、初期に主人公が見立てていた成人病がという話も結局ミスリードだったわけで、しかしそのミスリードも患者を長期間札してたわけでもないし、ぱっと見わかるはずもないだろうみたいな部分もあってなかなかよく考えられてんな…という感じ。
 というわけで、もともとがなろうなんだからドラマ部分に期待なんかするなよ…でも、原作者かアニメスタッフかもしくはその両方かもしれんが、作品として世に問うからにはこの作品ならではのものがあるからぜひ見ていってくれ…みたいな特色はあったと思う。三文芝居の部分はあくまで入れ物でしかなくって、何を見せたいのかその中身の部分だけを受け入れたらよいという割り切りができるか否かで評価が違ってくると思う。

まほあこ#13

 水着回魔法少女青の変化の種明かし。結論は前回に言われてたし今回はどちらかというとボーナストラックのような印象。主人公チームは悪としてではなく悪役として振る舞うのだから、要するに予定調和で行きますよという話で、原作はまだ続きがあってドンドン面白くなっているらしいけど、いちおうアニメシリーズではキレイに終わってる感じ。
 いやまぁ全編楽しんだのではあるけれど、個人的に面白かったのは前半部分の「自分でも気づいてなかった欲望を掘り起こされ自己を獲得していく」というところで、後半部分は魔法少女だとか特撮モノのお約束をなぞっていくだけの話だったから、面白さがインフレして盛り上がり続けていくって感じではなかったかも。
 難しい話で、今回の話の延長線上で続編が作られるのであればおそらくどっかで見たようなシチュエーションばかりということになるんだろうけど、今期は上述の通り自分の欲望を掘り起こしただけであって、それは元々彼女たちの内にあったもの、既に持っていたものなのであり、決して成長したというわけではないから、以降の話が人と人との関係性で化学変化を起こして成長していくって展開なら単なる予定調和の話にとどまらないとは思うが、原作がどのような展開になっているのかわからんから何とも。
 まぁなんのかんのいって毎回楽しんでましたよ…。

ぽんのみち#12

 前回のヒキで壊れてしまってた電動雀卓を修理してもらう話。あの元雀荘がメインキャラの居場所であり、あの雀卓でいつも麻雀を打っていたのだから、雀卓が五人の良好な関係性の象徴になってる…というのはわかるんだけども、雀卓にあんだけ思い入れがあって気が抜けたようになるというのは正直自分にはピンとこなかった。家庭用に電動雀卓を置いてる家庭なんて住宅事情を考えたらあまりないだろうし、雀荘を利用しないほとんどの愛好家は手積みでプレイするのが通常で、それしかやったことが無い自分からすると麻雀は手積みがアタリマエって感覚だからそうすりゃいいのに…とは思うんだけども、実際に彼女たちは手積みで打ってなおかつそれではしっくりこないのがどうにもね…。ただ、一般的ではないからこそ自分たちだけの宝物扱いと言われたらそうかもしんないね。
 というわけで、最終回の提示がイマイチよく胸に染むような感覚はなかったのだけども、それでもアンニュイな雰囲気とか、きっかけはなんであれ各キャラの事情で一時的に関係性が薄らぐあたりの表現はいかにも青春の1ページ感があって悪いというほどのものではなかった。今回でいちおう最終回ということだけども、おしまい…の後に?なんて表記があるから、案外人気があって続編を積極的に検討中なのかも。


メタルー#11・12

 アンドロイド反乱編の続き。最終回にしては話がゆったりしてるな…と思ったら4月にズレこむらしい。年度末というのに割と変則的やな。ただ、やっぱり話の切れ込み感が鈍い。これでもかというほど自己決定権の話を持ち出してくるので、そんなに現状それに困ってる人がいるのかな?という気がする。アニメ制作関係者なんていろんな履歴はあるにせよ、一番自分がやりたいことをやってる人種だと思うんで、もし本当に自己決定権に困ってる現代人がいたとして、彼らの心に届くメッセージを紡ぎだせるのかな…?。
 まぁそうはいったって、ストーリーラインをコリャダメだと切り捨てるほどのクオリティではないし、ワザと分かりにくくしている割に構造は単純なので若者に対しても刺さる人には刺さるんだろうなとは思うんだけど、やっぱ’90年代テイストとか’00年代テイストなところに「お!」と思ってしまうし、その郷愁にも似た感覚に心惹かれるものがあるので、最近の世相をそれなりに反映させているとはいえ、時代性の鋭さがこの作品に有るとはちょっと感じられないというか。
 OP・EDも結構好みなんだけど、でもやっぱりいいと思うのはノスタルジーっぽさなのよ…。ただ、歌でいう主旋律なんかは古臭いわけではなく、伴奏の音作りに昔のテイストがふんだんに込められてるから、やっぱそこに惹かれてる部分も大きい。
 なんつーか、現代において自己決定権が行使できるか否かは、もう大半が経済力に依存するということでしかないので、自己決定権自体は普遍性を持つものなんだからテーマとして不適切でもなんでもないのに、ストーリーに古臭さを感じてしまうのはその辺の構図をワザとボかしてるからなんじゃネーノという気はする。直接ではないにしろ、もっとハッキリ言ってやらんかい!とは思うワナ。

