京都でWi-Fi自習室を運営してるラカンさんと久しぶりに色々話した。

友人のラカンさんが、京都でwifi・電源スペースをオープンしました。
こちらはセミナー会場としても使えるみたいで、凄く便利です。僕も今度、関西へ行った時に使おうかと考えています。


ラカンさんとスカイプで話したのですが、京都駅の周辺は外国人観光客で溢れているようです。
特にヨドバシカメラスターバックスなどの店は中国人観光客が多いとのこと。

これは印象的な話だと思いました。

グローバル化というと、海外で広がっている現象のように思いますが、国内にも浸透しているのですげ。

このような国内で浸透するグローバル化、アジア化にも、僕は目を向けていきたいと考えています。

ラカンさんは、京都駅に来る膨大な数のアジアからの観光客に関しても、ビジネスチャンスと考えているそうです。

どのようなビジネスをするのか、楽しみですね。

京都は、京都駅の周りだけではなくて、様々な場所に、外国人観光客が訪れる名所があります。
それらポイントを上手く攻める事で、多くの外貨を稼げると話していました。

日本もこれからインフレが進むでしょう。
ハイパーインフレ化した時代に、外貨を稼げると凄く強いのではないでしょうか?大金持ちですよね。


国内外に不可避に広がるグローバルな流れは、逆に言うと国内の障壁が無くなっているという事でもあります。

その国境が無くなった世界の姿を、、僕も早く見てみたいなぁと思うのです。

また京都でセミナーを出来ることを楽しみにしています。中国ビジネス、アジア就職、インバウントビジネス、厳しい時代ながらもネットという武器を元に、グローバルな海を泳ぐのは爽快です!

セミナー会場⇒ベーコンラボ 日付未定!

深センより、コミュニティサロン始めました!

深圳発!岡俊輔の中国SNS探求サロン

上記コミュニティサロンを始めさせていただくことにしました。
下記を主なコンテンツ内容としてスタートします。

⑴中国tech情報

⑵中国SNSでの自分メディア化

⑶中国でのビジネス立ち上げ

のテキストコンテンツに加え、

●「 中国SNSSkype無料相談

も実施させて頂きたいと思います。

拠点を香港の隣都市である深圳のシェアハウスに構え、
中国での挑戦をサロンを通して皆さんと共有していきたく思っています。

主に、個人や企業で中国関連ビジネスされている方、日本でITサービス構築に携わっている方、新興国(都市)での事業に興味を持たれている方を中心に情報発信とコミュニティ構築をしていきたいと思います。

シューカツに絶望しているあなたへ

自分は一年前、シューカツに絶望していました。
偏差値50に満たない大学に浪人して入学した僕にとって、シューカツは非常に厳しいものでした。
スペックの低さによって、希望企業の面接まで辿り着けないという現実に悶々とした日々を過ごしていました。


だけれども、一年たった今
一度もエントリーシートを書くことなく、希望した企業6社ほどから入社のお誘いを頂きました。
現在は、その中の一つである株式会社ソーシャルリクルーティングにて先月から勤務しています。
仕事は厳しいけれど、同じビジョンを共有した優秀な仲間と日々切磋琢磨する毎日に充実しています。


それだけでなく、
中国SNSの専門家として
講談社の現代ビジネス中国ビジネスヘッドラインにて連載も持たして頂いています。
先日は、中国情報の最大のサイトであるサーチナにて記事を載せて頂きました。最近は専門誌などの取材を受けるコトや企業に赴いてセミナーの講師をやらせていただくこともしばしばです。
今では、「中国SNS」でgoogle検索をかけると、僕のコンテンツがトップに来るようにまでなりました。


今回は、「シューカツ」に絶望していた僕が、昨年の大震災を機に考えを改め、試行錯誤しながら今に至るまでの一連の出来事を1シューカツを辞めた 2ブログを書き始めた 3勉強会を始めたという流れで、皆さんに共有させていただきます。

