「思考ノート」その2

自分が持つ課題を「思考ノート」相手に、考えていくことにしました。

 

まずは何のテーマにするかから考えなければなりません。

 

そこで当社の経営上の最重要課題である「毎月のフリーキャッシュフローを1,000万円にする」について考えてみることにしました。

 

いつも使っている(というより毎日何度もチェックしている)愛用の「5年手帳」の余白ページに書いていくことにしました。

 

キャッシュフローを1,000万円にするための方針やアイデアはいくつも出てくるのですが「マクロからミクロまで」あるいは「すぐに実行できるものから相当時間がかかるものまで」、いわばそれぞれのアイデアの粒がそろっていないのです。

 

それらを整理しようと思えば、また別のノートが必要で、そうなると手軽さが消え去って随分と大層になり、結局やらないということになってしまいそうです。

 

とにかく大事なのは、まずは書いてみるということ。

 

イデアの不ぞろいさには目をつぶり、5年手帳にどんどん書いていきました。

 

書きながら、これは大谷翔平選手も使った「マンダラ思考法」か、あるいは伝統的な「KJ法」がいいかもしれないと思いました。

 

KJ法だとB6判のカードに書いていかなければなりません。

 

手元にある手帳に書いていくから手軽なのであって、カードを持ち歩くのはちょっと億劫かもしれません。

 

ということで、いろいろと試行錯誤してみることにします。

「思考ノート」その1

「叶えたい夢を書く」というのは、夢実現のための超有効な方法です。

 

この方法を書いた「ビジネス書」や「自己啓発本」や「スピリチュアル本」もたくさんあります。

 

私も実際に試してみて、夢が実現した経験が数限りなくあります。

 

どう考えても「書いた者勝ち」なのです。

 

それまで頭の中で漠然としていた願いが、書くという行為によって、明確に言語化されたり、イメージ化されたりするわけです。

 

夢の実現を一切合切、潜在意識に任せてしまうという手もありますが、自分の努力で夢に一歩一歩近づくという方法もあります。

 

その場合、大事なのは「過程を楽しむ」という姿勢です。

 

努力を楽しんでしまうと言い換えてもいいかもしれません。

 

先日、本を読んでいたら「思考ノート」をいつも持ち歩き、暇を見つけてはそのノート相手に考えているという著者がいました。

 

スマホやパソコン相手に考えるというのもアリなのでしょうが、やはり手書きでノートに書いていくというのが一番よかったとのこと。

 

そのノートも試行錯誤の末、B5の大きさに落ち着いたのだそうです。

 

私はA5サイズの5年手帳を愛用していているのですが、スケジュール以外に20ぺージ分ほどの余白があります。

 

試しに、そこに自分が考えるべきテーマについてアイデアを書いていくことにしました。

死んだ時に振り返る

ゴールデンウィーク中は「休んでも休んでも、まだ休みがある」といった感じでした。

 

で、退屈したかと言えば“とんでもなく”、掃除と知的作業とで、とても忙しい毎日を過ごしました。

 

英語で言うなら「very productive」でありました。

 

私はまだ現役のビジネスマンですが、仮に引退しても、もしこんな毎日が続くのでれば「廃人」にならなくてすみそうだという感想を持ちました。

 

私は「会社の方針」と「個人の夢」の両方を書いた「経営・人生統合計画書」というのを作っています。

 

一度書いたらそれっきりではなく、気づいたときに書き足したり修正したりしながら継続させています。

 

たぶん一生書き続けていくはずです。

 

連休中に本を80冊ぐらい読んだのではないかと思うのですが、ときたま本からインスピレーションを受けて計画書に追加事項を書き足したりしました。

 

死んで自分の人生を振り返った時に、どうだったかを考え、箇条書きで書いていきました。

 

すると、長い目で見たら案外よかったのではないかという気がしてきたのです。

 

けっこう頑張った点もあるし「オレの人生、捨てたもんじゃない」という気がしてきて、うれしくなりました。

 

すでに実現したことも書いているし、これから叶うことも記述しています。

 

例えば「伊勢神宮を羽織袴で参拝」とか「個人図書館」とかは実現済みで、「大西洋をファーストクラスで飛ぶ」なんていうのも潜在意識の中では既にインプットされています。

 

 

面白いマンガたち

私が子供の頃は「マンガは教育に良くない」というのが通り相場でした。

 

今やマンガは日本を代表する「文化」でもあり、日本のアニメを見て興味を持ち、日本語の勉強を始めた外国人も少なくありません。

 

私は活字の本だとフィクション(小説)が読めないのですが、マンガならいくらでも読んでいけます。

 

グラゼニ』や『黄昏流星群』や『深夜食堂』や『キングダム』などは、新しい巻が出るごとに必ず買って読んでいます。

 

