ブログを引越しします。

うまく写真が載せられないので、はてな日記からはてなブログに移行してみます。お手数ですが、今後はこちらのURLをご覧くださいませ。
http://haruko41.hatenablog.com/
今後は少しでも更新の頻度を上げてみたいな〜、と思っていますので見守っていただけると嬉しいです。しばらくは試行錯誤となることでしょうが、よろしくお願いします!

  感謝祭の休日

すっかりご無沙汰していますが、みんな元気に過ごしています。10月から11月にかけて京都の母が滞在し、並行してドイツからの友人親子も5日間過ごしていき賑やかな初秋でした。母と一緒に普段あまりしないランチに出かけたり、炉開きなどのお茶の行事にも参加できて楽しかったです。
九日間あった感謝祭の休日の前半は、通常どおり日本語学校に行き、宗旦忌でお点前をする機会をいただき、30人が集まるパーティがあったり、子供たちは新年度が始まってから滅多にできなかったプレイデイトをしたり忙しく過ごしました。後半は、三泊で中央〜北カリフォルニアまで出かけてゆっくりと家族団らんしました。
まずはPinnacles National Parkから。3年前に認定されたばかりのアメリカで一番新しい国立公園には、古代の火山活動でできた岩や洞窟がそのままの状態で残っているとのことです。写真で小さい子供たちが見えるでしょうか。

すーとけーはこんなところが大好き。

山の上の方にはこんな貯水池がありました。

モントレーの朝は快晴で絵にかいたような美しさでした。

モントレー水族館の一番の目玉の一つは世界最大という水槽です。二匹のウミガメをはじめ、シイラ、はまち、シュモクザメ、エイなどがのびのび泳いでいます。餌やりの時は特に、3万匹のイワシから目が離せません。研究施設も併設している分、他の内容も充実していて年会員になってしまいました。

友人夫妻を訪ねたパロアルトではロサンゼルスでは見られない紅葉に出会いました。友人によるともともとこの土地の植物ではなく外来種らしいのですが、少し秋らしい気分です。

散歩中にはシリコンバレー発祥の地、HPのガレージ前も通りました。当時は、二階建ての一階を貸していて、そこに彼らが住んでいたとのこと。奥のガレージには既にクリスマスリースが飾られています。

二年ぶりくらいにサンホゼのThe Tech Museum of Innovationを訪れました。

しばらく来ない間にかなりテッキ―になっていてビックリ。シリコンバレーからの寄付が手厚いのか、展示物も大幅に変わっています。

最終日の朝は大雨。荒れた海を見に行きました。Yoくんとけーだけが海に立ち向かっています。

モントレーには掘出し物のベーカリーがありました。パン好きの方は是非Parker-Lusseau Pastriesをお試しください。うちの近所にも一軒欲しいほどです。

 新年度

新年度が始まり三週間が過ぎました。すーは10マイルほど離れた学校へ通うことになり、新しい生活サイクルが動き出しています。スクールバスのルート変更をしても今までより早く起きなくてはならないことに変わりなく、娘の睡眠時間確保のためにも、やはり朝はできる限り私が送っていくのが良いのかも・・・と思い始めているこの頃です。すーが違う学校に行くことを惜しんでいたけーも一年生になりました。二人の子供がやっと同じ学校になったと思ったのもつかの間(一年だけでも同じだったことをありがたく思おう)、それぞれの学校に親も本格的に関わっていくことになるのでしょう。
自然史博物館で開催中のPterosaurs展は、ジュラ紀から白亜紀にかけての飛翔動物に関するものでした。

プテロサウルスと言っても、小さいものはその辺の鳥サイズから、大きいものは広げた翼の端から端まで10メートルもあるものまで様々。考古学者の方々は、化石などの少ない材料から何を食べていたかなどそれぞれの生態をよくも調べてこられたものだと感心したことです。面白い試みとして、自分がプテロサウルスになって魚を捕獲するバーチャルゲームがあり、大人も子供も夢中になっていました。車酔いする私にはちょっとハードル高かったですが、三機も置いてあるのがいつも行列なほどの人気でした。おすすめです。

