「奴隷の歓びvol.1」


1月22日 土曜日

18:30 OPEN

19:00 START

2.500円

落合 Soup にて

出演:

Hair Stylistics

los doroncos

DJ Shhhhh

松下慶太



※「奴隷の歓び」は去年HMV渋谷店3Fで行われた愛のために死すのライヴを企画してくれた清水久靖さんの辺境音楽コーナー『ボルヘスを殺せ』から派生したイベントです。松下さんの出番は一番目だそうです。

今日はライヴをしに白楽カラマリキッチンへ行ってきます。


「aroundthehome2」

1月15日 土曜日

18:30 OPEN
19:00 START
500円

白楽 CALAMARI KITCHEN にて

松下慶太 / 門脇英之 / 山下貴之 / 山内智博
[アクセス]
東急東横線白楽駅下車、六角橋商店街を下っていくと巨大交差点にぶつかります。
その交差点にケンタッキーがあるので、ケンタッキーの裏側にお店があります。(目印順路/ファミリ
ーマート→松屋ミスタードーナッツCoCo壱番屋→ケンタッキーの交差点)
CALAMARI


そして今日は藤井洋平ファースト・アルバム発売後の初ライヴもあります。タイトル通りの刺激的な一夜になるはずなので、刺激のほしい若者やおじさんは是非観に行ってみてください。


1月15日 土曜日
Tenko+野ばら新春企画
『世界でいちばん、刺激的な夜』
【出演】 てんこ / ゆきんこ / まめッこ
【時間】 open 19:00 / start 19:30
【料金】 チャージ¥1500 + drink order(¥500)
 ☆プレゼントコーナーあり

 ご予約はTenkoさんのホームページからできます。

納品日が1日遅れてしまったので配給元のディスクユニオンの店舗以外はちゃんと並べられるか分かりませんが、本日1月12日はFusha recordsの1作品目となる、藤井洋平『この惑星の幾星霜の喧騒も、も少したったら終わるそう』発売日です。
本来なら段階を踏んで宣伝をしていかなければならなかったのに、如何せん、パソコンが苦手なので画面に向かっても見えない相手にどんなことを宣伝するんだって二の足を踏みまくっていました。
まず、なぜわたしが藤井くんの作品を出すことになったのかというと、一昨年の秋にエド・アスキューの新作を出してしまったHalf Yogurt・野村和孝くんからの要請で「誰かいい音楽やっている日本人知らない?」と訊かれ、真っ先に浮かんだのが藤井くんでした。そこですぐに連絡をして、その年の暮れまでには出そうということになりましたが、納得できるモノに仕上がったのが翌年の3月末。その間、通して聴いた回数は500回は超えていたと思います。そして聴けば聴くほど愛着が湧いてくる曲たちをどうしても自分で出したいという欲求が強くなり、当初予定していたHalf Yogurtからの発売を見送りFusha recordsを始めることになりました。蛇足ですが、エド・アスキューはHalf Yogurtから新作を出したのがきっかけで今度は何とDrag Cityから84年に録音していた音源をLPとmp3のみで発売することになったみたいです。CDの発売がないというのが今を象徴していますが、ジャケットがすばらしくカッコいいのでLPでのリリースは本当にうれしいです。
藤井くんへの想いはジャケット内に書かせてもらいました。ラブレターみたいな文章になってしまいましたが、やっと告白できたと少しスッキリした気持ちです。
それではみなさん藤井洋平のCDを買って聴いてみてください。

久しぶりにハレルヤズを聴いた。多分一年ぶりくらいだったと思うけど「すぐ行くよどこにいても」が流れた瞬間全身に痛いくらい鳥肌が立った。向こうから輔くんが来て、やばいのかけてますね、と言っていた。


