半期反芻

 本日の地元の最高気温は38.5度だったと記録されている。もしこれが自身の体温であれば、欠勤してもよいレベルだと思う。もうぐったり、な。あと2日ほど、大暑のうちは真夏日の予報。たとえ暦が秋になっても、きっと暑いままなのだろう。
 ☆☆☆
 7月30日で担当講義がようやく終わり、あまりの暑さにぼーっとしてる間に、気がつけば葉月も4日が過ぎていた。
 昨年にひき続き、週4に非常勤1日がくわわると、やはりいろいろと余裕がなくなる。春のダイヤ改正近鉄の乗り継ぎが甚だしく不便になり(hrhtで通過待ち15分&sdjで電車待ち15分のコンボは異常!)、もとから悪かったJRとの接続がさらに悪くなったせいもあり、余裕のなさに拍車がかかった。秋からの半期は週4にもどるので、多少はましになるはず。
 今夏の計画は、翻刻&注釈に論文、秋学期の準備と、ほんのすこしの家族サービス。
 

締切の日

 モウ幾ツ寝ルトト唄フ吾ガ子哉。嗚呼、モウ年ノ瀬デハナイカ
 ☆☆☆
 火曜日に1人、水曜日に1人、木曜日に1人。計3人が無事に卒業論文を提出した。
 今年の学生は危なげなく、日曜日には全員下書きを終えていたのだが、しかし。本務校は例によって手書き原稿の提出を条件としているため、その作業を計算に入れなければならない。次年度は4名(秋成×2・竹田出雲他×1・一九×1)。今年と同様、順調に進めることができるはずの顔ぶれ、だと思う。
 一方、自身の締切はというと(ry。

秋ハジメ

 朝から秋学期のオリエンテーション&昼から会議等のため、大学へ。そもそも拙宅あたりでも雨脚が強かったので、とれいんふぉと豪雨レーダーで状況確認後、急遽、電車ではなく車で向かうことにする。
 この判断が大正解だったようで、大学に着いてからわかったのが、本務校付近をふくむ周辺地域が避難準備対象(もう少し南だと避難勧告)になっていて、自身の携帯にもメールが届いていた。結局、11時開始のオリエンテーションにやってきた学生は遅延者もあわせて予定数の3分の1。
 こんな時に力を発揮せずともよいのにと、自身のアメフラシ(あるいはアメフラレ?)ぶりを嘆いた火曜日の昼。

ココ最近

 8月29・30日はフィールドワークで丹後半島を一周する。これまでの人生で何度となく訪れているはずのエリアだが、浦島伝承にかんする史跡が点在しているとは知らなかった(いや聞いていたはずが、しっかり受け止めていなかった……)。コーディネートくださったYさんは本務校の出身でいらしたり、2日目の案内役が大学でおなじサークルだったKさん(じつに20年ぶりの再会!)だったり、某神社の宮司さんも同級生(他学科)だとKさんに知らされたり。さまざまなつながりを感じた、充実の2日間。
 9月1日は輪講の学生を連れて日帰り散策にでかける。参加者3名がまだ行ったことがないと言うので、伊勢神宮(内宮のみ)へ。ひそかに狙っていた朔日餅は11時30分現地着では当然ながら売り切れ(栗餅だったのに、残念)。平日とはいえ混雑するのを避けて、まず腹ごなしをしてから詣でる。あとはお土産を物色しつつ時間いっぱい楽しむ。帰路はちょっと奮発して宇治山田駅から「しまかぜ」に乗車。非常に快適で、次は是非、京都〜賢島間のフルコースを味わいたいと思う。
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 明後日は会議で、週末はOC。いよいよ夏期休暇のシッポが見えてきた。宿題が終わっていない小学生の気分……。

スクナメ

 昨今の講義数確保の波をうけ、昨日は講義実施日だった。しかもオープンスクール(大学の講義を高校生たちが見学にくる)がおこなわれたため、朝から受付のお手伝いをする。ま、こういうイベントは祝日ならではのものではあるのだけれど、ね。
 だから、今日から日曜までの4日間が自身にとってのGWで、その配置の悪さを嘆く世の中の人たちよりもさらに、恩恵を受けた気がしない。すこしでもお休みがあるだけよしとするか。
 この休みが明けたら、夏休みまで週5の講義ときどき週末出勤の、過酷なロードがはじまる……。

危なっ!!

 非常勤の日だが、講義終了後、いろいろあってそのまま本務校へ向かう。
 用事を済ませ、帰宅ラッシュの時間帯にN公園付近を通過。押しボタン式信号を過ぎたあたりで、ハードル選手のようにぴょんと柵を乗り越えて飛び出してきたシカ。いやいやいやいやいや、……ビックリシタナモー。

ハツ出講

 ご縁あって今年度から非常勤でNJ大学に出講することになり、今日が初回の講義日だった。受講者数は30弱。ちょうどよいクラスサイズに、聴講者の熱心さもあり、心地よい緊張感をもちながら話すことができた(と、本人は思っている)。本務校より都会(地方の県庁所在地)で観光地の中心に位置しているため、ふだん見慣れているキャンパスの雰囲気とのギャップに戸惑いつつも、自身に拠り所(=本務校)があるからこそいつもより華やかなこの空間を楽しめるのかもしれないと、思ったり、思わなかったり。
 とにかく、自身の専門ど真ん中なテーマで講義をさせてもらえる幸せをかみしめる、金曜日の午後。とはいえ、春学期はいつもより1日休みが少ない分、ペース配分を考えながらそれぞれの仕事をこなしていきたいと思う。