日本の塗料メーカー、ドバイに進出
ドバイに日本の塗料メーカーが進出、とのニュースです。
実は、日本の住宅建材関連企業の進出ネタは、非常に興味をもってみています。
フィニッシュのあまりよろしくない物件も多々見られる中、是非日本製品を積極的に取り入れてほしいと思うのは、
日本製品びいきにすぎるでしょうか?
塗料大手、中東進出相次ぐ
塗料大手が相次いで中東市場に参入する。日本ペイントは2009年春に中東向けの輸出拠点となる工場をパキスタンに新設。関西ペイントはドバイに販売会社を設立し、生産会社の立ち上げも検討する。国内市場が頭打ちとなる中、海外展開を急いでおり、けん引役だった中国やインドに続く収益の柱として中東市場の開拓を急ぐ。日本ペイントはパキスタンに建築塗料の生産会社を新設、建築需要が旺盛な中東市場向けに製品を輸出する。投資額は15億円程度で、09年春の稼働を目指す。パキスタン国内向けにも供給する計画だ。(19日 07:00)
引用元はこちらです。
現地では日本の大手某社の「システム天井」を輸出して欲しいとの声が聞こえましたが、
その領域はあまり進出されていないのでしょうか。
モノが大きいと、いろいろコストがかかるからでしょうかねえ。
思わず笑ってしまったドバイ関連ブログ
ネットサーフィンをしていて、見つけたこのブログ。
タイトルで噴出し、中身で二度噴出しましたw
改めてみましたが、宇宙港計画も進んでいたんですね!びっくり。
実現しようがしまいが、とりあえず計画しちゃうのがドバイ流。
ちなみに、iPodビルでかなりおなかが痛かったです。
ドバイ・アブダビ・アジュマン投資スタンス
さて金融不安に端を発しての、「融資危機」については先日来お話しております。
国際不動産融資サービスを提供する銀行側も、やはり、ドバイについては危機感を感じているということが分かります。
確かにドバイはこの2年で急激過ぎるほど価格が高騰してきました。
長期的には右肩上がりになるにしても(人口動態等の外部条件より)目先の調整は(過日お話したように)想定されています。
モルガン・スタンレー予想で2010年までに10%、またアラビアン・ビジネス誌での投資家アンケートでは(出展未確認)2009年が調整年であるとの報道もされています。
とあるキャリアのある不動産投資家の言葉ですが、
「バブルをみたら飛び込んで早く逃げろ」
このブログの冒頭で書いていますが、ドバイ投資は、
- 「出口戦略を明確にした上での」投資
- フリーゾーンに居住することに意義があるという資産家のセカンドハウス
- もしくは現地で事業をお考えの方向け(家賃よりローンが安い場合)
向けといえましょう。
未だ円ローンが投資の武器として使えていた時期には話は違いましたが、
現在のように円ローンがUAE国内でのローンと比べさしたる旨味がなくなった状況下では
純粋に投資目的の方はエントリーをよくよく「数字の上で」お考えになったほうが良いように思います。
さて、それではアジュマン・アブダビはどうでしょう。
■アジュマン投資
ドバイ家賃価格高騰から、周辺地域への居住者が増えることを予想しての投資となります。
したがって、「すぐに購入し、すばやく売却」できる体制でない限りは、
- アジュマンの家賃見込み
- ドバイへの交通
- アジュマンに居住する外国人の動態等
を調査したうえでのご購入をお勧めします。
現在2BRで日本円で1800万から2800万あたりが物件価格ですので、家賃価格からROIが計算可能ですね。
アジュマンが好きで、現地での居住ビザ取得をお考えでしたら問題はありません。
■アブダビ投資
アブダビもドバイと同額もしくはそれ以上に高騰しています。物件はほぼoff plan。
ただ、相当な賃貸住宅不足ですので、賃貸用としてご購入になるのは「堅い」と思います。
ただ、既に高騰しているだけに、ROIは10%を下回る可能性はあります。
アブダビがお好きで、こちらのフリーゾーンの恩恵を享受したい富裕層の方、
またROIは下がったとしても、アブダビというUAEの「優等生の長兄」の可能性を信じる方向けでしょう。
