天使つき#8

 中二病少女、本当に吸血鬼だったでござるの巻。主人公の周辺にわらわら人街がよってくるという作風なので、これはこれで構わないとは思うんだけど、個人的には中二病のヒトのほうがよかったのでは…という感じ。彼女自身あこがれてるものがあるという設定だけど、地震が吸血鬼なのだから中二病になる必然性が無い…。っつーわけで、なんか今回で一気にグダグダ感が増したような気が。

怪獣8号#6

 新人の初出陣の巻。訓練の様子は前回で必要十分と思うのだけども、最初の実戦ではフツー補助的な役割を受け持たされるのでは?。だいたい新人におつきの古株が、新人の予期せぬ行動のためになんらかの目をかけておくものだったりするしな…。まぁストーリー上そういうOJT要素はすっ飛ばして話の本筋をスピーディーに進める必要があるからわかりはするけど、組織としてのリアリティが感じられなくて違和感が残ったとかそんなの。


となりの妖怪#7

 メインキャラの関係性いろいろ。シナリオは物足りないことこの上ないんだけど、作風からしてのんびり系だしこれはこれでいいのかもとは思うが、やっぱり妖怪が妖怪として人と区別される必然性が感じられなくて困る。もともと共生社会が完成されてる状態だと思うんで、異種間交流とかの要素がなく、個人と個人の関係性のドラマであって、なんで片方なり両方が妖怪出なくちゃならないのか、フツーに人間同士でいいジャン…みたいな。

ささ恋#6

 ネコが恋愛を意識しだして両想いになる話。うーん、なんかこれも百合である特色を生かしきれてないのかなという感じ。男と女なら両者の間に距離を取らねばならず、女同士だから絶えずべったりくっつきあって会話シーンを作れるってことのような気が。まぁ別に恋愛モノとして話がオカシイということはないから、読者は誰に感情移入してもよいという自由さはあるかも。

おーいトンボ#7

 同年代の娘との対戦その後。正直ゴルフは詳しくないので、アプローチの仕方の信憑性はよくわかんないんだけど、見てる最中はそうなんだろうなという気にさせられる。ゴルフとは何ぞやという建てた問いに対する試合中の二人の対比がなかなかよくできていて見ごたえがあった。
 対戦形式とはいえ、お互いが何か一つのものを取りあうみたいなものではなくて、基本的に自分の記録を他人と照合するという点では陸上競技なんかと一緒なんだけど、陸上は対戦相手がいなくても成立するのに対し、ゴルフは対戦相手ありきなんで、その辺の駆け引きがあるという点はなるほどなかなか特異なものなんだなと今更ながらに思い知らされた。


ハイスピ#7

 偶然が重なりあって主人公がすわ優勝を狙う話。今回はクライマックスでどっちが勝つのかわからんかったな。終わってみればそりゃそうかとなるわけだけど、今回の結末と違っていてもそれなりに話は作れそうだったからなかなかのストーリーライン。前回までは話は分かりやすくなったけど、決して面白くなったわけではなかったという認識だったけど、今回はだんだん面白くなってきてるなと感じた。勢いがあるって要素が強いけどね…。でも話が動き始めるようになるというダイナミックさを表現するのも大したもんだとは思う。

アストロノオト#7

 昆虫祭り本番。サブヒロインのストーリーラインがメインではないのに、単なるスパイスではなくてそれなりにしっとりしてたのはよかったな。祭りのイベント賞品である鍵が目的のブツでないのはわかり切ってたと思うけど、なんか目的のものが本物ではないという構造はなんかタイムボカンシリーズっぽくてどこか懐かしかった。

変サラ#7

 探偵業二題。こう、なんていうか、他の探偵モノにあるような謎を解決するとか、殺人事件を解決するとかの鮮やかなものではなく、地味of地味なんだけど、テンポ感のよさもあってなかなか楽しめた。サラリーマン応援歌ではないんだけど、そういう雰囲気もあってなんかしみじみ。

