誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

小学校雑感(ランドセルのこととか)

はじめに

子がこの4月で小学校3年生になりましたので、そろそろ小学校についてのことも少し書いておきます。

コロナ禍と小学校

なぜいまさら書くのかというと、あまりその時すぐに書くのは良くないのではないかと感じることが多かったからです。

一番大きかったのはコロナ禍関係です。子は2022年度に小学校入学なので学校としては感染症への対応もけっこう慣れてきている感じで、混乱のようなものはありませんでした。

ただ、子自身が入学式の次の日から濃厚接触者のため出席停止でいきなり学校に行けないというなかなかイレギュラーなスタートだったり。幸い本人は発熱など症状が出たわけではなかったのですけれど、学校に慣れる期間が短くなってしまったのは大変でした。でも、担任の先生も丁寧に対応してくれてとても助かりましたし、その後もすんなり小学校の環境に入って行けた気がします。

大学も4月はじめはかなりばたばたしますので自分の身の回りのことで精一杯だったということもありますが、それまでコロナ禍下で感染症にかかった人や濃厚接触者になった人への反応などを見ていると、とても当時このことをここに書く気にはなれませんでした。今も詳細を書くつもりはないです。

小学校に関する「デジタル化」の体験についてはまた別の記事に書こうかと考えていますが、学校に関するさまざまな連絡、欠席の報告方法、Google Classroomの使い方など思ったより整備されてて助かるなと当時感じましたし、今も実感しています。発表会的なイベントとか保護者会とかをオンライン配信(ハイブリッド)でもやってくれたり。

ランドセルからリュックへ

うちはランドセルについては早めに決めちゃった方があとあと考えなくて楽、みたいなところもあって、入学前のけっこう早い段階で買いました。

後で書くようにランドセルはやっぱり1年生にとっては重いようではあるものの、本人は嫌がったりはしていませんでした。そしたら1年生の終わり頃に、江東区から小学校に持っていくかばんはランドセルじゃなくて良いものとしますみたいなメールが来たのです。

私自身はランドセルじゃなくて良いよなと考えていたので、この方針転換には賛成です。もうちょっと早く決まっていたらランドセル買わなかったかは子の気持ちのこともあるのでちょっと分からないですね。1学年下の保護者の皆さんには「それなら買わなかったのに」と思った人も多かったのではないでしょうか。もうあと少しで入学式というところでの通知でしたから。でももしかしたらその学年では情報が出回ってたなんてことがあったのかな。

子はランドセル以外のかばん解禁後しばらく、お出かけや習いごとの時に使うリュックで小学校に行っていました。ものによるのでしょうけれどやっぱりリュックの方が軽いですし荷物を入れるのも柔軟にできるような気がします(子もそう言っていた)。でも数ヶ月したらまたランドセルで登校するようになりました。また気が向いたらリュックで登校するようになるのかもしれません。

ランドセルの重さ

かなり軽いランドセルにしたつもりだったのですけれど(今はほんとにすごい軽いやつがありますね)、荷物を入れてみると小学校低学年生、特に1年生が持つ荷物としてはやっぱり重いと思います。

一緒に荷物を入れたりしてみると、重さの主要因はタブレット端末じゃないかなという気がしてきます。これは自治体によっていろいろ違うようですが、子の持ってるやつは「タブレット」と言っても1.5kg近くあるChromebookなんですよ。私がふだん持ち歩いているMacbook Air (M2) より重い。予算のこととか、小学生が長く使える頑丈さとか考えるとこうなっちゃうのは分からなくもないのですけれど。これだけサイズと重量があると変形させてタブレット端末として使うのもなかなか軽快にはいきません。

教科書とかは必要なやつだけ持ち帰れば良いという方針のようで、あまりかばんの重さに影響がある感じはしません。でもこのタブレット端末と筆箱と水筒を入れるともうそれだけでランドセルはもちろんリュックでもなかなかの重さです。

私もChromebookに慣れておくと良いかなと思って購入するためにちょっと探してみたのですけれど、毎日持ち歩けるようなサイズ・重量のもので手頃なものはなかなか見つかっていません。上にもちょっと書いたようにこのタブレット端末を使ってやっていること自体は良いのです。iPadを使っている自治体・小学校もあるようですけれど結局頑丈なケースとか付けるとそれほど軽くはならないのかな。

さて、子はタブレット端末は気に入っているようです。少し前はタイピングのゲームにかなり熱中していてびっくりするような速さで上達していました。子供ってうらやましい。私も頼まれてやってみたらそれなりのスコアが出まして、子が生まれてから一番の尊敬を得られたような気がします。

おまけ:みずほ銀行

小学校の1, 2年生に限定してもいろいろありましたがきりがありませんのでこの記事ではこれくらいで。デジタル化関係については気が向いたら別の記事として書きます。

最後に1つ。これまでみずほ銀行で口座を作る機会がなく、トラブルがニュースになるたびに大変だなあと思うくらいだったのですが、小学校の費用引き落とし口座がみずほ銀行の特定の支店限定だったので口座を開設することに。まさかこんな理由でみずほ銀行に縁ができるとは思ってもみませんでした。完全にその用途にしか使っておらず、残額をチェックしてたまに入金するだけなので今のところ困ったことはありません。

ゲームと言語研究会 第1回の発表スライドを公開しました

急な企画だったにもかかわらず思ったより人が来て驚きました。

dlit.hatenadiary.com

発表に使ったスライドを公開しましたので興味のある方は下記リンクからどうぞ。話す方でかなり補ったのでスライドだけではわかりにくいかもしれませんが、概要はつかめるかなと思います。

www.academia.edu

「ゲームと言語研究会」というのをやってみます

こちらで宣伝していませんでした。

ゲームを対象にした言語研究に関する研究会を企画しました。 これまでこのブログでときどきネタにしてきた感じではなく、本格的に言語学の研究として考えるとどうなるかというチャレンジです。

ただ、一応研究会という形にはしてみましたが実際には私が今考えていることの整理です。第2回があるかも未定です。 そんなものでもよろしければ気軽にご参加ください。

ゲームと言語研究会(第1回)

  • 日時:2024年3月27日(水)15:00-
  • 形態:オンライン(Zoomミーティング)
  • 申込みフォーム(当日まで参加受け付けます):https://forms.gle/irLF2uEuqj4W4HzQ6
  • 発表:田川拓海(筑波大学)「ゲームと言語の研究を考える」
  • 要旨:ゲーム、特にデジタルゲームを対象にした言語研究の可能性について、既存の研究との関わり、研究手法、研究トピックなどの観点から検討・概観する。ケーススタディとして呪文名・魔法名を対象にした研究を取り上げる。