4月のdie pratze

diepratze2009-04-05

こんにちは、小屋付きの林です。


これからは毎月die pratzeの様子をお知らせしようと思っています。

その第一回目、4月のdie pratze・・・。


主に劇場として知られているdie pratzeですが今月はギャラリーのごとくでして。
3月30日(月)〜4月5日(日)小金井ケイコ展
4月7日(火)〜18日(土) LOVE個展 などなど・・・(詳細はHP)
お客さんからの問い合わせも「おたくはギャラリーの・・・ダイ プラザさんだよね? 道に迷っちゃったんだけど・・・云々」という感じ(正しくはディ プラッツです)。先月末に劇場の塗りなおしをしたので、場内なかなかいい雰囲気。ギャラリーとしても及第点もらえるでしょうか?
こんな月もあってもいいなと思います。が、小屋番の仕事はほとんどありません、いやはや。


上記のLOVE個展が終わりますと、この間このblogでも告知しましたが、半年以上のミーティングを重ねてM.S.A.Collection2009がいよいよ開催します!まだまだミーティングは終わってません。日程を合わせるだけでも大変です。
MSAはdie pratzeで4月21日(火)の鳥公園からスタートです。


今年は去年のMSAと比べると参加団体が若い!年は関係ないとはよく言いますが、やはり話し合いの雰囲気も去年とは大分違うものでした。僕たちも最終的、結果的にはどうなるか分からないフェスですが、初日から最後の総括シンポジウムまでお付き合い頂ければ幸いです。
ちなみに26日(日)は僕の公演ですので、時間がある方は是非来てくださいね。


写真は小屋付き犬の“みみ”でした。仕事がないのでだれています。


以上、4月のdie pratzeでした。

JTAN(ジャパン シアターアーツ ネットワーク)設立

舞台芸術の本質を追求していこうとする個人および小劇場を中心とする演出家、俳優、ダンサー、振付家パフォーマー、制作者、批評家等のネットワークとしてJTANを設立しました。
情報提供や共有、人的な協力関係を駆使して、舞台芸術活動の活性化を図っていこうと思っています。

公演の宣伝などにJTANの掲示板をご利用ください。
よろしくお願いします。


JTAN(ジャパン シアターアーツ ネットワーク)
http://www.geocities.jp/azabubu/index_j.html


舞台照明Q & A講座

■三枝 淳 〜 舞台照明Q & A講座 〜 

3月23日(月)1回目15:30〜18:00、2回目19:00〜21:30
参加費|¥500
定員|約20名


舞台照明について聞きたいけど聞く機会がなかったり、本番間近のときはバタバタしていて結局聞きたかった事を忘れてしまったことありませんか?
舞台照明について聞きたいことがありましたらどうぞいらして下さい。照明家の三枝淳がお答えします。
すごく敷居の低い所から始めたいと思っています。基本的には質問形式で進めますので、事前に質問したい内容をFAX又はメールにて受け付けます。受付た順番を優先し、質問者数が多い内容を重視していきます。
当日は神楽坂ディプラッツにある機材で対応できる範囲に限らせて頂きます。内容はその時の参加者次第で変わります。時間の関係等もありますのでご要望にこたえられない場合もあります。あらかじめご了承ください。

★申し込み方法=お名前と連絡先と質問事項を下記の連絡先へお知らせください。(申し込みの際は件名に「舞台照明Q&A−?回目参加申し込み」とお願い致します。)

★講師プロフィール:舞台照明家としてコンテンポラリーダンス,舞踏,演劇を中心に活動中。OM−2、とりふね舞踏舎、ダンスがみたい!新人シリーズ7などに照明として参加。


