これがアタラクシアか

なんか最近、自分がまだ読んでない本とか食べたことのない料理とか行ったことがない場所とかに対して、昔はあった強烈な飢餓感を感じられなくなりました。

もちろん読み尽くしたわけでも食べ尽くしたわけでもないけど、新しいものに出会っても「多分、以前読んだ/食べたあれに似てるんだろうな」ってなって冷めてしまいます。

思えば昔は、次から次へと湧き上がり内臓をねじり上げるように疼く欲から逃れたくて、いつか欲がなくなり心が平安になるためにこそ、必死で欲を満たしていたのかもしれません。

確かに欲はなくなりました。でも幸せじゃないのはなぜなのでしょう。

⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン

http://www.knabco.co.jp/
取扱商品の下段に「ブーン回転扉」という製品名を見つけて、ものすごくイマジネーションを刺激されてクリックしたところ、「ブーンイダム社製の回転扉」という意味だったのでちょっとガッカリしました。

「まとめサイト」はモテる

何事においても、道を究めている人、力の強い人、影響力のある人というのは魅力的に見えるものです。
インターネットでも、オフ会で会った相手が有名ブロガー(昔のテキストサイトで言うならば大手サイト)だった場合、何らかの能力に秀でている人なんだなーと意識して接するし、その結果よっぽど変態キャラで売ってるブロガーでない限り、2割り増しくらいで格好良く見えるはずです。

でも、さすがに今から有名ブロガーになるのは簡単ではありません。
そこで、比較的簡単に2割り増し効果を引き出せる方法が「まとめサイト(特定の話題に対するいろんなサイトの記事を紹介するサイト)」なのではないでしょうか。

まず、まとめサイト自体が比較的アクセスを集めやすい(つまり、自分自身が有名ブロガーになりやすい)ジャンルだというのもありますし、いろいろな有名ブログの記事を紹介したり、時に論評しているという行為が、そのジャンルの元締めっぽい印象を与えるんですね。紹介されている有名ブログよりも立場が上の偉い人であるかのような錯覚を感じさせるわけです。

というわけで、モテるためならなりふり構わないという方は、試しに自分の興味ある話題についてのまとめサイトを作ってみてはいかがでしょうか。ただし、あくまで効果は2割増し程度ですので、最初から魅力が0の人は1.2倍にしても0のままです。残念でした。

ちなみに私の旦那様も、かつてまとめサイトっぽいwebサイトの管理人だったわけですが、うーん。あの頃は、確かに格好良く見えたはずだったんだけどなぁ……(遠い目)。

気やすくボディタッチしてくる男は話がつまらない

経験上、そういう法則が成り立っている気がします。
これが性的なボディタッチなら、頭の悪いエロじじいがいっぱいいますねーってだけの話なんだけど、どうやらこの人種は、(少なくとも意識上は)別に性的な味でボディタッチしてくるわけでなく、純粋に友愛の情を表現してるみたいなのです。

つまりこれは、コミュニケーションの質の問題なのでは、と思うのです。
彼らにとってコミュニケーションとは、情報交換ではなく「僕たち友達だよね」と確認しあうことなのではないかと。ボディタッチするのは、それが許される程度には僕たちの距離って近いよね、という意味なのかもしれません。まあ実際許されないし近くもないんだけどさ!

そして彼らにとって、会話もまた相手との距離確認ツールでしかないので、質なんてどうでもいいわけです。どんなにつまらない内容でも「会話がある」というのが友達の証だから、自分が得意じゃないジャンルの話題でも無理やり入ろうとしてトンチンカンな発言を繰り返したり、オチがなかったりするのでしょうか。

私も沈黙は苦手なほうなので、会話が途切れてしまったときは、つまらなくてもいいから何か話してくれたほうが気が楽だと思う派です。
でも、さすがに盛り上がっているところに無理やり入り込んで的のはずれた発言して会話を止めてしまう(そしてボディタッチ)というのは不愉快です。

彼らは下手に無視すると、友情を取り戻すために余計に口数が増えてウザくなるという特徴があるので、むしろ「私たちは友達に決まってるんだから、そんなに喋らなくても大丈夫だよ」と言ってあげるのが上手く付き合うコツかなぁと思うのですが、どうだろう。つけあがらせるだけ?