32

学生時代につきあっていた人(男)から、アプローチをいただいている。

お付き合いしましょうとなったら、すぐプロポーズでもされそうな勢いである。

別れてからもちょくちょく連絡をとってきていて、付き合いが長いから性格はよく知っているけど、彼は、すごく真面目でやさしいから、きっとこういう人と結婚したら、世間的にいう「女の幸せ」を、手にできるんだろう、と、思う。

正直に言って、彼女への不毛すぎる想いを持ち続けるのはつらかったし、好きで仕方ない気持ちを外に出せないストレスなんかもあって、もう、そんだけ言うなら、彼に「なびいちゃえ!」となげやりになることもあった。

でもやっぱりできなかった。

だってやっぱり今の私は彼を愛していないし、付き合い始めたからといってこれから愛せる自信も、まったくない。

学生時代に別れた理由もそこにあって、嫌いになったからとかではなく、単に私が彼を本能的に好きになれなかったからだ。





好きと言う相手が、「本当に好きな人」だったら、どんなに素晴らしいことであるか!



好きとそれだけ、彼女に言えたら、どんなに素晴らしいことか!




☆☆☆



話変わって、こないだのhangry&angry-fの恵比寿のライブに参戦してきました。初の生ハンアン!てかそれ以前に、初のよっすぃー梨華ちゃん!まじで綺麗すぎてびびった。

そして二人を見ていろいろ感じるところあり。

詳しくはのちほど更新。いや〜あの二人はすごい。
カップリングという境地を超えてますな。

31

一年経ってしまった!


hangry&angryがさらに盛り上がりまくって、もちろん応援しまくりたい次第。

できればアイドル色無しに完全にキャラクター的な“ハングリー”と“アングリー”を演じきってほしい〜。

しかし画になります。



ΟΟΟ


いまだに私は彼女がすきだ。

うーんわれながら粘り強い。

かれこれ出会って丸4年だから、うーんわれながら一途。


一方で私には夢があって、本気で勉強しないとかなわない。

だから、もう彼女と遊ぶのはやめた。

というか、彼女から誘われないかぎり、彼女を誘うことをやめた。

さらに、彼女からメールが来ないかぎり、彼女にメールをすることもやめた。

もう、職場で毎日顔を合わせるだけにした。

次に誘うときは、夢が形になったときにする。

最後に遊ぶ場所は、行きたかった場所にした。




いろいろな願いが叶うように。

「彼女がしあわせになりますように。」

「ついでに私も夢がかないますように。」

そして、


「また彼女とどこかへ行けますように。」




願いを星に託せる、プラネタリウム









ΟΟΟ





私が特に誘わなくても、会社で毎日顔を合わせるわけだから、彼女は変化を感じたりはしないだろう。



私は私で、がんばろう。





夏に、また私より半年早く誕生日を迎えた彼女に、彼女が欲しがっていたものをプレゼントした。


「いつも私の欲しいものでうれしい」って

メールをくれた。


「そりゃすきだからね」


なーんて答えられたら超ラクだろうなぁぁぁ。




愛のカタチって色々あります。

30

彼女は、今、休みをとって旅行に行っている。

前述のとおり旅行嫌いな彼女。

であるが、、、







今回の行き先はなんと、あろうことかヨーロッパ。









ある日に、会社で仕事中、彼女からメールが届いた。


「○○ちゃん、私、海外旅行いくかも。」




‥え〜〜〜?!あれだけいやがっていた海外に〜?!

私は内心シットした。
すなおに反応できなかった。

誰と行くかも聞けず。
同性として、女の子の友達と行くのもちょっとシットするし、(当時まだ続いていた)彼氏と行くならもっとショック。

あ〜私ってなんてわがまま。





それから何日かして、彼女から話された。


高校時代からの友達と行くと。
その子のことは知っていた。彼女の話に何回か出てきていた。



‥‥よかった彼氏じゃなかった。

私は内心本気でホッとした。


情けないなぁこんなことで動揺するなんて。

その一週間後くらいに、私は彼女から、彼氏と別れたことについて聞くのであるが。











そんなこんなで、彼女は欧州へ旅立った。



そもそも彼女を本当に<大切だ!>と思ったのも、2年前の、彼女の夏休み中のことだった。
そばからいなくなることで、本心がわかってくるものなのかもしれない。





彼女が出発するのは日曜。
さすがに前日は会えないから、金曜の夕方、会社で、「出発前に電話するね」と言った。彼女は「うん」と言った。

同じ課の先輩が、「旅行の前に電話するとかいって、まじ彼氏みたいじゃなーーい?!」とか言ってきゃーきゃー言ってた。

彼女は「うん。カレシみたい。」と小さくつぶやいた。

私は何も言えない。









旅行前日、ちゃんと律儀に、私は彼女に電話した。
なるべく、彼女の緊張をなくしてあげたかった。
もちろん、一緒に旅行に行きたい。
でもそれが叶わない今回は、傍らで、できるサポートに徹するしかない。







彼女は、とりあえずは元気に、旅立っていった。

飛行機に乗り込む直前まで、メールを続けた。









★★

29

びっくり。

彼女が、恋人と別れた。

価値観が違ったという。

なんとも言えなかった。




同じ会社の人だったので私はその人を知っていて、正直に言うと、悔しいけどこの人だったら彼女を託せるかもしれない、と思っていた。「託せる」なんて‥言えた立場じゃないんだけど。