■問い合わせ先■
担当:三枝 淳(さえぐさあつし)
mail:atssegs@excite.co.jp
TEL/FAX:050-1380-1667

M.S.A.COLLECTION2009

M.S.A.COLLECTION2009
Mentaly Shocking Arts collection
4.21 Tue – 5. 5 Tue

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■会場・予約・問
*会場は二箇所ございますお間違えの無いようお気を付けください
die pratze 03(3235)7990
〒162-0812 新宿区西五軒町2-12
(火曜定休12:30〜17:30)
kagurara2000@ybb.ne.jp
HomePage

d-倉庫 03(5811)5399
〒116-0014 荒川区東日暮里6-19-7-2F
(月曜定休18:00〜23:00)
azabubu26@ybb.ne.jp
HomePage


■チケット取扱い:
★必要事項を入力するだけ。簡単予約フォーム
当日受付で清算したい方はこちらから

★GETTIIオンラインシステム
コンビニで発券できるチケットを購入
事前に清算を済ませておきたい方はこちらから(die pratzeの公演)
事前に清算を済ませておきたい方はこちらから(d-倉庫の公演)


■フェスティバル通し券
(1演目につき1回有効 die pratze/d-倉庫のみで販売)
一般 5800円 学生 4800円(要学生証)


■5.11Mon 総括シンポジウム @die pratze
〜M.S.A.09参加団体による総括シンポジウム
開演 19:30 入場料¥500
*MSA09チケットの半券提示で無料 



■料金
予約|2000円 予約学生|1700円
当日|2500円 当日学生|2200円



「お前は誰だ。」

今回のM.S.A.collectionというフェスティバルの出発点は、舞台が腐敗する中、「では、どうしていく?」という戸惑いを抱いたまま、ただ、「お前は誰だ。」という問いに出来るだけ真摯に応えようとする事から始まった。これは姿勢の問題であって、<まだ>それ以上のものではない。しかし、その姿勢を貫いていきたいと思っている。ある一定の美的価値観なり主義主張、形式などに自分たちを貶めない在り方を問うて欲しいと考え、その為に広く公募制を取る事にし、そしてそれに応えようとした劇団やダンサー等9組が集まった。公募段階から、劇場側と参加者が月に二回は集まり、「何故、舞台をやるのか?」という問いに対峙している。公演をしたらそれで終りのフェスティバルではなく、互いに踏み込んで話し合うことを条件とした。開催1ヶ月前にはプレ公演を実施し、それを見て再度話し合う。今迄このような事をしてこなかったのは、そんな事までやってられないとお互いが思っていたからである。これは諸価値観に依存しない、あり得べき劇場と劇団、観客との関係を模索しようとするものである。手探り状態のまま始まったもので、結果的には僕たちの考える方向とまったく違ったものになるかもしれないし、また一般的な面白さ(価値)も見えないかもしれない。だが闘おうともがく姿勢だけは見えるに違いない。

もう人気劇団を集めて行うフェスティバルや企画はいらない。そういった消費を加速させるものに喜ぶ在り方自体に「NO」と言っていかなければ、人間が生きていくべき方向を見出すことは出来ないからである。


@die pratze TEL 03-3235-7990

■鳥公園『家族アート』
4月21日(火)〜23日(木)19:30 *21・22日ポストパフォーマンストーク有り
脚本/演出|西尾佳織 出演|森すみれ、他 照明|三枝淳 音響|佐久間修一 舞台美術|大泉七奈子 制作|塩田友克

乞局(コツボネ)に俳優として所属する西尾佳織によって、07年夏に結成されたソロユニット。「鑑賞物としての演劇」、「戯曲の再現としての演劇」への疑問から始まった旗揚げ公演「ホームシック・ホームレス」では、二階建ての会場内を観客が歩き回って劇を追う作品を上演した。観客との関係性、戯曲との距離の取り方への問題意識から、今公演では現代詩人・伊藤比呂美の『家族アート』を舞台化する。
問|info.birdpark@gmail.com


内ゲバ『毛芸』
4月25日(土)15:00&19:30
作/演出/出演|吉田麻生 舞台監督|海老沢栄 照明|奥田賢太 音響|中村嘉宏 舞台美術|仁平祐也 衣裳|田辺雪枝 制作|池亀光洋

