「まむちゃん、ふもとっぱらへ行く」 その3

出発前、あれほどビビッていたのが馬鹿らしく思えるほど、大迫力のセットとパフォーマンスと観客の熱気に大興奮!いや〜、来てよかった!来てよかったねぇ!家族や親戚の反対を押し切り、今年に入ってから、なんだかもうこの先のパッとしない人生を想像する毎日、いっそ終わりにしちまうか?…なぁんてな、いや、まてよ、とりあえず、8月22日のふもとっぱらまでは生きよう!なんとしてでもそれまでは生き延びるんだ!それで当日、もしもふもとっぱらで死んだとしてもかまわない、むしろそこで死ねたら本望じゃないの!…まわりを見ると、全国各地から大変な思いをして同じような気持ちで集まってきたであろう10万人の方々、そうして辿り着いたふもとっぱらで先ほどの「生きててよかったんだって!」発言。泣くわ!


まあでも泣いてる場合ではない。一番大変なのは剛さん(とバンドメンバー)!第1部が終わったとはいえ、まだあと6時間もあります。声や体力は持つのか、それから星の出ていない不穏な空、これから雨は降るのか、会場の人たちはみんな大丈夫か、心配しつつも行くしかない!よっしゃー!行くぞー!第2部!スタート!


2部のオープニングはなにかな?「ジャカジャカジャカ…!」ん?聞いたことないイントロ、予習不足で知らない曲かな?でもそんなマイナーな曲で盛り上がるのかしら…
「♪コツコツとアスファルトに〜」…って「とんぼ」!!!
あー、びっくりした!びっくりしすぎて椅子からずり落ちてしまいましたが(座ってたのがバレる)、こういうフェイントもいい!ていうかもうなんでもいい!剛!お願いだからガンガンに!頼む!ガンガンに、めちゃくちゃにしてくれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!(ドM)


そんな願いが通じたのか「三羽ガラス」!来たぜ最高のアッパー!イントロのヘイ!ホー!思いっきり拳を突き上げるぞ!!
…と思いきや、すんなり歌い始めて、あれ?ヘイホーは?ヘイホーやらないの?この握りしめた拳はどうしたら???


剛「カァ、カァ、カァカァ!歌えー!」客「カァ、カァ、カァカァ!」


まさかのカァカァ大合唱!!!
…えっ、あっ…ちょっ…気持ちいいのはそこじゃなくてもうちょっとこっち…とかなんとか、ヘイホー出来ずに少しばかり消化不良ですが、それでも「三羽ガラス」が聴けて満足!
(そんな激アツ「三羽ガラス」はアルバム「家族」に収録)


続いて「今日はみんなにゲストを紹介するよ!」
おっ!「狼たちの遠吠え」の楽曲提供つながりで森進一さんの登場か!?…と期待するもそんなわけはなく、若手ミュージシャンとコラボで「家族」。
そのうちの一人、沖縄の女性シンガー・多田麻衣子さんは最高に歌がうまくて、初めてその声を聴いたときジャニス・ジョプリンを思い出したほどですが、今回、生の歌声をふもとっぱらで聴けて、一瞬ウッドストックにいるような気がしました。行ったことないけど!


重厚な曲から一転、続いてこれがまさかの「SUPER STAR」!!!
きゃー!保(たもつ)−−ー!(ドラマ「親子ゲーム」の役名)
これだけ会場広いんだから、あのドラマのオープニングみたく原付で一周してくんないかな〜と思ったのは私だけではあるまい!


続く



画像はエロくて最高だった「泣いてチンピラ」の時の照明。

「まむちゃん、ふもとっぱらへ行く」 その2

ついに、ふもとっぱらに着いたぞー!!!

実際に来たらやっぱり喜びを隠しきれなくてツイッターでソッコーつぶやいたら、いいなあ!と言われて、なんだよ、だったらみんな来れば良かったのに…!(帰りのことはさておき)

とか言いながら開演より1時間も遅れて到着というヘタレ、こんなのバレたら怒られちゃう…剛よ、GOMEN!
というわけでそそくさと寝床と椅子の用意をして戦いに参加!
…と、その前に、まずは今が何曲目で何を歌ったか恐る恐るチェック。

よかった!「孤独なハート」!まだやってない!!!