ドバイは短期的には調整するかもしれませんが、長期的な視点で見ると湾岸諸国は非常に面白い展開を見せると思います。
万が一ドバイの不動産価格が暴落した場合は、なかなか良い「買い場」だと思いますが、
そのときは既に完成している物件の中から「質の良いもの」を選別する時代となるのではないかと思います。
金融危機でアメリカが非常にシビアな状態の今をどう見るかは、それぞれの投資家の経験とリテラシーによるところが多いでしょう。
今の状況を中東にとって追い風と見るか、向かい風と見るか・・・
年末までには短期的な結論がでそうな気がしますが・・・
これは、本ブログをお読みの皆様が、自律的な投資家として成功することを切に望んだ上での私の意見です。
どうかリスクマネージメントを中核にすえた投資スタンスで臨んでください。
(ドバイ・アブダビUAEナビ)円ローン基準改定があります
前回9月に円ローン基準見直しがあり、アメリカ合衆国投資に対して非常に厳しい融資環境となりました。
今回の緊急基準改定も、やはり先週来からの世界市場の変動を受けてのことです。
つまり特定地域というよりも、融資主体である銀行本体の問題ですね。
世界的に、どちらの金融機関も非常にシビアな状況に置かれています。
来週14日に基準の改定がありますが、それまでに融資枠のみお考えの方は、仮申請をなさることをお勧めいたします。
ご連絡先はこちらから。
また、アメリカの借金時計、凄いことになっています・・・
米国の「借金時計」が桁不足、応急処置で表示
10月11日16時0分配信 WIRED VISION
写真: WIRED VISION
これは、米国経済がどん底の状態に陥っていることを示す掲示板だ。米国政府の公的債務額を表示するこのデジタル・カウンターは、ニューヨークのタイムズスクエアの近くに設置されているが、財政赤字が10兆ドルの大台を超えたため、桁が足りなくなった。
応急措置として、デジタルのドルマークを、より安価な、デジタルでない表示にして、余計な「1」を詰め込めるようにした。
APの記事によると、この「借金時計」を造ったダースト機関(Durst Organization)は、近い将来、桁を2つ増やして、1000兆ドルまで表示できるようにすることを計画しているという。
困ったことだ。
この掲示板は、2兆7000億ドルという当時の公的債務額を市民に警告するために、1989年に[マンハッタンの不動産業者だった故シーモア・ダースト氏によって]設置された。
[後を継いだ息子のダグラス・ダースト氏は、政府財政が単年度で黒字化し、債務が減っていた2000年9月に時計のスイッチを一時切った(当時の債務額は約5兆5000億ドル)が、2002年に再開されていた(当時は約6兆1200億ドル)。2002年の報道では、「1秒で30ドルずつ増えている」とされている]
最終更新:10月11日16時0分
日本の借金時計はどうなってるんでしょうか・・・
(ドバイ・アブダビUAEナビ)相場の世界
本日10月10日は世界同時株安スパイラルとまらずで、朝からなかなか凄いことに・・・
寄り付き前の先物の気配を見て「うわっ。SQみたいな数値っ」と思っていたら、そういえば今日はSQでした。
現物長期保有スタイルの方には、この2週間は大変な時期だったのではないかと推察します。
10日ワシントンで開く先進7カ国財務相・中央銀行総会会議(G7)で、日本政府は金融システム不安への対応で財政難に陥った新興諸国に対し、緊急的な融資制度を国際通貨基金(IMF)に創設するよう提案する。米国発の金融危機の拡大に歯止めを掛けるのが狙いだ。
銀行などへの公的資本の注入が相次ぎ、財政が行き詰まる恐れのある国を対象に基金を活用する枠組み。中川昭一財務・金融担当相が提案する。融資の原資には、IMF加盟国への融資に備えた資金に加えて、日本などの外貨準備を一部にあてる考えだ。
