玄人志向のSSDクローンツール「KURO-DACHI/CLONE/CRU3」でWindows10 OSの入ったCドライブ1GBのSSDを2GBのSSDにクローンした話。
最初に言っておくと、「おま環」次第。
環境次第で楽だったり、結構大変かもしれないよという話。
クローン自体はドライブを刺す場所間違えないように差して手順どおりにすればPC無しで出来ると簡単ですし、クローン時間も30分くらいと速いです。
問題はコピー後の環境がイメージしている環境で無い場合です。
イメージしている環境というのは、コピー元+パーティションが拡張されて容量が増えているという事です。
今回使ったのは、玄人志向 SSD/HDDスタンド 2.5型&3.5型対応 SSDやHDDをまるごとコピー! エラースキップ/クローン機能つき 最大16TB対応 KURO-DACHI/CLONE/CRU3です。
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— feilung@映画観賞、ウマ娘、ゲーム、ダーツ、ポップ・サブカルチャー系呟き (@feilung) 2024年4月29日
SSD1GB CT1000MX500SSD1/JP
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SSD2GB CT2000MX500SSD1/JP
30分くらいですんなりコピー出来、PC本体に刺さっているSSDを差し替えて起動。
最初の1回目はエラーで再起動がかかるものの、自動修正されるようで再起動後は依然と変わりない画面で起動する。
「ディスクの管理」でSSDの状態を確認してみると、以前のパーティションがまんまコピーされている。
しかし、ここで問題発生。1GBのSSDから2GBのSSDにコピーしたのだが、まんまパーティションがコピーされていて、残りの1GBが割り当てられていない。
そこで調べてみたところ、玄人志向のお客様サポートに丁寧に書かれていた。
「ディスクの管理」でクローン後のドライブを見ると「未割り当て」領域が出来ていることがわかります。
C:ドライブ(パーティション・ボリューム)の容量を増やすには、「ボリュームの拡張」を実行して未割り当て領域を割り当てる必要があります。
しかし、「ボリュームの拡張」がグレーアウトしていて選択出来ない!!
更に調べると、拡張するパーティションとの間に「回復パーティション」が存在するのが問題だった。
これは諦めるしかないかなと思ったが、もう少し調べてみたところ、「回復パーティション」を削除する方法があるではないか。
「回復パーティションの削除手順」や「回復パーティションの再構築手順」が書かれている。
「回復パーティション」など、拡張したいボリュームと未割り当て領域の間に他のボリュームが存在する場合は、「ボリュームの拡張」を実行できない。
ただし、コピー元の邪魔な「回復パーティション」を削除してから、「ボリュームの拡張」を実行してパーティションを拡張した後に、クローン。
すると、コピー先SSDに邪魔な「回復パーティション」が無くなっているので、「ボリュームの拡張」が選択出来るようになりパーティションの拡張&結合が出来た。
**まとめ
-クローン自体は1GBのSSD→2GBのSSDに30分くらい。
-クローンの手順は、初見だと数秒押して点滅してから更に押すなどやや分かりにくさがある。
-初見だとクローンの残り時間が分からないが、思っていたより速いので良し。
-コピー元のうしろに「回復パーティション」があると、コピー先の方が容量大きい場合は容量の拡張をするのにある程度自分で調べたりするなど自己解決が必要。
-無料のクローンソフトで挫折した身としては、シンプルなやり方な方で個人的には良かった。