INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ボクシング含め「強豪国の移動」について。サッカーも野球も…

井上尚弥の試合紹介記事とは別枠で、少しこの話をしておきたい

…6戦連続で日本国内でのタイトルマッチを行っている井上について「ナオヤ・イノウエは偉大さを証明するために、米国で試合をする必要があるのか?」と問われたポーター氏は、「彼がいわゆるボクシング界で、世界最高のスターになりたいならこっち(米国)での試合が必要だ」と断言。そして、「ボクシングでは海を渡り、米国に来て、米国人を倒して、ファンに注目してもらわなければならないんだ」と指摘したのである。

 井上に対する米国参戦を求める声は以前からあった。そうしたなかで、世界王者から新たに飛んだ意見はSNSで反響が拡大。反発する声があった一方で、「イノウエは逃げている」といったような異論も噴出した。

 そうした論争に意図せず巻き込まれた“怪物”も黙ってはいなかった。自身のXを更新した井上は、「アメリカに来て試合をしろと言うコメントに?????」と強調。そして、「今や軽量級の本場はここ日本にある。試合が見たいのなら日本に来ればいい。日本のマーケット以上の物がアメリカにあるのなら喜んで行く。それだけの価値がここ日本にはある」と反論をした。
news.yahoo.co.jp


いや実際に、明日はリーチ状態の「日本選手の四団体バンタム級独占」がロンかツモるか、なわけでさ。

…元K-1世界王者の武居は21年3月にボクシングデビューすると、8勝(8KO)の連続KO勝ちを続けてきた。K-1とボクシングで世界王者になれば日本初の偉業。デビューから全勝全KOで世界戴冠すれば、17年5月にWBC世界フライ級王座に就いた比嘉大吾(13試合)以来、日本人2人目の快挙だ。
(略)
 対する王者マロニーは20年10月に米ラスベガスで井上に世界挑戦し、7回KO負け。21年8月に再起すると、井上が返上したWBO世界バンタム級王座を23年5月に獲得した。今年1月に初防衛成功。世界的モンスターに敗れたとはいえ、ハイレベルな実力を持つ再起後6連勝中の実力者だ。対峙した武居は「すごく良い目をしていた。こっちも負けてらんないなと思った」と印象を述べた。

 同興行では、井上の弟のWBA世界バンタム級王者・拓真(大橋)が同級1位・石田匠(井岡)と2度目の防衛戦を行う。同級は4日に西田凌佑(六島)がエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に判定勝ちし、IBF王座奪取に成功。日本ジム所属選手99人目の世界王者になった。WBC王座には中谷潤人(M.T)が君臨しており、武居が勝てば全4つのベルトを日本人が独占することになる。

K-1サイキョ、の証明なるか、でもある。

いやしかし、近年ここまで、ボクシングの強豪国になったの、なに?? MMAではちっとも強豪国に躍り出ることがないままなのに!!


そのへんが、わからないのである。
たまたま偶然、強い人間がそろった。
ひとりのヒーローや一時のブームに触発され、才能ある人間が集った。
そこで金も稼げるようになり、大きなイベントも生まれて…の好循環があった。
カリスマ指導者が来て、効果的な練習方法などが共有された。


…国単位で、あるスポーツの強豪国になるというのは、いろんなパターンがある。
ボクシングでは、何が理由だったのだろうか。
松原隆一郎はかつて言った。
井上尚弥らの本格的な強豪が育つまで、亀田兄弟が色物的なことも含めてつないでくれた。その功績が大きい」と。
…そういう面もあるんだろうかね。



その一方で…全く不思議千万なのだが、かつて「コリアンファイター」というのが一つのスタイルを意味するほどに隆盛だった韓国ボクシング、今は?
詳しい人に聞いたのですよ


MMAで韓国ファイターが強いねぇ、という話から、プロレスとボクシングに(日本の様に)人材がいかないぶん、強いんじゃないか?日本もこの2ジャンルに人気が無ければMMAが強くなるんでは?という後ろ向きな分析(笑)があって…


韓国のボクシングがちょっと隆盛でなくなった理由は、もっと詳しいツイートがあったはずなのだけど保存しそこねた。



2014年記事。いくらなんでも10年前の状況とは変わっているだろうから、あまり現在の資料価値があるかは?だが

……実際に目にして、現地で取材した韓国ボクシングの現状は競技レベルや市場規模を比較しても日本とは比べ物にならない沈滞状態と言えると思います。ただそんな状態でも興行が存続していることは、韓国のプロボクシングが社会に深く根付いている事の証明なのでしょう。かつてはライバル関係にあった韓国のボクシング界の再興を願わずにはおれません。韓国ボクシングが盛り上がれば東アジアのボクシング市場にも良いフィードバックがあるはずです。

