清原2000本安打達成

<ヤクルト7−4巨人>◇6月4日◇神宮
「一国の盟主になるよりも、ダービー馬のオーナーになるほうが難しい」・・・ほどではないが、記録にも記憶にも残る試合にめぐり合うにも、結構な運が必要であると思う。自分も、86年9月26日の後楽園、巨人対中日を初めて見て以来、これまで約100試合、プロ野球大学野球を見ているが、その中で、つい誰かに自慢したくなるほどの試合にめぐり合えたか、となるとなかなか見つからない。せいぜい挙げるとすれば、後楽園球場のラストゲーム(87年10月18日・巨人対広島)松坂大輔のプロ初登板(99年4月7日・日ハム対西武)ダイエーの優勝(03年9月30日・ロッテ対ダイエー)MLB開幕戦(04年3月30日・ヤンキースデビルレイズ)・・・。
それが、今日に限っては、見に行けば歴史的な瞬間に立ち会うことができる可能性が極めて高い。となれば、マリンに行くのを神宮に変えることは至って自然なことであった。(笑)
3日の巨人対中日で、清原が1999本目の安打を中前に打つのを見届け、駅前のサンクスに向かったのだった。
2000本目を、いつ、どんな場面で打つのかがこの試合の焦点。それが、1回2死一塁で、早くもやって来ようとは!