ワールドカップよりEURO
Number PLUSのEURO2008特集号の「ユーロほど素敵なショウはない」というコラムがおもしろかった。
欧州選手権のいちばんの長所は、ワールドカップを滞らせているような三流の国々に門戸を開かないところにある。そう、これは日本のことも指している。真実をいえば、アフリカやアジアがワールドカップの出場枠増加を求める根拠は人口統計にしかない。
すばらしい指摘。100%同意する。
もうね、世界一を争うのにワールドカップとかオリンピックとかいらないかもね。やるまえからだいたいの結果は見えてるわけだし。コンディションによって勝敗はかわってくるし。悪いコンディションで行われる試合ほど見応えのないものはない。
筆者は外国人ライターでサッカーはヨーロッパのもんだ、という思いがひしひしと伝わってくる。それは若干気に障るけど、「柔道は日本のものだ」、というのと同じか。
こうなるとEUROやっぱり見たい。なんでWOWOWなんだ?TBSまじめに放送してくれるのかな。TBSのスポーツ中継って信用できないんだよな。
またバレーボールの季節がやってきました
オリンピック出場をかけたバレーボールの大会がはじまった。TBSとフジテレビが共同中継ということでやたらと宣伝しててかえっていつからやるのかわからなかった。バレーの中継を見るたびに、スポーツの中継は全部NHKがやればいいのにとおもう。
10分ぐらい見てたんだけど、バレーボールってどうして1ポイントとるたびにみんなで丸くなって励まし合うの?サッカーみたいに得点がほとんど入らない競技ならゴール決めたときに喜ぶのはわかるんだけど、ポンポン点が入る競技で毎回喜んでたらつかれないかね。バスケとかも点が入りやすい競技だけどシュート決めてもほとんどの場合無表情で帰ってくるのに。
不思議なことに世界中のチームがああだし、男女ともやるんだよね。一回一回プレーが途切れるからそのたびに気分を盛り上げる必要があるんだろか。
ふしぎ。
PRIDEを美化しすぎ
秋山が表紙のNumber703号を読んでたらすげー違和感があるんだよね。格闘技天国だったのがPRIDEの終了とともにアメリカのUFCが主役になっちゃって日本の格闘技は落ちたっていうのは同意できるけど、それにしてもPRIDEを賞賛しすぎじゃねーの?
たとえば佐藤Dの煽りV。PRIDEのは「神の領域」とまで上げておいて、TBSのは出来が悪い、と。おれにいわせりゃ
どっちも似たりよったり
うぜーことには変わりないんだよ。あ、いちおーいっとくとオレはふつうの格闘技ファンね。別にマニアってほどでもなく、かといってまったく興味ないわけでもない。一般ピーポー。
フジテレビとTBSの放送スタイルについても書いてあったけどそれもあんまりかわらない。まあ最後の試合が終わったら即放送終了するTBSはたしかにひどいけど、メインの試合まで引っぱりに引っ張ったり昔の試合をさもいまやってるように見せたりする点じゃあフジだってよくなかった。
まあPRIDEがおもしろかったのはたしかだけどね。昔はたしかにおもしろかったけど、あのまんまPRIDEが存続してても遅かれ早かれ格闘技ブームは下火になってたとおもうし。PRIDEのマッチメイクもだんだんネタがつきてきてたから。
つーことでPRIDEはいいときに終わったとおもう。ああいうふうに突然終了したからこそ、今後もいつまでも伝説として語り継がれるんだろう。
チャンピオンズリーグ決勝の中継
最悪。得点シーンまではなんとか中継できてたけど、試合終盤になったら数分間まったく映像見えず。衛星回線の不調ってのはわからないでもないけどいまどきのインフラとしてだめすぎねーか。インターネットは脆弱だとかいうけどテレビだってたいしたことないよな。