はーたんの初めての弟子 を読んだ。

 おとといだったか、次のシナリオは三週間後とか言ってたのに、好感度がシナリオ解放条件に達してしまったので読んだ。決して下半身の誘惑に耐え兼ねて好感度上げアイテムを無理やり使って解放したのではない。なんかそう書くといかにも媚薬を無理やり飲ませてヤることヤっちゃった…みたいに聞こえるかもしれないが、いやまぁ理由は後述。

 戦闘教官としての一面を示すシナリオ。稽古をつける中で必殺技の披露。
 組織の将来を見据えての考えはとてもJKとは思えんwww。弟子にも懐かれてほっこりした状況で日常編は終わり。おまけしなりおがあって、まぁ即堕ち二コマ展開www。


まさかはーたんの好感度が自動で上がったわけでもなく。

 ま、こーゆーこと。ガチャをいっぱい引きまくってはーたんがなんと二枚も落ちた。既に持ってるユニットを引き当てたら、突破ポイントは150、好感度は10上がるので、それが2枚で突破ポイントは300、好感度が20上がり、その上がった20でシナリオ解放条件をクリアしてしまった…というワケ。しかも、突破ポイントが300上がったから、おそらく限凸で★1→★2に上げることができるから、その際に好感度を10上げることができ、仲良しシナリオを解放できる…のだが、今日はお預け。
 さて、なんでこんなにガチャを引きまくったのか…というと、開催中のイベント広域戦で、所有キャラ種数を150まで上げたかったから。そうすると一部のマップで戦闘スキップを利用することができるようになるのだ。
 ガチャ前は所持数145だったのだが、アイテム交換でイベント配布キャラは3種残ってるのであと2種引けばよいという状況だった。いちおうイベント配布キャラは全種確保可能な状態にはなっていたので、新たに2種増やすとなるとSSRを引き当てなくてはならない。最初はPUを引き当てて、あとはアイテム交換で美少女忍者ムツカを入手すりゃいいか…と思っていたのだけども、プレミアチケットや石で30連ぐらいした後唐突に「まだ引き当ててない恒常SSRを引いたらええやん」と気づいて、ほとんど使う機会がないノーマルチケットを使うことにした次第。まぁそれでも、イベント配布キャラ3種とチケット及び交換で未入手SSR2種でもよかったのだが、もしかしてムツカを引き当てるかもしれんと薄い望みを抱きながら結局未入手SSRを5種確保した。はーたんの友人であるこいぬも引き当てて仲良しメンバーもそろってしまう。
 しかしこの広域戦、ユニット数が揃ってないと難易度が上がるので、初心者泣かせやな…。

 うーん、またやっちまったか。道産子ギャルは話はいわずもがなだが北海道要素で楽しめた、姫様拷問はなんのかんのいって視聴完走できたがギャグ以外の面白みは薄めといったところ。かな天は直近数話見てないからこれから見るつもりだがどうなるか…。

悪役Lv99#12

 魔王を討伐してEND。話としては終わったけどあんまり盛り上がらなかったな。まぁこういう話立てなのは本作の特徴だからこれはこれでいいんだけど、ただ、全体的にはこの作品に対して自分の期待度が一番高かったのは中盤初期ぐらいで、あとは消化試合みたいな時間の過ごし方だった。悪くはないけど、メインキャラ以外の脇キャラが雑な使い方で、他の作品のように過不足なくストーリー上で使い切るという形ではなかったから、なんか無駄が多い感じ。いやまぁ主人公にとって興味の無いことは視界に入らない…という状況を的確に描写してるとは思うんでこれはこれで意味のあることだというのはわかるんだけどね…。
 まぁそんなわけで、この曜日はこの作品しか放映してないみたいな状況もあり、かといってつまらないというほどでもないから個人的には助かったというところかな。