位置的にスクリーンはバッチリ見えるものの、本人は肉眼では確認できない状態ですが、そんなことはまったく気にならないほどはっきり聞こえる声と音響、明るくきれいな照明、前方で頑張ってくれている猛者の方々。これは朝まで余裕、と確信致しました。(最後尾で疲れたら横になれる銀マットを敷きながら)


「♪一緒にいることがけっこうつまらない〜」

うおー!何度聞いても軽く落ち込まされる歌いだしの「パークハウス 701 in 1985」キターーーーーーーーー!!!

「一緒にいることがけっこうつまらない」、だってこんなの致命的ですやん。好きな人からこんな風に思われていたらめっちゃキツい…。あの長渕剛さんですら女につまらないなどと思われてしまったのかと思うと、もうその他大勢の男性はどうしたらいいんでしょうね!こんなにすごくて面白い人、そうそう日本にはいませんよ!?
(ちなみにこの名曲は「LICENSE」という黄色いアルバムに入ってます。)


喜びもつかの間、続けてなんと!「THANK YOU WOMAN」!これもレア!
ついつい別れたばかりの女の部屋の前に車で来ちゃうあたり、ちょっとストーカーチックですが、でもでも!何もせず、15分経ったら黙ってそのまま車を走らせる…女が乗っていないサイドシートを見て、サンキュウーマン♪と涙を流す…渋い、渋すぎる!抱いて!!!
(これは「乾杯」のB面なんですが「長渕剛 SINGLES Vol.2」というベスト盤に入ってます。)


ここで一段落したところで、お手洗いへ。会場が広いので片道だけでも5分くらい歩きますが、ライブ中はトイレ待ちの行列などなく、またスタッフが小まめにチェックしてくれているらしく超キレイ!鏡付きの手洗いも100台はあるし、スタッフさんは親切だし、後方の人たちは盛り上がっている人ももちろんいますが、あとはほとんどがおとなしく聞いているか寝てるかだけなので健全で治安も良く、長渕王国サイコー!

ライブ中は歩きながらでもすれ違う人たちが今やってる曲を口ずさんでいるので楽しくなり、私も負けずに口ずさみながら歩きました。♪泣いて泣いて泣いてチンピラに…


そしてクラッカーを打ち鳴らすことでお馴染み定番曲「勇次」!
この「勇次」の歌の途中に突如として放たれた叫びにも似た言葉、


「生きたくても生きられなかった人たちもいる中で、俺たち、生きててよかったって!生きててよかったんだって!」


第1の泣きである。(旧約聖書天地創造で) 続く

「まむちゃん、ふもとっぱらへ行く」 その1

4年ぶりのご無沙汰です。

さて、先日8月22日に行われました「長渕剛10万人オールナイトライブ 2015 in ふもとっぱら」!参加してきました!セイッ!

普段、そんなにナガブチナガブチ言ってないので、どうせにわかか冷やかしだろう、と思う方もいるかもしれませんが違います。
誰とも共有できないので黙っているだけです。ほとんど歌えます。
なにせ自分の小遣いで生まれて初めて買ったCDが『昭和』ですから、いわば初恋のようなものです。

そんな初恋の人が紆余屈折を経て、30年ぶりに街でばったり遭遇しても絶対にわからないほどの別人への進化を遂げてまで行う前代未聞の10万人オールナイトライブ、行かないわけがありません。

当時お金が無く、泣く泣く諦めた桜島オールナイトをずっと後悔していたので、次があったら絶対に行く、もうこうなったら富士山でやればいいのに、と勝手に思い続けていたら実現されたので、私の夢も叶ったも同然。(富士山推し)

早々にチケット取ったし、あとは無事に開催されて成功するのみ、と思っていただけでしたが甘かった!