別に自慢をしたいわけでも、学歴コンプレックスを晒したいわけでもありません。一年前の自分のように、今の就職活動に何かしらの疑問を覚え、場合によってはひどく苦しみ、何か新しいステップに進みたい学生の方に、少しでも違う視点や前進するきっかけになるヒントを与えられたらなと思います。


さて、
本題に入る前に自分の悲惨な「シューカツ」記をちょこっと紹介させていただきます。

僕の「シューカツ」の軸は「アジアに展開をしている成長企業」でした。
NPOや起業に強い興味はあったけれど、まずはグローバルに急成長する組織に入って自分を磨きたい。そんなありきたりな背景から、企業選びの軸を定めました。

しかしながら、「アジアに展開をしている成長企業」なんていうのは、超優良有望企業です。
そのような企業は、「早慶上智」「TOEIC700」などと言う、シューカツエリート達に応募枠は占拠されてしまい、僕のようなロースペック人材はスタート地点にすら立てないという現実に早々と気づかされました。


理想と現実の狭間で、悶々しながら頭を抱え、気づいたら身動きが取れないといった状況になっていました。去年の2月辺りだったかと思います。

そういえばこの時期、シューカツ費用を貯める為に引越しバイトをしていたのですが、物覚えの悪い僕は、ヤンキーな先輩方によく罵倒されていたのを記憶しています。(笑)

公私共に壮絶絶望な日々を過ごしていました。




1シューカツを辞めた


悶々としながら立ち止まっていた日々に終止符を打ってくれたのは、3月11日の震災です。
あの震災は一瞬にして数え切れないほど多くの人の日常を破壊しました。このことで、自分のありふれた日常がとてつもなく幸運なことを強く気づかされ、自分の環境及び考え方を大幅に変えることを決意することが出来ました。

まずは、シューカツを辞めることにしました。
少なくとも、今までの延長で活動をしている中では新しいことは出来ないと思い、半ば逃げるようにして脱シュウカツを決めました。シューカツが嫌な人は沢山いると思います。辞めたい人も多くいると思います。でもこの場所から出られない人がほとんどではないかと思います。


だけど実際は案外簡単です。1 情報を遮断する。2既存コミュニティから出て行く。 3日本から出て行く。
この3つをすれば抜け出せるかと思います。僕はこれを全部しました。
 まずは、リクナビなどのシュウカツ系のメーリスを全て登録解除もしくはブロックしました。毎日届シュウカツ情報メールは無駄に自分を焦らせます。まずは自分に入ってくる一番の情報源を棄てることが第一歩かと思います。皆が見ているからといって自分が見る必要はないでしょう。まして、シュウカツを辞めるのですから。これをするととたんに身体が軽くなります。

 二つ目に、既存のコミュニティから出て行く事が重要かと思います。シューカツをしていると、シューカツ仲間が増えるものです。シューカツ生の中では、内定は勝ち組でお祈りは負け組みです。知らず知らずのうちにこの競争原理の中に自分の思考が染められてしまっています。バーチャルな情報源だけでなく、リアルなコミュニティから抜け出すことが重要です。僕は、シュウカツ臭の漂う大学に通うのをひとまず辞めましたし、シューカツ関連のセミナーや説明会、勉強会などにいくことも一切やめました。

 最後の手段として、日本から出て行く事をオススメします。日本の外に出ることで、普段の自分を非常に俯瞰的に見ることが出来ます。特にこの当時は、震災直後ということがあり日本全体がドンヨリとして雰囲気でした。このタイミングで国外に出たので、気分的には非常に楽になれましたし、これから日本がどうなるんだろうと、自分の頭で考えることが出来たと思います。ちなみに僕は友達のつてを頼って、4月くらいから中国に一ヶ月くらい滞在していました。ここまでくると、シューカツなんてものは人生の中での無数に存在する選択肢の一つでしかないということに気づかされます。


