翻訳: Sergey Brin: No office suite…for now

上で訳した Brin インタビューを最初に紹介したほうの記事の翻訳です。

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Sergey Brin: No office suite…for now / Sergey Brin: Office ツールなどない...今は

Google の共同創立者 Sergey BrinWeb 2.0 会議にゲスト出席した。John Battelle が司会する談話の途中で、Brin に対する質問として、'Google Office'、Web ベースの製品一式はいつ出てくるのかと聴衆のひとりが聞いた。Brin の回答は以下のとおり: 「前の世代の技術をそのまま取り出して移植し、「Web で Ajax で動くミニコンピュータでございますよ」と言うことに意味があるとは、わたしには思えません。( Microsoft ) Office がどうだと言いたいのではなく、Web や Web 2.0、これがあなたの呼びたいものだとしてですが、それらが従来の Office やその他のものより新しくてより良いことができる機会を与える、とわたしは考えていると言いたいのです。( Office 製品を出すことについて ) わたしたちは何の計画ももっていません」

続けて、Web ベースの良いアプリケーションは急激に現れるし、Google もそうしている、ドキュメント作成に関わるしごとは、今日よりもずっと便利になるだろう、と話した。これは Google が何らかのものを作るか、買収するかも知れないように聞こえ、Brin によると Google に与えられた目標のひとつはひとびとが長い時間をかける e-mail のような作業に影響を与えることだ。

Brin はまた、どういった分野に Google が立ち入らないのかも質問された ( たとえば、Google はちょうど新しい RSS reader を公開しており、それはすでに業界の一部を騒がせている )。「わたしたちが成功したことの多くは、偉い人がこいつはいいアイデアだ、と言ったようなこととは関係がありません」Google で発明に時間をかけている多くのスマートなひとたちを抱えて、Google が手つかずのまま放置するような分野は、それほど多くはないだろう。

翻訳: Sergey Brin unplugged at Web 2.0

下記の翻訳は、CNET Japan の 江島健太郎さんの記事で見つけた ZDNET の英文記事の翻訳です。Google CEO の Sergey Brin が 2005/10/05 の Web 2.0 会議に出席したときのインタビューのものです。


「ビッグビジネスは自分たちの得意とするところではない」とおっしゃっていますが、Youtube の買収などあった 2006 年末の今から見ると、一年でずいぶん変わったものだと感慨にふけります。


誤訳や誤字脱字がありましたら、お知らせくださいますと幸いです。

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Sergey Brin unplugged at Web 2.0 / Web 2.0 でのオンラインでない Sergey Brin Sergey Brin アンプラグド at Web 2.0


Google Office の製品一式についての Sergey Brin のコメントは、すでにブログに載せた。ここには Web 2.0John Battelle のインタビューに応えた彼の他のコメントをいくつか引用しよう。