内ゲバは生きることとは何か、今何をリアルと思うかということを元に、舞台上で人間としての、可能な限り生々しい姿を追及する。観客の理性のタガをはずすような作品を展開しようとする。
問|0xf3263m20r1j3d@ezweb.ne.jp


林慶一『a#4〜こころのテンポ』/ 相良ゆみ『クロコダイルの涙』
4月26日(日)19:30
照明|三枝淳 音響|佐久間修

林:社会的な人間(私)の在り方から抜け出て“本当に必要なものだけで生きる人間の姿”を模索・試行している。バンド等の活動を経て06年より舞台での活動を開始する。08年、韓国ソウル「日韓アートリレー」に招聘された。
http://www.geocities.jp/kagurara2000/top.html

相良:幼少よりバレエを習う。88年よりNYを拠点とする。Eiko & Komaに影響を受け、大野一雄舞踏研究所に通い始める。人間の普遍と個人体験に迫った事を作品化している。美術協力|万城目純
問|kagurara2000@ybb.ne.jp


■荒野の密室『タンブリンマン』
4月28日(火)19:30、29日(水・祝)14:00&18:00
脚本/音楽|増田圭祐 照明|土田翼

荒野の密室の舞台は、日々の暮らしのなかで見過ごされてしまう、疑問や違和感を出発点としています。それを俳優のみならず音楽、美術、映像などを用いて舞台に持ちこむことで、そこに集まった様々な人々が相互に問いを深めていくきっかけになればいいと思っています。また、その際に舞台という空間が何を排除し、また何を残すのかを見届けることで、日常と呼び慣らわされたものに、驚きや情熱を取り戻せるのではないかと考えます。
http://kouyanomissitsu.web.fc2.com/
問|kouya.m@hotmail.co.jp


■武藤容子『1001年の蛙』
5月1日(金)19:30
音響/照明|曽我傑 

演劇活動からダンスへ移行後、ジャンルにとらわれることなく自由に身体表現と関わり、多数の招聘公演に出演。最近の主な活動は、異分野の芸術家とのコラボレーションやソロ作品の上演など。また94年より始めた、骨格のみを作り即興で肉付けする長編ソロ『魚の小骨』シリーズは通算15本を数え、継続しながら骨太く深化中。いずれ消滅するカラダの危うさ、儚さに深く惹かれながら生命ある今のカラダに強いこだわりを持ち続ける。踊りながら、晒しながら、カラダとの対話を続け、その確認と記憶と忘却の日々である。
問|youkoso8mt@docomo.ne.jp


■とりととら『風景』
5月3日(日)&4日(月・祝)15:30&19:30
作/演出|玉邑浩二 出演|木引優子(青年団)・芝博文・飛田美紀・百花亜希 照明|taki 音響|齋藤瑠美子 音響オペレーター|楠瀬ゆず子 舞台美術|森聖一郎 舞台監督|吉村二郎

「私」とは何なのか。人は日常で色々なものを見て常に何か考える。それは止まることがない。その中で「答え」といわれるものを探し見つけ出そうとする。人によってその答えは「わからない」と言い切ることかもしれない。もしくは「考えない」ようにすることかもしれない。しかし「答え」とは一体何か。「考える」を軸に、「答えを出す」ということを否定し続ける作品を創る。
www.geocities.jp/toritotorahp/
問|toritotora212@yahoo.co.jp


@d-倉庫 TEL 03-5811-5399

■蜻蛉玉『すこし、とまる』
4月28日(火)19:30、29日(水・祝)15:00&19:30、30日(木)19:30
※全日ポストパフォーマンストーク有。詳細は蜻蛉玉HPにて。
脚本/演出|島林愛 出演|荒川大・上村梓・神林裕美・熊埜御堂彩・小松留美・シトミマモル、他 舞台監督|藤本志穂 照明|三枝淳 制作|三橋由佳
一見して、日常を切り取ったかのようなドラマの中で、登場人物たちの現実と夢が交錯する世界を展開。存在感のある場所に存在感のある人は集まるという考えにより廃校の体育館など特異な場所で、ほぼ全ての作品を創作。すべての人はすべて小さなゆがみをもって生きている。生きていくための歪みが待つふがいなさ、刹那さを表現する。今作は、その、歪み(生きていくこと)を疑う作品で蜻蛉玉としては約1年半振りの新作。www.tonbodama.org
問|info@tonbodama.org