僕は時には思い切って辞めることは非常に重要だと思っています。
必要は発明の母といいますが、僕の場合は「シューカツ」を頭から追い出すことによって、頭の思考スペースに新しい空間が生まれました。空間を創ることによって、その穴を埋めようと自然と思考が始まりました。自分の頭で自ら考えるというのは非常に面白いものです。限定された選択肢の中から、限定されたプロセスの中で自分の未来を創っていくのではなく、まっさらな状態から自ら自分のこれからを頭の中で創り上げていくのです。これほどエキサイティングなことはありません。
僕は中国に一ヶ月いるなかで、誰にも邪魔されずに今一度自分の未来を考えなおすことが出来たのです。「アジア圏で日本語教師」「中国にてスマートシティ研究家」「一年間東南アジアを放浪」などなど、バカみたいな新しい進路先アイディアがズバズバ出てきました。そして、北京の書店で見つけた中国のソーシャルメディアに関する書籍を発見したことをきっかけに、今の道に進むことを決意することにしました。


為末さん【やめる事のすすめ】について




2ブログを始めた


中国SNSマーケティングの専門家になることを決意したものの、先輩となるロールモデルがいなかったので何をすることが一番の正解かは分からなかったです。そこでとりあえず帰国後、中国SNSに関するブログを書くことにしました。今後需要が出たときに、検索されて上位に指名されることが仕事(就職)につながると思ったからです。後はもう記事を書きまくりました。僕の周りがエントリーシートを書いている中、僕はバカみたいにブログを更新していました。これが僕にとっての就職活動でしたので。まわりと違うことをするのはやはり不安になるものです。ただ、記事を更新するたびにPVが増え、社会人の方からコメントを頂ける様になってきました。それを一つの支えにして記事をアップし続けました。


また、帰国のタイミングでブログの心機一転でタイトルを「For 智民生活」に変更しました。
(ブログ自体は日記として以前からやっていた。)

智民とはソーシャルメディア(情報化)時代の新しい市民のコトであり、情報社会学公文俊平先生の造った造語です。最近だとオタキングこと岡田斗司夫氏が評価型経済社会を提唱していますが、まさにそういった社会をガチで生き抜こうという意気込みもタイトルに込めてみました。
自分の中ではこれは、考え方の結構な大転換でして、いくらお金を稼げるかではなく、いくら(ウェブ上にて)評価を稼げるかに価値の重きを変えるものでした。つまり、企業等からの短期的な評価ではなくウェブ上でのフォロワー数やPV数が社会の中での僕の評価である、という考え方に変えるコトにしたのです。自分の中ではこの思考の転換はとても大きかったと思います。




3勉強会を開催した


僕の大きな転機は、イケダハヤトさんに出会ったコトです。以前からTwitterやブログは拝見していたのですが、実際にあって話を聞きたいと思い、メールで面会をお願いし、お話を聞かせて頂きました。ブログを書きはじめてから一ヶ月半後位の頃です。2時間程お話をさせて頂き、その中で「オフラインでのリアルの関係が非常に大事」といったアドバイスを頂き、勉強会を始めるコトにしました。また、ハヤトさんには肩書きではなく中身(コンテンツ)で僕を見て頂いたコトに今でも強く感謝しています。このタイミング出会わなければ今頃のたれ死んでましたw

ハヤトさんの告知もあり、中国SNS勉強会は意外にも好評で、4ヶ月で10回を越え150人以上の方に来てもらえるようになりました。参加者のほとんどは社会人の方でして、お金を払って参加してくださることもありました。2時間もの間、ビジネスマンの方々にお金を頂いて話し続けるという試みは、当初は非常にきつかったです。しっかりとした資料を作らなければいけませんし、2時間もの間飽きることなく話を聞いていただけるような工夫や配慮もしなけらばならないからです。ただし、ここで得たものは非常に大きかったです。スキル的な成長は勿論なのですが、多くの人との出会いは格別な喜びです。自分と志向性の近い方々とここまで多くお会い出来、つながりをつくり、意見を交換しあうことは今までにないことであり、毎度興奮してしまいました。仲間がどんどん増えていく感覚ですね。当時のレポを以前こちらでまとめています。(情報発信はクセになる