スタートアップ
Google の一番の成功要素は運です。研究生だった頃、わたしたちは心のままに進んでおり、やがて、自分たちが役に立つ物を作ったことに気づき、もっと強い影響を与えたくなりました。コードをオープンソースにすることや大学と協力することを話し合いましたが、それは難しいことでした。コンピュータの使用料金を求められたからです。支払うためのお金が必要でした。
ユーザ作成のコンテンツとコミュニケーション
わたしたちが集中していることは、ユーザが多くの時間をかけていることで、自分たちが影響をもてることです。例えば e-mail のような。自分が次の世代を予測できる最善の人間であるかはわかりませんが、コミュニケーションを改善するためには、明らかに多くの手だてがあります。Google Labs に多くのものを置いている理由は、予測することがむずかしいからです。もし何年も前に Wikipedia をわたしが提案したとしたら、だれも、わたし自身も含めて、それがうまく行くとは言わなかったと思いますよ。
Google が Yahoo や IAC, AOL のようにユーザ作成およびプロ作成のコンテンツに焦点を当てること
わたしたちが確信していることは、ユーザにコンテンツへのアクセスを与えることであり、生み出すことではありません。Google の株式銘柄を検索すれば、最初に見つかるのは Yahoo Finance のリンクでしょう。人々をちょうど良いサイトへ導くことを望んでいるのです。独自のコンテンツを作って Google サイトにとどまってくれるように努力することなど、まったくありません。彼らを送り出したいのです。
ビデオサーチ
ひとびとはビデオ情報の品質を低く評価しています。なんであれ科学的な疑問について Discovery Channel や Nova show をあたれば、驚くほど高い品質のコンテンツがあります。フォーマット ( テキスト、オーディオ、ビデオ、そのほか ) は問題ではありません。そのためのお金や手間がキーなのです。もっとも良いコンテンツは、往々にしてビデオから現れます。検索可能にすることでそれらを解き放ちます。あなたが "X" というテーマについて知りたいときなどですね。ビデオの良い検索によって、ひとびとはもっと良く教養を得られます。
Google はいまやポータルサイトで、その点では第四位だという、Yahoo CEO Terry Semel のコメント
わたしが ( Semel のコメントを ) 読んだところでは、わたしたちを負け犬とも呼んでいました。( 以下、Brin は彼のコメントについて横道にそれ、Yahoo と Google の食堂を比較しはじめる )
MSN チーフの Yusef Mehdi が Microsoft を負け犬と呼んだことへの反応
もしわたしたちが第四位で Microsoft が負け犬なら...いや、これは飛ばして (笑)。技術の点でリーダーと見なされるほうが興奮しますね。ビッグビジネスをすることや、巨大なプラットフォームを作ることや、そのほか多くの Microsoft が得々として楽しんでいることについては、わたしたちはナンバーワンではありません。しかし、技術の点からすれば、わたしたちがリーダーです。
Google の評価額と検索市場の価値
わたしは査定の専門家ではありません。会社の価値を計るには複雑な方法がいくつもあります。検索市場でのシェアに関して思いますに、多くのひとがわたしたちの製品を使ってくださり、主に口コミで広がっていることに喜んでいます。わたしたちはわずかな宣伝活動や提携しかしていませんが、みなさんは検索を体験することで、集まり、とどまってくれています。
Google の "すっきりした" 画面を保つこと
すっきりしたままでいられることをわたしは強く望んでいるのですが、明らかに、ほかの種類の製品が、必要にせまられて、調査対象となっています。Gmail は e-mail をうまく管理する手段がないことにわたしたち自身がいらいらしたことから生まれました。業界が見落としてきた分野はいくらもあり、90 年代後半の頃の主なポータルサイトにあった検索エンジンの品質や関連する事柄も同様です。わたしたちは豊富な技術、インフラ、帯域をもっており、そういった見過ごされた分野での手助けができるようになっています。ほんとうはできるのに、うまく立ち回れないことがわたしたちにはあるものです。
開発対象を選ぶこと
フィードリーダーに何が起こるのか、わたしにはわかりません ( この日に Google Reader はリリースされた )。ですが、Gmail の歴史から見て、この分野での M&A や投資活動は活発さを増しています。小さなサイトはお金を稼がなければいけないもので、わたしたちも最初の頃は正しいプラットフォーム ( Google AdSense ) を見つけ出すのに長い時間をかけたものです。わたしたちが目指した大きなもののひとつは、オンラインビジネスを生み出し、持続させることでした。この点はじつにうまくやってこれたと思いますよ。
Google Office
前の世代の技術をそのまま取り出して移植し、「Web で Ajax で動くミニコンピュータでございますよ」と言うことに意味があるとは、わたしには思えません。( Microsoft ) Office がどうだと言いたいのではなく、Web や Web 2.0、これがあなたの呼びたいものだとしてですが、それらが従来の Office やその他のものより新しくてより良いことができる機会を与える、とわたしは考えていると言いたいのです。( Office 製品を出すことについて ) わたしたちは何の計画ももっていません。