このすば3#6

 神器回収編。なんか今回は気合が入ってたな。指輪の話も、どうせ主人公が王女と結婚する結末なんて考えられないし、実現することのない捨て設定でだからこそ容赦なくぶっ込めるってところか。しかし主人公、能力の使い方次第でいくらでも実績を上げられそうだけど、イケイケ展開にしないところが本作の魅力でもあるんだろうしで、このへんはまぁ。

バーテンダー#7

 金髪男がホテル王の跡継ぎに連れ去られようとする話。もともとホテル王は後継者にするための社会勉強にバーテンダーをやらせてたわけで、そこで至高の一杯を作ったところで願いが聞き届けられるはずもないとは思っていたが…。ただ、このまま素直に跡継ぎになる展開もつまらんし、彼自身もそれを是としていなくてまだあきらめてないようだし、もしバーテンダーを続ける展開になるのならその理屈付けをどうするのかは楽しみ。

ゆるキャン△3#7

 もう一組のキャンプ話。サブタイにそもそも妄想話かもとあるので真に受けてもって感じだけど、そもそもフィクションにリアルもなにもない。連れて行かなかった犬っころはまぁウソというのは明らかなんだけど、仮に彼女たちのキャンプ話がウソであっても、話に出てくるキャンプ場や各スポットは現実にあるもんだし、ルートも現実に存在して歩きでどのくらいの時間がかかるのかもウソではないので、まぁ正直な話ウソか真かはどうでもいい話。
 ただ、やっぱりやってることがグルメ観光に寄せたキャンプでしかないので、やっぱりシナリオ自体はバラエティ番組。で、これ次回に続くんだ…。

ダンジョン飯#20

 前回パーティー入りしたネコミミ忍者の担当回。うーん、なんだろうな?。全体的な話は全然悪くないんだけど、なんかどこか説教臭く感じて意外だった。この作品自体が精緻な設定で、理論も世界観もかなり詰められているから理屈っぽいのはそうだし、織り込まれてるイシューはポリコレなので、説教臭さは避けがたいんだけども、今まではあんまりそこが鼻につく感じではなかったから自分でも不思議に思ってしまった。

花野井#7

 ついに主人公が恋愛に関して浮かれポンチになってしまう話。これで理屈だけでなくようやっと恋愛感情に火がついたっぽい。序盤の男のセリフにまだまだ狂気は健在か…と思ってたんだけど、話が進むにつれパンピーになっていくのがホッとするし残念でもあるし…。
 しかし途中出てくるギンジなる老人が不審者なんじゃね?と思ってしまった。祖父かと思いきや他人のようだし、その割に親が医者で海外を飛び回ってるという事情も知っているようだしで、こっちのほうが気味が悪かった。

WB#7

 主人公のタイマン相手との対戦とその対戦相手の過去話。うーん、これもいつもの感じやね。過去話についてもアレがそんなにイイ話だとも思えなくて、とはいえ相手チームはどうも組織としては異常な状態っぽいので、イイ話にすることもできないんだろうなとも思うから、今回のタイマン勝負で相手チームが正常化するとかそんな流れになるのかも。

まどめ#8

 前回仲間?家族?になった龍のょぅι゛ょとの関係深化と魔術師殺しの騎士登場の巻。人としての優しさとか筋を立てるということが報われるというストーリーラインは心地よいんだけど、まぁありきたりなエピソード。とはいえ波瀾の前段階だから幸せな状況を見せているという構成なんだろうね。
 まぁこの作品も疑似新婚生活要素が多分に濃いと思うんで、龍のょぅι゛ょは二人の子供の代用品といったところか。本当の子供ということにしたら出産だの赤ん坊の育児を描くことになるし、その部分をすっ飛ばすと不自然になるから、既に物心のついた子供をこういう風に手っ取り早く用意したとかそんなのだろう。社会問題的な要素に深く切れ込むというわけではなくて、男の妄想全開といったところなのは変わらないけど、初期のころに感じてた物足りなさ感は今はそうでもなくて、これはこれでいいかもと思い始めてる。