ここらへん(昨年の10月ごろ)から連載や企業からのお誘いがチラホラ出てきました。
企業での社内勉強会の講師をやると、そのまま入社を誘われるようになりました。実際にブログを書くなどの行動を始めてから約半年ぐらいでしょうか。何もない状態から、人に求められ程になれたことにとても嬉しく思いました。ウェブでの情報発信だけでなくやはりりリアルなコミュニケーションが重要だということを感じました。


結局、計6社(ほぼベンチャーではありますが)ほどから声をかけていただきました。どれも自分が当初から希望していた憧れを持っていた企業です。その間、一度もESを書くことはありませんでした。また、それなりのマスに届くようなウェブメディアでの執筆もさせていただけるようになりました。こちらも半年前は、ただ憧れを持って読んでいた媒体でした。空想が現実化していく様は非常に嬉しいものです。(こちらに近況をまとめています。)




既存のレールからちょっとくらい外れても死にはしない。


自分のようなケースが誰にでも当てはまるとは思えません。
自分が機会に恵まれたのは、あくまでもIT業界、ベンチャー界隈だからこそ通じたことだと思いますし、単純に運が非常に良かったからだとも思います。だから自分の事例をお手本に、シューカツ辞めろ、ブログ始めろ、勉強会開催しろとかを特別言いたいわけではありません。そもそも人にモノをいえるような人間でもありませんし。。
だけど、

「今のやり方だけではないよね」

そんなことを、自分のブログを通して読み取ってくれたら嬉しいなと思います。
なんだか若者にとっては厳しすぎる現代とか言われていますが、視点を変えて今の自分に捉われなければ、前進出来るかもしれません。こうでなくてはいけない、という型から少し距離を取ることが、八方塞から自分を救う一歩につながりうるかもしれません。何事もやってみないと分からないものです。さしたるリスクもありませんし。ただあえて言えば、ネットとかアジアとか新しい未開拓なフィールドに身を投げてみるのは、僕らでもまだ結構なチャンスがころがっているのかなぁとか思います。


なんだかあまりまとまりませんでしたが、
絶望しているあなたの役に少しでも立ててたらとても嬉しいです。

自分もようやくスタートラインに発ち始めたばかりです。
是非、一緒に頑張っていきましょう。


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最近の智域活動状況

気づいたらブログの更新が3ヶ月ぶりになってしまいました。
更新を待っていた方(あまりいないと思われるが)すみませんでした。


この数ヶ月にて自分の環境が目覚しく変わって来まして、落ち着いたら現状をまとめて書こうと思っていたら、全然落ち着くことなく今に至ってしまいました。

中国SNSに関する情報をブログや勉強会にて皆さんにシェアしている中で、ありがたいことに色んな方にお声をかけて頂き、新しいコトもいくつかやらせて頂けるようになりました。

いくらか落ち着いてきたので、
最近やったこと、やり始めたこと、やっていきたいコトを報告させていただきます。


やったこと!


第3回 @cafe(アット・カフェ)TV 「学生と考える2012年の展望」に出演。

昨年末に、学生が考える2012というテーマにて出させていただきました。

就活とかのことを話すのかなと思っていたら、司会者の玉置のアドリブでほぼ「智民」話になってしまいました。w

優秀で面白い学生たちや玉置さんのお話が聞けて大変刺激的な時間でした。


・いくつかの企業で講義をやらせていただきました。

定期的に勉強会をやらせて頂いています。

企業内勉強会もさせていただいていて、最近ですとソーシャルマーケのトライバルメディアさんや、写真共有アプリのSnapeeeさん 先進的な旅行ビジネスをやられているfindjpnさん等にてやらせて頂きました。勉強会を通して、各社長やスタッフの方々と交流させていただくことは僕にとっても大きな勉強になっています。トライバルの池田社長には、著書に直接サインを頂きとても嬉しかったです。