かな天#10~12

 ヒロイン姉の命を受けた兄にヒロインが精神的圧迫を加えられるが、主人公が撃退する話。いきなり総括になってしまうが、五年前だったら自分も楽しんでいたんだろうけど、個人的にはフックするものがあまり無かったという感じ。終盤の兄の襲来でヒロインの過去がチラ見せされるのだけども、そこそこ切れ込んでる風でありながら肝心のところはお預けだし、それまでの展開がラブコメだったからここいらで衝撃の展開でもしときますかね…みたいな作為が感じられて、このエクスキューズ感がどうにもシラケてしまった。虐待だのイジメだのが何らかのテーマになっていて、ヒロインは努力でそれらを耐えてきました…ってのも、どうにも微妙な話で親の価値観が多様化し子供が周囲の協力を得るのが昔に比べて難しくなっているようだし、個人の努力で脱却するのは難しくなってるんじゃね?という状況だから教官が果たして得られるのか…。とはいえ、他者に救いを求めるのが困難だからこそ個人の努力でなんとかしないと…という昔の物語にありがちな価値観がむしろ時代を問わず求められてもいるんだよなとも思うしでなんとも。ラブコメ要素も視聴中は作り物感が半端なかったし、一つ一つの要素はそう間違ってないとは思うんだけど、どうにも噛みあってないように感じられてイマイチノレなかったな…。続編がありそうな含みを持たせたENDだったけどどうなるのか。

くっ、食わせろ……!を読んだ。

 好感度が本日30に上がったので。

 主人公が仲良し四人組の他の三人の依頼を受けてはーたんに甘いものを食わせるミッション。
 最初はシュークリーム。己を律して他のものに対して示しを…で我慢しているのだが、本音がダダ洩れ。カワイイ。
 
 まぁ屈してしまうワケだが、次はみたらし団子…で、うまく手なづけられてしまう。
 ホームキャラに設定してるとログボの切り替えに好感度が+1なのだが、2話目はいつだったっけ?。しかも次は好感度50だから+1/dayだと20日後、約三週間www。はーたんが甘味を我慢できなかったように、自分も我慢できずにアイテム使って好感度を上げたいという気持ちがムクムクと…。というかホームキャラでグラを見るたびムズムズしちゃうんだよな。シナリオ読了後は他のキャラの好感度を上げるためにホームキャラを変えちゃうので、そうなると慣れて他のキャラに目移りしちゃうんだろうけどね…。


自転車パーツ届く

 蟻特急で注文したやつ…(以下ry

 本日はバーテープメインの、他にRDやコグ(20T、14T)。バーテープ、オレンジのが見えるが、これ1セット300円しない。なので以前は白黒茶とやはり3セット買ってストックしてる。黒白は使い切りそうだけど…。一番右に見えるのはゴム状の質感のやつでこれは1000円ほどした。これもオレンジ色を注文したのだが、どう見ても黄色だよね…。とはいえ、自分山吹色のようなちょっと赤みが混じってる濃い黄色が欲しくはあったのでアレなんだけど、やはり注文と違うものが届いていたのだとするとなんかもどかしい。
 これはグラベル用10sRD。というのも
 同時に注文してたLTWOOの10s油圧紐コンポを購入してて、これは月曜か昨日あたりにとどいていたのだけども、コンポはロード用でこのRDをグラベル用に交換するつもりでこんな組み合わせにしたのだ、
 あくまで予想でしかないのだが、ロード用のレバーで10sロードRDと10sグラベルRDの両方に互換があると踏んだのだ。ロード用はリア最大歯数32Tまで、グラベル用はリア最大歯数50Tまで。ロード用のトータルキャパシティはおそらく前16T分+後ろ(32-11)21T分で37T、グラベル用のトータルキャパシティはおそらく1×だから前は0T分+後ろ(50-11)39Tで、計算上はそんなに差がないのだけども、ガイドプーリーとテンションプーリーの間が長く、
 こうやってガイドプーリーを引っ張ると、ディレーラー取り付け部とガイドプーリー間の長さがかなり違うので、実際のトータルキャパシティはもっと大きいハズ…と踏んでる。ただ、グラベル用RDはかなり強い力で大きく引っ張らないとここまで伸びないので、もしかしたらレバーで巻き取るワイヤーの量が違うかも…なんて気もしてきてる。
 今ちょっとずつ準備してるTwitterのフレームの油圧組みは、前に購入した1×11sのLTWOO GR9を使うつもりで、今回買った2×10sのLTWOO R7+GR7RDは将来ロードフレームをもし買うとしたらの先読み購入で使うつもりはないんだけど、まぁどうなることか。油圧ブレーキ対応ロードフレームを新規に買う予定はないし、3~4年前に比べて、リムブレ用ではあるが、安いカーボンロードフレームの価格帯が4~5万だったのが、今8~9マンほどになってるので、ますます貧乏人には買いづらくなってきてる感じ。