 ローマ

ご無沙汰しています。おかげさまで家族全員元気に過ごしています。夏の一大イベントはローマ旅行。夫の出張についていきました。とはいえ出発は別で、非日本語/英語地域に踏み入れるのは十年以上ぶり。極度の緊張状態で子連れ入国しましたが、初イタリア、永遠の都ローマにすっかり魅せられて帰ってきました。観光都市なので英語が大体通じるのもありがたかったです。2000年以上も前の遺跡、Foro Romano。カピトリーノの丘からは遠くにコロッセオも見えます。

コロッセオは大人気のため、人がいっぱい。暑さにやられた子供たちは終始不機嫌でしたが、私は大満足でした。毎日昼寝をして体力を保持し、涼しい夜に活動時間を充てるようにしていました。

子供たちのミドルネームは恐れ多くも女神ダイアナとジュリアス・シーザーにちなんだものなのです。それぞれ所縁のある何ものかに触れることができました。ボルゲーゼ美術館にあった絵画、右上にダイアナがいます。

Foro Julianoの近くに立つ銅像の後ろにこっそりけーが隠れています。

私にとってはBerniniの彫刻Apollo and Daphneが最大の出会いでした。きっと有名であろうBerniniですが、寡聞にして知らず。この彫刻にある背景のギリシャ神話すら知らない私でさえも引き付ける力に抗うことができませんでした。

少し故郷に似ているような気がして、もちろん歴史はもっと古いのですがまた是非訪れてみたいと思わさせるさすがの古都でした。塩野七生さんのご著書の数々、惣領冬実さんの漫画、マリオン・ジョーンズさんのご著書など、しばらくどっぷりとローマに浸っていました。ヨーロッパの密集具合も再認識しました。アメリカ、特に最西部のだだっ広いCAに住んでいるのとは違う感覚。もちろんLAでも人がたくさん込み合って生活していますが、その地に連綿と続く人類・文明の歴史の長短を感じた旅でもありました。

 三月中旬

現地校も日本語補習校も、名実ともに春休みに突入しています。その前にあったのが、St. Patrick Day。アイリッシュであろうとなかろうと、緑の服を着ましょうと学校からのアナウンスがあります。その日にプレイデイトをした娘は、お友だちとLeprechaun Trapを作成しました。レプリカンという妖精を捕まえると幸福になれるという言い伝えがあるそうです。

その翌日は、けーのみSpring Flingがありました(二年前、すーのキンダーの時の様子はこちらの下の方スクロールしてください。今年は皆でスナックをいただいて一遊びした後、人参の種を皆で植えます。イースターのウサギを意識しているんでしょうね。

他のアクティビティを待っている間、担任の先生が読み聞かせをしてくれました。マッチデーということで、先生はじめ生徒もテーマカラーの青を身に付けています。

放課後プログラムのサッカーを頑張っているけーの様子です。遠くの方におります。

日本語補習校の年度終わりは珍しくお昼までだったので、長らく行けていないLACMAへ向かいました。目当ては翌日で会期終了のFrank Gehry展。この左のもこもこした壁は日本製の硬化ゴムだそうで、曲線を建築に取り入れるというのもゲーリーの興味の対象だそうです。

家屋、商業施設など多様な模型が山のように展示されていました。これはスペイン・ビルバオグッゲンハイム美術館。NYのグッゲンハイム美術館フランク・ロイド・ライト設計)が大好きなのでビルバオの方はあまり興味がなかったのですが、俄然行ってみたくなりました。近場のヴェニスなどにも建物見学に行ったら楽しいかも。カナダ・トロント出身のゲーリーからLAへのラブレターもあって、この土地柄との相性というのもあるんだあろうな〜、と思わされました。

