カフカは結構ダメ人間

"結核はひとつの武器です。ぼくはもう決して健康にならないでしょう。ぼくが生きている間、どうしても必要な武器だからです。そして両者が生き続けることはできません。"―カフカ(婚約者への手紙)

この発言、「病気のおかげでもう働かなくてすむ!!結婚して子供育てなくてすむ!!」という意味合いらしい。そのあと女遊びに興じ、小説も書かなくなる。しかしフられて絶望しては書き、病状が悪化したら書き...の繰り返し。カフカが身近に感じられるエピソードでした!!!

NHK『100分de名著』カフカ第4回「弱さが教えてくれること」より
100分 de 名著

家族という呪い『ザ・ファイター』

ザ・ファイター コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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 家族とは呪いである。これは悲観的に見ると「家族を疎ましく思っていたが離れられなかった次男の話」「そして結局は彼も家族の一員だったという話」。家族っていうのは足枷のようについて回る存在で、それを断つのはとてもとても難しい。 だけどそれは良いことなのか? 悪いことなのか? ...結局断言はできない、微妙な、歪みのある関係が家族です! 家族賛美にも家族否定にもいかないところが良かったです。好きです。

ハーバード大学からコッポラまで! MOLESKINのカスタムエディション


手帳ブランド MOLESKIN。
スヌーピーLEGOスターウォーズなんかのhttp://www.moleskine.co.jp/Online-Shop/Limited-Editionsは有名ですが。

店頭では見かけない、オーダーメイドのhttp://www.moleskine.co.jp/Custom-Editionsも豪華な顔ぶれ。
ハーバード大学ティム・バートン、フランシスフォード・コッポラ、Adobe..。

イイネ!
日本大学版も欲しいなあ。

しかしコッポラの「パイオニア。予言者。アメリカ映画界のゴッドファーザー。作家。天才。」って説明、凄い。
http://www.moleskine.co.jp/Custom-Editions/stories_ffc

さいきん見たえいが(佳作)

英国王のスピーチ』:ドイツに対する宣戦布告スピーチのBGMがベートーベンで吹いた。それドイツさんの曲や…!
ドラゴン・タトゥーの女フィンチャー版)』:脚本の穴が気になる。『SAW』の「(この人トイレどうしてたんだろう…)」って感じのw。結構楽しめるけど、ルーニー・マーラーお披露目作品。それだけでも価値がある。映画自体は、原作の2要素・「ミステリー」と「ジェンダー問題」両方を踏襲しようとしてどっちつかずになってる印象が残る。
『ツーリスト』:アンジーにダマされて殺されそうになったのになにも気にしてない体でアンジーに惚れるジョニデが萌えアニメの主人公みたいだった。戦うヒロイン・守られる主人公の萌えアニメw。意外にも古典映画好きに薦めたい一本。豪華スター同士のドンパチなら『ナイトアンドデイ』。