優しいし、守ってくれると思った。




「別れた」という報告を受けて、何日か経ったあと、彼女と私は出かけた。東京から少し離れて、寺に訪れた。ぽつぽつと、彼女は別れた話を始めた。感覚のすれ違いがあったという。
聞けばその人はけっこう彼女にヒドイ態度をとっていた。プライドが高い上に非常にこどもクサイ。「託せる」なんて思った私がばかだったよちくしょう。



そんなやつもういいよ、と言った。彼女はもう落ち着いてるようだった。


おみくじをひいて結果をのぞきあったり、写真を撮ったりした。去年のボーナスで手に入れたカメラ。性能抜群。

カメラの液晶におさまる彼女の顔は、切なそうだった。



私は、彼女のそんな顔を、笑顔にさせることしかできない。






彼女の心の中心には、一生入り込むことができない。







☆☆

28

最終更新の27から一年が経ってしまった。
彼女には、3ヶ月前に恋人ができたけれど、「ちゃんと」私はしかるべき立場を保っている。社内恋愛だから、自分たちの関係を言える人はなかなかいないと言っていた。でも、私にだけは打ち明けた、と言った。

だから、私はやっぱりそばで励ましたり、元気を注入したり、相談に乗ってあげなきゃいけない。ほんとうの気持ちを殺して。彼女が幸せになってくれるのなら、それこそが良いことだから。





 ** ** **





こないだ職場の何名かで、野球のナイターを見に行った。といっても熱狂するほどの本格的なものではなく、ビール飲めればいーよね、みたいな感じ。

ひとり後輩も来ていた。後輩R。ちなみにRもいっとうカワイイ!ついでにグラマー。とかいってここまで言うとマジで私、女好きになってしまう‥ヤバイヤバイ。Rとは職場のスキー旅行で一緒で、あまり雪に慣れないRを助けたりしていたら急速に仲良くなった。私ボードはぜんぜんダメでも、スキーは、僭越ながらそこそこできます。

それ以来Rは何かと甘えてくる。「最近元気ないですよ〜元気プレゼントします♪♪」とかいって腕に絡み付いて上目遣いで見つめながら念気を送ってくる。おいおい‥やめなさい。どぎまぎ。





ナイター観戦のとき、5月でも気温がかなり下がって、彼女やRはじめ、女性陣はかなり寒がった。男の先輩も一緒にいたけれど寒さについては全然ジェントルではなく、「もっと飲んだら体温あがるでしょ」とかいってイケてない発言。

試合の盛り上がりの頃合いを見計らって、私は席を立って売店へ行った。コーンスープを買って戻り、いよいよ盛大に寒がっている、彼女とRのもとへ。後ろからカップを差し出した。






二人は、とても喜んでくれた。‥くれた、のだが。





「●●さんって、やることほんとイケメンですよね〜!!」

とR。


なななんですと!?


ちょっと待てR‥




「んもう付き合いたい女性No.1!!」



‥‥R‥‥。
私はどう返せば良いの‥






そうしたら

「うんうん、付き合いたい♪付き合って〜〜〜」

と彼女。





きっつ〜〜。

きついぞ。

このボディーブローは‥。


一緒にいた女の先輩も「確かに〜!No.1!」とかいって同調するので私は困りきってしまい苦笑いするしかなかった。





でもまぁ、しのびがたきをしのび、あくまでもさりげなく彼女を守れられたら、それもまた嬉しいことだ。


どうか彼女にますますの幸福が、来ますように。

無宗教だけど、今回ばかりはお祈りする。


☆☆

さて!

彼女は相変わらず可愛くて


私にとって、なくてはならない存在で


同時に、


彼女にとって「なくてはならない存在」になりたいと


今でも思っている。











彼女に、ついに恋人ができた。




不思議にあまりショックではなかった。


でも


彼女にとって特別な存在が他にいるのかと思うと


せつなくなる。



いまだに彼女のことが愛しいし


もし彼女にピンチがあれば


なんでもしてあげるつもりだ。






とりあえずそのカレシに彼女をお願いして、


私は誰よりも強く


でもそれが伝わらないようにひそかに


彼女の幸福を祈ろう。









2009年は南半球から国内の関東あちこちまで、

彼女と旅した。





彼女は、私と行きたいところがあるという。



アメリカの一大都市。





旅行嫌いな彼女をがそんなこと言い出すとは思わなかった。



お姫さまを連れて、


ブルーノートエスコートでもするか!!!




がんばれ私!!!




☆☆

27

仕事帰りに

彼女を含め職場の人たちと飲んだ。

一応

会社の人だけじゃなくて

なんというか合コン的な場だったのだけれど

彼女と私は盛り上がってしまって

二人で勝手に騒いでいた。





私も彼女もワインやらカクテルをすごい勢いで飲んで

相当酔っ払って

二件目に移動するにもギャーギャーといちいち盛り上がった。

移動するときには小雨が降っていて

二人で一つの傘に入って

なんだか忘れたけれど無数のことに笑いまくって

フラフラ歩いた。





二件目を出て帰り道。

彼女と一緒の電車に乗った。



混んでいる車内で

ドア横の手すりに彼女がもたれて立って

私は彼女を人から庇うように立った。





彼女がポータブルプレイヤーのイヤホンの片方を差し出したので

耳に差し入れた。

彼女は色々と曲を聞かせてくれて

‥でもそれだけでは満足いかなかった私は

彼女にちょっかいを出したりした。

彼女は楽しげに笑ったり

含み笑いをしたりしたけれど

我に返って

「ちゃんと聴いて」

とか言って肩を小突いて

睨んだりする。



酔っ払ってよく覚えていないけれど

間近で顔を寄せあって

笑いあって




彼女の笑顔は近くで見ても


スーパー最強だ。










○○


情報番組にいしよしが出ていた。

キレーだなぁ。