英単語カードを作る

単語の学習を続けている。Rank 1 の不明だった 180 語はだいたい覚えた。繰り返し復習しないと忘れてしまうから、まだ油断はできない。

単語を覚えるためにカードを作っている。75 mm x 125 mm のカード一枚にひとつの単語を書く方法だ。「TOEIC テスト 900 点 TOEFL テスト 250 点への王道」( ダイヤモンド社 ) に載っていた方法だ。

これが、なかなか具合が良い。

学生のときは単語カードを作ったことがなかった。ノートやちらしの裏に単語をひたすら繰り返し書いて、むりやり覚えていた。これは効率が悪い。復習がしづらいからだ。覚えたつもりでも、すぐに忘れてしまう単語がある。一方で、いちど覚えるとなかなか忘れない単語もある。それらを区別する方法がなかった。

カードを使って、以下のようにして単語を覚えている。

  1. TOEFL 頻出単語リストから、自分が知らないものを抜き出す
  2. カードの左上に単語を書き出す ( 一枚にひとつの単語 )
  3. アクセントの位置も書く。発音に自信がないものは、発音記号も書く
  4. 単語を辞書で調べる。例文を書く。ここがポイント。例文は必ず自分で作る。辞書の例文を写さない
  5. カードには日本語での意味は一切書かない
  6. 覚えにくい単語なら、単語の意味をイメージした図を描く
  7. カード左下に作成した日付も書く

ここまでがカード作成。つぎにカードの使い方。「カードテスト」と呼ぼう。

  1. まずは 50 枚くらいカードを取り出す。順番はどうでもいい
  2. 上から順番に、意味がすぐわかるかを調べる
  3. 意味がわかるものとわからないものに分ける
  4. 意味がわからなかったら、カード右上にマークをつける。わたしは△を使っているが、なんでもいいだろう
  5. わからなかったカードだけを集めて、カードテストを繰り返す
  6. まだ意味がわからない単語があったら、単語そのものの理解が足りない。辞書でもういちど調べて、例文を追加する

これを繰り返して、180 語をだいたい覚えた。かかった時間は、以下のようになる。

  1. カード作成: 180 枚: 7 時間 ( 2 分 20 秒 / 枚 )
  2. カードテスト: 回数は 20 回ほど。1 回 2 分ほどだから、40 分
  3. 上記を平日 2 日 + 休日 1 日で実行

この方法の良いところ。

  1. すでに覚えた単語には時間をかけない。覚えられない単語に専念する
  2. テストが短時間で簡単にできる
  3. カードが溜まっていくので達成感を味わえる
  4. けっこう大きなカードなので、色々と書き込める。図も描ける
  5. アクセントや発音も書いてあるので、自信をもって記憶できる

この前の日記に書いた英語ゲームの案でもそうだけど、重要なのは「弱点をつぶす」「達成感を味わう」「手軽である」ことだ。これがあれば学習に没頭できる。これがなかったら、いやいや勉強することになる。

さて、つぎは Rank 2 だ。726 語のうち 371 語がわからなかった。51 % だ。これを何日でつぶせるかな。


CD-ROM つきの TOEFL 参考書を買って、TOEFL 模試 ( CBT: Computer Based Test ) を受けた。結果は CBT で 200 - 256 点。幅があるのは、Writing は自動で採点できないため。Writing が満点なら 256 点 ( 0x100! )、0 点なら 200 点となる。

Listening:           25 / 30
Structure / Writing: 12 - 29 / 30 ( Structure: 13, Writing: 17 )
Reading:             23 / 30
Total: 200 - 256 / 300

TOEFL の合計点数は 3 項目 ( Listening, Structure / Writing, Reading ) の平均 * 10 となる。アメリカの大学院は 250 点ほどを要求しているところが多い。あと 30 点くらい上げたい。Writing 抜きで 230 点くらい取りたい。