声優ラジオ#6

 黒髪ヒロインの家が特定されて母親に声優をやめるよう言われてしまう話。声優を続けるために試練を課されるけど、なんかとってつけ感は否めないなぁ。
 とはいえ現代社会の業の深さよのう…。もともとが主人公二人に原因はないのだけども、本業とは別にアイドル稼業を兼務しなければならないからこそ、単なる声当てではなく偶像化してしまい、余計な感情を寄せ付けてしまう結果になっているし、では専業化したところでアイドル活動で人をより惹きつけたものに仕事を奪われるだろうしで、これ、社会構造の問題であって、個人が気を付けていれば必ず避けられるようなものでもないよな…。
 しかし現代は何を間違ったのかねぇ。キチフェミが性の商品化とかいっていろんなものを排除した結果、性的でないものですら性的であることを求められて、結局より低いレベルで一般化したということも考えられて、人が動物であることから逃れられない部分をお気持ちで抑圧したら、より手の届きそうなところに欲望のハケ口を求めるようになるとかならんとか?。
 ただ、ホントよくわからんのは、熱狂的なファンというのは今も昔もいて、例えばビートルズの日本公演の様子なんか動画なんかで見ると、たくさんの観客が本当に忘我状態で歓声嬌声を挙げていて、ライブの観客のお行儀はむしろ今の方がよっぽどよいくらいなんだけど、陰湿化ということに関していえばむしろ今の方が浅く広くとなってるような…。

喧嘩独学#6

 動画編集メンバー加入、次のターゲットを探してたらそのターゲットにロックオンされてしまう話。うーん、なんか話が急に落ち着いてしまったような感じ。動画チャンネルを盛り上げるためにケンカを吹っかけるってのは、主人公に言わせているように意味がない…。そうしなければならない状況に追い込まれてしまう…という展開が不自然なんだよな…。今までは降りかかる火の粉を払わねばならないためにしかたなく…って要素が大きかったけど。

怪異と乙女#6

 連れ去り案件続き。うーん、本当にこういうことがあるんだったら恐ろしいんだろうけど、そういう都市伝説自体知らなかったし、あんま身に迫る恐怖みたいなものは感じられずに、どこか困ってる人がいてお人よしが勝手に盛り上がってのめりこんでいくという他人事感のほうが自分には強かった。
 なんつーか、前回はいじめ問題、今回は都市生活の孤独と、取り上げるイシューとしては悪くないし、話の流れもダメなところはないんだけど、上述の通り、恐怖とか寂寥感とかやるせなさがどうもせまってこないんだよな。いやまぁそのへん感情の揺さぶりは次回に持ち越しなのかもしれんけど、前のエピソードもイマイチだったからなぁ。

Lv2チート#6

 やっぱりヒロインは死んでなかったというか生き返らせたwww。魔人も仲間に加わってますます食客列伝っぽい流れに。これを長所とみるのか短所とみるのか微妙だけど、今のところ物語上のミッションが見当たらない感じ。とりあえずは主人公たちは安住の地を求めてるってことなんだろうけど、安住の地が手に入ったらそこで話は終わってしまうので…。主人公は無双状態なので迫ってくる危機は危機でないしなー。
 ただ、各キャラの生きざまについてはなかなかよくできてる感じ。あんま深く切れ込むことはないけど、ここが待つ感情や欲望、なんに興味があってどういう夢をもってどう行動しようとしてるのかについては結構鮮やかに描けてるとは思う。で、声優の豪華さだよな…。なんかどっかの描きこみにもあったようだけど、日野聡釘宮理恵の会話を聞いてるだけで幸せ―って感じだよ。昔は(とはいっても20年ほど前になるが)、ディレクションに従って体当たり演技だったのが、個々の声優がキャラを把握してしっとりと演技する様子がね、もうなんともいえんのですよ。
 しかし魔人の名前ヒヤって、ヒカリとヤミの頭文字をとってつけたってこと?、しかも@ほっちゃんだよね…。

