不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

銅像の犬

 この日記に載せた犬の銅像の写真(下に再掲載)は、家から駅へ向かう途中の道から見える。古いアパートと大家であろう隣接していた家が丸っと解体された跡地だ。次に何ができるのかな、まぁまた家とアパートかと解体工事を眺めていたら、終わった更地にいつの間にかこの犬はいた。前の家のどこかに置かれていたのだろうが、何故犬だけをここに置いたままにしたのか、ムッキムキだから番犬のつもりなのかもしれない、無事に工事が終わりますように。ゆっくりとだが進んでいく建設作業の間にもまだ置かれているのだけれど、じょじょに周辺にものが置かれたりし始め、そう遠くないうちに犬は見えなくなるはずだ。そのうちできる壁の向こう側にいるならいい、別の場所に移っている事もあろう。だけど処分されるのだけは嫌だなと家主に言っておきたい。今日もまだ犬はそこにいて、こちらを見ていた。

山を越え

 デスマーチの山を越えた、生きて越えられるとは思わなかった。まだ残りの作業はあるけれど乗り切ったのだ、よくやった、頑張ったと誰かに褒めてほしいがだいたい褒めてもらえない。褒められて伸びるタイプ(だと自分で思っている)のに。ああ、疲れた、疲れたよ、パトラッシュ、僕はもう眠いんだ。寝かせてほしい。だけどまだ他の仕事があるのだからどうなっているのだろう、まだまだ疲れる。

五月一一日、きつい

 いつの間にか始まっていたデスマーチも佳境に入り、今日も今日とて仕事で忙殺である。心を失くすほど殺すと書いて忙殺、恐ろしい日本語もあったものだ。会社と仕事に飽きてきた、もうすぐ終わるはずだと自分に言い聞かせながら何とかやっている。毎年一回くらいこういう時期が来て、来るたびに「これまでで一番きつい」と思っている気がするが、今回もやはり「これまでで一番きつい」と思っている。本当にきつい。もうこれ以上はいいです、本当に、勘弁して。

今朝の会話

「毎日疲れ切っているので寝つきがいい」
「おやすみ三秒の私より早いよね」
「夜中に起きる事もないし。いい事だけど疲労が理由だから喜べん」
「昨夜、喉が渇いて起きたら咳き込んでたよ」
「咳もぶり返しとるなぁ」
「心配していたら、今度は『♪フフ フフ フ〜ン』って鼻歌を歌い出して、何の曲かと思ったら『水曜どうでしょう』のオープニング曲だった」
「起きている時にも歌った事がないのに」

 Netflixで新しく配信されたのを見たいからだろうか。お気に入りの「北海道で家、建てます」も再見したい。もうDVD買ってもいいくらいは好きなんだけどな。


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買えず

 会社近所のコンビニでカフェオレを買って、コーヒーマシンにコップを入れてボタンを押したが反応がない。そうしたらボタンがアラームのようにチカチカしていたので店員に言ったら、すぐに対応してくれた、どうやらタンクの牛乳が尽きたようだ。最近のコンビニはできる事ややるべき事が増えすぎて店員は大変だよなぁと思いながら待って、これで大丈夫ですとなったので改めてボタンを押したが、またもや無反応なのでまたもや店員を呼ぶ。もう一人の店員も来てああだでもないこうでもないとやっても解決できず、仕方ないので諦めて返金してもらった。「すみませーん!」と謝られたが、いやぁ仕方ないっすよと返す、機械トラブルはあるものだ。代わりに会社ビルにある自販機で缶かパックのカフェオレを買おうとコインを入れたらチャリンチャリンと返ってきた、なんでや、休止中なんて書いてないぞとこちらはやけに腹が立ってしまった。機械トラブルは同じなのに、物体にも魂があるのではなどと言っていたのに*1、いやだからか、ならば機械差別か。ともあれ、コインを替えても同じだったので諦めて、もう何も買わずに会社に戻った。

ルーとライス

 疲れているのでカレーを食べに行って、時折来る店なのだがいつもルーが気持ち少ないので、今日は初めて「ルー大盛」も頼もうとしたらプラス二百円だったのでちょっと考える。五十~百円かと思っていて、二百円はトッピングの値段だ。だが逆に言えば、ならばたっぷりくるのだろうと思い注文したら、予想通りたっぷりで、それを望んでいたのだけれど、ルーが濃いめなのもあって気持ち多すぎて少しもったりした。ルーとライスの配分は難しいものだな、と後輩に話したら「ものによりますが、僕はルーとライスを全部混ぜちゃうんですよね。スパイスカレーなんかだと」と言っていた。食事の仕方は千差万別で正解はないものである。