自家用車禁止で最寄り駅まで必ずシャトルの交通手段、標高800mの広大な屋根なしキャンプ場、行ったら最後終演まで出られない、トイレ待ちバス待ちなどの行列などなど想像すると、日に日に不安要素が増していきました。
また、普段はアウトドアと無縁のインドアクソ野郎ですから、リュックすらなく、長靴やら雨具にもなる上着やら、とにかく持ち物を一から揃えるはめに(アウトレットで)。

そうこうしているうちに母が親戚中に言いふらし始め、親戚中からは「そんなところ行って本当に大丈夫なのか?」とただでさえ独身という心配をかけているのにもかかわらず、さらにとんでもない心配をかける形になってしまい申し訳なく思いました。

筋トレもしなければと思いながらついダラダラと過ごしてしまい、結局体を鍛えられず、体力に自信がなかったので、直前になって「駆けつけチケット」という開演には間に合わないけど、それでもあとから行きたい人向けの夜21時に出発するチケットに買い替えました。開演はどうせ押すから運がよければ間に合ったりして?と思ってましたが、これも甘かった!

調べることだけは得意なので、過去に悲惨だった山の中の大型イベントの様子をくまなく読むと、ネガティブ情報が蔓延していて行きたさよりもますます不安が募り、暑さ対策、寒さ対策、雨対策、トイレ対策のいずれの最悪にも対応できるように持ち物を揃えたら、想定外の超重装備になり、バス乗り場まで送ってくれた母が他の参加者の軽装を見るにつけ「そんな富士山に登るみたいな大荷物の人いないから減らしていきなさい!」時間に余裕があったので、車に戻って再び荷物整理。

「じゃあ、剛さんによろしく(はあと)」などという去り際の母の言葉に、前の人が振り向いて笑いそうになってたところに一人で並ぶ身にもなれ…と思ったけど、この人たちみんな剛さん好きな人たちだからきっと大丈夫、と言い聞かせてしれっと並ぶこと15分。

そしていよいよ21時にバスが出発。残念なことに補助席だったので外の様子も見えず、身動きも取れず。ゴソゴソしながらスマホを出し、21時15分、ようやく発車したバスの中で「どれどれ?会場の様子は…」とチェックすると、「1曲目 JAPAN」


うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!はじまったあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!

もうさ、いきなり大後悔…。ああJAPAN!超絶聞きたかったオープニング1曲目JAPAN!ウォウォウォ、ジャパアアアーーーーン!!!!!!!!
こうなった以上、願うことは着くまでに好きな曲をやりませんように…もうそこからは怖くて携帯を閉じました。

バスを降り、1kmほど歩くと聴こえてきました大音量の「Good-Bye青春」…なんだってえええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!1

重たい荷物を抱えながら足早にゲートをくぐり、スッカスカの手荷物検査場を抜け、長い道のりを歩き、ようやく客席ブロックに着くとそこには…

壮大なセットと、そこから放たれているスペクタクルな照明の光、10万人の大歓声、いまだかつて見たこともない圧倒的迫力の光景が広がっていました。続く

「まむちゃん、サルサをはじめるの巻」

こんちくは!まむちゃんです。
今日はひさしぶりにブログを更新しようと思い立ちましてログインした次第でございます。読んでくれるかなー?(いいともー)

突然ですがわたくしまむちゃん、なにをトチ狂ったかサルサダンスちゅうものを習いはじめました。基本的には根暗だけどもなぜかダンスは嫌いではない、むしろ好きのスタンス、自分でも自分の中にこの陰陽が混在する感じ?よくわかりません。

でまあちょっと知ってる人からすれば「おみゃーはこないだまでフラダンスやってるとかいって、結局長続きしなくてやめて、今度はサルサとか言い出してバカか!」

いやまあ…あのその…ほんと仰るとおりなんですけども、フラをやめざるを得なかった悲しい事情っつうのもございまして、これは今度ゆっくりと飲みの席の時にでもお話します。誰にも誘われてないけど!