■I's Contemporary Dance Theater『Swing the Coin / バクの夢、時々アタシ。』
5月2日(土)&3日(日)15:30&19:30
演出/振付/出演|石橋成昌 出演|相沢康平・上原かつひろ・金刺わたる・戸張由理・萩原由美子・福島史子・伊藤友美・井上かよ子・平井麻子・深田理沙・吉田麻里 舞台監督|佐藤一茂 照明|三枝淳 音響|佐久間修

I's Contemporary Dance Theater主宰の石橋成昌はジャズ・バレエ・モダンを経て93年ソロ活動を開始。これまで構成を創り上げることに重点をおいてきたが、今回は作品の出来・不出来にこだわるのではなく、守ってきた価値観を壊し裏切り、再構築を繰り返す。www.geocities.jp/is_cdt/index.html
問|is_cdt@ybb.ne.jp


■Benny Moss『jellybeanZ』
5月5日(火・祝)15:30&19:30
振付/出演|垣内友香里 出演|青山るり子・畦地真奈加 空間演出|Cheryl Heng 舞台監督|家所辰顕 照明|アイカワマサアキ 協力|根岸由季

04年、垣内友香里により結成。私小説のように、まず作家自身の人間をありのままに出すようにして、今回のダンス作品は創られる。現代人の精神と身体を取り巻く状況を身体へのしつこい拘りを持ちながら、時に台詞を用いながら、ダンスに展開させる。コンテンポラリーダンスは、社会にどこまで発信することが可能か、追究し続けるカンパニー。STスポットラボ20#17ラボアワード受賞。東京コンペ#2にて、山口小夜子賞受賞。踊りに行くぜ!!Vol.6参加。www.kakiuchiyukari.com
問|bennymoss@live.jp

OM−2公演のお知らせ

diepratze2009-02-12

OM-2の公演のお知らせです。
リニューアルOPENした、d-倉庫で公演します。
是非いらしてください。


東京芸術見本市2009 参加公演
OM−2
「作品No.6」―LIVING 2―
構成・演出:真壁茂夫
出演:佐々木敦、中井尋央、柴崎直子、丹生谷真由子、平澤晴花、金原知輝、他


複数の批評家から2005年のベストワンと評された
「リビング」から出発した作品。
私たち個人や、社会が抱える問題をモチーフとして、
私の<核>に迫ろうとする。
真に生きようとする人間の、それぞれのリビング。

<日程>
2009年3月6日(金)〜9日(月)
開演19:30  8日(日)のみ18:00

<会場> d-倉庫
荒川区東日暮里6-19-7-2F
03-5811-5399(月曜定休18:00〜23:00)
http://www.geocities.jp/kagurara2000/index_d.html

<チケット>
前売り/¥2,800  当日/¥3,300
学生割引(要学生証)/各¥500引き

<チケット取り扱い>
Gettiiオンラインシステム
ネットで予約後(要登録・無料)セブン-イレブンですぐ発券
http://confetti-web.com/
http://www.om-2.net/

<予約・問い合わせ>
info@om-2.net
03-3235-7990(die pratze 火曜定休 12:30〜17:30)
http://www.om-2.net

新人シリーズ7 受賞者


「新人シリーズ7」にご来場いただいたお客様、どうもありがとうございました。
おかげさまで、今年も盛況のうちに終えることが出来ました。

今年度の新人シリーズにて、審査委員によって選考された“新人賞”と観客の投票によって選ばれた“観客賞”が決定いたしましたので、お知らせさせします。


■新人賞|柴田恵美 
■オーディエンス賞|Guell


となりました。
お二人には今年の夏に行われる「ダンスがみたい!11」に出演していただきますので、是非そちらも皆様ご来場下さい。