さて、なぜ10sなのか

 話は簡単で安いから…なのだが、

 2×10sコンポ、つまりレバー・キャリパー・FD・RDのセットが2万台前半。これが2×9sだと18000円ほど、2×11sだと三万台中盤だから、10sと11sの間に大きな壁がある。コンポだけでなく、カセットやチェーンなんかもこの壁でコストが大きく違うので、それで10sにした次第。ただ、注意しなくてはならないのが、セールの際の値付けで、

 実際の購入価格はこんな感じ。9sと10sは商品自体の価格は安いけど送料がついて、11s以上は送料無料の値段。もちろんセール前から目をつけていたわけだが、自分のおぼろげな記憶だと、この2×10sコンポも送料無料で24000円ほどだったように思う。なので、実際の価格はセール前とセール中でそんなに変わらない。結構大きいのが〇〇円以上で××円引きのクーポンで、画像のAliExpress Couponと書いてある部分がそれなのだが、注文品全部から定額差っ引くのだけども、それぞれの注文品の価格に比例して減額分が決められるシステム。なので、今回は送料分とクーポンが相殺されて、なんとかオトクに購入できたという次第。
 あと、その〇〇円以上××円値引きクーポンだが、セール期間の終わりごろにはどうも無効になるっぽい。今回は大丈夫かもと思っていたけど、前までがそうだったから、購入金額の多い注文からセール初期にクーポンを適用したんだけど、やはりというか、今回もセール終了間際にはクーポンが使えなくなってしまっていて、少額だけどももったいないことをした。

 あと、今回購入したGR7RDだが、自分が注文したときは送料無料だったのに、今確認すると送料がかかっていて、ストアディスカウントもなくなってるっぽい。株価だけはいきり立ってるけど日本経済は絶賛崩壊中で円安が止まらないから、手持ちの資金に余裕があるなら早めに確保した方がよいのかも。ホント嫌な世の中になりつつあるね…。

 なんかいろいろあってドッと疲れた…。昨日の作品は昨日中に視聴してたけど、感想書かずに日を跨いでしまった。アニメ視聴意欲も減退してるっぽいけど、感想もかなり抜けが多いシーズンだったなと今更ながらに驚いてる。

ルプなな#12

 なんか丸く収まって大団円。えーっとなんじゃコリャといった感じ。花火当たりの話立ては陳腐だったのだけども、今回は際立ってセリフの鋭さが抜きんでてた。花火の話は、「オッペンハイマー」日本公開前の話としてすげぇタイムリーだし、火薬の無い世界というのも、よーく考えてみたら、機械式の時計を作る技術があるというのに鉄砲がない世界設定なのだからなんかオカシクて、あの皇太子ならおそらく兵器に転用するなど思いつくであろうし、主人公もそれはしかたがないという独り言だったしな。しかしまぁ技術提携もなんだけど、貧しい国だからこそやれスイス兵とかグルカ兵のように傭兵という生き方があって然るべきなんだけど…。
 しかしラストシーンはこれ以上はないというほど気合が入ってたな。静的な場面だったので元々枚数は少なくてもいいんだけど、一枚一枚のクォリティを高めていたし、指の動きが繊細で、主人公の指のしなやかさや柔らかさ、力の入れ具合まで表現できてたように思う。逆に三次ドラマだとあの指の表現は難しいんじゃなかろうか。もちろんセリフの一言一言に意味が込められていて、それを解きほぐす作業がすごく楽しいし、無粋を承知でいえば、指輪をハメるまでのシーンは、アレ、ベッドシーンの暗喩にもなっていたので、二重三重の意味で言葉の厳選が行われてる感じ。皇太子の謎かけも小粋だし、主人公の美しいものを見つけるたびというのもどういう意図があって、しかもその意図が徒労に終わるのなら主人公も提案なんぞしないだろうというのも想像できて、見てるこっちまで息をするのを忘れてしまうほど濃密な時間だった。
 なんか望外の出来だったな…。とはいえ、タイトル詐欺というか、主人公は悪役令嬢でも何でもないし、自由気ままだというから干物妹キャラなのかと思いきや、もう全然緊張感で気の張り通しの生活やし、なんか終わってみたら騙されていたんだなwwwみたいなちょっとした驚きがあった。