リンカイ#6

 国内組の努力家がその努力のために退校することになる話。なんか話が切れ込んできたな。注目すべきポイントはそこそこあるのだけども、これも整理がつかん。まず、身体を壊すような練習はNGというところかな。よくあるスポ根モノだと試合中無理をして怪我をするとかでリタイアがメジャーだったりするけど、大体特訓と称して他人よりより努力をすれば実力が上がって強敵に勝てるようになる…というのがフォーマットだから、そのようなスポ根のあり方に逆らってるといえる。
 もう一つは練習が仕事であるというセリフ。レースが試合なのかと思っちゃうが、要するに日常業務としての仕事は確かに練習だわな。なので体を壊すような練習は仕事とはいえないということであって、これ、昨今のブラック労働に対するアイロニーにもなっている。
 スポーツといえば、確かに準優勝だとかベスト4、銀メダルとか銅メダルなんてあるのだけども、実質優勝のミニ価値があるものが多い。要するに勝者総取りというアレ。そうではなく、競輪競馬は馬券車券で賞金を集めるシステムになっており、そこは単勝だけでなく連勝なんてものがあって、決して優勝者だけに価値があるようにはなってない。まぁギャンブルではあるんでそんなに殊勝なものでもないんだけども、例えば何らかのサービスを応援するために投げ銭をするとか商品を購入するというやり方があるが、そもそも馬券車券は、勝ち馬「投票券」、勝者「投票券」なのであって、形の上では出場者を応援するということになっているわけだ。もちろん優勝者に賞金はより多く配分されるのではあるが、優勝しなかったからといって非優勝者以外にはなんの報酬もないわけではないし、投票券購入者の応援したものが優勝できなくても、競技者の頑張りによって自分を応援してくれた投げ銭がほんの少しであっても届くようになっているのは、まぁおためごかしではあるんだけど、理屈の上ではよくできてるという感じ。
 最初は様子見であっても、このあたりでそろそろ決心を決めて自分のリソースを全力で投じていくようになるというのもタイミング的にはそんなもんだろうなという。なんだかんだいって場の雰囲気の作り方がそれなりのものになってきたし、当世若者気質もそこそこ取り入れながら話がアツくなってきた感じ。

アンメモ#6

 ヒロインが主人公の元から立ち去る話。ヒロインの友人?の魔女の話が本当なら、ヒロインがついていった男を恨んでる筈だろうし、なんで手助けするのか真意がわからんというか、まぁフツーに考えて、ヒロインには何か考えがあるんだろうというしかないが、それにしても親切設計よのぅ。わざわざ主人公が友人の魔女に、ヒロインは自分のことをどう思っているかを聞いてその答えを教えちゃってるし、正直過去話があれば後は察してくれ…で構わないような気はするんだけどな。まぁそのへんヒロインはいちおう最初っから主人公には釣れない態度を表面上はとっていたわけだし、そのへんわからなくもないんだけど。二人の間には言葉でなくても何か通じ合ってるものがあるというのをどうしても期待してしまう。
 まぁそんなわけで、どうせヒロインは戻ってくるのだろうし、そんなにやきもきもせず続きを待ってることにしますかね…。

終末トレイン#7

 ゾンビの女王はゾンビではなかった…の巻。世界の変化でなんでゾンビ化なのかについてはおいておくにしても、なんでエロで爆発してしまって(おそらく)跡形もなくなってしまうゾンビの面倒を見るのかどうにもわからんかった。主人公たちが目的地に達してそこで世界を正常化することを期待して、それまで面倒を見るというなら話は分からんでもないけど…。
 まぁストーリー上の役割は目的地の情報を主人公たちに伝えるってことだろうし、そんなに深く考えても益はないかも。