 そして現在の韓国のボクシング界の姿は明日の日本のボクシング界の姿かも知れない、そう思えばこそ現在の日本のボクシング界の問題は放置出来ないと再認識しました。現在のJBCが抱える公益認定や健保金の問題、ガバナンスの不在や感情的な運営等々は転落の原因となる事ばかりです。転換期であるからこそ透徹したビジョンが居るのではないかという思いを新たにしました。
boxing2012.blog.fc2.com



こっちとなると、本当に詳しくないのだけど
野球とサッカーでも「韓国は日本に差を付けられ始めたのではないか?」みたいな分析がサッカー・ワールドカップワールド・ベースボール・クラシックなどで、当の韓国メディアから出ていた。
こちら側から見れば杞憂もいいところで、最近もほら、なんだっけ、五輪予選で大会結果はともかく直接対決では韓国が勝ったじゃないか、であり、韓国にも「出羽守」や「尾張守」がいて、「衰退ポルノ」が流行ってるだけじゃねーの?と思うのだけど、
しかしまー、詳しい人は詳しいので、ひょっとしたらそれなりの理があるかもしれない。


news.yahoo.co.jp

www.recordchina.co.jp

www.j-cast.com

www.soccerdigestweb.com


しかしことMMAに限れば、ブラックなんとかにDEEP軍団がぶんぶんやられたり、ONEでもUFCでも韓国選手の勝率のほうが日本選手の勝率よりずっと上だったり、RIZINの対抗戦でも日本が2勝1敗だ!と言い条、実質は1勝1敗1分けのようなもんだったし。


MMAは起点(1993年)がはっきりしてるから断言できるけど、明確にスタートした年は韓国のほうが遅いし、団体の規模も日本が大きかった!(というか世界最大だった)! 
なのにこういうこともあるのであって…スポーツも、国策で報奨金だ、強化合宿打で強化したとかいうのならわかるけどさ。
何か国単位で強化する秘訣みたいなものもあるのかね。

comic-days.com

ジャイアントキリング230話 日本サッカーの発展はすごいこと

「それにね副社長・・・ たとえロースコアの試合だろうと 面白い試合を面白いと言える・・・。 もうこの国のサッカーファンは それくらい目が肥えてますよ」
「これって実は すごいことなんですよ副社長。 日本代表のシステム論を新聞で論じたりするんです 皆考えながらサッカーを観てるんですよ」
 
 「そりゃあ 世界との差はまだまだあるでしょう。 欧州では選手が上手いトラップをするだけで歓声が起こったり 選手への期待値によってブーイングの意味が違ったりする」
「そこまで日本のサッカーは 文化として成熟していないかもしれません。 でもよく考えてみてください。この国はほんの少し前まで W杯に出るのが夢のまた夢だったんですよ」
「それがプロリーグができて20年も経たないうちに W杯に出場し…アジアのチャンピオンにもなり…ヨーロッパで活躍できる選手まで輩出した。こんな短期間で急成長を遂げた国は 世界を見渡したって他にないんです」
 
「どうです?すごい話じゃないですか?何故そんなすごいことがなし得たのか これはこの国にプロリーグが生まれたからです」
(後略)
m-dojo.hatenadiary.com

怪物、来る。~ 井上尚弥 vs ルイス・ネリ (4大世界戦)Amazonプライム配信

2024 4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 井上尚弥 vs ルイス・ネリ

4団体統一世界スーパーバンタム級王者、井上尚弥が元世界2階級制覇王者、「パンテラ(豹)」ルイス・ネリを迎え撃つ。決戦の舞台は東京ドーム。歴史的なイベントになることは間違いない。8戦全KO勝ちの武居由樹が、ジェイソン・マロニーの持つWBO世界バンタム級王座に挑戦。武居の強打が炸裂するか。WBA世界バンタム級王者の井上拓真が指名挑戦者の石田匠を相手にV2戦に臨む。2月に9回KO勝ちを収めた井上と技巧派の石田。好勝負が期待できる。1月にWBA世界フライ級王座を獲得したユーリ阿久井政悟も登場。かつて10回TKOで退けた桑原拓の挑戦を受ける。返り討ちか雪辱か。4つの世界戦を独占ライブ配信
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0CK4BPT24/