真の仲間2#12

 主人公とヒロインがついに結婚してEND。新勇者も肩の力が抜けて和解なるってところ。これで新勇者が大人だという設定だったらヽ(・ω・)/ズコーだが、おそらく精神的に不安定な思春期という設定だからなんだかいい話ダナーで終わったという感じ。ラストの主人公の言を聞くに、彼はこの先勇者が心が折れそうになる試練を味わった時に、心の支えになるような言葉を餞別に送ったんだなと思うとなかなかジーンときた。プロポーズシーンも涙が出て仕方がなかったな…。結婚式とか今だったら式に何百万もかけるのが慣例になってるし、いやまぁ夫婦によっては簡素に済ますことも多くなったらしいのだが、それにしても自分の庭に気の置ける友人を数人呼んで質素に行うなんて、日本でも前近代だと自宅で士気を上げるのがフツーだったから、これもなかなかほんわかする結末。指輪用の石も、いくらカネをかけたかというのではなく、他者からの贈り物を加工するというのがまたなんとも。
 まぁ何のかんの言って物語としては微妙だし、ドンくさい話運びではあったんだけど、この作品は終始自分が見たいと思っていたことを全部ごった煮にして見せてくれてたから大満足といったところ。上記ルプななもそうだったのだけども、カタルシスの表現がどうにも穏やかで通常のアニメとは毛色が違ってきてるのも、時代の変化なのかな…とぼんやり思った次第。

ダンジョン飯#12

 妹ちゃんついに復活。骨格をあんなに詳細に復元するシーンがあるとは思わんかった。JRPGファンタジーをやりたかったから魔術で復活するという展開にしたかったんだろうけど、個人的には視認を生き返らせるよりドラゴンの腹の中でレスキュー空間を作って生き延びてくれてた方が…。まぁ中盤でゲストキャラ全滅かと思ったら生き返ってたので予習はできていたといえるけど…。
 なんか今回の骨格といい、ドラゴン退治の詳細といい、リアル感を出してくるのは感心なんだけど、よく考えたらどれだけリアリティっぽさを出しても所詮ファンタジーなんだよな。

フリーレン#28

 試験編終了。っつーか、エンドロールが流れ始めてようやく今回が最終回だったっぽいと気づいた始末。
 話はよくできてはいるんだけども、2クール目中盤から終わりなき世界の描写というか、少々退屈した感じ。原作からしてダイナミックな表現を使っていても基本はスタティックな世界観のようなので…。

ささピー#12

 これも最終回…のようなんだけども、話が全然終わってないどころか、ここに来てようやく隣人のJCの見せ場…みたいなところで中断するから、フツーに2期があるんじゃね?といったところ。いまのところTwitterでも続編決定のお知らせが無いからよくわからん。
 うーん、難しいところ。個人的な当たりの回、外れの回とで分かれる感じなので、安定しなかった印象。才覚で乗り切るエピソードと、異能で乗り切るエピソードがあって、他のなろう作品だとだいたい異能ドリブンか才覚ドリブンに偏るけど、この作品の場合、中年のオッサンなのだから、それまでの人生経験を生かして才覚ドリブンでいいんじゃね?と思われることが多くて、そこに異能をプラスすると正直やりすぎというか、シラケる…。こういう才覚と異能の両方をミックスさせたのは、ターゲット層が中高生だからってのがあるんだろうか?。

