ペペ・トルメント・アスカラール・パッパルデッレ

今日はオーチャードホール
菊地成孔ペペ・トルメント・アスカラールのライブ。
ペペを観るのは去年の歌舞伎町クラブハイツ以来、
年末恒例のこのホールコンサートは初めてだったのだが
今までの集大成的な内容になると聞き期待しまくり。


間に20分休憩を挟んで2時間+MC30分
(菊地さん喋らないはずだったのに結局喋り過ぎ)
+アンコール30分の3時間ほど、どれもこれも素晴らしくて
特に休憩あとの後半戦はちょっともう言葉にならないくらい。


僕は菊地さんのプロジェクトの中ではDCPRGが一番好きで、
またああいうバンドが結成されるのを切に望んでいたのだが
今日のペペ後半の演奏を聞きながら、
もう充分にその欲求は満たされているんじゃないかと思った。
そこに流れているのは猥雑な南米JAZZでも甘くて苦いタンゴでもなく
純然たるダンスミュージックだった。
DCPRG的なものへの渇望の終焉。ゼロ年代ももうすぐ終わるし。



コンサート後、お腹もすいたので
桜丘のダイニングバーet sonaでディナー、
相変わらず何を食べても美味いのです。
最近は混んでるって聞いてたけどその通り満席。


いろいろ喋ってたんだけど、
気づいたら周囲で同業者、同業界っぽい会話が飛んでいる。
迂闊なこと言えないと思ったときにはすでに遅し。まあいいか。
帰りにご主人に聞いたらほとんどオーチャード帰りのお客さんだったようで
みんな考えることは同じ、ということか。





あとで追記して書くかもしれませんがひとまずアップ。

星間飛行・Rock’n Rouge・抑圧

マクロスって今流行ってんの?
25周年とか映画版とか。


その筋の人からしたら本当にいまさらなのだろうが
マクロスF」のテーマ曲、『星間飛行』という曲が良すぎて一昨日からエンドレスリピートなのです。
アニソンに縁のない僕ですがこの曲には完全にノックアウト。
タイトルから曲調から歌詞(松本隆先生の詞だ)まで80年代アイドル歌謡曲エッセンス満載で
そっち方面大好きな僕みたいなオッサンホイホイぶりがものすごい。
事実、2008年のアニソン界ではものすごいバカ売れしたらしく
リバイバルアニメの劇中アイドルに歌わせることで
正調アイドル歌謡曲が現代でも売れる、という非常にねじくれた状況(笑)



イントロ。8分のシンコペーションで刻んでいくアタックの強いストリングスで
一曲通してそれが基底リズムで流れているってのは
松田聖子の名曲「Rock'n Rouge」を彷彿とさせる。というかそっくり(笑)
(「Rock'n Rouge」はギターで刻んでいくのだが)


この曲、Aメロの終わりがちょっとひねくれたメロディになっていて(部分的に転調してる)
いわゆるアイドル歌謡曲だと「ここから盛り上がる!」ってところで一旦抑えられるのね。
(「♪青い電流」とか「♪あなたが好きよ」のところ)
その「アゲ」の抑圧のところでディープ・パープルの
「Smoke on the water」のギターリフが引用されてて
抑圧とロックギターっていう妙な異質感。
で、Aメロの抑圧が2回あって、鬱憤がたまったところで
Bメロに入ってサビ前の「キラッ☆」が効きまくりなのです。
ここで「キラッ☆」って松本先生の素敵すぎる感性。
って、ここにやられてしまう僕はヤバイのでしょうか(笑)


ちなみに「星間飛行」も「Rock'n Rouge」も松本隆の詞ですね。
いろいろ狙ってるんだろか。
というかアイドル歌謡曲といえば松本隆というのはやはり鉄板なのだ。


ネットでざっと検索したけど
「Smoke on the water」のリフに関してはみんな言っているけど
この2曲の相似についての言説はあんまり見当たらなかった。


「Rock'n Rouge」

twilog

twitterのつぶやきを1日分ずつまとめて
こちらのブログに載せていたのだけれど、
結構めんどくさいのとtwitterのログだけで埋まってしまいそうなので
twitterに関してはtwilogというサービスでまとめ読みできるようにしました。


http://twilog.org/AECTKD


左のbookmarkから飛べるようになってます。


最近は日記の更新頻度ガタ落ち、ほとんどtwitterでつぶやいているので
やっている方はフォローご自由にどうぞ。


http://twitter.com/AECTKD

twitter diary

  • 14:44  ヨーロッパ各地の美しい図書館を撮影した超豪華本。限定400冊だそうな RT @isaotter 世界の図書館の写真集!80万円なり!http://www.templesofknowledge.com
  • 15:50  最近やたらとラモーンズを聞いている。Needles&Pinsはジャッキー・デシャノンのもサーチャーズのもいいけれど、ラモーンズのが一番好きだ。青臭すぎて泣きそうになる



  • 17:50  縦書き/横書きが、読み/書きにどれだけ影響を与えるかっていうのは検証されてるのだろうか。経験的にはものすごい違うのですが RT @solar1964 しかしどこかが「縦書き」のtwitterクライアントをつくってくれるなら、ためしに使ってみたい。急に文体が変わるかも知れない
  • 17:54  なるほど RT @takashimt 倉庫で本を扱ってると「紙の本ってすぐに汚れるのにこんなにきれいな装丁にしちゃって」といつも思う。掃除道具持参して棚拭いてるけど、翌週にはほこりが。いっそのこと製本所の段階でシュリンクできればどれだけヤレ本が減らせるかと。
  • 20:22  雨の日のつぶやきは面白いものが多いような希ガス
  • 20:26  しまったハズレ席。隣のリーマン2人組が煙草ぷかぷかモクモクなう。
  • 20:59  こんなに科学が発展してるのに匂いと副流煙の出ないタバコは作れないのかい!
  • 20:59  こんなに科学が発展してるのにACアダプターは小さくならないのかい!
  • 22:09  RT @stylishidea 新聞/雑誌のコンテンツ、80%のユーザーが「有料だったら読まない」 http://www.computerworld.jp/topics/user/167749.html