開始は…
2024年5月6日 17:00 JST



事前番組もリンク張っておくか

独占密着 井上尚弥VSルイス・ネリ 東京ドーム決戦直前SP

シーズン1
ボクシング興行として34年ぶりの東京ドーム。そのメインイベントで対戦する井上尚弥とルイス・ネリに独占密着。井上尚弥本人が語るこれまでの歩み、東京ドーム決戦、そしてその先に見据える未来とは。また、ルイス・ネリのトレーニング先、アメリカ合衆国テキサス州エルパソでの独占取材を敢行。ロングインタビューでネリが日本での試合へ向けた想いを語った。さらに山中慎介は6年前ネリとの対戦時の想いと現在の気持ちを激白。井上尚弥とネリの対戦を巡りさまざまな想いが交錯する渾身のドキュメンタリー。

独占密着 井上尚弥VSルイス・ネリ 東京ドーム決戦直前SPを観る | Prime Video

手塚治虫文化賞「プリニウス」全12巻が、ブックウォーカー会員なら6日まで無料開放 くらげバンチは1巻分無料

いま、勇んで紹介しようと思ったら、会員限定なのね。
でもまあ、ブックウォーカーの会員もいないわけじゃないだろう。情報として紹介しておく



プリニウス(バンチコミックス) マンガ 完結

著: ヤマザキマリ  著: とり・みき みんなの★ 4.9
シリーズ12冊一覧へ

あらすじ・内容
どうしても、この男が描きたかった! 世界史上もっとも著名な博物学者にして、ローマ艦隊の司令長官。古代ローマ一の知識人にして、風呂好きの愛すべき変人。その男の名はプリニウス――。『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリが、最強のパートナー“とり・みき”を迎えて、ふたたび魅惑の古代ローマ世界に挑む。圧倒的な構成と迫真の画力で2000年前の世界を描く、歴史伝奇ロマンの決定版、ここに誕生!
bookwalker.jp

プリニウス 無料開放


印象に残るのは8巻で、知の殿堂アレクサンドル大図書館を、生ける図書館・プリニウスが訪れる所。
ここで、伝説のジャイアン的図書収集法が描写される…アレクサンドルに寄港した船は船内を捜索されて、一切合切の図書、文字情報はいったん没収されて写本を作られ、図書館に収納…されないかぎり出航できないという(笑)
そこまでして集めた記録が、大火炎上によって一切焼失したというのも、歴史のむなしさだが…

アレクサンドル大図書館 プリニウス
プリニウス アレクサンドル大図書館



くらげバンチでも無料開放だが、こちらは1巻ぶんね。全巻無料はブックウォーカー(会員)のほう

「ランキング」には「誰がどんな基準や尺度で選んだか」のリテラシーが必要(河野有理氏)。一方、橋迫瑞穂氏は…



別方向からいうと、それを気にする人は案外いないので、賞やランキングは勝手に「作る側」に回るのが一番トクだ、ということ


それを以前『「賞」ほど素敵な商売はない』という言い方で語った(笑)
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だからおいしい賞…漫画に与える賞は、まだ天下取り、天下簒奪の可能性があると、ちょっとその商売に関係ある業者が新規参入している。
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河野有理 ランキングリテラシー

Mizuho.H(橋迫 瑞穂)氏の意見も収録


【メモ】朝日新聞のGW恒例企画「みる・きく・はなす」の記事一覧(今年は、まだ途中かな)

簡単にメモ
朝日新聞は毎年、GW期間中に「みる・きく・はなすはいま」という大型短期連載企画を行っている
・これは1987年5月3日に阪神支局銃撃事件という、痛ましい事件があり、それを記念して言論の自由を考察する、という話。最初はその年の10月に開始
ここに簡単な解説あったな

みる・きく・はなす」はいま

 阪神支局襲撃事件を機に1987年10月に始まった長期企画。市民が自由にものを言える社会があってこそ、新聞が暴力に屈さず、自由に書けるという考えから連載は始まりました。
www.asahi.com

・内容は、評価するならまぁ賛否両論。特に、「ネット社会」の誕生と成長を見届けた企画だが、押しなべて「反インターネット」的傾向はある。
・1998年に、10年間の記事が単行本になった

・昨年、振り返り記事があった。昨年で270回ぐらいだったらしい

自由な言論を阻むものが日常に潜んではいないか。記者が探し歩く連載「『みる・きく・はなす』はいま」は1987年10月の新聞週間に始まり、昨年までに47部270回続いてきた。萎縮をもたらす芽は時代の変化に応じて姿を変えつつ、残存していることを伝えてきた。