こちらは最近の勉強会資料です⇒http://www.slideshare.net/ShunsukeOka/12-10493915

時間の都合がつく限り、中国SNSのお話をさせて頂きたいと思うので、気軽にご連絡下さい。


MGラジオに一瞬(笑)だけ出ました

女。MGの日記の日記で有名な玉置沙由里さんのラジオに、情報社会学で有名な公文俊平先生がご出演された時にオーディエンスとして後半に一瞬だけ発言させていただきました(笑)

ラジオの内容は「智民社会」についてです。僕のブログのタイトルにもなっている概念は「智民」は大学三年次に公文先生から教えていただきました。「智民生活」を実践している玉置さんを発見してお二人をつなげさせて頂いたご縁で参加させていただきました。

玉置さんのブログエントリーにて「智民」についての概念が分かりやすく紹介されています。

僕も頑張ってすごい「智民」にはやくなりたいものです。


やり始めました!



講談社 現代ビジネス ソーシャライズ「ソーシャルメディア一網打尽」 にて連載開始

中国のソーシャル系サービスを幅広く紹介させて頂いています。
講談社というブランドと月間1000万pvというメディア力にビビりながらも、意外に凄い中国SNS系サービスの現状を定期的にレポートさせて頂いています。
 
中国ビジネスヘッドライン にて連載開始
こちらも中国SNSについて書かせて頂いています。100人近くに及ぶ中国ビジネス専門家が執筆に名を連ねている中国ビジネスメディアです。学生という身分で専門家面させてもらってます。こちらでは中国SNS関連のマーケティング情報等を中心に深堀りして書かせて頂こうと思ってます。



株式会社ソーシャルリクルーティングにジョイン

この数ヶ月で一番の環境の変化はコレです。
ソーシャルメディアを活用しアジアにプラットフォームを創るというビジョンに共鳴し、先月末から参画させていただいています。
中国事業部MRGとして、中国SNS情報や中国リクルーティング情報を発信する中国リクルーティングラボや対中国向けのメディア「日企招聘SRI」の人人網新浪微博の運営などを中心におこなっています。
まだ、長期的なコミットまでは正式には決めてませんが、少なくともメディア構築の数ヶ月〜半年は死ぬ気で頑張りたいと思います(ここ最近はオフィスにて暮らしてます。。)


これからやりたい!



僕のビジョンをざっくり3行でいうと、
ソーシャルメディアでアジアにプラットフォームを創る
②日本企業や日本人をアジアにガンガン輸出する
③日本のソーシャルグッド(NPOや社会企業家)をアジアにガンガン輸出する
です。

10〜20年くらいかかりそうですが、なんともワクワクします。
夢の話をすると長くなるので割愛させて頂き、これからこのブログをどうするかさっくり述べます。

まず、中国SNS系情報は完全に「中国リクルーティングラボ」 「中国ビジネスヘッドライン」 「中国ビジネスヘッドライン」も3つに移行しようと思います。

是非、RSS購読していただけると嬉しいです。
中国SNSをやられている方で構成されたFacebookコミュニティグループ「中国SNSをやりたおす会」も創ってあるので、是非ここで意見や疑問を皆さんと共有できたらと思います。気軽にご参加下さい。

そしてこちらのブログの方は「For 智民生活」のタイトルをつけた本分に戻したいと思います。
即ち、 智民生活になるためまでのプロセスの共有です。

つまりは、先述した僕のビジョンに向けてのプロセスでの日常や想いを綴っていきたいと思います。

まぁ、しょうもないコラムみないなのを書いていきたいなぁということです。
気長にのんびりのほほんと更新していきます。

今後とも暖かく見守っていただければと思います。



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中国の若者の方がソーシャル!? と思わされる5つの事例

中国のIT人口は約5億人、そのおよそ7割が80年代以降の世代です。
つまり、IT人口の約3.5億人が80年代以降世代になるわけですが、80年代以降の総人口が約4億人なので、ほとんどがITユーザーであることになります。

彼らの日常にはネットが見事に入り込んでいます。日本と比べてもリアルとネットの境界線が極めて薄いと感じます、大学生に人気の人人網は実名制なのですが、彼らは自分の名前を出しながらも、自分の意見を述べ、交流し、知識や知恵を共有し、そしてそれらをリアルにもつなげています。

