2012

年が明けた。2011が明らかに現代社会のアンチテーゼだった訳で、そこから何を感じ学び行動するかは2012を生きる僕らの使命であり、これからの指標でもあると思う。シンプルに生きる、それだけだと思う。もう十分すぎるぐらい便利だし快適なんだし。人は一体何に生かされているのかという原点に帰れば自ずと答えは見えてくる。ピエロによるインチキにはもう惑わされない。従わない。絶対悪をのさばらせてはいけない。だからこそ、一言でも一文字でもいい、発信することがとても重要なんだ。

来年も歌い、曲を創ります。ただただ自然に。何にも侵されない、そこだけは。

チャリティーデモCDについて

quietツアーでの震災チャリティーCDの報告をしておきます。自分たちにできることをと考えて、音楽を通じて少しでもの助力になれたのでは。。。(金谷が手続きを全て行ってくれました。以下、金谷ブログより報告。)

dry river stringチャリティーデモCDRの行方

dry river string京都の和菓子を被災地に届けるデモCDR販売計画の事後報告。


今年9月にdry river stringのアルバム「Quiet」のリリースツアーを東京、名古屋、京都の三カ所で行いました。
アルバム自体は昨年末に発売されていましたが、諸処の事情でやっとのレコ初ツアーとなりました。
その間に3.11がありました。
ツアーが差し迫ったある日、干川さんがいきなり「CD-Rでデモ音源だそか」と言い出し、そしてその売り上げを全額何かの形で被災地に届けることができないか。
考えている間もなく、ツアーは始まりましたが、MCで「売り上げは金谷の実家の和菓子を送ります」と発表し、そして、合計90枚分の寄付金が集まりました。


音源は、アルバムに収録されなかったもののプリプロされていた曲や、まだバンド名も決まっていない時に宅録していた曲、私がアイフォンで録音したギターネタそのまま(笑)などなどを盛りだくさん。それを白い盤面のCDRでライブ当日の朝に干川さんがパソコンで一枚づつ焼いただけのものです。
1枚500円で90名の方の寄付金。
中には友達の分もと数枚買ってくれる人も。


これをどう被災地に届けるか。
できれば、こんな個人のやっていること、行政や団体に頼らずに個人同士で届かないか考えた結果、現地で協力してくれる人を探し、仮設住宅や避難所で生活を余儀なくされているご年配の方に届けてもらいたいと考え、ボランティアプラットフォームと言う、本来は個人間の物資のやり取りをとりつなぐサイトにて募集させて頂いたところ、協力してくださる方が見つかり、11カ所、約50世帯に行き渡ることができました。
「救援物資もいいけど、そろそろおいしいもんとか食べたい時期やろ」とゆう発想ははたして受け入れられるのかと、そんなん送るぐらいなら水やストーブやもっと欲しいものは沢山あったかもしれません。そういった不安や心配はありましたが、結果、協力してくださった現地の方からは、みなさん喜んで頂いているとご報告いただきました。




とゆうわけで、今回、色々な体験をさせて頂きました。顔も見たことない被災地の方々と個人として協力できたことはとても嬉しく思いました。うれしいと思うのも変な話ですが。
といっても、私は連絡係をしただけで、沢山の方のご協力の元、このプロジェクトが完了いたしました。
まず、「Quiet」をリリースして頂き、リリースツアーを企画していただいたcontrarede。普通、バンドはレコ初ライブとかしてCDを売ったりするものだと思いますが、なんせリリースから9ヶ月開いてますから。そしてしかもCDRを売ってるし、どうゆうことやねんって所ですが、いつだって僕らがやりたいって言ったことをかなえて頂いています。
名古屋偏を仕切ってくれたroom501。レコーディングしている時から山梨までカレーを作りに来てくれたり(笑)していましたが、企画までして頂きました。
京都はyour unknown music。anteroomとゆうおしゃれなホテルのレストランを借りてのライブを実現させていただきました。
競演していただいた東京gustave coquiot
名古屋のroom501とyok
京都はたゆたう先輩と筆谷さん照明チームとPAオギノ