意外なのは Reading が Listening よりも低いこと。自分では Listening のほうが自信がないのに。Reading 対策はどうしようかな。TOEFL は問題のパターンが決まっているようなので、Reading 専用の問題集でも買おうか。


TOEFL 模試のために買った本が「TOEFL TEST 対策 実力完成模試 300」( テイエス企画 )。読みにくい本。読んでいてイライラする。

  1. 字が小さく、行間がせまい
  2. 概要の説明がない。細かい話からいきなりはじめる ( TOEFL には 2 種類ある。PBT と CBT だ...という説明がない )
  3. 略語の説明なし ( CBT って何の略だ? それすら載っていない )
  4. 章の順が意味不明。CD-ROM の使い方、TOEFL 説明、受講者の意見、ライティング対策 ( 模試第一回、二、三 )、模試第一回解説、二、三
  5. トフルゼミナールという著者が経営する専門学校の生徒の点と合格した大学の表が載っているけど、これを見てどうしろと? 大学入試の合否を決めるのは TOEFL だけではあるまいに
  6. 卒業生のご意見が紹介されてて、「200 点に上がりました」とか書いてあるけど、元が何点だったのか、何ヶ月で達成したのか不明。フォーマットを統一してほしい ( 最初の TOEFL 点数、現在の TOEFL 点数。勉強開始時期、最後の受験時期。年齢 )

TOEIC 900...」や「TOEFL テスト英単語 3800」( 旺文社 ) が良い本なので、悪さが目立つ。もともと CD-ROM 目当てで買ったので、本文を読む気はあまりなかったから、害はないのだけど。

JavaScript に早くも及び腰な件

以前、弾さんのページの JavaScript修正案を調べた。イベントハンドラの設定を setAttribute 呼び出しから、onclick への代入に返る案だ。

だが、拙案にも問題があった。IE では動くようになったが、こんどは FireFoxSafari ( MacOS X のブラウザ...だっけ ) では動かないそうだ。Safari では試していないが、FireFox で試したら動いていたのに...と不思議がったあとに気づく。弾さんは Windows をお使いではないのでは。Safari で試したということは、MacOS XFireFox で試したのではないだろうか。

となると、おなじ FireFox でも WindowsMac では違うのだろうか。そこへ Linux も関わる。おなじアプリケーションでも OS によって動きが違う。おなじ OS でもアプリケーション ( FireFoxIE ) によって動きが違う。おなじ OS のおなじアプリケーションでも、バージョンが違えば動きが違う可能性もある。

バリエーションの広さを想像して絶望する。ユーザとして選択肢が多いのはありがたいが、作る側に回ると確認しなければならないことが多すぎる。JavaScript の言語仕様はだいたいわかったが、活用場所である Web Browser の事情を理解するほうがむずかしい。

だれか、Browser の違いをまとめていないのだろうか。ついでに、その違いを吸収して統一的にあつかえるライブラリを作っていないだろうか。もしだれも作っていないなら、チャンスですよ、そこのプログラマのあなた。世界中の Ajax 指向な方々から感謝を集められますよ。わたしはこういう、なんというか、根気の必要な作業には興味を持続できないのだけど、だれか網羅的に調べるのが好きなひとが作ってくれないかな。

英単語をおぼえたい ( はずがゲームの案を作っている件 )

英語の勉強をはじめた。

わたしの英語の実力:

  1. 四年前くらいに受けた TOEIC が 780 点
  2. はっきり言って、実力不足
  3. 英文を読むのに時間がかかる
  4. 書いたりしゃべったりもつっかえつっかえ
  5. 聞き取るのがもっとも苦手

英語の勉強をはじめた理由は、海外でしごとができるか試してみたいため。はっきり言えば、アメリカのシリコンバレーで働いてみたいため。もともと洋楽が好きだし、paperbook も読めるようになりたい。映画だって字幕なしで見たい。プログラマなんだから、英文を読めるほうが資料も探しやすい。メリットはある。