第七王子#6

 暗殺ギルドの面々の信頼を得る話。特殊技能はそれなりに秀でているのに、制御が効かず呪い扱いってのもなぁ。主人公がお助けしましたというのもメッセージ的にはそれなりの説得性はあるんだろうけど、本当なら自分で統御すべきものだよねー。そのへんまさに主人公がデウスエクスマキナなのであって、それやっちゃうから話がつまんなくなるような気がするが。


狼と香辛料MMTWW#7

 胡椒の取引でヒロインが機転を利かす話。裏マーケットならともかく、それなりに社会的地位にあるもの同士が取引するのに騙すというのは、取引量の少ない辺境ならともかく、それなりに流通量のある所ではやらんのでは?と思わなくもないが、このへんはヒロインの見せ場を作るのが目的だろうしな。構成的にもつなぎの話だろうし、ジャブ程度で先の話に期待といったところか。

出来そこ#8

 鍛冶屋エルフが妖精の王の末裔だったことがわかる話。彼女が捨てられていたのにはそれなりの理由があったのだろうから、いちおうここで答え合わせをしてきたってところみたい。悪魔の子の話を耳にしたときは、なるほど宗教二世の話なんだろうなとピンときてしまったのだけども、宗教二世の話が一般的に認知されたのはアベ暗殺後からだからなぁ。まぁ問題自体は前からあったのだけども、そのへん先を見通していたのかそれともあんま考えずに織り込んだのかわからん。

鬼滅4#1

 大人気シリーズ4?期め。今期は、サブタイもしくは2話分の#1見る限り特訓がメインらしい。いちおう前回までのあらすじっぽい要素もあったけど、新規さんにはおそらくわからんと思うし、4期めなのだから視聴者の選別は完了していて、ここで新規さんへの配慮なんかはいらないと判断したものと思われる。自分にとってはほとんどのバトルシーンが間持たせでしかないので、戦いから一歩引く態度はありがたいけど、もし特訓シーンばかりだったら結局間持たせと何の変りもないような気もするし、敵味方関係なく物語からバンバンキャラを退場させるスタイルなので、関係性を深める描写をやってもあんまり意味ないのかも。
 おそらく都度感想はあまり書かないような気はする。基本この作品はカタルシスでの爆発力勝負だと思うんで、なおさら書く要素もないような…。

鑑定スキル#6

 領主が暗殺されて戦雲たちこめるの巻。関係性描写はほぼ意味がなかったからああそうかといった感じだが、父親が死ぬようで、処刑だとか無理を押して出征とか、死ぬ前に息子に父親としてできるだけのことをやっておこうという覚悟があるんだろうなぐらいが見どころ。人を殺す覚悟あたりのエピソードはその恐ろしさはイマイチ伝わってこなかったなーという感じだったけど、上記の通り主人公ではなく父親の言動にクローズアップされてると考えたら特に不自然でもなく。

じいさんばあさん#6

 かつてできなかった新婚旅行で東京見物に…という話。まぁいつものテイストだけど、次回まで旅行編が続くのがちょっとびっくりした。二人の関係性にもっと踏み込んでほしいところだけど、おそらくもう折り返し地点だし深掘りせず、エピソードの羅列に終わりそうな予感。

