フレッシュネス言いたいだけ

泥酔するとすぐに記憶をなくすうちのだんな。

先日ひさしぶりに会社の飲み会があり
夜中に帰宅してリビングの床でスーツ着たまま うつぶせで朝まで寝ていた。

冷蔵庫にはコンビニで買った焼きそばが入っていて
財布には近所のコンビニのレシートがあるので
たぶん後輩に車で送ってもらって
コンビニで降ろしてもらって
焼きそば買って 歩いて帰ってきたんだろう と。

それで会社の後輩にその時のことを聞いてみたところ
「え? ホントに全然覚えてないんですか?」
「うん」
フレッシュネスバーガー連れてけ、ってずっと言ってたことも?」
「え?そんなこと言ったの?」
「信じられない…」
「え?え?」
「どうしてもフレッシュネスバーガー食べたい。フレッシュネスバーガーに連れて行け。 って ずーっと言ってましたよ」
「……。」
「マックでいいじゃないですか、って言ってもいやフレッシュネスバーガーだ、フレッシュネスバーガーじゃないとダメだって言い張るから、フレッシュネスバーガーの何がそんなにいいんですか?って聞いたんですよ」
「うん」
「何て答えたか覚えてます?」
「いや」
「『やさしいレタス』って」



ホント酒やめてほしい。

あと、だんな そんなにフレッシュネスバーガー食べたことないと思う。

かおす

今朝は娘のMRI検査のため
ぼうちゃんの学校→病院の順で送迎。
こども二人を車に乗せて出発。

車中での会話。
私「ハッピーアイスクリーム
娘「なにそれ」
私「は?知らないの?」
娘「うん」
私「同時に同じこと言ったら 『ハッピーアイスクリーム!』って先に言ったほうが勝ちなの。そんで負けたほうがアイスおごるの」
娘「なにそれ変なの」
私「私くらいの世代はみんな知ってるはず」
娘「だいたいハッピーアイスクリームて長過ぎるし。ハピス、とか略しちゃダメなの?」
私「ダメ、絶対!日本語大事に!」
娘「日本語ってw」
私「あ、日本語じゃないか」
娘「外来語でしょ」
私「そこは英語でいいだろw 外来語ってなんだよww」


と二人でゲラゲラ笑ってる横で
ぼうちゃんがずーっとひとりごとを言っていた。


「気をつけないと、さまざまな危険に遭遇することがあります」


何かで覚えた言葉なんだろうけど
夕べからこれをずっと言っている。


いろいろ不安。

柔道いっちょくせん

最近のぼうちゃん。
学校で柔道を習いはじめた。


担任の先生が柔道をやってる方なので
こどもたちの道着もまとめて借りてきてくれたとのことで
道着を着て本格的にやってるとのこと。


初日は正座やあいさつのしかた 受け身の取り方などを
教えていただいたらしい。
そういえば正座なんてさせたことなかった。
できるのかなぁ と連絡帳を読んでから ぼうちゃんを呼びつけ
「正座してみて」といったら

にっこにこで正座。
へーっ!とびっくりしつつ
「ごあいさつは?」というと


「おねがいしまーす!」
と深々おじぎ。


すごいなぁ たった一回の授業でこんなふうに身に付くように
なったんだなぁ 日々成長してるなぁ と感慨深い。


先日 二回目の柔道の授業。
寝技を教えていただいたとのこと。
先生が仰向けに横たわってるところを上から押さえ込んで10秒数えて…
みたいなことを指示され
ほかのお友達が順番に前へ出て先生と一対一でやらされている様子を
じっと見ていたぼうちゃん。
じゃあ 次どうぞ、と促され
右腕を広げて仰向けで横たわっている先生の横に
腕まくらしてもらうみたいなかんじで そっと添い寝していたとのこと。
先生たちの総ツッコミにあったらしい。


楽しそうだ。

しんねん

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。



まだやめてなかったんかい、ってくらい放置してましたが
どうしようかなと思いつつ、こうしてなにかの節目には
気持ちを新たに日記を綴りたくなるもので。
ツイッターなどと違って、こちらに日記を書くときは
ついつい構えてしまいがちだったのだけど
もうちょっとゆるく適当な感じで更新していけたら
いいかなぁ、と思ったり思わなかったりしています。


そんなわけで。


今日は娘の久しぶりの診察日でした。
ずっと経過順調できているのだけど
10月くらいに一度、学校でストレスを強く感じたときに
虚血発作的な症状がすこーしだけあった、ということ
持久走大会の練習のときに過呼吸になりかけたこと
などなど、主治医の先生に報告したところ
体育禁止とまではしないけど、競争みたいなものは
参加するな、と。
そして春休みに予定していたMRI
来月初めに早めよう、と言われ。
正直「たいした事じゃないけど一応先生に話しておこうか」
みたいなノリで話したんだけど、こんなふうに言われると
あらためて病気の重さを感じるというか。
ちょっとだけしょぼぼん、となって帰ってきました。
しょぼぼん。


