一生かけて

昨夜も昨夜で彼と大いに揉めた。
水道、電気、ガスと部屋の契約主である彼はしなきゃいけないことがたくさん。彼から見たら自分だけ楽してる私は、人の気も知らずに口だけ出してくる。しかも彼には彼のペース、順番があるのに私はそういうのを完璧に無視した意見ばかり言ってくる。ほとほとイライラしているのが分かった。
私もどうしてこの人はそんな不利な契約してくるの、とか、もっと前に話を聞いてくれてたらこんなことにならなかったのに、とか、なんでお祝いごとなのにトントン拍子にさせてくれないんだろう、とか、言わなきゃいいことばかり言ってた。そんな自分が止められなかった。
二人ともすっかり疲れて悲しくなって、でも彼が「もう寝ようか」と言っても私はそんな気持ちで電話を切り上げたくなくて、ぐずぐずしていた。そんなとき彼が「こんな俺だし、揉めてめんどくさい思いばかりさせるけど懲りずに俺のお嫁さんになってね」と言った。
私ははっとして、なんでその台詞をもっと早く私から言えなかったんだろう、と思った。これだけごちゃごちゃ口出しするのは、彼との生活をより豊かにしたいからだし、せかせか急がすのは早く二人の関係を確固としたものにしたいからだし、全部彼と幸せになりたいって思いから出てたはずなのに。嬉しくて、申し訳なくて、涙がボロボロ出てきた。
「一緒に暮らすようになったら毎晩一緒にお風呂入ろう」
「あんなにちっちゃいお風呂じゃ二人も入れないよ」
「いいじゃん湯船で密着できるよ」


「金曜にはDVDでも借りてソファでくっついて見たりしよう」
「男の人は横になれないような大きさのしか置けないけどね」
「その分もっとひっつけるよ」
話しながら涙があとからあとから出てきて、なんで私はこんな幸せ者なんだろう、と思った。こんなにやなヤツになんでこんなに優しくしてくれるだろう、と。
この人を幸せにするのは私の義務だ。この優しさに一生かけて報いなきゃいけない。
三組に一組の夫婦が別れるような難しい世の中だけど、嫌になっても嫌いになってもこの夜の電話のことを思い出そうと思う。幸せになろう。

ふともも

2年前の日記の彼と付き合い出して先日で2年目。そりゃそうか。
今日、彼に太腿を褒められた。
曰く「女子高生のような足」。「決して細くはないけど、そのムチムチ感がいい」。年相応の色気はないけど若々しさがあるということらしい。多分あまり褒めてない。
そんなわけで、今度ショートパンツをはいてみたいと思う。流行ってるし。
足見せて歩いたら少しは細くならないかな。

真綿の海で溺れる気持ち

私が能天気にしてたりちっちゃなことで悩んでたりしてる間に、この人はこんなにもかんがえていてくれてたんだなぁ、と思ったら嬉しくて幸せで泣けてきた。
私にないとこを学びとろうと思ってたけど、もういいや。ただ素直に付いていこう。

talented

彼の才能は私を泣かすことだ。
遠恋中なのでデートは短くても一週間間隔。付き合いだした当初は「遠恋のほうが干渉もないし気楽でいいやぁ」くらいの気持ちでいたのに、なんなんだこれは。ひどい依存症にかかってる。
彼が帰ると押しつぶされそうなほどの淋しさに襲われてしばらくは泣きに泣くしかなくなる。今回こそは、と思ってたのに今日も改札でぼろぼろっといってしまった。いい年して、そんなうぶな女でもないくせに、情けないもんだなぁ。
それでも何とか持ちこたえて自分のからっぽの部屋に戻ってきて家事に精を出していたのに、彼からのメールでノックアウトされてしまった。洋服の整理でクローゼットの中身を全部部屋にぶちまけてたところだったのに。どこに布団を敷けって言うんだ。さては今夜も寝かせない気ね。

さて、のろけるか。

彼氏ができました。
好きなものは言語だとJava、OSだとLinux
円周率なら20桁は楽に覚えてる。
戦型ペンドライブ。老獪系。

  • しょっちゅう迷子になる。
  • 立ち止まってはGPS情報を受信しようとする
  • 受信精度はかなり低い
  • きっと彼はJavaで書かれてるに違いない
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