左利きだった夢

さすがに薬はよく眠れた。
最後に、印象深い夢を見た。

俺は左利きだった。
右手はまったく不器用で、世の中みんな右手のために整備されてる。
本当に本当に不便で、でも慣れている。

そんなとき、世界をさかさまにする魔法を使って宇宙を鏡写しにしちゃう。
世界は左利き用に塗り替えられるんだけど、俺は右利きになってしまった。
そういう夢だった。

ずっと泣いてたけど、鏡写しにしてからはゲラゲラ笑ってた。
気持ちだけが裏返っていなかった。
気持ちだけが裏返ることができる。
そういう夢だった。

すげー熱い涙がだばだば出てた。
不思議な気分の朝だった。

20130210

写真を撮る夢

写真を撮る夢を見た。
仕事の休憩をとっていた俺は山の中腹にある道の駅みたいなところにいて、斜面をよじ登っていた。
登る途中で仕事の関係者からPHSに電話が入って、妹が詐欺に遭って困ってて、自分も…
みたいなことを言いながら次第に声が聞こえなくなっていったので、切った。

登るとそこにはコンクリートでできた小さな水の抜けたプールのような、
建物の基礎のようなところになっていて、知らない父娘が腰掛けて談笑していた。
職場に戻らないといけないと思ったけど、少しくらい遅れてもいいやと思った。

しとしと雨のふる霧がかった山あいの街を見下ろすような写真を撮った。
道の駅みたいな施設に電車がきて、俺はホームの長い屋根が落としてる真っ黒な影の中で
電車がちょうどいいところに来るのを見計らってまた撮った。
手を繋いで歩いてる知らない母子が「すごい音がするね」と言って通り過ぎた。

電車が去る方も撮ろうと思ってシャッターを巻き上げようとしたらやけに粘って、
フィルム切れかなと思ってカウンターを見るとまだ20枚も撮っていなかったけど、
知らない部品がミゾから飛び出してて、それが歪んでいた。
気にせず職場に向かって山路を歩くと大きな水たまりがあって、そこに船があった。

向こうから歩いてきたおじいさんが船のせいで狭くなってる道を通り過ぎるのを待って、船を撮った。
ファインダーを覗いてると背景でものすごい雷がピカピカしていて、でも音は聞こえないし、
カメラを外すと実際の空はまったく静かに雨が降ってるだけだった。

スーパーマーケットの裏口に入ると、奥の扉の透明なところから
古い上司のいつも着ていたコートの裾がチラリと見えたので、そこを通るのをやめた。
搬入口の検修をするおじさんが若者を叱ってた。
昨日インフルで今日元気っておかしいだろうという内容だったけど、茶髪の若者はまったく話を無視していた。

表から入ろうと思ってスッカラカンの駐車場に出ると、空がまだらに晴れてきていて、
雲がすごく綺麗だったからそれを撮った。そこで目が覚めた。

20121108

とてつもなく大きなドームの夢

長い夢を見てた。

会社じゃないところで仕事してて、そのフロアで一番偉い人が定期的に見回りにくる。
俺と隣の人はその目を盗んで二次元系のエロサイトのように見えるけど
実際は役に立つサイトを別窓で眺めていて、見回りにきたら切り替えてやり過ごしてたけど、
たまたま見つかり大目玉を喰らいそうになって目が覚めた。

と思ったら実はまだ夢の中で、俺は地元の友達数名と、
何かの観戦か即売会みたいなイベントが催されてるとてつもなく大きなドームにきていた。
ドームは人でいっぱいで、みんな社員証みたいに個人を識別できるカードを首からさげていた。

そこで車椅子に乗った小野ほりさんに出会った。
夢の中では知り合いで、おうおう的なやりとりをし、
小野さんは何かの受付をするために列に並んだ。
俺はその列に並ばないでただ眺めていて、
その間に地元の人たちはどこかに消えてしまった。

小野さんは正座して乗るタイプの風変わりな車椅子に乗ってて、
お姉さん座り的な感じに脚を崩していて、緑と深緑と黒のチェックのズボンを穿いてて、
まったく同じ柄の靴下を履いてて、境目がよくわからないなと思っていると、
すぐそばで、殴り合いの喧嘩が始まった。