ヴァンパイア男子#6

 なぜか水着回。少女漫画だからハートブレイク程度で学校やバイトを休むことにあまり違和感がないが、少年漫画だったら許されないよなー。
 あと、主人公が女なのに、他の男キャラがどいつもこいつも男と認識し続けるのが滑稽ではあるんだけど、これどーなの?。結局男キャラが主人公に引き付けられているのは主人公が女としてのフェロモンを撒き散らしていて、それで男キャラはそのフェロモンに野生で反応して劣情を抱いているけど、理性では主人公を男と認識してるとかそんなのかねぇ。ただ、やっぱり滑稽なのは男キャラの主人公に対するアプローチは女に対するものなんだよねぇ。BLですら男が男を口説くのにあんなアプローチはしてないハズ。
 ただ、なんかいろいろ滑稽な部分はあるんだけど、現段階ではなんか他の作品によくみられるLGBT礼賛という印象が薄いんだよな…。まず、主人公は自分を女と認識して、竿役を男として惹かれてるからノンケだし、自分の性別を男と認識してないし、男になりたいとも思ってない。で、相手の竿役も主人公を男と理性では理解してるけど、同性愛の対象として惹かれてるというよりは人間として惹かれているように見える。
 今回は相手を同性と認識したうえで惹かれてるという同性カップル一歩手前のキャラ組が見られたけど、この作品はどちらかというと同性愛に対しては寛容であるように見せかけてその実否定っぽい感じはする。そのへん現状では色々な関係性をわざと曖昧にしてるんだろうなという風に見えた。

死神坊ちゃん#30

 舞踏会後編。なんか変にトラブルも起きず無難にイベントが終わるのかと思ったら、メインキャラ達がいろいろ覚悟を決めてきて結構メートルが上がった。ただ、覚悟を決めたといっても、他のありがちな作品のように決めた覚悟の通りに事態が進むかはよくわからん。ただ、主人公はヒロインとくっつくために当主の座を捨てるように見えてしまうね…。


無職転生2#18

 手紙が来て、家族救出の旅に出る決心をする話。まぁ選択のあのシーンが出てくるのは前回の次号予告タイトルから予想はついたけど、こんどは指示通りに行動しないみたいやね。まぁ出発したら後悔するような出来事が待ってるのはほぼ間違いないだろうし、では行かなかったら行かなかったで、逝かなかった決心をしたことを後悔するからというのもまぁ明らかといったら明らか。
 しかしなんだな、主人公は前世では決して結婚できなかったであろうし、それが異世界転生で幸せな家庭を持てた…ってだけでよかったね…状態ではあるんだけど、こういう示し方はなんか今となっては罪が深いな…という感じ。この作品が世に出た当時はあんまりそう認識されてなかったろうからムリの無い話だけど、今は引きこもりになったりしなくても、非正規雇用で働いて経済的貧困層な若者が多くなってるわけで、そういう若者に対して引きこもりを脱却したらリア充ほどでなくても、生きている実感を得られる人生を送ることができるかも…みたいな見果てぬ夢を見せてしまってるわけで、なんか号が深いと感じてしまった。

夜桜#6

 ストーカー気質の女スパイ現るの巻。ヒロイン家の家族紹介も兼ねるのはそれはそうだとして、キャラが増えてるのが気になる…。なんかもう主人公とヒロインが結婚を決めたところがクライマックスで、あとは家庭を守るために不断の努力が必要ですよ以上のものはなくなってるように思う。


ブルアカアニメ#6

 先生に謎があることがほのめかされる話。謎は謎のままなので、なんかパッとしない話ダナーという印象。謎を明かすということがクライマックスまで持ち越されてるように思うんで、正直それ以外の要素は時間稼ぎといったように見えてしまう。…で、バトルシーンでもなければ退屈するデショ…みたいなやっつけ感。面白そうな要素は見え隠れしてるんだけど、元々がゲーム原作だし物語の世界観を規定するようなオリジナル世界設定をするわけにもいかんからこうするしかないんだろうな…。あと個人的にしんどいのはサバゲ風味のバトルシーン。別に人死にが出なくてもいいんだけど、戦争は政治目的を達成する手段なのだから、サバゲ風味だと真剣味が足りなさすぎるんだよなー。無理やりにでもいうことを聞かせる、その究極の手段が相手の命を脅かして…ということなんだから、迫力が全然足りないんだよなー。


