じゃがりこ

 コンビニでじゃがりこをふたつ買いました。

 

じゃがりこをおふたつ~。じゃがりこを……ふたつ!? ふたつ!?」

 

 めちゃくちゃ店員さんに驚かれた。滅茶苦茶驚かれた。並みの驚き方ではなかった。

 

 驚いてしゃっくりが止まるなんて信じていない僕が「この驚き方ならさすがにしゃっくりも止まるんではないか」と思いたくなるようなレベルの驚き方だった。

 

 「息を止めながら水を飲めばしゃっくりは止まる」という信念が揺らぐような驚き方だった。「息を止めながら水を飲めばしゃっくりは止まる」派の急先鋒として、「息を止めながら水を飲めばしゃっくりは止まる」派の未来を担うものとして、「息を止めながら水を飲めばしゃっくりは止まる」派を若者へ託すものとして、色々なものが崩れた瞬間だった。

 

 もしかすると有史始まって以来、2024年2月19日に至るまで、じゃがりことを二ついっぺんに買った人間はいなかったのかもしれない。

 

 僕は人類史上はじめて、じゃがりこを二つ同時に買った人間なのかもしれない。そうでもないと納得ができないほどの、店員さんの驚き方だった。このタイミングでしゃっくりがでていない自分が恨めしい。

日曜日出勤

 14連勤の真っ最中。日曜だけど出勤。職場で黙々とパソコンに入力していたら、日曜日だという出入りの業者がやってきてびっくり。しかも相手は私服。どこでどう聞きつけたのか、僕が日曜日出勤ということを知っており、わざわざやってきたのだ。

 

 そうまでして僕に会いたかったのは「どうも痛風になったぽいので、どうすればいいのか聞きたかった」かららしい。

 

 僕は痛風が持病なのをこの人は知っていたのです。病院へ行け。医者の言うことを聞けとしか言えない。お大事に。

まんだらけ奇談シリーズ

 怪奇貸本等の名作復刻する「まんだらけ奇談シリーズ」。まんだらけで大きなイベントがあるたびに刊行されていて、9月にある札幌店10周年記念イベントでもでるかどうかわくわくしていたのですが、ついに情報解禁。

www.mandarake.co.jp

 

 さすがに札幌まではいけないので、通販申込。抽選になる可能性高そうだけど、運を天に任すのみ。「奇音」は手に入れるのに難儀した……。ほんと難儀した。

やさしさのせいだ!

 「10年後のサザエさんをモチーフにした舞台が開催!」のニュースにびっくりしましたが、その直後に知った「幽遊白書舞台化」のインパクトに霞む。仕方ないですよ。前者はあり得る話ですが、後者はねえ。びっくりせざるを得ない。

 

 ストーリーが気になる。オリジナルの敵との戦いとかになるのでしょうが、個人的にはあのメンバーが揃っているのになぜか初期の霊界探偵の、人情路線のエピソードとかやってほしい。狸の話とか、桑原が試験を頑張る話とか。あのあたり。