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twitter diary

  • 12:45  ぬるま湯と固形石鹸で本当に念入りに手を洗うと、手が軽くなった気さえする。実はこんなに汚れていたんだと気づいて風邪予防にもなるというライフハック
  • 13:32  全面的に同意! RT @himanainu_kawai 世界は無駄なディテールで溢れている。私はそれらを愛している。
  • 15:37  仕事場の近所なのでこのビル気になってました。RT @npocat 貴重な情報ありがとうございます! RT @karannkarann @npocat 松岡九段ビル。だいぶ改装してあります。昔のままのフランス式窓が残っているのはN画廊の部屋だけって聞きました。
  • 16:05  『考える人』で内田樹さんも書いていたが、書名/ジャンル/作家などでの書籍検索と、「白っぽい表紙のいい手触りの本の後ろの方にグっとくる名言があったんだけどこの本棚の右上あたりになかったっけ?」という書籍検索があって、実生活では後者の方が多いということには目を向けるべき
  • 17:02  へー、緑のロゴって案外少ない RT @taguchi 良い資料ですな。企業ロゴの色別分布。青多いなー。 http://bit.ly/UHhI3
  • 17:11  企業ロゴに青が多い理由:通常、ロゴは特色インキで刷ることを想定するので、普通のオフセット4色の印刷で出にくい「発色の良い青」でアイキャッチの度合いを高めるため。ってのもあるのかなーと。単純に青が爽やかでクリーンなイメージっていう理由な気もしますが
  • 17:26  松岡九段ビルについて調べたらこんな記事。僕の仕事場のこんな近所にあったとは。 www.j.mp/3Vbon1 「アップルコンピュータジャパン」という社名になる前「アップルジャパン」の設立準備オフィスが松岡九段ビルにあった。
  • 19:16  うわ!しょっちゅう言っている! RT @himagine_no9 「初めて会った気がしませんね」がネット時代の合言葉
  • 21:25  あぶない。ティッシュでメガネを拭いてからガムを吐いて捨てようと思ったら、ガムを吐いてからメガネを拭こうとしてしまった。

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twitter diary

  • 04:51  Twitter社会論読了。 twitter始めて2ヵ月くらいの間に感じたことと @tsuda さんの感想が重なる部分多し。っていうかハマる人はみんな同じなのかも。それがTwitterのアトモスフィアを形成してる。
  • 04:52  あと、あまり言及されてないけど、新書サイズ・明朝体縦書きっていうフォーマットにtwitterのつぶやきを入れ込むと全く違った印象になるな、とデザイナー的視点。そもそもTwitterって単語を縦に組むとものすごく字面が悪い(笑)
  • 12:48  RT @solar1964 ちなみに堀江敏幸の『雪沼とその周辺』の登場人物の名には、小木曽さん(オーギュスト・デュパン)、小留知さん(オルツィ)といったミステリ好きにはたまらない隠し味があるのだが、あまり気づかれていない。
  • 23:38  RT @gabin 土日は二週間に一回でいいんじゃないか。
  • 23:54  Twitter社会論のイベント行けず。ハッシュタグ #tsubusha 見てると面白そうだったのに。しかも本の感想をイベント前夜の明け方というあまり人目に入らなそうなタイミングにつぶやいてしまった。

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  • 00:50  タモリ倶楽部「知られざる書体の世界、フォントにあった怖い話」終わった。やっぱりこんな企画が通るってのはいい番組だなあ。なぜホラー仕立てなのかは謎(笑)
  • 00:55  芸能人フォント、といえば思い出すのは写研の「ルリール」という、おニャン子クラブ永田ルリ子の筆跡をもとにして開発した丸文字書体(フォントではないけど)。誰も使わなかったし印刷されているのを見たこともないけど。永田ルリ子、覚えてる人いるのかなあ。
  • 01:01  ルリールについての記事発見!フジが版権を持ってるのも「めざましテレビ」の「きょうのわんこ」に使われてるのも知らなかった! http://bit.ly/18FRvT
  • 01:03  あ、ちゃんと読んでなかった。「きょうのわんこ」は違う書体のようです。
  • 01:40  TTEのセミナー今回も良かった。メディアとして何かを発信することと、個人の「熱」の交差。結局、人の想いを人に届けるということが大切なのだ。 RT @saul_ueda 新井さんの編集人生の幸せな時間を心地よく共有して頂いた、それはそれは幸せな時間でした。自分もいつか人と…
  • 13:55  娘と二人で近所の公園なう。
  • 17:06  RT @numabooks 本気で書くなら書くで140字と短いから隅々までことばを意識しても時間がかからず投げっぱなしにするならするで「つぶやき」という前提が共有されてるのが予防線になるというのが今までブログとかに躊躇してた(主に物書きの)人をtwitterに向かわせる理由かも
  • 17:24  ベランダにて夕焼けきれいだなーと見とれてからtwitter開いたらみんなが同じ事書いてた。

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