そこで TOEFL を受けてみることにした。その準備をする。

わたしの弱点は語彙が少ないこと。

TOEFL テスト英単語 3800」を買ってきた。この本はランクを基本から難しいのまで 4 に分けている。

まずは、ランク 1 の基本単語 1118 語のうち、わからないものを数えた。180 語がわからない。938 語はわかった。正解率 84 %。基本単語なんだから 100 % を目指そう。


単語のリストを眺めながら、思う。英語の勉強は、もっと便利にできないものだろうか。

語彙を増やしたいのだから、以下の作業が必要になる。

  1. 単語を覚える ( 意味、発音、品詞、類似語 )
  2. 単語を使った例文を覚える
  3. まちがって覚えていた、あるいは覚えていない単語や例文を繰り返し参照する
  4. つまり、どの単語を間違えたのかを記録する
  5. 単語を覚えやすくするため、自分でも例文を書く
  6. 英語がわかるひとに添削してもらう

これらの作業を楽しくできないだろうか。単語帳を作ってひたすら繰り返すなんて、つまらない。

Nintendo DS の「えいご漬け」は好きで、けっこうやっている。あれは楽しい。でもあのソフトは dictation ( 耳で聞いて書き取る ) に特化している。もっと高機能にできないかな。どの単語を間違えたか。正解したけど、時間がかかったか。単語の例文を自分で作って記録しておき、あとで単語をおぼえているか試すとき、その自作例文もいっしょに表示する。できあいの例文よりも、自分でその単語を使って文を作るほうが記憶に残りやすいだろう。さらに、例文の善し悪しを判断したい。自作例文の善し悪しを判断するためには、ほかのひとに添削してもらえるとすばらしい。

プログラミング欲求が高まる。これらの目的を満たす学習用ソフト、というかゲームを作れないだろうか。

とくに最後の、ほかのひとに添削してもらうところができるとすごく良いソフトになりそうだ。

さあ、Web アプリを作ってみたくなってきたぞ。こういうときこそインターネットだろう、Web 2.0 だろう ( たぶん )。

最初から「だれか添削してくれ」と言っても、だれも添削してくれまい。じゃあ、まずは個人が英語の勉強をするうえでべんりなサービスを提供すればいいんだ。そこで個々人が勝手に独習してもらう。でも、その勉強結果をほかのひとも参照できるようにする。ある単語を参加者のひとたちはそれぞれどのくらいの割合で間違えるのか。どういう例文を作っているか。その例文にまちがいがあるようなら、修正案を出せるようにしてもいい。あるいは、勝手に単語の解説を記録してもいい。例文に対する得票システムを作って、気に入った例文には各ユーザがポイントを送ることができる。ランクが上の例文ほど、単語の意味を問う問題のときに出現しやすくなる。例文を作るインセンティブを高めるために、例文の作者名もつける。おっと、ちょっと待てよ。「作者」の定義はどうしようかな。たまたま最初にその例文を書いた人か? でもほかのひとが添削できることがメリットなのに、添削してくれたひとの名前は載らないのか? まあいいや。これはあとで考えよう。

整理しよう。

  1. ユーザはアカウントをもってログインできる
  2. 単語が画面に現れて、意味を複数の選択肢から選ぶ ( 英 => 日、日 => 英の両方がほしいな )
  3. 正解を表すグラフを見ることができる ( たとえば一回 10 問で、正解率を出すとか )
  4. 間違いが多い単語の一覧、あるいは回答に時間がかかった単語の一覧も見ることができる ( ここが「えいご漬け」ではできない )
  5. とくに間違いが多いものを優先して次回の出題に入れられるようにする ( 「えいご漬け」はここが人力なのがめんどくさい )
  6. 各単語にユーザは自分で例文を登録できる ( ここが特徴 )。次回にその単語が出題されたとき、ユーザは自作例文を見ることができる。