よく行く代々木のラーメン屋さんでジュディーアンドマリーがかかってました。中学、高校でバンドをやっていた同級生が好きだったなーと思いながら食べてました。ジュディアンドマリーは好き嫌い関係なく、曲がものすごくキャッチーだから耳を塞いでいても入ってきて頭に残ってしまいます。次から次にかかる曲を聴いていて、あー知ってる、あー知ってる。
今日は明後日がリミットの藤井くんのCD盤面の最終チェックをミッキーとやり取りしていて、空いた時間はジュディアンドマリーの動画を見ていました。何個目かに見つけたのが上の動画です。このブログを見ている友達や何か検索して見に来た人はアホカーと思うかもしれませんが、いい曲だと思いました。ウィキペディアを参考にしてみると、上の動画はデヴュー前のライヴでギターは藤本泰司という人のようです。まず何ともいえないものすごい熱量が伝わってくる演奏がすばらしいと思います。メタルギターとリズム隊が歌を邪魔せず本当に有機的に合わさっています。当初はメジャーデヴューが目的だったようですが、YUKI以外のメンバーはポリスがそうだったように相当経験豊富で、動画で見られるとおりカワイイ声の歌と相反するような演奏はだから可能だった。TAKUYAに代わってからの下の動画はMステ時のもののようです。コメントに多く書かれているように、口パクなしの地声で歌っているせいで、高い部分が全く出ていないんですが、この映像もすごく魅力的です。何の何処に惹きつけられるかは人それぞれですが、やっぱり何か本質のようなものが見えるものになんじゃないでしょうか? TAKUYAのギターはニューウェーヴだと思います。
あと勝手な想像ですが、椎名林檎とかの音がどうしてもつまらなく感じるのは93年以降くらいの洋楽ロックを参考にしているからなのかな。上の動画の曲は明らかに70年代のハードロックを参考に、80年代半ばから91年くらいまでのメタル、特にLAメタルを最先端の音楽として聴いてきたんだと思います。自分の感覚からすると、それを下地にして何か良いものが作れる気が全然しないけど、動画のような曲ができることもあるんですね。93年以降のは多分まだまだ日本人にはカッコよくモノにできない代物なんだと思います。ソニック・ユースの解釈にしても日本人よりむしろ中国のCarsick Carsのほうがいい味出せてます。日本人はファッションから入りすぎているせいで本質を見逃しているのかもしれません。

12月4日 白楽カラマリキッチン

小、中学生の頃毎年スタンプラリーで改札までは行ったことがあったけど、下車はしたことがなかった白楽にあるカラマリキッチンという喫茶店でライヴをやらせてもらえることになりました。出演は誘ってくれた松下慶太さん、山下貴之さん、メンピスくん、自分の4人です。

1月のデニスのライヴ以来久々の一人で、一人だとやれることが本当に限られてしまうのでマーねこ時代の曲を何曲か歌おうと思います。なので今日は初めて嫁さんが書いていた詩を読みました。良かった。
何がどう良いか、伝えられませんが語感がいいんでしょうか。


Honest Day

Like a song I wanna touch your mind
Like a dog I wanna touch your body
You cannot hold my perfect key
I cannot hold your perfect key
It is a honet day


弾きながら歌ってみて、やっぱ無理かなって思ったけどそうも言ってられないので練習します。今のルー・リードがヴェルヴェッツ時代の特にニコが歌っていた曲をやるとなんとも変な感じがするのは、故意にアレンジを変えているせいもあるだろうけど、まるっきりあのまんま歌うっていう(ことに抵抗があるのは分かるけど)のができないから、とか一瞬思ってしまったけどそんなことはない。ヘンな節回しの曲を歌い慣れているから。


3日は松下さん西田さんと一緒にむたくんのライヴを観に東高円寺UFOへ行った。初めて観た昆虫キッズはベースとドラムがカッコよかった。むたくんのギターの音がもうちょっと大きくてもよかったのかなって思ったけど4人の立ち姿もカッコよく、何か羨ましかった。少し疲れて階段のところで休んで貼られていたチラシを見ていたらやまちゃんこと山内智博のチラシが貼られていた。それを見たら急に5年くらい前の、自分にとってものすごく楽しかった日々を思い出した。人間って、というか自分に限ってかもしれないけどその瞬間のことをもっと深く理解しながら生きてくれば良かったのになって思う。あの当時やりたかったことたくさんあった。そのうちの何個かは達成できたかもしれないけど、ほとんど何もできないまま今に至る。今、また何かやりたいという気持ちもあるけど何から手をつけていいのか。人との出会いの重要さを改めて思い返した。
やまちゃん元気かな?