城姫クエストイベント終了。


 いつものレイドイベントだったのだが、新ユニットではないけど配布ユニットを取るために500位ボーダーを目指していちおうゲット。できるだけ特効アイテムを使わずに500位前後をフラフラしてたけど、ラスト一時間前に特効アイテムを10個ほどブッパしたら楽に安全圏内に入れてたっぽい。それでも7億超だから、ホント500位程度が難しくなったものよ…。

天使つき#7

 主人公の漫画家やってる叔母襲来の巻。この手の作品によくある残念美女といったところだろうけど、ストーリー的にはあんまり…。とはいえ、主人公は外に出ればスグにサブヒロインが寄ってきて争奪戦を始めちゃうので、お休み回といったところか。あと、メインヒロインは男の身内に紹介されてよく思われて後ろ盾になってもらう…みたいな機能があるんだろう。まぁなんだかんだいってそのうち天使だと身バレする予感。
 しょうもない男の妄想作品だけど、あんまストレスもなくそこそこ楽しんでるな…。

怪獣8号#5

 入隊なる…の巻。お情けで入れてもらったという体だけど、昨今の軍隊はコンバインドアームが主流なので、刀槍弓が必要なのに刀だけ用意するってわけにもいかんので、個人的には主人公が採用されるのは自然な感じ。ましてや前回主人公がやってた役割はほぼ指揮官なのでなおさら。というか、前回書いてなかったけど、骨折した段階で試験を中止だよな普通…。
 内容はほぼ訓練時代をホモソーシャルで過ごすって感じで、新兵よもやま話だよなー。あと入隊式はなんか学校の体育館の縮小版って感じで、学校好きなんだな…と思ったけど、自分が知らないだけで市谷駐屯地に実際にあのような部屋があるのかもしれんね。

龍族#8

 なんか暴走者が出てきて、学園と侵入者が共闘して事に当たる話。なんか学園はいつも龍と戦ってるという話が出てきたけど、主人公って龍側の関係者じゃなかったっけ?。別にそんなに話が理路整然としてなくても構わないんだけど、読者置いてけぼり要素が多いと、シチュエーションを適当に並べただけのように見えてしまう。

ヨルクラ#6

 極初期に出てきた、主人公ペアがハックした路上ライブしてたアイドル再びの巻。シナリオはそこそこいいんだけど、30代になってまだアイドルをやってるというのにリアリティを感じないよね…という感じかな。いくつになっても夢をあきらめない…みたいなメッセージ性があるんだろうけど、芸能界でも特にアイドルは使い捨ての激しいところだと思うんで、自分がやりたいと思っても芸能プロダクションが許さないでしょーに。まぁ可能性は0ではないとは思うけど、そうだとすると考えられる可能性は少ないながらも固定客がいたってことになるのかな。でも路上ライブやるほど売れてない…となると矛盾しそう。まぁアイドルというのはモノのたとえと考えるしかないねぇ。

となりの妖怪#6

 化け狐の家庭事情完結編。化け狐のイエはあんなもんなんだろうなという感じ。この場合は因習陋習の類だろうけど、旧家のアイデンティティというのはあんなものであって、父親が悪者として描かれてるけどあのやり方で子孫に通じなかったらそれはそれで仕方がないとでも考えているのならアレがベストの方法という感じかな。現代ではむしろ地縁血縁が軽んじられる傾向にあって廃れる一方だけど、前近代まではこういうあり方であった期間が長かったわけで、そのような社会では旧家にとってはメリットだから、世が世なら化け狐は何の疑問もなく受け入れてた可能性は高い。まぁ差別意識が薄まった現代のほうがよさげと考えがちだけど、反面カネの有り無しでた易く人の命が決められてしまう資本主義が蔓延る現代も考えものなので、何が良いのかわからなくなってきてる。
 しかし、猫又のようにフツーの生き物が妖怪化するだけでなく、言霊のように新しく無から妖怪が生まれてくるということなので、この作品での妖怪だとか妖怪との共生社会がなんのメタファーなのかよくわからなくなってきた。クルマの妖怪って段階でぶっ飛んだけどwww。