久々に週末らしく過ごした続きは、ミニゴルフ。前回よりも親の聞く耳を持つようになり、親たちとすーはスコアをつけて楽しみました。

春休みは普段行きたくても行けないところに行こうということで、第一弾はこちら。

物理を遊びながら学ぶエリアは、自分たちの手を動かして、体でいろいろ感じられます。ここで作ったローラーコースターは他の子どもたちにも人気でした。

けーがすーを乗せて漕いでいました。大きくなったものだ。

Orthodontist(矯正歯科医)でレントゲンを撮られているすーをパパラッチ。半年余りの顎を大きくする治療でまず上あごの器具が取り外されました。

春の花たち1。日本語補習校の卒業式からお福分けいただいた桜はこれぞ桜!という風情。LAにも沢山桜はありますが、この花弁・この枝の肌にはなかなか出会えないのです。

春の花たち2。すーにシロツメクサの花冠を教えてほしい、と言われたのですが、こちらのシロツメクサは茎が短くてすぐに切れてしまいます。四苦八苦しました。

春の花たち3。ラナンキュラスです。年中店頭に並ぶチューリップと比べると、この花は春だけのお目見えなのです。

春の花たち4。藤が綺麗に咲いているのも見つけました。

春の花たち5。小学校のファーム前のブーゲンビリアもわさわさと茂っています。白い花も何とか見えますでしょうか。

 三月第一週

haruko412016-03-07

ようやく春のリースを作り、玄関のドアに飾りました。二月の半ばまでホリディシーズンのリースをかけっぱなしにしていたのに気づいていませんでしたから。
そしてぎりぎりになってお雛さまも出しました。里の母が日本から運んでくれたもの、やはり毎年お顔を見たいし、子供たちにも見せたいです。

同じ日が、けーの担任の先生のお誕生日。すーもキンダーでもってもらって大好きな先生に皆で相談して、赤いベースに黄色いお花のアレンジメントを作りました。

その夜、学校で催されたのがFamily Reading Night。一か月の読書月間のラストスパートの行事で、In-n-Outのトラックがハンバーガーを販売したり、

ピザやベークセールで腹ごしらえし、パジャマやローブ姿の子どもたちが十分駆け回った後、いくつかの部屋に分かれて読み聞かせが行われます。けーと一緒に参加した二部屋はどうやらエンタメ業界のお父さんたちがボランティアで読んでくれて、「〇〇っていうテレビ番組に出ているアクターでしょ?」と小学生に質問される場面もありました。さすがに上手です。

すーの先生がお世話している蝶々用の花壇で見つけたモナークバタフライの幼虫です。始業前に、子供たちがカタツムリを排除するお手伝いをしているときに見つけました。

こちらはさなぎから出たばかりのモナーク。左に透明なさなぎが見えるでしょうか。

お友だちから日本のお土産でいただいたアンテノールのクッキー。こういう意匠は日本の得意技ですね。

Yoくんが出張で留守なので、久しぶりにけーとヤマハへ行きました。つかえながらも頑張っています。

すーがお誕生日会に参加している間に、公園でけーとサッカー遊びをした一幕。

  ご無沙汰しております。

このところ暖かいLAです。

すっかり間が空いてしまいました。家族全員、元気に目まぐるしく過ごしています。小学校の読書月間で、すーは一か月で3000時間だか4000時間だかを目指して、ひたすら読み続けています。学年上位になると朝礼で校長先生に何かを投げつけることができるらしいです。けーは学校ではバイオリンレッスン、放課後プログラムではサッカーを始めて、新しい世界に接し、楽しんでいます。私たち夫婦は四月から日本語補習校の父母の会役員を務めることになり、新年度に向けての準備に取り組んでいるところです。台所のヒヤシンスが開花して、とても良い香りを放っています。子供のころに水栽培していたのを思い出します。