モーツァルト レクイエム

 昨夜は、知り合いの方が出演された「つくば古典音楽合唱団 第25回定期演奏会」をノバホールに聴きにいってきた。演目は

 ・ミサ・ブレヴィス ハ長調 「雀のミサ」
 ・レクイエム

 と、いずれもモーツァルトの作品。定期演奏会のタイトルは「すべての亡くなれた方々のたましひのために」であり、私自身も様々な思いを胸に聴かせていただいた。折しもつくばは大雨であったが、そんな天候の中ノバホールは満員となっていた。
 自分自身は合唱はせず器楽ばかりなので、最初は合唱団の前に並んでいる古楽器管弦楽団が気になっていたが、プログラムが進むにつれ、人間の声がもつ美しさ、強さ、優しさに圧倒されたのであった。

 アンコールを聴いて混み合うロビーを抜けて外に出ると、雨も小降りに。ちょうど、つくばセンターの(クリスマス)イルミネーションの点灯式の後だったそうで、雨に濡れた木々がきらきらと幻想的に輝いていた。

徹夜の実験

 週に一回徹夜の実験をする季節になった。若いときならいざ知らず、40ン歳で徹夜をするのはきつい。やっているときはそうでもないのだが、終わった後の脱力感ははんぱではない。1日半くらいは「放心状態」になっている感じ。日をまたいで実験(足かけ2日)、その後1日半放心状態では、週のうちほとんど使い物にならないという計算。大学であればこういのは学生さんにお任せできるのだろうが、人手不足の研究所ではまあ自分でやるのはしかたがないだろう。だが、大変なことばかりではない。自分で考え自分で予算を稼いで自分でやった実験だけに、よい結果が出たときの喜びもひとしおである。

スパイシーキッチンデビ

 408号線沿いにこの夏にできたネパール料理の店「スパイシーキッチンデビ」にて、スープカレーの夕食。今日はかなり冷え込んでいたので、体の中から暖められたのはありがたかった。お店の方が大変フレンドリーで、ライスもっと食べろとおすすめしてくれたのだが、私も同行者もすでに満腹、丁重にお断りすることとなった。ごちそうさまでした。

避難訓練

 今日は職場で避難訓練があった。研究室のスピーカーからサイレンが鳴り響いた後「研究本館4階にて火災発生」との放送があり、速やかに避難せよとの指示。本来なら建物の外に出て野球場に集合、点呼による安全確認の後、消火訓練などをやる予定であったようだが、あいにくの天気であったため、集合場所は2階の大会議室となり、点呼、地元の消防署の方による講評、ビデオ鑑賞というプログラムに変更となった。畜草研及び生物研池の台キャンパスのほぼ全員が大会議室にざわざわと集まっているのはなかなか壮観であった。