そういった点で、中国の方が「ソーシャル」な文化が進んでいるのかもしれません。
以下、事例を交えながら紹介していきます。


じゃがいも買ってください事件

西安の近くの馬欄村の農民の方々がジャガイモを作りすぎてしまい、困った挙句、新浪微博を使い中国全土に呼びかけたところ、
3500人もの助言者が集まり、ジャガイモの販促活性につながったと言う事例です。
村としてジャガイモの品質や村の青年委員会のメンバー紹介など、戦略的にPRした部分もあるのですが、
web上の善意の力が彼らの障害を取り除くきっかけとなった点は、とてもソーシャルな感じですね。


微博でもっとも熱い話題「ジャガイモ買ってください」とは?( 微博最新動向 )参照



汗臭い人が5万人告発されたYobusted事件

2010年,ある日用品の会社が人人網ページを使い、ネット利用者に自分の汗臭い友達を告発することを募集したところ、
およそ5万人が人人網上で名前をあげられたらしいです。人人網は実名制なので名前はもちろん写真までもあげられたとか。
ソーシャルというか、普通に怖いです。中国ネット拡散力。

参考
商业周刊:社交媒体隐私性堪忧

やや脱線しますが、怖いといった中国の「人肉検索」をご存知ですか?
日本でも行き過ぎたリア充の方がたまに2chにてあらゆる個人情報が晒されれるのを目にしますが、あれの中国版です。
QQやRENRENなどその他もろもろからハッキングするらしいです。
中国での凄いハッキング「人肉捜索」とは? その実例と流行の原因を探るに詳しいですが、
毛沢東像にまたがった中国人女子大学生の画像がネットに公開され、個人情報を暴露されて脅しを受けるようになったという事件とかがあるみたいです。
皆さんお気をつけて!


中国でも共同購入「团购」

グルーポンは中国でもとても流行しています。
関連サービスは数百にものぼり、これを活用したソーシャル合コンなるものを行われているとか。
安く、美味しく、皆で楽しく!っては世界中の若者の共通の想いですね。



相互中古販売サイト

http://58.com/

復旦大学に留学されていた呉さんに教えて頂いたサイトです。
楽天のショッピングサイトの個人中古版みたいなイメージでしょうか?
個人として不要になった家具であったり、部屋であったり、テレビであったりがここで格安で取引されています。物々交換も出来るとかできないとか。
全国各地のモノがここで取引されています。

これに近いサービスはいくともあり、僕の中国人の友達を含む多くの若者は売買共に日常的に使っているみたいです。


人人にて個人的な実例、翻訳してくれたりカウチサーフィンも出来る?


1 翻訳してくれた
以前、〓好ソーシャルメディアマーケティングのススメ。 実例紹介、ユニクロ編の下のほうでも紹介しましたが、中国語が難しくて読めないときは、皆が助けてくれます。彼らは日本語を勉強しているので少なからず彼らにとっても有益なコトだと思いますが、ここまでやって頂くと申し訳ないくらいです。ウェブ2.0って感じですね。

2 家に泊めてくれる?

上記のピクチャーがそのやりとりなのですが、中国に旅行に行きたいのだけれど誰か泊めて下さいと冗談交じりでつぶやいたら5人程の方がOKと言ってくれました。中国でカウチサーフィンがあるのか詳しく知らないですが、1億3千万人を要する人人網を活用して中国一周なんていうのも、そこまで非現実的ではないのかもしれませんね。




中国は元々、「徳」を大事にする国です。
三国志時代、中央で働くには地方で「徳」を積んで、信頼評価を高める必要があった。
具体的には、清貧な生活をし、学問を修め、人々の役に立つことが重要だった(オタキングこと岡田 斗司夫さんがつぶやてました)らしいです。