本当にご協力いただいた方々ありがとうございました。
下の記事でどのようなモノを送ったのか、また、被災地から届いたメッセージ等紹介させていただきます。
なんかしたいけどどうしたら届くんやろう?って思っている方、参考にしていただければ幸いです。


決算
寄付金500円×90枚で45000円。
(制作費CDR代金は干川より。紙ジャケ、シール等は金谷より)

送ったお菓子がひと袋840円。
11箇所56個
56個×840円で47040円
差額2040円と10箇所分の送料(クロネコヤマトで後日請求なので、正確にはわかりませんが8000円ぐらい)を株式会社 金谷正廣が負担

一期一会

全3 場所、ツアー無事終了しました。普段ライブもほとんどやらない(やれない)僕らが、今回はしっかりと準備しライブ用に編曲しありのままを表現した。等身大の僕らだったのではないだろうか。このツアーに関わった全ての人に感謝しています。そして、的外れなタイミングと曜日にも関わらず観にきてくれた人、本当にありがとう。このお返しは次の作品で。

報告:このツアーで震災の支援のためのデモCDを創って持参しました。結果、全3公演で45000円もの支援金が集まりました。大切なこのお金を義援金ではなく直接物資と言う形で、少しでもの支援になればと。具体的には金谷(カホン担当)の実家が和菓子屋やと言うこともあり、京和菓子を被災地に送ることにしました。お年寄りなどに少しでも喜んでもらえればと。随時、送り次第このブログでも報告していきます。このアプローチに賛同してくれた皆、本当にありがとう。

No quiet

いよいよ今週水曜から、半年以上遅れのアルバムレコ発始まります。
熱心に音源聴いてくれてる人でも、さすがに飽きてるだろうこのタイミングだが、震災や出産を経てたくさんの想いを背負って、改めて自分が音楽で表現したいことを再確認するために歌おうと思ってます。
とくに震災に関しては、終わりの見えないモンスターとの戦いが始まったばかりで、もはや電力会社や政府といった責任のなすりつけ合いをやっている場合ではなく(加害者はとっくに明確だから)、これまで人間が産み出してきた経済社会の膿を僕ら一人一人が責任を持って浄化していくしかない。
幼い頃から、極左な家庭環境で育ったせいもあって(現在はほぼニュートラル)こういった社会提起的問題は訳もわからないまま身近に感じていたが、自分が子を持ち、家庭をもってはじめて自分自身のイデオロギーを改めて確立する必要性を感じる。
決して傍観者になってはならない。裏で陰口を叩くだけの卑屈者になってはならない。

そんな想いから、今の自分にできる自分らしい表現行動として、 dry riverをやり始めた頃からの未発表曲、デモ曲などをまとめた音源を持参します。その売り上げを、使われかたの不透明な義援金ではなく、直接物資を送る形で震災被害の少しでもの助力になれればと。このアプローチに賛同してもらえる方、協力よろしくお願いします。このツアー限定での販売になりますが、ありのままの宅録風景がはずかし気もなく収められてるので、個人的範囲内での楽しみにしといてくださいな。では会場で。

now BGM : ugly casanova

offline p.k.

世の中の節電ムードに負けず、我が家も冷房なしの辛抱あるのみ、、、。まぁ、もともと冷房耐性が弱い体質のようでなによりだが、、、。

8/17(水)渋谷レコ発の共演者決定しました。詳細はこちら。
http://gustavecoquiot.web.fc2.com/
gustave coquiotさんです。以前から気になっていたrondadeというレーベルからリリース予定があるようで、おもしろそうな一日になりそう。そして!、もしかするともう一組スペシャルゲストがあるかも?どちらにしろ、貴重な一日を是非体感しに来て下さい。

就寝BGM : mocky / saskamodie

レコ発詳細

http://www.contrarede.com/special/drs_2.html

ついに。。。というかようやく詳細決まりました。
一ヶ月きってますが、是非聞きにきて下さい〜。
京都は娘も遊びにくるはず。東京はいまだタイバン決まらず。。。笑