最近『アンメット』というマンガを見つけ、これなど全巻をアマゾンで注文し、ゴールデンウィーク中に14巻全部を読んでしまいました。

 

フィクションではないのですが、日本史や世界史のマンガも新しい全集が出るたびに購入しています。

 

何度も繰り返し歴史を学んでいると、自然に頭に入ってくるからです。

 

一度読んだだけで頭に入るような「良い頭」だと、こういった喜びはないはずで「頭が良くなくってよかった」と素直に喜んでいます。

 

学生時代に読んだ本でベスト3は『火の鳥』(手塚治虫)、『あしたのジョー』(高森朝雄ちばてつや)、そして『忍者武芸帖』(白土三平)です。

 

マンガとは言え、ひじょうに大きな影響を受けました。

連休はたっぷり勉強

予定を決めたら、即、手帳に記入してしまいます。

 

もし宿泊が必要なら、その時にホテルの予約も取ってしまいます。

 

そんなやり方なので、今年中の予定はほとんど決まっています。

 

日々のルーティンワークも曜日によって何をするかがハッキリ決まっており、例えば火曜日なら、重点コインパーキングの清掃・集金があり、また夜にはドイツ語のオンラインレッスンがあるので、ほかの用事や会合が入ってきてもパスします。

 

特にドイツ語は先生が美人なのでハズすわけにはいかないのです。

 

例え10カ月後であっても「自分がその日、何をしているか」が分かるわけです。

 

従って手帳は予定で真っ黒なのですが、唯一空白なのが「ゴールデンウィーク」と「お盆の間」と「年末・正月の期間」です。

 

かつては必ず海外に出かけていたのですが(たいていは1人旅)、今は家で勉強と読書をしています。

 

これが思いのほか効率がよく、いつもかなり満足度の高い長期連休を過ごせています。

 

今の私はほとんど自営業のようなものなので、自分で自由に休めます。

 

会社としてはゴールデンウィークやお盆の時期に長い連休を取っているのですが、案外、カレンダー通りの会社休日にしたほうが、仕事や勉強の都合がいいかもしれません。

語学放浪記

私はNHKラジオ英会話を20年間聞き続けていました。

 

そのあとは近所の英会話教室へ10年間通い続けました。

 

そこをやめ「次はどうしようかな?」と考え、オンラインレッスンを申し込みました。

 

たまたまそこが英語だけでなく、ほかの言語のコースもあったので(大学で第2外国語として学んだ)ドイツ語のレッスンも受けることにしました。

 

深く考えることもなく、中国語やフランス語のレッスンも始めるのに、そう時間はかかりませんでした。

 

実に軽いノリでありました。

 

が、語学は構えてやろうとするよりも、軽いノリのほうがいいような気がします。

 

中国語は結構いいところまでいったのですが、ある時から中国語を勉強しようとすると、パッと独裁者の顔が浮かびだし、イヤになってやめてしまいました。

 

フランス語は63歳で知識ゼロの段階から始め、発音も文法も難しく、四苦八苦していました。

 

が、3年ほど前から『ルモンド』を読みだし、これがクイズを解いているようで面白く、今ではすっかりハマっています。

 

語学学習の一番の要諦は「やる気の継続」だと思います。

 

モチベーションをなくすとすべてがダメになります。

 

頑張りすぎてムリをするとイヤになってしまう恐れがあり「いかに頑張らないか」というのも重大なポイントだと思うのです。

マルチリンガル

仕事では全く使う機会がなかったのに、なぜか昔から語学に興味がありました。

 

ところが語学というのは一足飛びにうまくなれるというものではありません。

 

自分が求めるレベルと、現状の実力とのギャップが常にあり、たいていはそれが原因で挫折するのではないかと思います。

 

たまたま黒田龍之助という人が書いた本を読み、それが面白く、その著者の本をすべてアマゾンで購入しました。

 

黒田龍之助さんはNHKロシア語講座の講師もしていたようなのですが、ロシア語に限らず、スラブ系言語を中心に多言語をマスターしています。

 

それらの本を読み、私も大いに影響を受けました。

 

一時は英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、そして日本語の6か国語のマルチリンガルを狙ったのですが、さすがにそこまで手が回らず、今は英語、ドイツ語、フランス語の「読む」に特化して勉強しています。

 

時々SNSで多言語を話す若い日本人男性を見かけるのですが、どうやらその人は12か国語をマスターしているようなのです。

 

で、最近、その人が本を出し、さっそく買って読んでみました(『12か国語マスターした私の最強の外国語学習法』)。

 

この著者は学校での英語の授業は面白くなかったそうです。

 

ところがスペインの歌に興味を持ち、スペインへへ留学。

 

そこからどんどん他の言語にもハマっていったとのことです。

 

要は「勉強」などと構えるからシンドイのであって、もっと軽い気持ちでやっていけばいいのかもしれません。