そうはいっても、それ以外は全く普通に
いやむしろ普通より健康なくらいに
元気に毎日を過ごしているのでだいじょうぶなんだけど。
ついつい病気のことを忘れてしまう、だめな自分への戒めに
ひさびさに更新してみました。


こんなふざけた書き初めを書く程度には元気です。


今 思うこと

3月11日 午後2時46分。

あの日の、あの時間。
私は、卒業式のため早帰りだった娘を家に残し、1人でスーパーで買い物をしていた。
お惣菜のメンチカツをじーっと見ているときに、いきなり視界がゆさゆさと揺れて、
隣りにいた見知らぬ人と「揺れてる!?」って言い合って、2人で安全そうな場所(寿司コーナー)に移動した。
けれど揺れはいっこうにおさまらず、周りのおばちゃんたちはみんな慌てて店の外に駆け出して行った。
店の陳列棚からは商品がどんどん落ちて、酒瓶などもガッチャンガッチャン落ちて割れて、それを見て「えぇ〜…」と言いながら呆然と立ち尽くしていた。寿司コーナーで。
娘は家でパソコンをしていて、ダイニングテーブルの下に潜ったらしい。
とても落ち着いていた。
ぼうちゃんはまだ学校で、先生たちとみんなで外に避難したらしい。こちらも落ち着いていたとのこと。

私の住んでる地域は震度5強だった。
新潟に住んでいたときに経験した中越地震ですら、私の住んでいたところは震度5弱だったので、今まで体験した中で最大級の地震であった。



あの地震から三週間。


本当に無知で、ニュースなどろくに観ることなく、のほほんと暮らしてきた41年とちょっと。
こんなにこの国のことについて考えさせられたのは初めて。
見たくないものは見ないようにしてずっと生きてきたけれど、今は目をかっと見開いて見ていようと思う。
いろんな人がいろんなことを言っていて
何が本当なのかさっぱりわからなくなるけど、それでも耳は塞がずにいようと思う。

目を見開いて、耳をすませて、足を踏ん張って、しっかりと自分の頭で考えようと思う。



以前「あと3日で地球が滅亡するとしたら何がしたい?」って聞かれたことがある。
私は「家族といっしょに過ごす」と答えた。
他には何も思いつかなかった。
今でも同じ気持ち。
家族といっしょにいられる。それだけでもうじゅうぶんだ。
楽しく笑いあえる時間が与えられているうちは、存分に堪能させてもらう。

私にできることは、悲しいけどそれだけだ。

どうぶつえん

お風呂にて。
湯船につかっているぼうちゃんが、おもむろに
「どうふつえん」と言う。
黙っていると 、もう一度「どうふつえん」と言うので
「どうぶつえん、ね」と訂正する。
「どう、ぶ、つ、えん」
「そうそう」
「どう、ぶ!つ、えん」
「そうだね。どうぶつえんには何がいるかな?」
しばし 静まる。
「…ぞお!」
「そうだねー」
「きりん」
「うん」
「しまんま!」
「ほお! それから?」
「…」

出尽くした様子。

「じゃあ、あれは? か、か…?」
「か!」
「いや、そうじゃなくてほら、か…?」
「?」
「ば…?」
「ば!!」
「いや、ほら…かば…」
「カバ!!」
「そうだねー」
「サイ!!!」
「おお!」
「ワニ!!!」
「すごーい!」

だんだん自信たっぷりに声もデカくなっていくぼうちゃん。

「じゃあさ、ぼうちゃんは何が一番好き?」
「ねこ」



えー。




就寝前に漫画「ひまわりっ」を読むのがブーム

目に見えないもの

先週は娘の学年行事と息子の個別面談があった。


娘は来年度(中2)になると職場体験学習がある。
その事前学習の発表会であった。
それぞれ事業所の希望を出して先生が割り振るのだが、
娘は近所の楽器屋さんに行くことになった。
大きい事業所なんかは5〜6人とか行くのに、娘のところは1人。
1人で調べて模造紙にまとめて1人で発表ということで、かわいそうではあったがが、堂々と、男らしく発表していたのでよかった。


息子の個別面談。
この一年は本当にいろいろなことができるようになってびっくりの連続だった。

ことばの習得はかなり進んだように思う。

最近は数の学習に力をいれているとのことだが、数を数えることはできても、数の概念みたいなものがまったくわかっていないので、先生も苦戦しているらしい。

ことばでも数でもそうなんだけど、視覚優位の自閉症児なので、目に見えないものについての理解が非常にむずかしい。

ことば自体を覚えてはいるけど本当の意味を理解しているかどうか…というような話をした。
例えばキツい運動を泣きながらやったあとでも「楽しかった♪」って言ったり
嫌いな食べ物をがんばって噛まずに飲み込んで、やっとの思いで食べきったあとで「おいしかった♪」って言ったりw

面白いからいいや、と思っていたけど
本当の気持ちが言えるように、もっとサポートしなくちゃだよなぁ、と考えさせられたことであった。


「だいすき」の意味もはたしてわかっているのかどうか。