世界の金融システムをめぐっては、今月6日には、アイスランドが金融危機に伴う非常事態を宣言。国内金融機関の事実上の国有化に着手した。ただ、大手金融機関の資産規模は国内総生産(GDP)をはるかに上回り、金融機関の支援により、国の財政を傾かせる恐れさえある。このため、同国はロシア政府から40億ユーロ(約5500億円)の緊急融資を受ける意向を示している。日本の提案は、こうしたアイスランドのような例を想定し、中・小規模国への緊急融資の制度を整える。
経営不振に陥っていた中堅生保の大和生命保険(東京都千代田区)は10日午前、更生特例法の適用を東京地裁に申請し、破綻した。負債総額は約2695億円。米サブプライムローン問題に端を発した世界的な金融危機と株安で、保有する有価証券の損失が拡大、資本の目減りや資金繰りの悪化を招き、自力再建を断念した。生保の経営破綻は平成13年の東京生命保険(現・T&Dフィナンシャル生命保険)以来7年ぶりで、戦後8件目。今回の金融危機で破綻した日本の金融機関は初めて。
同社の19年度の保有契約件数は約17万件、保有契約高は1兆2450億円にのぼるが、生命保険契約者保護機構により、支払いに備えて積み立ててきた責任準備金の90%までは保護される。同社は更生計画が認可されるまで、新規契約の獲得や、既存契約の解約・変更ができない。
午前10時から会見した中園武雄社長は「誠に申し訳なく、心よりおわび申し上げます」と謝罪。保有する株式などについて「想定外の急速かつ深刻な価値下落が進んだ」と釈明した。株式をはじめ株式投資信託、不動産投資信託、外貨建ての金融商品などが軒並み下落したという。
円ローンの融資基準の見直しがどういった形で行われるのか、非常に気になります。
ローンをお考えの方は、早めにご連絡くださいね。
(ドバイ・アブダビUAEナビ)日本製といえば?
1990年ごろ、頻繁にイギリスに遊びに行っていたことがありましたが、日本と中国の区別がついていない方が沢山・・・
そして、かろうじて日本を知っている方は、おなじみ、
「フジヤマ・ゲイシャ!」
なるフレーズが必ずでてきました。
ちょっと日本にいったことある方でしたら、
「テンプラ、スキヤキ」
かな?
下宿先の子どもさんは親切にも、
「これはテレビです。遠くから電波が飛んできて、画像をみることができます」と言われました(汗)
しかも、日本製テレビ・・・(大汗)
ちなみに、中国人の友達は、数年前初めてアメリカに行ったら、
「これはチョコレートです。食べると甘いです」といわれたそうですw
そして2001年ごろ、ちょこーっと欧州を数ヶ月ほどブラブラしていましたら、やってくる方みなさん「アニオタ」(汗)
日本のアニメが既に世界を席巻していたようで、フランス人の友人の子どもににポケモンのフィギュアをプレゼントしたら、
「ごめんなさい。でも今学校で禁止されているの」と、取り上げられてしまっていました。
フランスで小学生の子どもをお持ちの親御さんは、非常に高い割合で柔道を習わせていました。
さて、最近。海外に出張しましたら、「あら、日本から来たの?日本といえば・・・和牛ですよね?」ってな反応が多く見られました。
日本のイメージも大分かわってきたなあと、初期のフジヤマゲイシャ時代から18年ほどですが、感慨深く思い出します。
で、ドバイ。
日本といえば・・・やっぱり車!本当に日本車が多いですよね。
しかも・・・綺麗だ・・・新車ばかりなのか?
新聞屋さんでレジを担当していた青年が「日本で働きたいんだけど」と話しかけてきました。
「父は1990年ごろ日本に出稼ぎにって、かなりの資産を築いたんだ」と彼は言います。
「ドバイはあまりにも物価が高すぎる。物価が高くて、賃金は安い」
「日本は労働者不足なセクターもあるから、確かに働くにはいいと思うよ。でももうあの頃の日本じゃないんですよ。
また景気は後退しているし、昔に比べたらましだけど、外国人に慣れていない人も多いよ。不愉快な思いをするかもしれないよ」
私はこう答えたのですが、確かにそういった面はあるかもしれないけれども、日本は家賃も安いし、仕事が見つかればここよりは収入はいいはず・・・
就労ビザの申請に特化した事務所を持っている友人を紹介してその場を去りましたが、外国人労働者の流出・・・これは早期に対策を講じなければ、
この先数年でかなり深刻化するだろうなという印象でした。