即死チート#12

 元の世界への帰還方法を聞き出してEND。原作本編は終わってるし、元の世界に帰還で終わるのかと思ったらそうではなかった。とりあえず賢者選抜戦のところで〆。元の世界に変えるにはまだまだミッションを達成しないといけないようだけど、続編やるのかな?。個人的にはそこそこ面白かったし印象は全然悪くないけど、ただ一般的なアニオタに対してのウケは悪そう。
 主人公たちを異世界に呼び出した賢者が退場したのが意外。OPではこれでもかと登場キャラを消していたけど、あの賢者と相方だけは消す演出がなかったから何のかんの生き残るのかと思ってた。
 ラストのメッセージである好きなように能力を使ってよいというのもどこか引っかかる話で、イコール好きなように人を殺してよいということなので物騒な話だなと。ただ、あの世話役のおねえさんが主人公にそう語ったのは、おそらく主人公に教えるべきことは教え尽くしたとか、一緒に生活する中で主人公が理不尽な理由で能力を使ったりすることが無いと見極めたということではあると思うんで、そのへんは何とでも説明はつきそう。とはいえ、原作はともかくこのアニメ版でもラストのラストでの提示だからそれなりに全員に伝えたいという意図があっての事だろうとは思うんで、おそらく人の言いなりにならないんだったら、自分の決断したことについて自分が責任をとるなら自由に自己決定権を行使してよいぐらいの意味合いはありそう。
 うーん、なんかもどかしいというか。初回から底知れぬものを感じていたから、もっと大層なメッセージが込められているとか、衝撃的なラストがあるのかもと思ってたので、その辺肩すかしのような気分でいる反面、そうではなくて人生なんて死ぬまで途中経過に過ぎないわけだから、自分が世の中を渡り歩くために必要なことというのを考えてみたら案外こんなものなのかも…というどことなく腑に落ちるというところまではいかなくてもなんかぼんやり掴めるような感じがしないでもないというか。ただ、おそらく原作本編の最後までは行き着いてないので、グランドフィナーレの段階でこの作品ならではの特色のある何か得るものみたいなものがあるのかもという気はする。

まほあこ#12

 悪ではなく悪役に徹することを組織の方針とする話。まぁ今までのスタンスと一緒ジャンといわれたらそうなんだけど、これって予定調和というかプロレス宣言だよね…。ただ、主人公達は世界征服はおろか待ちの人を苦しめたいと思ってる描写はなかったし、本来なら魔法少女になれるもんなら…なんだけど、実際に変身スキルを獲得してもなれるものは魔法少女ではなかったわけで…。そこには諦めとかそういうものがあるけど、覚悟みたいなものも窺えて、敢えて裏方に回るという決意があり、なんか魔法少女青が強くなったようだけど、現状魔法少女側より主人公側の方が強いみたいなので、その余裕みたいなもんよな…。

友崎2#12

 文化祭当日。うーん、ポニテちゃんが何か悟ったようだし、主人公もおそらく文学少女ちゃんを選ぶようだけど、本当にそのような展開になるかはわからん。ただ、主人公と文学少女ちゃんは恋愛関係というより、もうちょっと淡い関係というか体というか動物として相手を求めるんじゃなくて、頭でそうあらねばならないと考えるが故の義務感みたいな雰囲気を感じる。ただ、ポニテ少女ちゃんからの好意というのも、主人公にとってはどうやらピンと来てないようなので、もう草食系というか第二次性徴が来てるのかどうかもわからんような印象。
 しかしメインヒロインの謎を振っておいてそのへん深掘りせずにこの2クール目が終わるというのが不思議というか、まぁもちろん原作は続きが描かれてると思うんだけども、アニメ続編があるのか、それともあのね商法なのかはよくわからんところ。

外科エリ#11

 王様倒れるの巻。アニメシリーズの〆ということで、簡単には診断結果を出さないというもったいをつけてた…。ドラマ部分はいつも通り陳腐やな…とは思うんだけども、今回は、前々世で悪役令嬢で周囲から避けられてた主人公に唯一慈愛の心で接してくれた大恩ある人に何としても報いたいという思いみたいなものは伝わってきて、そこんとこはよかったなとは思った。