血がいっぱい出てる…と思って見入ってる間に小野さんもいなくなっていて、
俺はみんなを探しにいくことにした。
100均みたいなところでバックヤードに侵入すると、普通に他の客もウロウロしてて、
俺も普通の客なのに、なんでこんなところに客が…と思った。

エレベーターがあったので、それで二階に上がろうとすると、
エレベーターの中は天井まで商品の段ボール箱が詰まってて、乗れなかった。
諦めてドームを囲むように走ってる廊下を歩いてると、外の景色が見えた。
空が広くて快晴で、海のそばなんだなと思った。

書店みたいなところを通り過ぎるとき、母の知り合い?的な、
誰だかわからない人が働いてるのを見たが、無視した。
その代わり、昔の知り合いがたまたま自分を見つけて話しかけてきた。
俺は人を探していて、携帯も財布もなくしたと話すと、
彼は名札で呼んでもらえば?と提案してきた。

でも俺は何となく、その手段をとるのが嫌だったから、彼と別れて階段をあがった。
あがったところはすごく広い映画館の座席の一角みたいなところで、
みんなすごく夢中になってるから、俺もスクリーンをその場で眺めた。
画面に同じサッカーのユニフォームみたいなのを着た金髪の子供たちが出てきた。

青と白の服の子供達はせわしなく動き回っていて、
いびつなモコモコした身体をスーツの中に詰め込んだような巨大な黒人の大人が
怒り狂いながら子供達に掃除をしろと叫んで回っていて、突然ひとりの子供の股間を蹴り上げた。
蹴られた子供は股間を両手で押さえて座り込んだ。

その手がアップになって、手の隙間からケチャップがびゅるびゅる溢れ出してきて、
あははケチャップじゃん、と俺は思ったが、次に巨大な大人は別の子供の顔面を思い切り殴り飛ばした。
トイレまでぶっ飛んだその子は主人公?で、トイレの床に自分の歯が落ちていないか慌てて探し回っていた。

大人がヒタヒタ近づいてくる前に、殴られた子供は急いで歯を見つけ、
ティッシュで包んでサッと口の中に戻した。さっきと違ってその子の血は本物で、
嫌だなぁと思ったので、違うことを考えることにした。

自分がカメラを持っていることを思い出し、さっき小野さんと二人で並んで写真を撮ればよかったと思った。
でも、誰に撮ってもらえばよかったんだろうと考えているうちに、いつのまにか目が覚めた。

20121026

過去に見た夢のまとめ

さっき眠ってるとき、うとうとしながらすごく重要なイメージを得たのに忘れた。同じ大きさのたくさんのカバンに、色々な大きさの石を同じ重さになるような組み合わせで詰めて一箇所に積み上げるような夢だった。

20111112

夕方ちょっと眠ったとき若干熱上がって起きたんだけど、そのときプラモデルの猫が生きて動き回る夢を見た。手足の先だけ透明なパーツになってて、小さくて白い輪っか状の部品が中に入ってた。

20111021

なぜか世話になった人の小指を包丁で切断しないといけない夢見た。

20110902

金持ちの死体からひとつだけ臓器が盗まれててなんのかんのって夢みた。

20110716

なにかが起こるのを待つ夢

謎の物体を鍋で煮ると5色の粉が出てきてパンができるという夢を見た。
大した内容の夢ではないが、気分は最悪だ。

目が覚めると、どこの国のものなのかわからない様式のインテリアをした部屋で目が覚めて、
窓の外はどこの国かわからない海が見えて、電子レンジと巨大な冷凍庫があって、
冷凍食品をチンして食べながらなにかが起こるのを待つ夢も見た。

20111221

巨大な木造の立体駐車場の夢

このごろ、悪いこと企んでる宗教組織の続きものの夢をよく見る。

さっきは、つくりかけの巨大な木造の立体駐車場に忍び込んで
歩き回っている内に、工事関係者が戻ってきてしまったので
隠れたり逃げたりする夢を見た。

実家の家族と地下の核シェルターに入る夢も見た。

20120104