それでフラがダメならサルサがあるじゃない?とかそんな単純な理由じゃないんですよ、だからといってこれまでの人生にサルサなんてかすりもしなかったはずなのに「サルサ」おぬし一体どっから来たん…?


んなもん運命的な出会いがあったからに決まってんでしょーがっ!ガッハッハ!(和田勉


この話は話すと長くなるのでめんどくさいから省くけど、ちょっと通常では考えらんない出会いかたをしたわけですよとっても素晴らしきサルサのご師匠(女性)と!


私は自分でいうのもなんですが結構妙なカンが鋭かったりするもので、この方についていけばなんか良いことがおきる予感というものを感じたんですよね。結果は…


初めてのレッスン日、まあいっても最初だし初心者だしとりあえずその場でステップ踏んでれば終わるだろうと気楽に考えていたまむちゃん甘かった…


1時間ほど過ぎたら「ではここからペア組みます」

たしかにその日のレッスンには男性5人女性5人とまさにフィーリングカップル状態のチョードイイ(HONDA)人数だったもんでいきなり組まされちゃったわけですペアを。ペアて!ペアて!ペアて!!!ペアて!!!!!!!!!!!!

まむちゃんこう見えてシャイなあんちくしょうやから、
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
異 性 と 接 触 なんて無理wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ああやっぱサルサ向いてないかも…どうしよ…オラはずかす…と1人とまどっている間にまわりのみなさんはさっさと手を取り合って密着しはじめてるではないか!せ、積極的!そ、そだよな、サルサを習いに来てるんだもんな…サルサ踊れるようになりたいもんな…ならばこの壁を乗り越えるべしっ…!



…やった…やったよ…!(あんしんパパ)



で、一度触れ合っちゃえばこっちのもん!先生が「(ペア)交代!」「(ペア)交代!」って言うたびにベルトコンベア状に男性がグルグルながれてきてバンバン交代して踊っていくんだけど、その中にさ、83歳のおじいちゃん混ざってんの!いやあ、おじいちゃんブームには乗っかってくよ!なんて豪語してたまむちゃんだったけど、まさか本当におじいちゃんと密着する日がこんなに早く来るとは思わなかったよね。これがまた意外とやりよる!グイグイ来よる!グイグイって!


まあ結論としてははっきり言おう、サルサエロい!エロすぎるよ!こんなものはね、もうヤッてるも同然!だから早く次のレッスンこねえかなー!ぽわわー!て首を長くして待っているまむちゃんなのでした。ではばいなら。

「毒まむ子の 飛び出せ青春」

今日から始まりました「毒まむ子の 飛び出せ青春」、進行役の毒まむ子と申します。
よろしくお願いします。
本日は素敵なゲストをお招きしてお送りしたいと思います。
初代ミスタージャイアンツからその座を譲り受け、人気を博した2代目読売ジャイアンツキャラクター「バットに乗った少年」さんです!