悪役Lv99#11

 魔王討伐に出発する直前まで。なんか色々あって整理が追っつかない。今回の話の大半は主人公が命を狙われるという展開なのだけど、そもそもの首謀者が親で結構重たい話。まぁゲーム世界の話なんで、人類の歴史の話とは違うんだけど、そもそも中世には近代以降の学園生活を営めるような学校なんかあるはずがないのでそのへんどうしてもふんわりした印象を持ってしまうから話がややこしくなるが、親が子供を殺すというのはなんか違和感がある。なのだけども昨日クリミア・ハン国の歴史をネットで読んでしまって、ハンの位を親子兄弟で取りあう骨肉の争いをこれでもかというほど見せつけられて、あーとなってしまったという。自分なんかは近代以降の生まれなんで、子供が国王に気に入られてるんなら、親も子供を利用して反国王派から国王派になればいいのにと思ってしまうが、そう簡単に宗旨替えできないのが前近代の貴族のあり方(もちろん史実には反例も数多く見受けられるのだが)ではあるので、これはこれで貴族の側面を反映してるんだなと。
 しかしホント脇役の存在感が薄いというか、もうちょっと個性と個性のぶつかり合いとしてのドラマが見たいと思わなくもないんだけど、もともとが私小説風の物語だしそれがこの作品の魅力だったりするのでないものねだりをしてもなぁといったところ。

乙女のお買い物を読んだ

 友人含む女子高生組四人と主人公とで服選びの巻。

 組織に入って日常生活を始めたはいいが、持ってる服がトレーニング用の胴着、部屋着のジャージ、通学用の制服しかないということで友人らと誘い合わせで買い物に。
 ところが自分で服を選ぶとなると、ファッションに興味がなかったから困ってしまい…。なのだが、友人の言によるとスタイルが良いので何着ても似合ってしまうから判断のしようがなかったという結論。途中で裸エプロンはNGと言われる場面があるのだが、そんなものは着ないと断固拒否…なのはフツーの話だと思うのだが、山暮らしで携帯端末すら持ってなかった情弱なのに裸エプロンが何かは知ってるのかwww。とはいえ、制服姿であっても、体の線がはっきり出るフィット感ばっちりのトップスに、下着が見えるか見えないかのギリギリまで攻めたミニスカで足の長さが極限まで主張されたボトムス?の組み合わせだと、堅物という性格に似合わぬ活発さを持ち合わせ、足の長さを生かしたスタイル強調のデザインはそれだけでもなかなかのもんだと思うけどな…。
 今回読んでて面白かったのは、内容というよりはキャラの組み合わせ。はーたんがサービス開始時に後々追加されるべきキャラとして生まれてすらいなかったと思うのだけども、早々にサ終にもならず、キャラが追加されるということで今回の友人とセットで途中から企画が考えられていたのか、それとも当初は友人関係とかすら設定されておらず、かなり後になってから関係性が考えられたのかとか、そんでもって友人関係でのキャラクター性の棲み分けとかどうやってひねり出していったのかを想像するのが楽しかった。当初はおばとの関係性のみで登場した、他者との距離を取りクールな性格のせつにゃ(八重樫南)、マスコットキャラ的な立ち位置のこいぬ(奈良県)、お調子者で補助的な役割のゆりっぺ(horosuke)、そして堅物で生真面目なはーたん(織音)と、誰を主役としても他の友人キャラが脇を固めることのできる編成にしてあって、バランスの良さを感じた。ただ、このサービス、元々はパッケージゲームのキャラクターがメインなので、オリジナルキャラに手を入れて考え尽くしたとしても、おそらくシナリオ上の出番はあんまりないんだろうな…という感じ。アニメだとかラノベだと平気で少年少女が世界を救う主役になってるけど、このサービスだとあくまで世界を救うのは大人が主導していて、確かに第一部も第二部も主役は女子高生だけども、あくまで世界を救ってる主体は組織であるという体裁をとっているから、思春期の不安定さの描写よりは、大人の事情がかなり出てくる。今回のイベントシナリオも、メインシナリオとは別のドタバタ喜劇だったし、まぁそのへん主軸がブレない感じだったしな…。
 もうエントリーにはしないけど、別にプレイしてる忍者モノのやつのイベントシナリオも久々にフックした。というか、メインシナリオをもう2~3章分読んでない…。早く読めよ自分…とは思うが、8節全部読むと最低でも一時間以上、だいたい二~三時間は読了するのにかかってしまうから、読み始めのハードルをどうしても高く感じてしまうんだよね。