冬は、今年、いつにあったんでしょうねえ?結局、京都に住む僕は手袋を一度も使っていません。

そして、花粉症の季節。僕はまだ本格的な花粉症ではないのですが、やはり、花粉の多い日は何か喉まわりが重たい。
東京での演奏会まであと10日と迫り、喉と相談しながら、花粉と、そして猛威を振るうインフルエンザウィルスと戦う日々です。

FTEXTもがりがり書き進めています!早くお披露目できるようがんばります!!

まず、今年のはじめに弟に教えてもらった便利なアプリケーションを。

シーエル(Windowsのみ)
http://www.mhl.janis.or.jp/~hunter-j/software/software.htm

簡単に言えば、「超軽いショートカット機能」、特に、キーボードメインにしたいノートPCユーザーにお薦め。
おいしい点は
・とにかく軽い(Windowsの起動時にがりがりやっているときでもちゃんと動く)
・右クリックの「送る」から、ショートカット先を指定できる(フォルダでもアプリケーションでも)
・デフォルトで付いているショートカットに便利なものが多い(これを自分用の命令に置き換える)

僕は、デフォルトで付いている「アプリケーションの追加と削除」を"app"にしたり、「ゴミ箱を空にする」を"poi"にしてます。
他に、"h"でHDDの温度を調べるソフトを立ち上げ、"f"でFirefoxを開き、"FTEXT"でFTEXT関係のフォルダを開く
などにしてます。もう手放せない。


もう1つ。最近、セブンイレブンで、
「ネット上にファイルを置いておき、プリントアウトをセブンイレブンのコンビニで行う」
というサービスを見つけた。このサービス、昔からほしかった。
http://www.printing.ne.jp/index.html
富士ゼロックスがかんでいるらしい。
目的地へ行く途中でレジュメを最終作成して、プリントアウト・・・なんてことが可能になってしまい、
レジュメ作りがますます遅く・・・なってはいけませんが、便利。
一つの選択肢として、結構使えると思いませんか?プリンタが壊れたときとか。
1枚30円ですが、出力もきれいで、個人的には大満足。

今日の1問

こんにちは、spaです!
今日は、「今日の1問」の紹介です。


「今日の1問」とはエフテキストが貯めた膨大な問題データベースから毎日1問表示させる無料のサービスです。
僕も毎日使っていますが、受験生でなくても脳トレにちょうどいいので、お勧めです。


では、その使い方を見てみましょう!


■エフテキのトップページへ


エフテキのサイトへレッツゴー!

そのトップページの図の赤く囲った部分です。これが今日の1問。

このままだとちょっと見にくいので
問題のところをクリックしてみると、見やすいページに移ります。


■問題を解こう!


問題を解いたら、「この問題の詳細を表示」をクリックしましょう!


■クチコミしよう!


問題を解いた後で、このクチコミで問題を評価したり、感想を書いたり、質問したりできます!是非書き込みお願いします!
実は、この問題を加工したりすることもできます。詳しいやり方はこちらをご覧ください。


使ってみた感想、要望があればどしどしコメントくださいね!

リスニングのお話

shimです。
さて、リスニングの話がでましたが、ちょっと豆知識を。
今後は大学受験でもリスニング・スピーキングの分野が重要になるでしょう。
というと、当たり前の話じゃん!と思われるでしょうが、
実は結構重大な問題があるのです。


それは・・・。


実は「留学」に関係あるんですね!!


英語圏の大学に留学しようとすると、
TOEFLという試験を受けないといけません。
で、このTOEFLなんですが、昨年から形式が変りました。
コミュニケーションの4つの要素である
「読む・書く・聞く・話す」を同じ点数で評価するようになったのです。
各項目ごとに30点×4で合計120点満点。
海外の大学に留学しようと思うと、60点〜80点くらいの点数が必要になります。


以前は選択式の文法問題などがあって、
このあたりで受験英語に強い日本人は点を稼いでいました。
しかし、今回の改正の結果、
「話す・聞く」に特に弱い日本の受験生は
ほとんど点を取れなくなるだろうと予想されています。
そうなると日本から留学できる学生が減ってしまうわけです。
これは日本の大学にとって大きな痛手です。
世界の大学から切り離されてしまうわけですから。


少しでも話せる学生、聞きとれる学生が欲しい…。
上位の大学ほどそう考えるようになります。
そうなると音声面のテストは重要になりますよね。
今後は大学受験でもリスニング・スピーキングへの配点が
高くなっていくことでしょう。


受験の世界というのは閉じた狭い世界のようでいて
(実際そういう側面もおおいにあるのですが、)
実は世の中のいろいろな動きとつながっています。
そう考えるとちょっと面白いですよ。


少し脱線しました。
ではまたー。

センター英語

はじめまして。shimです。
予備校の先生をしたりITベンチャーで働いたりしてます。


先週末はセンター試験解答プロジェクトでした。
私は英語チームに所属し、文法問題などを担当しました。
ちょっとがんばりすぎてあとで体調を崩してしまいましたが、
なかなか面白い体験でした。


今回のセンタープロジェクトでは
「大問ひとつにつき担当者は1人以上」というルールを決めていたのですが、
センター英語は大問数が多く、科目の性格上全訳も作成しないといけないため、
十分な人数を集めるのが大変でした。


ということで、いつものFTEXTのメンバーだけでなく、
外部からも様々な人を呼んでお手伝いをしていただきました。


英語と中国語とヨルバ語が話せる魚屋。
オーストラリア観光局の職員。
古武術バスケの達人である帰国子女。
翻訳経験のある東大生。
英文学専攻の大学院生。
などなど、「英語ができる」いう以外の共通点のない
たくさんの人に参加してもらいました。


その分、みんなで作るという感覚は高くなりましたので、
製作サイドとしては成功かなと思っています。


センター英語では前回からリスニングが導入されました。
本当はリスニングのスクリプトも作成しようと思ったのですが、
音声が入手できないだろうということで今回は諦めました。
と思っていたら、大手予備校のサイトでは音声も公開されてましたね。
次回は是非チャレンジしてみます。
このブログを読まれている方も、次回は是非参加してくださいね。
ではでは。

未踏プロジェクト

はじめまして、yonekawaと申します。
FTEXTのメンバーになっていますが、実は教科書作成には全然関わっていません。
職業がプログラマなので、主にftext.orgサーバーの運用面や、
問題データベースのプログラムなどでお手伝いをさせていただいてます。


そもそも僕がFTEXTに関わることになったのは、IPA主催の未踏プロジェクトがきっかけでした。
2005年度下期にFTEXT代表の吉江さんが採択された、「Yosemite」というプロジェクトでお誘いを受け、開発に参加しました。


「Yosemite」はFTEXTの活動と似ていて、インターネット上で不特定多数の人の力を使って文章を書くというソフトウエアです。
恐らくこう聞くと、大抵の方はWikipediaを想像すると思います。確かに方向性は似ています。
Wikipediaとの決定的な違いは、作成される文章が全体として「物語性」を持つことです。


教科書のように、順序立てて構成されたものを不特定多数で書くというのはなかなか難しいテーマです。
FTEXTでも良い教科書を作るために何度も試行錯誤を繰り返しています。
これがインターネット上のソフトウエアとなると、どこの誰かもわからない人が大勢参加するので、一貫性を保つのが更に困難になります。
Yosemiteはそれを解決するために開発が進められました。


成果報告が終わり、現在開発は中断しています(どうやらサーバー上にも無いみたい)
個人的にはやり残したことがあるように思うのでなんとかしていきたいです。
機会があれば皆さんに公開できると思いますので、どうぞご期待ください。