Fusha recordsのデザインをやってくれていた悠ちゃんがデニスに逢いにシアトルへ行ったので、引継ぎを紀伊國屋書店松下さんの紹介で知り合った本林さんにお願いすることになった。
昨日は豊洲へまりまりと英介を送ったあと新宿に行き松下さん、本林さんと会った。本林さんは松下さんのタワレコ時代の先輩で、松下さんのことを「松」と呼ぶ兄木肌で、現在八王子店でAtatA diskを総括している。本林さんは2月にループラインでやったライヴのときにDJをしていて変なのをかけていたのがすごく印象に残った。話しかけてみると気さくな人でとても話しやすく、飯抜いてでもレコードを買いたい、という中学生時代の自分も思っていた気持ちを貫いているのに驚いた。大学時代はまだそれができていたけど、今は食べたいという欲求になかなか打ち勝つことができなくなってしまった。
昨日は会ったのが21時近くで、いつものタイムスに行ってもすぐ閉店になってしまうので久しぶりにらんぶるへ行った。タイムスにはちょっときつそうだけどかわいい店員がいるので好きだな。喫茶店には大抵かわいい店員がいるものだと思い込んでいるけど昨日のらんぶるにはいなかった。
本林さんがお土産に八王子タワー限定配布しているイチハチというミニコミをくれて読んでみるとすごく面白かった。CDやレコードに限らず、本でも電化製品でも食品でもアマゾンが値段の基準になってしまっている。うちの店でも自店舗の実績よりアマゾンを見ろ、というのが定説になってしまっている。お客さんも中古の値段をケータイでちゃんと適正価格か調べてからレジへ来る。アマゾンで安かったら今目の前に中古であったとしても買わない。そうまでして切り詰めて買いたい気持ちもわかる。自分も逆の立場だったらケータイ駆使して1円でも安いのを探すかもしれない(だけどプリペイドなのでインターネットはできないから、それはやらない)。今日の社内メールでもまだ完璧に徹底できていないアマゾン確認を必ずするようにというお達しがきた。
中学や高校の頃はそのお店に欲しいCDやレコードがあったら後先考えずに買ったもんだけど、今そんな買い方をして帰ってネットで調べたらアマゾンで半額かよ!とか本当にある。そういうのが積み重なるとお店で一枚一枚値段をネットでチェックしたり、仕舞いにはリアル店舗では買わないってなってくるんだと思う。この状況を打破しない限りレコード業界に未来はないんだけど、現状なし崩し的にアマゾンより安い値段を基準としている。
そんな今どこの店もきついきついと言っているのに本林さんのAtatA diskはミニコミと連動させた特集でいい売り上げを出せているみたい。ミニコミ自体はすごくラフなものでチープなんだけど、文章がどれもこれも熱くとにかくその挙げている作品が好きなんだっていうのがビシビシ伝わってくる。ユニオンでも溺愛とかあるけど比べ物にならないくらい読み応えがある。八王子ではこの毎月18日に発行しているイチハチ目当てのお客さんがたくさん存在していて数日で配布終了になる。リアル店舗で売り上げを伸ばすには、そのお店の店員がとことん楽しいと思ったものにしか可能性がない気がする。可能性とかいうと大袈裟だけど、もうただ陳列してあるモノを見させられても意味がないんじゃないかな。正剛さんの棚みたいな、ああいう風にやってかないとって。
藤井くんのジャケットは本林さんが引き受けてくれたので助かった。あ、そうだあと思ったのが、今発売しているインディーの作品はどれもこれもがその作品をでっかい山のようにすごいものに見せるのに必死だけど果たしてそれが内容と合致しているんでしょうか? それが売れない時代の売り方だとしたらすごくダサいからやめたほうがいい。
捨ててあったシレルズの「Baby It's You」聴いた。