また、中国のSNSは口コミがあっという間に広まるという特性→(「口コミ」超大国チャイナ!! 中国(アジア)SNSを読む)があります。


こういった観点から強引に論を進めると、
拝金主義と称される中国人ですが、「徳」を求め、よりいいこと人々が役立つことを、
日々発展するソーシャルメディアを通し、発信しシャアをする。
そんなことが回りまわって、若い世代を中心に力強く起こっていくということがありうるのかもしれません。







というかソーシャルって一体なんなんだろう・・


中国のソーシャルメディアはひょっとしたらそのうち世界の標準になるのかもしれない

パクリ大国の中国。
ウェブコンテンツも然りで、世界中の莫大なコンテンツが中国ウェブを著作権お構いなしで流れています。


でももしかした、これってウェブの世界の理想形なのではなかろうか?
と、最近思うことがしばしばあります。



人人網ではジェロの海雪が聞けてしまう

音楽サービスは中国SNSではほぼデフォルトでついています。
そして、世界中の曲を聴けてしまいます。
facebookの中に無料のItunesが入っているようなものでしょうか。




youkeでは世界中の映画・ドラマが封切りとほぼ同時に見れちゃう。

youkeは中国の最大手動画共有サイトです。毎日の動画配信数がyoutubeよりも多いと言われています。会社の中に違法アップロードグループがいるらしく、彼らが日夜アップロードに翻訳、カテゴリー分けまでやっているみたいです。さまがらDMM.comの無料版といったところでしょうか。
僕も留学時に「崖の上のポニョ」をリアルタイムで見てました。(ちなみに基本的に日本からはみられません)




教育系コンテンツだってなんのその

docinという教育系ソーシャルサービスがあります。ここでは、初等教育中等教育、高等教育、大学研究、語学学習、経済、金融、医療、生活情報などと言った、あらゆる資料や論文がフリーで公開させています(一部有料)。人人網(中国版facebook)やweibo(中国版twitter)にも接続され、有益な資料はユーザーによって拡散、シェアされていく仕組みににもなっています。
国外の情報規制により情報閉鎖国なイメージがある中国ですが、ここまで来ると極めてオープンでイノベーティブな印象さえを持ってしまいます。中国は格差が大きいことが問題になっていますが、このような開かれた教育ソースがあることはそういったネガティブ要因も広い視点に立てば覆してしまうかもしれません。



上記からも見てとれますが、
中国は世界で一番、ウエブコンテンツが豊かな国だと思います。
中国のデジタルネイティブ世代はこれらの上質なコンテンツを呼吸をするように日々摂取しています。
彼らが、将来吐き出す(アウトプットする)世界観はもしかしたら世界で一番クリエイティブなモノになりえる可能性を秘めているのではないでしょうか。


中国当局はそれらの点も踏まえて意図的にこのような情報政策をやっているのかもしれません。
そして、ひょっとしたら×3中国のソーシャルウェブが世界のスタンダードになりえるのかも。


日本の自動車企業が、何故世界有数の大企業になりえたか?
外車が主流だった1930年代に「自動車製造事業法」を造り国外の自動車を締め出し、国内企業を育てたことが大きな要因と言われています。
その後、朝鮮特需で事業を拡大し日本市場に向けて製造していた小型で燃費のいい安価な日本製自動車が、
70年代のオイルショックアメリカ経済不況を気に、世界でも大きな需要を獲得したという流れがあります。

日本の自動車産業の流れを見ると、中国ソーシャルウェブ産業と少し似ているなぁと思います。
国外サービスを遮断し、内需で回している状況や世界の経済混乱など。


あくまでも、一つの思考実験でしかありませんが
こういった視点で考えると中国のソーシャルメディア、まだまだ面白いですね。




情報発信はクセになる

中国SNSに関するブログでの情報発信を始めてから、もうすぐ半年になります。
今までにない学びや経験をすることが出来ています。
これからブログなどを始める方に何か刺激になればなぁという想いで、あったこと感じたことをざっくりシェアさせていただきます