河内晩柑マーマレード

 文旦マーマレードに続いて作ってみる。

 今回も材料は買ってあるのに作り始めるまでが長いというwww。実はいっこカビまみれにしちゃってるけど、捨てちゃってる。割と外見もきれいなものを選んだつもり。
 今回は外皮に切れ込みを入れて剥いてみた。このほうが形が荒れないのであとで千切りにする際イイ感じだった。
 外皮の内側を削ったが、文旦同様ほぼ同じ量になった。白いワタの部分が赤茶色になるのだが、最初は包丁の錆が移ってたのだと思ったが、意を決して包丁を研いで錆をなくしても同じように着色してしまうので鉄分が悪さをするのかも。とはいえ完成すると全く目立たなくなるので気にしないほうがイイ。
 外皮の部分が400㌘弱、実の部分が1000㌘ほど。なので砂糖は800㌘ほどあればいいかって感じで適当に決めた。使った河内晩柑五玉のうち、種があったのは一玉ほどでそれが画像に移ってる種の大半を占める。他はあっても一玉あたり2つか3つほどで、ほぼ種なしミカン状態。いちおうペクチンの補充に使うから種が全くないというのもちょっと心配だった。
 文旦マーマレードの際はいきなり砂糖を加えてから火にかけたので、砂糖が溶けるまでに時間がかかって焦げるかどうか心配だったから、今回は実に砂糖を振りかけて果汁を浸透圧で誘い出した…のだが、河内晩柑はジューシーというか、剥いたら果汁が盛大に零れ落ちるほどなので必要なかったかも。
 今回も皮は千切りにしてから三回ほど煮こぼして水に晒した。とはいえ、前のように丸一日水に晒すどころか、ほぼ一時間ほどで加熱に入った。あと、加熱してから沸騰するまで約5~10分ほど、そして今回は弱火にして30分ほど加熱して煮詰めた。今までのジャム作りは沸騰してから強火で10~15分だからやり方を若干変えたという形だが、それが良い方向なのかどうかはイマイチわからん。
 できたのを瓶詰めして逆さにしてみたが、今回はカンピー大瓶1.5個分ぐらい。前回の文旦マーマレード(左)と河内晩柑マーマレード(右)とで比較。文旦の方が明るい黄色で、河内晩柑が赤みの多い色味。もうちょっと透明感が出て欲しかったかも。
 味は河内晩柑の風味というより、フツーのオレンジマーマレードに近い。ちなみにクエン酸は小さじ一杯強入れた。河内晩柑そのものの味が酸味が弱く甘さを強く感じるのだけども、それで特徴の少ない味になったのかも。


 うーん、マーマレードを2種作ってみたけど、文旦や河内晩柑の風味を狙って買えば高くて、このように手作りすれば市販品のオレンジマーマレードぐらいのコストに抑えられるのではあるけど、なんか微妙な感じ。文旦は晩柑類のなかでもそんなに好きなほうではないし、文旦マーマレードもダメなことはないけどマーマレードにすることで生食よりがぜん食べやすくなった…というほどでもない。河内晩柑は最初口にしたときは「和製グレープフルーツか」と思うほど、味のバランスをよく感じて好印象だったのだけども、マーマレードにしてみて河内晩柑としてのキャラクターが薄まってしまってどうにも期待外れ。


 しかしなんだな、作り始めるまで気分が乗らないスロースターターではあるんだけど、気が付いてみたら常時大瓶10個ほどのジャムが溜まってる状態。毎日朝食を食うわけでもないし、当然毎朝パン食でもないので、消費が追っつかないwww。しかもインフレで食パンも高騰気味なので、なんだかなー。