毒まむ子「ようこそいらっしゃいました!」
バットに乗った少年「よろしくお願いします!」
毒「もちろんはじめましてですが、お久しぶりですといった感じもしますが(笑)」
バ「そうですねぇ…すっかりジャビットに持ってかれてしまったので…」
毒「個人的にはジャビットに変わったときショックだったんですよ…自他共に認める『バットに乗った少年』推しでしたからね…って、アレッ!?よく見たら少年ではなくボールだったんですネ!」
バ「はい、それはもうよく言われまして…全然少年じゃねぇじゃねーか!ってね…酔っ払った観客に野次飛ばされたりしましたよ、まあ今となっては良い思い出ですが」
毒「ゲストにお呼びしといてこんなこというのもなんですが、実は私は野球にはあまり精通していなくて…あ、詳しくないって意味ですフフフ…、え、えーと、クロマティ、バースと言った外国人選手が活躍していた、というのはなんとなく覚えてますけど…しまった!バースは阪神でしたか!」
バ「クロマティさんにはもの凄くよくしていただきましたよ、ホームパーティーに呼んでいただいたりとか」
毒「へぇ〜、そういった交流があったのですね、楽しそうです」
バ「あの頃はまだ野球のTV中継の視聴率がとれた時代でして、盛り上がってましたよ」
毒「最近では『メガネ男子』などといって、メガネをかけている男性がもてはやされたりしていますが、そういえばメガネをかけた選手がいたような…」
バ「『青いイナズマ』の松本ですね!彼は足が速くてね〜!」
毒「子供ながらにメガネが落ちたり壊れたりしないのかヒヤヒヤしましたよ、そのかわりインパクトはありましたね、メガネ男子の先駆者といっても過言ではないでしょう」
バ「野球選手のファッションは金のネックレスにセカンドバッグ、ビートたけしさんが着ているようなミッソーニ風セーターと相場が決まっていましたから…」
毒「それを覆したのはイチロー選手あたりでしょうか?」
バ「すみません…僕、最近の選手にはすっかり疎くって…」
毒「これは失礼しました。三代目ジャビットにキャラクターを譲ってからは、俗世間と離れた隠居生活を送っているということですものね」
バ「本当は今日の出演もだいぶ迷ったのですが…毒まむ子さんの熱意に負けました(笑)」
毒「ではすっかり最近の選手とは交流もなく?」
バ「そんなこともないですよ、引き続き可愛がっていただいている選手も何人かいます、KKコンビとか」
毒「はい、そういうわけでございまして、本日のゲストは読売ジャイアンツ第2代マスコット『バットに乗った少年』さんでしたー!バットに乗った少年さん、これに懲りずにぜひまた遊びにいらしてくださいね!」
バ「ああ、また来るさ…(ニヤリ)」
毒「バ、バットに乗った少年さん!?バットに乗った少年さんッ!?」
バ「(バリバリッとボールの仮面と乗っていたバットをめくりながら)アッハッハ!可愛いバットに乗った少年の姿など仮の姿、これが本当の俺の姿だー!見ろ!その二つの目をかっぽじって目に焼き付けろー!!!」
毒「キャーーーーーーーーーーー!!!」



バットとボールだと思っていたものが実は陰茎の上に睾丸が乗っかっているというものだったら…というたとえ話。



「毒まむ子の 純喫茶 蝮」

今日から始まりました「毒まむ子の純喫茶 蝮」、進行役の毒まむ子と申します。
よろしくお願いします。
本日は素敵なゲストをお招きしてお送りしたいと思います。
ただいまCMが全国で絶賛オンエア中のダマリングランデのキャラクター、もぐらのモグランデさんです!
http://www.taisho.co.jp/dermarin/cm/index.html