「隠したい」元SEALDsの過去 若者の声を封じるものは
 連載開始初期の80年代後半は皇室を扱ったものが目立った。昭和天皇が89年1月に亡くなり、百貨店から結婚式場、ディズニーランドに至るまで活動の自粛が広がった時代だ。

www.asahi.com


…で、そんな賛否はともかく、毎年興味深くはあるので「一覧」を保存しておく。

2024年
増幅の先に 「みる・きく・はなす」はいま
ネットを通じ、気軽に発信できる一方、有害な情報もかつてない勢いで広まり、人々をむしばむようになりました。「ものをいえる自由」は後退していないか。アテンション・エコノミーの時代の言論の今を描きます。

第1回

SNSの「掃除人」たちが働く部屋 巨大IT委託、数分で削除の判断

暴力や脅迫、性的行為を映した動画が高速で流れる。削除するか、1本あたり2、3分で決めなければならない。東南アジアの高層ビルの一室。「SNSの掃除人」と呼ばれるコンテンツ・モデレーターたちが、ヘッドホン・・・[続きを読む]



第2回

SNSにはびこる問題投稿、欧州委員が訴えた「汚いビジネス」の構図

誰もが自由に発信できる時代が訪れ、市民の手で新たな言論空間が生まれる――。SNSが登場したころ、そんな期待が世界に広がった。だがいま、デジタル空間には問題のあるコンテンツがあふれる。健全な議論や対話に・・・[続きを読む]




第3回

越境した憎悪、拡散瞬く間 在日クルド人装い、1人で180件投稿

4月3日夜、男性は約束の時間ちょうどに、パソコン画面の向こうに姿を見せた。口もとにひげ、黒いTシャツ姿。名前はタイフン、34歳。トルコのイスタンブールで、IT関係の仕事をしていると自己紹介した。日本は・・・[続きを読む]




第4回

消せぬフェイク、女性政治家を標的 「バズりそう」内容見ずに拡散

昨年11月19日午後2時。「進撃のJapan」というXのアカウントを運営する男性は、いつものように投稿の「ネタ」を探していた。ある投稿が話題になっているのを見つけた。「塩村あやか議員『恥ずかしながら私・・・[続きを読む]




第5回

市長会見の切り抜き動画、刺激優先 「身の危険」質問やめる議員も

「何もアクションを起こしていない議会、いったい誰のために仕事をしているのかと」4月22日午前10時、広島県安芸高田市の会見。市長の石丸伸二(41)は議会をやり玉に挙げた。11時間後、市がその動画をユー・・・[続きを読む]




第6回

「行かないことが支援」善意の拡散が変質 能登にいま漂う空気は

元日の能登半島地震。二次災害の懸念があり、道路事情の問題もあって、報道機関もなかなか被災地に入れない。どこで何が起きているのか、情報は乏しかった。翌2日、主に石川県のグルメ情報を発信していたX(旧ツイ・・・[続きを読む]



第7回

現実にもSNSにも、差別はある 機械に任せてはいけない一線を

巨大SNSなどのデジタル空間では、私たちの社会にある差別や中傷が増幅される。ゆがみを直すために、私たちは何ができるのか。「AI(人工知能)による差別」に詳しい哲学者で、京都大特定研究員の前田春香さんに・・・[続きを読む]

2024年05月05日 16時00分

そこから、更に前も含めた一覧(2024年現在の一覧で見られるというだけで、全部ではない)

連載一覧
写真・図版
日常に潜む不自由の芽、姿変え今も 朝日新聞連載270回をたどる(2023/5/1)
 自由な言論を阻むものが日常に潜んではいないか。記者が探し歩く連載「『みる・きく・はなす』はいま」は1987年10月の新聞週間に始まり、昨年までに47部270回続いてきた。萎縮をもたらす芽は時代の変化…[続きを読む]

