美女と竹林

うん、さほど面白くなかったね。最初はいつもの調子で面白いんだけど、だんだん飽きてくる。モリミン初見でこれは止めておいた方がいいと思うよ。なしてこげんおもしろくなかとやろうか、と考えてみたけど、多分あれです、旨いものも食べ過ぎると良くない、っていうあれです。とりあえず読了できてよかった。途中で何度止めようかと思ったことか。

美女と竹林

美女と竹林

おおきくなりません

35歳と45?歳の物語がデュアル文庫っていうのが不思議な感じですが、うん、まーそういうのもアリでしょうかねえ。18歳として大学に通うとかいう設定も、鶴田謙二の絵にかかれば有り得ると思ってしまうのですからツルケン怖い怖い。現実と折り合いを付けるのが苦手な人たちがいっぱいな気がしますが、大人ってそんなもんなのかもしれませんね、と26歳が思いました。

サラマンダー殲滅

解説にもありますが、白と黒がはっきりしている物語ですので読みやすいんです。上下あわせると結構厚い! と思っていましたが読んでみるとそーでもないですよ。特筆すべきはこのエンド。なんというリアル。SFの世界で楽しんでいたのに現実世界に一瞬にして引き戻されるこの怖さが堪らないっていうね。

サラマンダー殲滅(上) (光文社文庫)

サラマンダー殲滅(上) (光文社文庫)

メフェナーボウンのつどう道

要所要所に泣きポイントがあります。『ルール』の頃からすると随分と“優しい”感じに変わってきましたねって、どんだけ昔のことなんだよ。なかなかこれといった評価を受けていないように思いますが、古処誠二先生は間違いなく名手なのです。どんな作品でもいいので、いつまでも書き続けていただけますよう。

メフェナーボウンのつどう道

メフェナーボウンのつどう道

土星マンション3

Tシャツないす。家族全員がお揃いのTシャツを着ていることに恐々とする真もないす。驚いた顔や微笑んだ顔、そういうのを愛らしく描く人だなあと思います。キャラが全部可愛いんです。神戸在住とかその辺ののんびり系漫画が終わってしまったので、こういう路線を探していたのです。

土星マンション 3 (IKKI COMIX)

土星マンション 3 (IKKI COMIX)

ほんたにちゃん

うわあ、恥ずかしいー。これを書き上げ雑誌に掲載し、さらには本にして晒し上げる本谷さんの精神的タフネスに参ります。さくっと一時間かからずに読めるのですが、何度笑ったことか。表紙の紙がちょっとベタつくのが難点ですが、内容の良さとは何の関係もありません。

ほんたにちゃん (本人本 3)

ほんたにちゃん (本人本 3)