2ヶ月で(およそ)100名を超える方に勉強会に来て頂く

第一回 8/6(土)「人人網(中国版Facebook)を始めよう!」 日本にいながら中国留学!? 参加者8名

第二回 ソーシャルリクルーティング界隈の方々と中国SNS勉強会(クローズ)参加者5名

第三回 人材サービス系会社にて 参加者約15名

第四回 中国のソーシャルメディア事情を学ぶ会 with イケダハヤトさん 参加者約20名

第五回 9/1(木)「人人網(中国版Facebook)を始めよう!」 日本にいながら中国留学!? 参加者4名

第六回 人材サービス系会社にて 参加者約25名

第七回 学生限定 参加者 3名

第八回 アジア×SNS勉強会(株式会社クラッチ支援) 参加者約25名

第九回 中国のソーシャルメディア事情を学ぶ会 参加者約15名  



 中国SNSブログを始めてから2ヶ月目くらいの時にイケダハヤトさんにお会いさせて頂く機会があり、「オフラインを充実させた方がいいよ」というアドバイスと共に僕の記事を紹介して頂いたことがきっかけで勉強会を始めました。
 始めたばかりのことはきつかったです。僕の勉強会の参加者は8割方が社会人の方なのですが、その方々に2時間一人で話続けるのは学生の僕にはいささかハードルが高かったです。有料でやることもあったので、プレッシャーもありました。
 中国SNSの知識があったから勉強会が出来たというよりか、勉強会をやっていたら否が応でも自分が勉強せざるを得なくなり、気づいたら知識増えてた、みたいな感じです。最近はさすがに余裕が出てきて楽しく出来ていますし、一緒にやってくれる仲間も出来てきました。うちで働かないかというお誘いも受けたり、ありがたい限りです。
そういった点を含め、情報をオンラインとオフラインを発信してきたことで様々なことを得られています。以下にいくつか書いていきます。

ソーシャルウェブで飛ぶ

学歴も低い僕なんかの話を聞きたいと言ってくれる方々が、この短期間でこんなにも出てきたのはホントビックリです。発信した情報がたまたま需要があり、インフルエンサーの方に拾われたという運もだいぶありますが、ソーシャルウェブを通して発信することで誰でもありうることだと感じます(実際自分なんかより、すごいヤツがゴロゴロいてびびります)。そして発信した自分自身が最も恩恵を受けます。


1 人が集まってくる(仲間だ出来る)
価値観が近く優秀な人が自分のところに来てくれます。僕のブログを見てからくるので、大体話が合うことは前提で自分にもってない能力を持つデキル人とつながれることが多くなりました。最近、ブログって自分をごまかせるな、とか思います。ブログとかみてると凄い人のように錯覚してしまうみたいです。

2情報が集まる
人が集まると情報が集まります。人づての情報は価値が高く良質です。

3 成長できる
出来る人が周りにいて、良質な情報が集まってくると成長出来ます。視点が上がり頑張んないとなと、思います。



コミュニティを自分で選べる、そんな凄い時代なんだなぁと感じる今日この頃です。


中国ソーシャルメディア日本一周をします。

日本という良コンテンツをアジアに発信する。
コレ凄い重要で意義があることなんじゃないかと、最近感じます。

震災以降、風評被害などによるネガティブイメージが拭えないのも確かですが、
それでも、アジアにおける日本の人気はとても大きなものがあります。

旅行に行かれた方等は感じたことがあると思いますが、
僕も中国留学と日々の中国SNS上にて実感します。


そういった、日本のポテンシャルを自分視点でキュレートして発信しながら
日本を周ることは何か大きなポテンャルがあるのではないかと思っています。


自分がハブになり、日中の若者がウェブ上及び、リアルにつながっていけたらなと思いますし、
例えばそれで、日本に留学したい観光に来たいという人が一人でも増えればそれは価値があるのではと思ってます。


ということで、来年明けから半年〜一年くらい
「(対中国)日本をキュレーションする旅」に行ってきま〜す。


どうか、皆さん今後もよろしくお願いいたします




ps 先日大学に休学届けを出してきました。