毒まむ子「ようこそいらっしゃいました!」
モグランデ「よろしくお願いします!」
毒「CMでは大活躍のお姿拝見しております」
モ「いやあ、それほどでも…」
毒「活躍と言っても相手が水虫・たむしとなると一筋縄ではいきませんでしょう?今日はその辺りの苦労話を大いにお聞かせ願いたいと思います」
モ「そうですねぇ…我々は掘るのを生業とはしていますが、今回のCMでは未踏の地に赴きましたから、ああ見えてかなり苦労はしました(笑)」
毒「一般的に水虫・たむしと言えばどちらかといえば成人男性のモノ、という見解が強いですが、CMで『ガガーン!』とやっていたのもやはり男性であると・・・?」
モ「そりゃできれば若い女性のほうがナンボか良かったですが…アハハ」
毒「あら〜モグランデさんもお好きねぇ…うふふ」
モ「いやぁ、それほどでも(頭をポリポリ)」
毒「最近の人間界ではいわゆる二枚目がイケメンなどと言われてもてはやされていますが、その辺りモグラ界隈ではどうなんでしょう?モテるとかありますか?」
モ「我々モグラは、ご存知のように見た目では優劣があまりないですから、その辺は人間に比べて気が楽な部分もありますが、代わりに求められるのは「堀り力(ほりぢから)」です」
毒「堀りヂカラ!『目指せ!堀りヂカラBODY!』などとTarzanなどでこぞって特集が組まれそうです。」
モ「とにかく掘ってれば、掘り続けていれば、幸せが見つかるようになっているんですよ、モグラ界では」
毒「人間界ではとにかく外へ外へ、上へ上へ、何かと目立ちたい、脚光を浴びたい、とする輩が多すぎてうんざりするほどですが、言われてみればそうですよね、モグラは中へ中へもぐってこそが生きてこそ!ですものね」
モ「そうですそうです、我々は日陰を好む習性ですから」
毒「ほほぅ、「日陰ばかりを好んでいてはいじけてしまうんだぜ」と吉田拓郎さんの歌詞の一節にありまして、いじけたりしないのかなと心配になっておりましたが…」
モ「大丈夫ですよ、我々モグラはそういう生物です。出て来ると逆に叩かれたりして…って、モグラ叩きのことね」
毒・モ「アハハハハー!」
毒「はい、そういうわけでございまして、本日のゲストはモグラモグランデさんでしたー!モグランデさん、これに懲りずにぜひまた遊びにいらしてくださいね」
モ「ああ、また来るさ…(ニヤリ)」
毒「モ、モグランデさん!?モグランデさんッ!?」
モ「(バリバリッとモグラの仮面を取りながら)アッハッハッ!可愛いモグラなど仮の姿、これが本当の俺の姿だー!見ろ!その二つの目をかっぽじって目に焼きつけろ!!!」
毒「キャーーーーーーーーーー!!!」






そこには等身大の亀頭の姿があった。





「毒まむ子の ダイナミック・ジャンボ」

さて今夜もやってまいりました「毒まむ子のダイナミック・ジャンボ」、進行役の毒まむ子と申します。
よろしくお願いします。
先日ご紹介した女子高生からその後「毒まむ子さんに相談したおかげで、ずっと勝てなかったおばあちゃんにオセロで勝つことができました!本当にありがとうございました!」とのお返事をいただきました。
アレレ〜?いつのまにオセロ必勝法の話にすり替わっちゃったのかな?でもおばあちゃんとオセロ…微笑ましいですネ!家族団欒は良いことです、嬉しい限りです。

そうして油を売っている間に今日もお手紙が届きましたよ!
さっそく読んでみます。



「毒まむ子さん、こんばんは。私は30代の女です。
今日は毒まむ子さんに相談があってハガキを書きました。
それは…昔はたくさんあった陰毛が、いつのまにか少なくなってきていることです。20代までは逆に多すぎるのが悩みで、お風呂に入るたびに無理矢理むしって減らそうとしていたのが、気づいたら何もしなくてもパラパラ落ちてしまうほどに…。
このままいったらどうなるのかな?…と気になって眠れない夜もあります。どうしたらよいでしょうか?」



これはですね、公衆浴場などでもっとご年配の方々のをご覧になったことあります?かなりスッカスカになっていますからね〜。男性の場合は年齢と共に髪の毛が薄くなって参りますでしょう。それと同じように女性は下の毛が薄くなってしまうんですね…見えるところと見えないところ、禿げ散らかすならどっち!?ということですよ。どっちもイヤ!なんてワガママは通用しませんよ。みんなそうやって生きているんです!!!
あとはよく抜ける、すぐ抜けるというのを逆手に取って、たとえば家から目的地までの間に1本ずつ毛を落としていくのです。「青い鳥」でチルチルとミチルがパンくずを落としながら歩いたおかげで帰り道に迷わなかったというアレです。そうすれば、貴女は今後どこに行くにも迷わずに家に帰ることができます。途中、友達の家に立ち寄ることもあるでしょう。その際に部屋に落としすぎてしまったら、こっそりコロコロで掃除すればいいだけの話。ま、別の意味での「青い鳥症候群」といえそうですね。
これだけ話させといてそれでもやっぱりイヤなんです、ということであれば、最終兵器としてプロピアがあるから大丈夫!


…ではこの辺で。それではまた次回。毒まむ子でした!