上記はあくまで個人学習の機能。ここからが、ネット独自の機能。

  1. ほかのひとの正誤率を見ることができる。より上のひとたちの記録を見て向上心をかきたてる
  2. あるいは下のひとたちを見て、自分を慰める。あるいは、いい気になる
  3. 単語問題のとき、ほかのひとの例文を表示することもできる。これができれば、例文が無限に増えていく
  4. 自作の例文に対して、ほかのひとから意見をもらえる。意見を送ることもできる

思いつく問題は、以下。

  1. 単語の難易度をどうやって設定するか? ( 投票システムでも作るか? )
  2. 例文が悪文だらけになったら学習の意味がない。最初にどうやって品質を保持するか?
    1. せっかくインターネットなんだから、例文を自動で集めてこれないかな
    2. Project Gutenberg あたりから勝手に探し出す仕組みを作ろうかな

こういったことを考え始めて、肝心の英語の勉強をあとまわしにしてしまうのがわたしの弱点だな。でもおもしろそうだな。作ってみたいな。

でも、こういうサービスって、だれかすでに提供していないのかしら。わたしが思いつくくらいなのだから、あっても良さそうなものだけど。

( 追記: 2006/04/26 ) 失敗した単語の例文の音声だけを集めて iPod などに転送できると、さらにべんりだ。どこか、そういう英語サービスを作らないかな。

昨日の続きです。

IE で「終了!」ボタンを効かせるようにできました。

決め手は、button の onclick 属性にイベントハンドラを割り振る方法の問題でした。

init() 中:

$('button').setAttribute('onClick', 'stop()');

上記を以下に変えます。

$('button').onclick = stop;

stop() 中:

$('button').setAttribute('onClick', 'run()');

上記を以下に変えます。

$('button').onclick = run;

nanto_vi さんの Days on the Moon で知りました。

IE で clearTimeout() が効かない?」という予測ははずれました。JavaScript はブラウザの挙動の違い ( というか IE の暴走 ) に振り回されることになりそうです。

JavaScript の練習

Dan さんのページJavaScript のプログラムが紹介されていますが、IE ( Internet Explorer ) では動かないそうです。

そこへ JavaScript の入門書を買って二日めのわたしが来ましたよ。

...というわけで入門書を読みつつ修正したのですが、なんと「はてなダイアリー」では JavaScript を書き込むことができない。事情があってのことのようですが、プログラマであるわたしには不便なことです。

取り急ぎ、動くようにするための修正箇所です。Dan さんのところにコメントを書くと長くなりそうなので、こちらに記述します。いつか Dan さんご自身が修正していただけるか、ほかの JavaScript が使えるブロガな方が修正版を公開されると良いのですが。

決め手は、innerHTML の入力先を table tag ではなく、div にすることでした。

まずは init() で table tag も指定します。

 function init(){
    var s='<table cellspacing="0" cellpadding="0">'; // ここで table tag まで指定
    for (var i=0; i<90; i++){
      s += '<tr>';
      for (var j=0; j<90; j++){
        s+='<td id="' + i + ',' + j + '"></td>';
      }
      s += '</tr>';
    }
    s+='</table>';                                   // ここで table tag 閉じます
    $('canvas').innerHTML=s;
    $('button').innerHTML="終了!";
    $('button').setAttribute('onClick', 'stop()');
  }

つぎに canvas 指定された table を div tag に変えます。

<td><table id="canvas" cellspacing="0" cellpadding="0"></table></td>

上記から、

<td><div id="canvas"></div></td>

このように div tag へ変えます。

という修正で、とりあえず IE 6.0 では動きました。IE では table への InnerHTML を許していないみたいですね。

ところで、この修正をした後も問題が残ります。「終了!」ボタンを押しても終了しないのですね。試行回数は 0 に戻るのですが、再び計算をはじめます。IE は clearTimeout() もサポートしていないのでしょうか。

中途半端ですが、とりいそぎご報告まで。