相場師一代 是川銀蔵

P.216
もうは,まだなり.まだは,もうなり

P.221
もちろん,売りの手口をし,高値での売りをスムーズにするために,
売るだけではなく,買いの注文も証券会社に出すのである.
売りと買いを交互にこなしつつ,手持ちの株を徐々に手放していくのがコツである.

P.300
1. 銘柄は人が勧めるものでなく,自分で勉強して選ぶ
2. 二年後の経済の変化を自分で予測し大局観を持つ
3. 株価には妥当な水準がある.値上がり株の深追いは禁物
4. 株価は最終的に業績で決まる.腕力相場は敬遠する
5. 不足の事態などリスクはつきものと心得る
これが,これまで私が書き綴ってきた投資人生のまとめ,投資五ヶ条である.


相場師一代
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コンピューターで「脳」がつくれるか 五木田 和也

P.118
最終行程が半端に優秀な為に,ネットワーク全体が最終行程(最後の層)だけで学習を進めていってしまって,多層にした意味が薄れてしまうのです.

P.119
この解決策はわかってしまえばとてもかんたんです.
まず一層だけで学習し,学習が終わったら二層目を追加して二層目だけを学習し,それが終わったら三層目だけを学習し,と言うように一層ずつ学習させて,それが全て終わったら全ての層をつなげて,改めて一つのネットワークとして学習させればよかったのです.

P.124
・特徴抽出を自動でできるようになった
・マルチモーダルな特徴が扱いやすくなった
・今まで蓄積していた機械学習技術を押し上げた

P.130
3つの柱
・小脳 <-> 教師あり学習
大脳基底核 <-> 強化学習
大脳新皮質 <-> 教師なし学習


コンピューターで「脳」がつくれるか
五木田 和也
技術評論社
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Decoding Reality V.Vedral

ただいま更新停止中です。万事うまくいけば、来年の夏ごろに再開する予定です。
V.Vedral著『Decoding Reality』は情報物理の読み物です。この本面白かったですよ。『宇宙を復号する』(C.サイフェ)などで楽しまれたかたにはお勧めです。

Decoding Reality: The Universe As Quantum Information

Decoding Reality: The Universe As Quantum Information

文系のためのコンピュータ&ネットワーク入門 松浦春樹/桜井武典

『文系のためのコンピュータ&ネットワーク入門』を読んでいて、10本の指で10までカウントするのも自然だけれど、指を折る折らないで0と1の2進数としての表現も可能という話がありました。指10本をそれぞれ、2の0乗(左手親指)から、2の9乗(右手小指)に見立ててカウントすると 1+2+4+8+16+32+64+128+256+512=1023まで表現ができ、11本目の仮想の指を折るイメージで、再び指を全て開く(0と同じ)形で、1024を表現できます(左右とも親指から小指へと桁上げするとやりやすいです)。

しかし、10進数の場合と違って、こんな呪術みたいなポーズを見ても数をすぐ連想できないだろうなという感想。ただ、繰り返している内に(ほぼ午前中これで遊んでしまいました)、それぞれの指に対応する数字が覚えられるので、その合計として数を表わすという計算の手間を踏むことで使えるかもと。例えば、バスに乗った時、運賃が170円だった場合。170を128+32+8+2=170と分解して、右手中指+右手親指+左手薬指+左手人差指の印で170という数字が記憶でき、夜に家計簿を計算する時にその印を思い出して、正確な使用金額を書くことができる、、、とか。

あと、つま先に重心をおくか、踵に重心をおくか、とか、首をどちらに傾けるかとかで、さらに拡張できそう。検索すると、やはりすでに市民権を得ているやり方だったことが分かります(あくまで指折りまでです)。そもそも「Digital」には『指折り数える』という意味があるそうです。勉強になりました。今はまだ思いつきませんが、新しく2進数でのカウント方法を知ったことで、生活をしているうちにその活用方法に気がつくかもしれません。うーん、何に使うんだろう。

△Link: コンピュータにおける「データ表現」の基礎(第1回) | 日経 xTECH(クロステック)



文系のためのコンピュータ&ネットワークシステム入門

文系のためのコンピュータ&ネットワークシステム入門

ザ・パニック R.ブルナー/S.カー

ゆっくり起床。明日も、少し余裕があるけれど、このセリフも今日までか。しかし、そこに未練はなく。庭に出て、少し掃き掃除。朝刊は来ていたけれど、年賀状はもうなかった。郵便局がお休みなのだろうか。しかし、喪中も出していたので、これぐらいかなと、一人納得。基本的には喪中の出しそびれはなかったようで、良かった。

いつも通りの朝食をとり、『ザ・パニック』(R.ブルナー/S.カー)を読書。1907年に起きた金融パニックについての本。当時のパニックに関しては、P.クルーグマンなどが、今回の金融危機との共通性を指摘しているらしい。後半部分には、1907年のパニックの総括と、今回の類似点について論ぜられている模様。後半部は、熟読せず、明日の楽しみとした。昼食は、おせちとお雑煮。丁度、3日間でおせちを食べ終わった。加えて今日は、ユリネを炊いてもらった。滅多に食べる機会はないけれど、ほくほくした食感がたまらない。食後には、ぜんざい。ずいぶんと食道楽な生活だ。ちょっと贅沢しすぎているかもしれない。今日までだけど。

この3日間ほとんど変わらない生活を送った。ふだんから、あまり変えたがらないけれど、この3日間は特に顕著。3日間とも、ほとんど昼寝をしなかったけれど、気分的には寝正月。でも、寝正月だからといって、本当に寝っぱなしの人はほとんどいないはずだから、これぐらいが丁度、寝正月では。


ザ・パニック

ザ・パニック