写真・図版「やつらが悪い」の誘惑 陰謀論、身近な人がはまったら(2021/5/14)
 コロナ禍で、根拠のない「陰謀論」を信じ込む人が増えている。なぜはまり込んでしまうのか。身近な人がそうなってしまったらどう対処すればいいのか。陰謀論に詳しい評論家の真鍋厚さん(41)に聞いた。 ――陰…
写真・図版「井戸に毒」投稿者に2度問うた 虐殺の現場訪ねた記者(2021/5/3)
 目の前の電線が、左右に大きく揺れていた。 2月13日午後11時すぎ、東京都内の住宅街。下水道工事の現場で作業していた男性(34)は休憩中、福島県沖を震源とする最大震度6強地震に気付いた。缶コーヒー…
写真・図版森氏発言に口閉ざすアスリート 幻になった声明発表(2021/5/2)
 2月上旬、東京アクアティクスセンター。競泳ジャパンオープンは、復活を期す池江璃花子選手らの活躍に沸いた。 その会場で日本水泳連盟は、競技以外の質問を控えるよう報道陣に要請した。 東京五輪の大会組織委…
写真・図版「感染者宅に投石」デマ拡散 知事も発信した未確認情報(2021/5/1)
 新型コロナウイルスの第3波が拡大していた今年1月。宇都宮市にある呼吸器内科の医院の敷地に、3枚のビラが貼られていた。 「コロナが拡大したのは(院長が)TVに出たため。責任とって下さい」 黒いペンでの…
写真・図版「1いいね=1.2円」 その「民意」は大丈夫ですか?(2021/4/30)
 SNSや動画サイトで架空のフォロワーや「いいね!」を売る業者がある。 「SNS集客承ります」「1いいね=1・2円」。検索すると、10を超える業者のサイトがヒットした。問い合わせ窓口にメールで取材を申…
写真・図版「ワクチンは殺人兵器」 大物県議がのめりこんだ陰謀論(2021/4/29)
 コロナ禍に不安が高まり、デマや陰謀論が広がる。信じたいものだけを信じる姿勢を、SNS空間が助長する。「虚」が広がって「実」がかすんでいく姿を、現場を歩いて報告する。 小さな牧場の脇にあるログハウス風…
写真・図版1坪店から国会を発信 「ネトウヨだった」投稿主の懸念(2019/5/7)
■「みる・きく・はなす」はいま 通わぬ言葉 「参院本会議、やっと映像きたー」「質疑面白い」 ツイッター名「踊(おどり)♥ウタマロ」さんは、国会の議論が好きでたまらない。国会のニュースや質疑に感想も加え…
写真・図版銃弾→ブラジャー 陰湿に変わる攻撃「魂をそぎ落とす」(2019/5/5)
■「みる・きく・はなす」はいま 通わぬ言葉 北九州市議の村上聡子さん(53)が事務所に届いた段ボール箱を開けると、注文した覚えのないベージュ色のブラジャー16枚がぎっしり詰まっていた。美容ドリンク、青…
写真・図版ネットがさらす被差別部落 議論避けた社会、深めた差別(2019/5/5)
■「みる・きく・はなす」はいま 通わぬ言葉 東海地方の20代女性が両親に結婚相手を紹介したのは、昨年末のことだ。家族のお祝いムードは、父親のネット検索で一変した。 「○○は部落」 相手の住所が被差別部…
写真・図版外国人施設に対話なく「反対」 不安の正体、直視できず(2019/5/4)
■「みる・きく・はなす」はいま 通わぬ言葉 住宅の軒先に、いくつもののぼりがはためく。「住環境の破壊 ダメ!絶対!」「子ども達の安全・安心を守れ」。昨年秋、大阪府摂津市にある住宅地の風景が変わった。 …
写真・図版50秒の映像、黒塗りに 五輪熱の裏で広がる自粛の空気(2019/5/3)
■「みる・きく・はなす」はいま 通わぬ言葉 映像作家の吉開(よしがい)菜央さん(31)はやりきれない思いでいる。昨年6月、自らの作品「Grand Bouquet(グラン・ブーケ)」の一部を黒く塗りつぶ…
写真・図版17歳のツイートに賛否殺到 「政権擁護じゃないのに」(2018/5/3)
■「みる・きく・はなす」はいま 発した先に 今年3月、名古屋市立八王子中の公開授業で前川喜平・前文部科学事務次官が講演したことについて、文科省が市教育委員会に問い合わせた問題が発覚した。 「意味のない…
写真・図版沖縄の分断、映すメディア 「事実」めぐり地元紙を批判(2018/5/2)
■「みる・きく・はなす」はいま 発した先に 4月23日、沖縄県沖縄市。コミュニティーFMラジオ局「オキラジ」から女性の声が流れた。 「中国の侵略と琉球独立が進行中。地元新聞マスコミを含む左翼活動グルー…
写真・図版「住所特定中」なぜ非難の的に デマに踊るネットの正義(2018/5/1)
■「みる・きく・はなす」はいま 発した先に 「結婚ですか?」 昨年5月、慶応大教授だった曽根泰教(やすのり)さん(70)=政治学=は、多くの教え子や同僚から尋ねられた。自身の結婚を報告する作家の手記が…
写真・図版「意外な真実が見えた【衝撃】」 独り歩きする動画情報(2018/4/30)
■「みる・きく・はなす」はいま 発した先に 大阪市内にある1Kのマンション。6畳ほどの居室に、雑然と洋服が積まれている。「みずにゃん」の名で自作動画を配信し、月60万円以上稼ぐユーチューバー。浜薗(は…
写真・図版あえて炎上狙い、主張を拡散 JC素性明かさず過激投稿(2018/4/29)
■「みる・きく・はなす」はいま 発した先に 壇上でマイクを握った女性が叫んだ。 「ニッポンを変えるのは――?」 一斉に声が上がる。 「オレたちだ――!!」 昨年7月、横浜市内で開かれた年1回の「サマー…
写真・図版障害者手帳、あの日から見せられなくなった(2017/5/3)
