Les Yeux Ouverts

〜TとYの冒険譚〜 (サタンのタンゴ 〜くらいよに どこからともなく きこえてくるよ〜 改め)

歩き始めの日々

歩き出してからの1か月の成長は、今までとはまた全然違っていて、赤ちゃんから幼児へと変身していく日々だった。

顔つきも、興味を持つ対象も、行動も、気がついた時にはだいぶ変わっていた。

そしてある日突然、ずっしりと、重くなっていた。

1才も、面白い!

1 an

Yが、1歳になった。

1年前のことをTは思い出す。

1年前の朝早くには、分娩室で唸っていた。

1年前の正午にも、まだ唸っていた。

長いことかかって陣痛が強まり間隔が狭まって、1年前の午後1時半過ぎにやっと、いきんでいいよと言われ、たった2回、全力でいきんで、Yは生まれた。それから1年。

これまでの1年のことも思い出す。1日ごとに全然違う様子や表情を見せてくれたYとの日々。

猛スピードの成長は、今も継続中。また楽しい1年になりますように。

11ヶ月の終わりの様子

まんま、ばあ、ときて、じぇじぇ、じぇじぇじぇ、最近よく言ってる。ひとりでなんかしゃべってるような聞き取り不能な発話もするようになった。

立って、歩いて、あっちこっちの棚から物をひっぱりだしては、吟味して、開けて、引っ張りだして、噛み付いて、なめて、の繰り返し。大変だこれは。

 

繰り返し

年末年始、Mの実家にて従姉妹と電話のおもちゃで遊んでいるうちに覚えた、「もしもし」のポーズ。あまりにかわいくて喜んでいたら、その後、1日に何十回もやるようになった。朝起きたときから、夜寝る前まで、何かというと、もしもし、もしもし。

さらに、おじぎして、こんにちは、こんにちは、のポーズも、やりだすと、壊れた人形のように何回もやる。けど、もしもしほどの頻度ではない。

Yの1才訪問に来てもらう。落ち着いた、育てやすい、いい子だね、とまたも言われる。実際Yは本当に1年間に渡ってとってもいい子だった。

迎春

12月のうちに、1、2歩なら前へ足が出るようになったY。かに歩きなら数歩いけてたのが、元旦に、Mの実家で、ついに前へたたたっと行けるようになり、2日目にはTの実家でも。どちらもキッチンの辺りでだったのが面白かった。

2日の間に、親戚中にかわいがってもらって、すごい人気者の幸せなYなのであった。

たまご

今日はうっかり、たまごを追加していたのを忘れて、鍋の残りのおじやをYに食べさせてしまったところ、食べた後しばらくしたら、首の周りにびっしりじんましんが出てしまった。そうとう痒いようで首や耳をひっかきまくったあげく、聞いた事のないような声を上げて、ほんとうにかわいそうだった。なんとか眠らせて、2、3時間経って起きたら、はれもひいて、いつものYに戻っていたので、一安心。でもこれは恐らく、たまごアレルギーだなと結論。白身が半生だったかも? わるいことをしてしまったなあと思う。たまご恐るべし。しばらくは食べれないね。

11ヶ月

11ヶ月になったY。あと一ヶ月で0才も終わるなんて、あっというまの一年だ。

最近の成長の様子はというと、相変わらずの伝い歩き、つかまり立ちがメインで、たまに手放しで立ってる。ちょっとだけそのままかに歩き。でも前に一歩はまだ出ない。

絵本をぱらぱらめくれるようになったので、1人で遊んでいる時、絵本を見ている時間が増えてきた。遠目に見ていてもかわいいし、時間が稼げるので助かる。

椅子にじっと座っているのがいやになってしまい、離乳食、停滞中。それでもなんとか立ったまま食べさせている。