もやしもん 4―TALES OF AGRICULTURE (4)/石川雅之
- 作者: 石川雅之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/12/22
- メディア: コミック
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ゴスロリがケイだとは気づいていたが、まさか沢木とキスするなんて…!
沢木のことが好きだったなんて…!
週刊石川雅之の第1話目のノリを思い出してしまった…!
ノルウェイの森について
去年のクリスマスに読み終わったのに、読み終わった後のモヤモヤ感ってのが未だに残ってて、夜寝る前とか風呂に入ってるときとか、一人でボーっとできるときに、ぐるぐると主人公のワタナベの周囲のことについて考えると、キリがない。
まず突撃隊についてなんだが、学校に来なくなったのは、たぶん、病院に入れられたか、自殺したかなんだろう。いなくなるまえに蛍をくれたのが印象的だった。また、ワタナベの会話のいいネタにされ、本編中でいらなくなったらフェードアウトさせられるあたり、扱いが都合よすぎてかわいそうだった。
そして、不覚にも物語の最後、レイコさんとワタナベが寝たときの描写には、マジで興奮してしまった。作品中のどの濡れ場にも反応しなかったんだが、ここだけなぜか反応してしまった。なんだか生々しくてとても良かった。なぜなんだろう、直子の手コキにはいっさい反応しなかったのに。
最後にワタナベがミドリとレイコを選んだことには安心して涙が出そうになった。んでまた最初っから読んでみたら、直子はワタナベのことを愛していなかったというくだりを思い出した。直子はワタナベと初めて寝たこと、寝たときに濡れたことを後悔しているようにみえる。多分、直子は死を選ぶことによってキズキとの絆を確かなものにしたんだと思う。それはワタナベを愛していないことへの証明にもなった。ワタナベにとってそれはとても悲しいことだったんだと思う。それでもワタナベは生きることを選んだ。
でも、レイコさんはどうかわからない。ワタナベと寝たことでいったんは生きることを選択しているが、将来、もしかしたら旭川で自殺することを選ぶんじゃないかと思い、悲しくなった。文章はあっさりと読ませてくれるんだが、物語は奥が深すぎていくら考えても終わりがなくて夜もなかなか眠れない。
ぼくらの 6 (6)/鬼頭莫宏
- 作者: 鬼頭莫宏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/12/26
- メディア: コミック
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さすがにもう半分以上のパイロットが死んでるので、自分が死ぬことに対してうろたえる子供がいない状況。前半はキリエの会話がメインで、漫画とはいえ、子供が戦う理由について真剣に考えている姿をみると、自分がだらだらと生きているのが恥ずかしくなってくる。あの畑飼ですら、信念がある分、自分と比べるととても立派な大人のように見えてくるから不思議。後半も、コモが自分の死をあっさり受け入れてて、死ぬ前の心境というのが上手く表現されている。
咲-saki/小林立
- 作者: 小林立
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2006/12/25
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三度の飯より麻雀と漫画が好きな俺なんだけど、麻雀漫画は買ったことがない。天牌、むこうぶち、リスキーエッジ、オバカミーコとか好きな麻雀漫画はあるんだが、なかなか全巻揃って売ってることがないから、まぁこれから買うことも無いんだろうな〜って思ってたら、たまたま本屋でこれが売ってたので買って読んでみた。
まぁ、麻雀漫画のふりをした萌え系漫画だな、これ。主人公の通う学校の制服はスカートが短く、スカートと足の境目にお尻の肉がちらちらみえるほど。でも一切パンチラはないという作者の妙なこだわりが見える。そしてほとんど何の脈絡もなく、雀荘でメイド服を着てメンバーのバイトをさせられる主人公とその相方。
はっきりいって麻雀に絶対的な強さなんて存在しないと思うが、この漫画の中では存在する感じ。麻雀の強い人間を議論するのは無駄だと思う。主人公の特殊能力は、全局を通じてウマも含めプラマイゼロで調整するってもので、本気で打ったらマジで強いらしい。しかも必殺技は嶺上開花での和了。これは、麻雀好きが初めて買う麻雀漫画じゃないね。絵はかわいらしいので、オタク向けかねぇ。
School Rumble 15巻/小林尽
- 作者: 小林尽
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/12/15
- メディア: コミック
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沢近がだんだんと播磨側に流されていく。もはや自分が本当に播磨のことが好きなのかどうかは置いといて、周りに流されていってる姿が面白い。沢近・八雲が段々はっきりと播磨のことを気に掛けるようになって、ここにきて人間関係が緊迫してきた?
烏丸の転校もそろそろだし、クライマックスへまとめにかかってきていると思う。
よつばと! 6巻/あずまきよひこ
- 作者: あずまきよひこ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/12/16
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さっそく自転車を使って風香の学校に忍び込んだり、怪我したりしてとーちゃんに心配され、こっぴどくしかられてた。風香が副会長と呼ばれてたのはちょっと意外だった。
この巻でも風香のくだらないギャグと、あさぎのツッコミが冴え渡っていて爆笑。そうか、風香はお父さん似であさぎはお母さん似なのか…!!。しっかし、風香はいつみてもかわいい。この眉の太さ、二の腕のたっぷり感、足の健康的な太さは全てが素晴らしいね。