■「みる・きく・はなす」はいま ゆがむ事実 障害者46人が殺傷された相模原事件。人の命に優劣をつける考え方が事件の背景にあると指摘された。ところが、政府は再発防止策として、むしろ精神障害者の「監視」を…
写真・図版パクリ記事、月収350万円 「コピペやめると稼げず」(2017/5/2)
■「みる・きく・はなす」はいま ゆがむ事実 他サイトから無断転載したコピペ記事や、宣伝の意図を隠すステルスマーケティング……。ネットビジネスが拡大するなか、営利を優先して法に触れかねない手法が横行して…
写真・図版「ファースト」掲げる政治家 共感の陰で漂う排外的空気(2017/5/1)
■「みる・きく・はなす」はいま ゆがむ事実 「○○ファースト」。世界中の政治家たちがいま、この言葉を掲げ、多くの人々が旗のもとに集う。アメリカ・ファーストブリテン・ファースト、ジャパン・ファースト……
(かすむリアル:4)森発言、声上げられぬ選手ら(2021/5/3)
(かすむリアル:3)コロナ不安、広がるデマ・中傷(2021/5/2)
(かすむリアル:2)「いいね」も民意も、水増し(2021/5/1)
(かすむリアル:1)コロナ不安、浸食する陰謀論 マスクすると激怒、耐えきれず離婚(2021/4/30)
(かすむリアル:1)広がる「陰謀論」、議員も共鳴(2021/4/30)
(許せない許さない:6)「五輪おかしい」言えぬ空気 自分ごと、気づき始めた人も(2020/5/4)
(許せない許さない:5)ネットに渦巻く「自分の正義」 攻撃で達成感、でっちあげも(2020/5/3)
(許せない許さない:4)「言論戦」芸術祭標的に電凸 作家との対話、主張交わらず(2020/5/2)
(許せない許さない:3)コロナであおる「排外主義」 政治の場、「武漢」呼称を連呼(2020/5/1)
(許せない許さない:2)「誰がコロナだ」噴き出した村 役場や学校へ、追い詰める声(2020/4/30)
(許せない許さない:1)コロナ危機、疑心デマ増幅(2020/4/29)
(許せない許さない:1)感染恐れ、誰かを責める 陽性20代、名字・地元・父勤務先も拡散(2020/4/29)
(通わぬ言葉:5)国会の質疑、接してみようよ(2019/5/8)
1坪店から国会を発信 「ネトウヨだった」投稿主の懸念(2019/5/7)
(通わぬ言葉:4)広がる攻撃、銃から下着まで(2019/5/6)
銃弾→ブラジャー 陰湿に変わる攻撃「魂をそぎ落とす」(2019/5/5)
ネットがさらす被差別部落 議論避けた社会、深めた差別(2019/5/5)
(通わぬ言葉:3)「部落情報」、差別の種ネットに(2019/5/5)
外国人施設に対話なく「反対」 不安の正体、直視できず(2019/5/4)
(通わぬ言葉:2)外国人施設「反対」、遠い対話(2019/5/4)
50秒の映像、黒塗りに 五輪熱の裏で広がる自粛の空気(2019/5/3)
(通わぬ言葉:1)近づく五輪、やりきれぬ黒塗り(2019/5/3)
(通わぬ言葉:1)スルーされる「五輪反対」 機運損なえない空気、対話阻む(2019/5/3)
17歳のツイートに賛否殺到 「政権擁護じゃないのに」(2018/5/3)
(発した先に:5)17歳の投稿、過剰な賛否(2018/5/3)
沖縄の分断、映すメディア 「事実」めぐり地元紙を批判(2018/5/2)
(発した先に:4)沖縄、分断映すメディア(2018/5/2)
「住所特定中」なぜ非難の的に デマに踊るネットの正義(2018/5/1)
(発した先に:3)「私は正義」、攻撃や中傷(2018/5/1)
「意外な真実が見えた【衝撃】」 独り歩きする動画情報(2018/4/30)
(発した先に:2)不確かな動画情報、独り歩き(2018/4/30)
あえて炎上狙い、主張を拡散 JC素性明かさず過激投稿(2018/4/29)
(発した先に:1)素性は明かさず主張拡散(2018/4/29)
(発した先に:1)「炎上」狙い過激発言 「議論おたく」、匿名で暴走(2018/4/29)
障害者手帳、あの日から見せられなくなった(2017/5/3)
(ゆがむ事実:5)「命に優劣」こそ問題なのに(2017/5/3)
パクリ記事、月収350万円 「コピペやめると稼げず」(2017/5/2)
(ゆがむ事実:4)コピペ記事、月収350万円(2017/5/2)
「ファースト」掲げる政治家 共感の陰で漂う排外的空気(2017/5/1)
(ゆがむ事実:3)「ファースト」でない私は?(2017/5/1)
陸自は暴行起こす」「海保で自殺」政治家も臆測で発信(2017/4/30)
(ゆがむ事実:2)真偽不確か、政治家も発信源(2017/4/30)
「トランプをホワイトハウスに入れた男」の偽ニュース(2017/4/29)
(ゆがむ事実:1)作り話?私は信じてる メディア不信、過激な言葉増幅(2017/4/29)
(ゆがむ事実:1)虚偽拡散、気づけば「真実」(2017/4/29)
(話そかな、:5)話そう、したたかに(2016/5/3)
(話そかな、:4)話せない、圧力避けたい(2016/5/2)
(話そかな、:3)話すな、「公平」の下に(2016/5/1)
(話そかな、:2)原発不安、もっと話したい(2016/4/30)
(話そかな、:1)話さない、前に出ない デモに参加、顔出しはNG(2016/4/29)
戦後70年、どう掘り下げた 15年度第2回朝日新聞紙面審議会 9月会合(2015/9/26)
TOPICS/(排除の理由:5)言論、すくむ自治体(2014/5/2)
TOPICS/(排除の理由:4)ナチズム語る若者(2014/5/1)

