クリスマスミサ予定

 二本松教会のクリスマスミサの予定をお知らせいたします。
名古屋から神言会のフィリピン人のディンド神父様が12/23-25まで二本松教会においでくださいます。ミサは、タガログ語、英語、日本語を取り混ぜて行いないます。
フィリピン人の皆様、どうぞおいで下さい。
ディンド師ミサチラシ2017.12.24.pdf 直

門脇佳吉神父様帰天

 私が20代の頃、大変お世話になった門脇神父様が帰天されました。私は母(90歳)を病院に連れて行かなければならず、告別式に参列できませんでしたが、ひょんなことからカードを頂くことができました。
 あの頃は、門脇神父様、押田神父様、井上洋二神父様、遠藤周作など、日本人にいかに西洋のキリスト教を根付かせるかという共通のテーマで盛んにいろいろな試みがなされた熱い時代でしたが、師の帰天で一つの時代が終わった感があります。


聖フィリポ・ネリを研究する方が!

 南山大学の宗教文化研究所所長の金承知先生が、「聖フィリポ・ネリ」の研究を始められました。興味を持たれた最初の理由が、「キリストのための愚か者」というテーマで遠藤周作の「おばかさん」、「私が捨てた女」やドフトエフスキーの「白痴」などを研究されてこられた一貫として、キリストのために愚かになった聖フィリポ・ネリに関心を抱くようになられたとのことです。聖フィリポ・ ネリの霊性とそれがキリスト教大学の理念や運営に及ぼす影響ということについて研究を進めていかれるとのことです。
 日本では聖フィリポ・ネリを紹介した本は私の著作しかありませんので、それを金先生はお読み下さって、しかも阿部仲麻呂神父様が私を金先生にご紹介下さったことで、わざわざ名古屋から二本松まで私に会いにきてくださいました。
 ネリとJ.H.ニューマンを中心に研究していかれるとのことで、私もまた、研究を再開しなければと、いい刺激を頂きました。

たまたま、ペアルックにような服になってしまいました。あくまで偶然です。
金先生はとても温厚で、謙遜で、それでいて内に情熱を秘めた方でした。


金先生は、東京の「真生会館 文学の散歩道」で「遠藤周作を読む会」の講座を持たれています。
2017年9月9日(13:30-15:30):『悲しみの歌』
2017年11月25日( 同上  ):『ユーモア小説集』
2018年も隔月に継続していくようです。

フードバンク岩手を視察

 フードバンク岩手の事務所&倉庫を見学させて頂きました。

2016年度は、628件16,220kgの食料を市民、企業の皆様からご提供頂いたとのことです。
原則、賞味期限が1カ月以上残っている常温保存のできる食品のみを扱っているとのことです。


お米は、真空パックします。その方が鮮度が保てるためです。その機械は50万円もかかったとのこと。でもなるべくおいしく食べて頂くには必要なことです!


倉庫内は常温で冷房等はないそうです。


利用者さんは単に食費に困っているだけでなく、生活に困っておられる方が多いので、その方にあった相談窓口をこのように案内を集めて、食料と一緒に渡しているとのことです。その方の道が開けるように。



集まった食品の分類はボランティアさんにお願いしているそうです。その分類に悩むのでこのような一覧表を作ったとのことです。


ボランティアの方が食品をチェックしています。
ボランティアは完全無給で本当のボランティア精神で、その活動の価値を理解しお手伝いくださっているとのことです。


事務仕事も必要です。3名の方がパートで週3〜4日、10〜16時に勤務しておられます。

フードバンク立上げ計画

 「フードバンク」とは、企業や個人宅で食べられるけど廃棄されてしまう食品をもらい受け、生活困窮者に無料で配布するというシステムです。今や日本の生活困窮者も16%にもなっている一方で、破棄される食べられる食品の量も世界的に見て日本は上位にランクされるという不条理な国になっています。
 そこで、フードバンクの活動が始動しています。被災地の東北の中で、最もそれが必要とされている福島県にはありませんので、微力な私にどこまでできるかわかりませんが、立ち上げたいと念願しております。
 ということで、フードバンク岩手で広く活動している阿部さんのところに視察研修に行かせて頂きました。


 静岡で活動している「NPO法人POPOLO」の鈴木和樹さん(右)のお話と「フードバンク岩手」の阿部知幸さん(真ん中で立っている方)が講師として体験談やノウハウ等をお話くださいました。


集まったのは、「NPO法人フードバンク岩手」、「認定NPO法人フードバンクふじのくに」、いわき市の「NPO法人The People」、「いわき若者サポートステーション」、「NPO法人ふうどばんく東北AGAIN」、そして「NPO法人福島やさい畑〜復興プロジェクト」です。


夜はイタリアレストランで飲み会で〜す!


左が「ジャパンプラットフォーム」の山中さん(福島いわき方面担当)、帽子が「認定NPOフードバンクふじのくに」の鈴木さん(講演と時とはイメチェンしましたねぇ)

左が当法人のスタッフ遠藤、右が「ジャパンプラットフォーム」の池座さん(福島担当)


立っている方が「ジャパンプラットフォーム」の三浦さん(岩手・宮城担当)、座っている方が「NPO法人フードバンク岩手」の阿部さん

仮設での「写経(筆ペン習字)」

 仮設での月に1回の「写経(筆ペン習字)」も今回で26回目となりました。現代は機械文明の最先端を走っている時代とも言えると思いますが、パソコンやスマホがいくら便利だとしても、やはり筆を持って自分で一字一字を書いていくことに、何にも代えがたい大切なものがあることを教えてくれます。書道が「書く道」である所以です。

二本松市内の天台宗「鏡石寺」の川名ご住職様がご指導下さっています。


一日一言の「日めくりカレンダー」を書いています。

練習用の紙質と清書用の紙質が違うこともあって、清書用の紙に書くときは緊張してしまいます。


自分でダルマを挿絵に描いていますが、「顔がにやけてしまったぁ!」と書いてる本人も笑いながら楽しく描いています。絵手紙用の20色の筆ペンで描いています。素晴らしいできなので、ご住職様はどこかで発表したら、と提案してくださっていますが...