みるきくはなす 一覧

「某TV局、ソ連崩壊時にみんなションボリでしたよ」…TBSのことを(笑)阿川佐和子がさらっと暴露!

めっちゃ貴重な歴史的証言。
週刊文春阿川佐和子「この人に会いたい」に日本共産党の前委員長・志位和夫が登場しましてな。
※ちなみにこの対談記事は、売り物の一つなので文春は「楽天マガジン」などのサブスクには掲載しないらしい

基本的には別に面白い話があるじゃなく、阿川佐和子のどこにでも話を合わせられる重宝なノンポリぶり(後述)が際立つのだけど、そういう話の中で…すごい歴史的な告白、告発がされた。


共産党ソ連や中国や北朝鮮とは違う、ソ連とは厳しく対立してたんだ、と志位氏がいう(ルーマニアはおいとけ)。で、冷戦崩壊の時も、共産党ソ連崩壊を歓迎したんだ、という話をしてたのだが、それに対して、阿川氏が、おそらく悪意なくサラッと・・・

阿川佐和子(某TV局=TBSの人はソ連崩壊の時に皆しょんぼり)

「へえ~!私、某テレビ局で働いていましたけど、報道にいるテレビマンって反体制の人が多かったから、ソ連崩壊の日はみんなションボリしていましたよ」

いや、聞いてみれば予想というか印象通りだけどさ、あの時代に、あの現場にいたその人が、自分の目撃談としてこう話したのはすっごく貴重な資料だよ!!TBSの、な!!

……1981年、『朝のホットライン』でリポーターを務め、1983年より『情報デスクToday』のアシスタントを務める。1989年からは『筑紫哲也 NEWS23』のキャスターを務める。1992年に米国ワシントンへ渡り、帰国後は『報道特集』のキャスターとなる。1993年には週刊文春で「阿川佐和子のこの人に会いたい」の連載が始まる…
ja.wikipedia.org

そう、冷戦終結からソ連崩壊の1991年に至るあの時期、彼女が見た報道の現場というのは、TBSは『筑紫哲也 NEWS23……




阿川佐和子という人は、かのゴリゴリにカテエ右派作家・阿川弘之の娘であるにもかかわらず、逆にそこから父親を等身大の頑固偏屈親父として捉え、あっぱれなほど政治思想的な影響を受けなかった。そして上記のTBSの報道現場にいても、まさに同様にそんな”報道魂(?)”にこれまたあっぱれなほど影響を受けず……そして、そのスタンスが逆に皆から愛される、という稀有な存在でありつづけた。いまでもTVタックルビートたけし大竹まことを前に、そういう存在なのだから。


だから、上のひとことも、ほんとに見たまんまで、悪意とか無いスケッチなのだろう…。


しかし、受け止めるこっちとしては重大な話なんだよな。
1991年の段階でも、「ソ連が崩壊」と聞いて…、ーー日本共産党ですら「諸手を挙げて歓迎」という声明を発表したというのにーー 日本を代表するテレビ局=TBSのテレビマンたちが自称”反体制”だからって「みんなションボリしてた」は、ぶっちゃけオウム信者統一教会信者とかQアノンがスタッフにいました、みたいな話に近いんじゃないの?(もちろん思想の自由も、信教の自由もある。そういうこと自体は、法的な制限とかがあるではない)。


というか、彼らは自分たちでも、それがかなりヤバい、イタい話であることは分かってるんでね。「1991年にソ連が崩壊した時、僕はソ連のシンパだったからすごくがっかりでしたよ!!『筑紫哲也ニュース23』のスタッフは、中ではみんながっかりしてたんです」と、自分達からは言い出さないだろう。黒歴史だとわかってるから(笑)
それがヤバい話、彼ら自身は公言出来ない黒歴史であるという歴史的文脈をおそらく把握してない阿川佐和子が、悪意なくさらっと「当時働いていたテレビ局では、報道テレビマンがみんなソ連崩壊にがっかりしてましたよ」と暴露する、という喜劇的、あるいは悲劇的すぎる一幕……。


もともとTBSは,先輩記者が後輩に「メディアは社会党を応援するのが使命だ」と指導するような社風であるとは聞く。
m-dojo.hatenadiary.com




ただ、問題はソ連崩壊に際して……東大で皇国史観を主導した平泉澄が、「敗戦の日には当時の多くの東大教授がその職にしがみつくなか、大八車に書籍を載せて自ら引いて東大を去った」みたいなことはなく、この「しょんぼりしていた報道のテレビマン」たちが、そこからほぼ20年、30年にわたって、そういうメンタリティを持ちながら、大きな顔をして報道のど真ん中にいたってことなんだよな!!

報道の自由度ランキング」が発表された云々、の日に記す。

DEEP119が配信中。元谷友貴は平松翔に完勝、北岡悟、石田竜也など参戦

感想
DEEPは選手名の表示にずっと所属ジムが表示されるので、ファイトスタイルを予想したり思い入れを込めてみるのに便利だ。
元谷は、福田龍彌との対戦が福田の故障で流れてしまったのは残念。
勝ったのはいいけど、ワンダウンを喫したのはダメージ的にもいただけない。何で最初、あんなに打撃戦ばっかりだったんだろうな?


水野竜也は、あんなに重量感があったかな…と思うけど、しんどく減量するよりメガトンの分野で戦う、というのはベテランの選択肢としてあっていいのかも

北岡悟は苦難の道だが、彼も既に闘い続けることがボーナスだしファンのちょっとうれしいおまけだ(サッカーの三浦カズ、バスケの田臥みたいな感じである)。だが、北岡の寝技をかわして打撃で仕留められる相手のほうは、やはり知名度や評価をあげることになるだろう
(名前忘れたがJTTの選手だったな)

5月3日 17:45 配信開始
見逃し配信中

宗明建設Presents DEEP 119 IMPACT

メインイベントは緊急参戦の平松翔が元谷友貴と対戦!

ライブ開催日時
5月3日(金)
17:45 配信開始 / 17:55 開演予定
見逃し配信期間
5月3日 21:22〜6月2日 23:59



オープニングファイトを含めた全試合を完全生配信!

元谷友貴とDEEPバンタム級王者決定戦で対戦する福田龍彌が練習中に肩鎖関節脱臼の怪我をしたため試合を欠場することになりました。

https://video.unext.jp/live/LIV0000005294


パンクラスの久米鷹介もいい試合を見せました
video.unext.jp